ハイスクールD×D~時空の神龍《クロノスドラゴン》~ 作:ダークネスムーン
志遠はオーフィスと出会って数日たった。オーフィスは勧誘に来たのだった。
志遠の答えは―――――――――――――――――――
あれ以降たまに家に来ている。オーフィスは味に関しても無関心であったため適当にお菓子を食べさせた所気に入ったらしく食べに来る。志遠は自覚はないが料理が上手く、お菓子ならプロ級までの腕を持つ。
「こんなもんか?」
志遠はアイスケーキを作っていた魔法等も使用している為早く出来る。アイスケーキの味をショコラ風に作ってみた。作り終えたケーキを亜空間に保存した。ケーキを作り終えた志遠は悩むように
「さてとどうしようかな?特に予定もないが・・・出掛けて見るか」
特に予定がなかったので出掛けることにした。
志遠は有名な高級アイスを買った。因みにこれはオーフィスがいつ来てもいいように買ったのであった。この辺りじゃ有名らしくならんで買った。買った後少し歩いていると誰かにぶつかった。
「あ、すまん」
「・・・アイス・・・いえ別に」
ぶつかった相手は駒王学園高等部一年の塔城小猫。マスコットとか呼ばれている。志遠が直ぐに謝ると小猫は落ち込んでいたので仕方ないと思いながら小猫に
「・・・不注意だったなすまん。代わりにこれをやるから元気だせ」
「!?・・・こ、これいいんですか?」
小猫は驚いていた。高級アイスでも1日数量限定のアイスであるため早めにいかないと買えないものだった。
「いいよ。俺もぶつかっちゃったし」
「・・・それは私も不注意でした」
小猫も不注意であったため遠慮しようとしたが志遠は笑顔で言った。
「なら今度ケーキバイキングでも付き合ってくれよ・・・それにお前が一年じゃ有名な塔城小猫だろ?俺は二年の川崎志遠。だから後輩が遠慮するなよ」
「・・・分かりました。あと川崎先輩も有名ですよ」
「そうかね?」
「そうですよ」
互いに笑っていた。小猫は志遠に言った。
「ついてきてください」
近くに合った屋根やテーブルがおいてあるベンチまで来ると小猫は座ると志遠も座った。
数量限定のアイスが2つ入っていたので小猫は一つ志遠に渡すと
「・・・一緒に食べましょう」
「ははは、断れなさそうだな」
志遠は小猫が断っても無駄な雰囲気をだしていたため諦めて小猫と一緒にアイスを食べることにした。
幸せそうに食べる小猫を見て志遠は聞いた。
「塔城はお菓子とかスイーツとか好きなのか?」
「はい好きです」
「なら、今度作ってきてやるよ。結構得意だぜ?」
小猫は志遠の質問を即答した。小猫としては珍しい。口数が少ない小猫がすぐに答える事は珍しい。
「・・・いいんですか?」
「ああいいよ。結構気分転換にもなるしな」
「よろしくお願いいたします」
小猫が遠慮がちに聞くと志遠は何でもないように言った。小猫はお願いした。二人は食べ終わると小猫が
「ご馳走さまでした。川崎先輩も結構お菓子とか好きなんですか?」
「好きだぜ。意外か?」
「・・・はい」
志遠がお菓子好きであることは小猫にとっては意外だったらしい。それを聞いて志遠は笑っていた。
「ははは。別に気にしなくていいぞ。さてと俺はもうそろそろ帰るか。じゃあな塔城」
「さよなら川崎先輩」
こうして二人は別れて帰った。
志遠が家に帰ると中に何故かオーフィスがいた。オーフィスはこちらを見ると
「我、今日のお菓子貰いに来た」
「あ、うん。分かった」
オーフィスが何故入ってるかは聞かないことにした。昨日も何故か入っていたからである。
「今日はアイスケーキだ」
オーフィスにアイスケーキをだすと黙々と食べ始めていた。
「冷たく、美味しい」
いつもは無表情だが今は若干嬉しそうにしていた。しばらくするとアイスケーキを食べ終わっていた。
「シオン、美味しかった。また明日来る」
「分かったよ」
オーフィスは食べ終わると志遠に感想を言って再び消えた。志遠はため息混じりに答えていた。
「というか今日は幼女にしか合っていないな」
幼女体型の二人としか会っていない事に気がついたのだが小猫が聞いたら殴るだろう。
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