では2-2ジャパリパークシステム始まります。
「いやーすみませんね最近は物騒で、しかもみんな忙しくて引き受ける人が居なかったんですよ。」
機材を積んだリアカーをひきながらマレーバクが言った。
「まあ私とアンタの仲だもん。引き受けるに決まってるじゃない。」
「そういえばカラカルとマレーバクって、どうやって出会ったの?」
疑問に思ったサーバルが聞いた。
「マレーバクは昔、私と同じ仕事をしていたのよ。」
「それはまあ色々あったんですよ。」
「へぇ、そうなんだ。」
そうして話ながら歩いていると遠くに人工物が見えてきた。
「やっと見えてきたわね。」
「ラッキーさんがいっぱい居るね。」
「あそこはラッキービーストの巣と言うべき存在ですからね。」
「ラッキーさんにも縄張りがあるんだねー。」
するとキュルルが看板を見つけた。
「この先アヅア園管理事務所500m……?」
「ええ、あの建物はかつてヒトがいた頃使われていた建物なんです。」
「キュルルが目覚めた場所と同じような遺物のひとつよ。」
「ヒトはどこに行ったしまったんですか?」
キュルルが歩みを止めて質問を投げかけた。
「ヒトは一説によると空へ逃げたと言われています。」
「空へ?」
「まあ唯のおとぎ話に過ぎないから、この世界のどこかには居るはずよ。」
「そうですか………。」
━━━━━━━━━━
「うわぁー、手痛くやられていますね。」
「ラッキービーストが修理しているとはいえ、一週間もかかってこの状況とは……。」
「とりあえず私は持ってきた物を資材置場に置いてきますので、皆さんはここで待っていてください。」
「分かったわ。」
施設の状況は酷かった。
瓦礫だらけで機械もほとんど壊されていた。
「ラッキービーストが何体も瓦礫の下敷きになっている?」
「それにしても次から次に壊されたみたいだね。」
「確かに壊された形跡が新し過ぎるわね。」
「サンドスターまで漏れだしていますね。」
その光景をみてカラカルは訝しんだ。
「ともかくマレーバクが帰ってきたらすぐに帰りましょう。」
「うん、その方がいいかもねカラカル。」
「それにビーストがやったには不自然よね。」
「なんだか壊されただけじゃなくて、この場所自体が色あせた感じがしますね。」
「ええ、まるで輝きが失われたみたいね。」
するとマレーバクが戻ってきた。
「すいません、お待たせしてしまって。」
「いいのよ、すぐに帰りましょうか。」
「どうかしたんですか?」
「いえ、ただすこし様子がおかしいから用心しなさいと言っておくわ。」
一行は管理事務所を素早く立ち去りアヅア館への帰路を急いだ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
あとから書き始めたssのほうがのびてびっくりしています。