ハイスクールD×D~時空の神龍《クロノスドラゴン》~ 作:ダークネスムーン
イッセーが悪魔になって数日間で問題が起きていた。悪魔になった翌日に堕天使に襲われ、次の日に違う堕天使に襲われ神器が発現し、また次の日の朝にシスターと出会い教会まで行ってしまう。一回目、二回目はたまたまだったが三回目の方は不注意であった。
「ははは。全く面白い奴だ。普通は悪魔になったら教会にはいかないと思うのだがな・・・それにしても引き寄せるな。これも赤龍帝を宿した宿命か。今夜も何かあるかな?」
夜に何かがある予感がした。その予感は的中することになる。
因みに何故そこまで知っているかというとイッセーに盗聴器と監視魔法をかけているからだ。
その日の放課後帰りの支度をし廊下を歩いていると突然声がかけられた。
「ちょっと時間いいかしら川崎志遠君」
「俺?」
急にリアス・グレモリーに呼び止められた。周りは大騒ぎになった。
「リアスお姉様が川崎君を呼び止めたわよ!」
「二人一緒にいるところに始めてみたわ。まさかリアスお姉様」
「川崎・・・やはりイケメン死するべし」
二人とも美形で美男美女なので一緒にいると絵になっていた。周りの言葉を無視してリアスに聞いた。
「初めてですよね」
「ええそうよ。初めまして三年のリアス・グレモリーよ。よろしくお願いするわ。貴方が川崎志遠君で間違いないわよね?」
「そうですね。二年の川崎志遠です。よろしくお願いします・・・なにかようですか?」
確認するように志遠が言うとリアスは頷いて答えた。軽く互いに自己紹介をした。
「特にようってわけじゃないのだけどソーナのお気に入りの子がいるって聞いたから気になっただけよ」
「会長ですか・・・確かグレモリー先輩と会長は親友でしたよね?」
「ええそうよ。昔からの親友でライバルってところかしら」
ソーナが気に入っているというか好意を抱いている彼に興味が湧いたわけだがそこを伝えるのはあくまでもソーナであるためリアスはあえて言わなかった。
「・・・会長のクッキー食べた事あります?」
「・・・はぁ。ソーナったら出したのね。あるわよ。他の料理は美味しいのに何故かお菓子だけは壊滅的・・・問題は本人に自覚がないところよ」
志遠の質問を聞きリアスはため息をつき頭を手で押さえながら言うと頷き志遠は答えた。
「はい。自覚無さそうですね。何とか食べきりましたけど。流石に本人に言えなくて」
「言わないほうがいいのかしらね・・・時間を取ってごめんなさいね。私は部活があるからいくわ」
「気にしないでください」
リアスが部活があるため別れようとお礼を行って立ち去った。志遠は気にしないように言った。
リアスは独り言を言ったが志遠は聞いていない。
「他の子とはどこか違うのよね」
その日の夜にイッセーが悪魔の契約の為にとある一軒家に行きフリード・ゼルゼンと交戦し、リアスとその眷属の助力もありフリードを気絶させて一旦引くことにしたがそこにはイッセーが今朝出会ったシスター。アーシア・アルジェントがいた。
「そろそろ
今志遠の正体をばらしてもいいがそれだと動きづらくなる。
「これが原因で戦争にはならんが・・・問題は少しあるな」
もし始末をリアスかソーナにされる前に何らかの手を打たないと
志遠はもう少し様子を見てから行動に起こすことにした。
志遠の予想通りレイナーレ達はアーシアから
「今夜だな」
志遠は服装を変え、仮面をかぶり準備をした。
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