けものフレンズ√2   作:祇圍 ケント

12 / 12
遅れてしまい申し訳ありません。

では2-2ジャパリパークシステム始まります。


2-2 ジャパリパークシステム

「いやーすみませんね最近は物騒で、しかもみんな忙しくて引き受ける人が居なかったんですよ。」

 

 

機材を積んだリアカーをひきながらマレーバクが言った。

 

 

「まあ私とアンタの仲だもん。引き受けるに決まってるじゃない。」

 

「そういえばカラカルとマレーバクって、どうやって出会ったの?」

 

 

疑問に思ったサーバルが聞いた。

 

 

「マレーバクは昔、私と同じ仕事をしていたのよ。」

 

「それはまあ色々あったんですよ。」

 

「へぇ、そうなんだ。」

 

 

そうして話ながら歩いていると遠くに人工物が見えてきた。

 

 

「やっと見えてきたわね。」

 

「ラッキーさんがいっぱい居るね。」

 

「あそこはラッキービーストの巣と言うべき存在ですからね。」

 

「ラッキーさんにも縄張りがあるんだねー。」

 

 

するとキュルルが看板を見つけた。

 

 

「この先アヅア園管理事務所500m……?」

 

「ええ、あの建物はかつてヒトがいた頃使われていた建物なんです。」

 

「キュルルが目覚めた場所と同じような遺物のひとつよ。」

 

「ヒトはどこに行ったしまったんですか?」

 

 

キュルルが歩みを止めて質問を投げかけた。

 

 

「ヒトは一説によると空へ逃げたと言われています。」

 

「空へ?」

 

「まあ唯のおとぎ話に過ぎないから、この世界のどこかには居るはずよ。」

 

「そうですか………。」

 

 

━━━━━━━━━━

 

 

「うわぁー、手痛くやられていますね。」

 

「ラッキービーストが修理しているとはいえ、一週間もかかってこの状況とは……。」

 

「とりあえず私は持ってきた物を資材置場に置いてきますので、皆さんはここで待っていてください。」

 

「分かったわ。」

 

 

施設の状況は酷かった。

瓦礫だらけで機械もほとんど壊されていた。

 

 

「ラッキービーストが何体も瓦礫の下敷きになっている?」

 

「それにしても次から次に壊されたみたいだね。」

 

「確かに壊された形跡が新し過ぎるわね。」

 

「サンドスターまで漏れだしていますね。」

 

 

その光景をみてカラカルは訝しんだ。

 

 

「ともかくマレーバクが帰ってきたらすぐに帰りましょう。」

 

「うん、その方がいいかもねカラカル。」

 

「それにビーストがやったには不自然よね。」

 

「なんだか壊されただけじゃなくて、この場所自体が色あせた感じがしますね。」

 

「ええ、まるで輝きが失われたみたいね。」

 

 

するとマレーバクが戻ってきた。

 

 

「すいません、お待たせしてしまって。」

 

「いいのよ、すぐに帰りましょうか。」

 

「どうかしたんですか?」

 

「いえ、ただすこし様子がおかしいから用心しなさいと言っておくわ。」

 

 

一行は管理事務所を素早く立ち去りアヅア館への帰路を急いだ。




最後まで読んで頂きありがとうございます。

あとから書き始めたssのほうがのびてびっくりしています。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。