ハイスクールD×D~時空の神龍《クロノスドラゴン》~ 作:ダークネスムーン
志遠が登校している途中に声をかけられた。
「志遠。聞いてくれよ!」
「どうした?空から女でも降ってきたか?」
「いやラピュタじゃねーよ」
イッセーであったが志遠が適当に言うとイッセーはツッコミをいれてきた。イッセーの隣には妙な気配がしら少女がいた。
「実は俺・・・この子と付き合うことになったんだ」
「そうか・・・1日何万だ?」
素でイッセーに聞いた。心配するかのようにイッセーに言った。イッセーは慌てて否定した。
「いやレンタル彼女とかじゃないからな」
「大丈夫だ。そんなのに頼らなくたって・・・えーと後何十年後かに婚カツ出来るって」
「どういう意味だ!?」
慰めるように言った言葉がイッセーを傷つけていた。それを見て志遠は
「本当にこいつの彼女か?」
「はい。天野夕麻です。貴方は川崎さんですよね。いけすかないイケメンっと聞いています」
イッセーが夕麻に志遠についてどう語ているか聞くとイッセーの頭を掴んで笑顔で言った。
「イッセー・・・後で少し時間いいか?」
「あ、いや、それは
イッセーの顔色が真っ青になるが夕麻の次の言葉で
「でもいい人だと聞いています」
「今回は許してやる」
志遠は手を離して言うとほっと撫で下ろしたようすだった。
「俺達先いくから」
後ろ姿を見送ると
「下級から中級堕天使か」
呟いていた。
川崎志遠に親はいない。一応義父と義姉はいる。義姉と義父の間に血の繋がりどころか種族が違う。義姉と志遠は悪魔と人間のハーフで義父はというと
「志遠。お前さん大丈夫か?酒でも飲め」
「いや、義理とはいえ未成年の息子にキャバクラに連れて来るか?阿呆総統」
彼の義父は【
「別にいいじゃねぇか。俺の奢りだ」
「ここでお前の奢りじゃなかったら禁手を使ってたわ」
アザゼルに突っ込みを入れて志遠はため息をついた。アザゼルは酒を飲みながら聞いてきた。
「どうだよ。魔王様の妹君達は?」
「学校に通わせたいのは分かるが何でわざわざ魔王の妹がいる所なんだよ・・・」
「あー、いや、それは俺の手配ミスだ」
頭をかきながら言うアザゼルに
周りにいるキャバ嬢達には暗示にかけているため問題はなかった。
「ぶっとばしていいよな・・・まぁ楽しいよ」
「で、セラフォルーの妹といい感じか?」
「何故生徒会長が出てくる?」
実際楽しんでいるのは確かだった。四大魔王の一人セラフォルー・レヴィアタンの妹と言えば支取蒼那と名乗って通っている元七十二柱の一柱シトリー家次期当主ソーナ・シトリーの事だろう。
「話題に出すやつなかで楽しそうに語るからよ」
「赤龍帝だっているだろう?覚醒前だが」
「あれは悪友って感じだろ?」
赤龍帝とはかつて起きた悪魔、堕天使、天使の三つ巴の戦争に割り込んで引っ掻き回した後に三大勢力が協力して神器に封印した二天龍の一角
「実際そうだがな・・・お前とは相性良さそうだな」
「そうか?だったら」
「やめとけ。グレモリーは眷属思いだろ?余計な火種を起こしたら・・・楽しそうだな」
志遠が考えると少し笑っていた。彼は平和に今染まっているが本来は戦闘狂で戦いの中での痛みや危険すら楽しく感じてしまう。アザゼルは慌てたように言う。
「おいおいやめてくれよ?コカビエルの奴を押さえ込むだけで精一杯なんだからよ」
「戦争マニアか?俺は別に高みへ行ければいいよ」
冗談だというかのようにアザゼルに返すと立ち上がり立ち去ろうとすると
「あ、それと下級堕天使が何人か駒王町に来ているがお前の指示か?」
「いや。知らん。もし問題を起こすようなら対応は任せる」
「分かった。ならせいぜい利用させてもらう」
ニヤリと悪巧みをしたように笑うとアザゼルが言った。
「まさかお前・・・赤龍帝を悪魔に転生させる気か?」
「ほっといてもなるだろうが・・・死なれたら困るからな」
ここで死なれたら赤龍帝とも戦えずそれに悪友とはいえ友人はあまり失いたくないからである
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