蛇王龍、海賊になる。   作:初音MkIII

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数が半端ないので分けます。
作者の備忘録も兼ねて……。
最高幹部編と比べてモンスターの紹介は簡単にします。でないと私が死ぬ。
少し修正しました。


蛇王海賊団紹介 モンスターズ編①

 

〈総隊長〉

 

“骸龍”ガロア 32歳

詳細は最高幹部編を参照。

 

 

 

〈副隊長〉

 

“老山龍”シャンロン 76歳

能力:ラオシャンロン

モンハンでの初登場作品:初代

古龍種

人型時の外見:色黒で赤黒い髪をオールバックにしている老人。ちょっとチャイナっぽい服を好んで着る。

懸賞金:6億ベリー

 

 本編登場済み。

 海賊王ゴール・D・ロジャーや“金獅子”のシキらが海を荒らし回っていた時代から、クックらと共に世界中を旅していた。

 比較的性格は温厚だが、同じく蛇王海賊団に所属するガオレンとは昔から犬猿の仲。麦わらの一味で言うゾロとサンジぐらいには仲が悪い。

 人に恐れられる事を嫌い、無人島で仲間と暮らしていたところにマデュラが現れ、孫のように可愛がっているうちに仲間にされた。本人は「まあかわいいからいいや」と思っているらしい。

 実は先代モンスターズ総隊長。任期は短かったが。

 

 能力であるラオシャンロンは、ミラボレアスと共に初代から登場するモンハンの名物モンスター。

 歩いているだけで災害をもたらすほどの巨体が特徴的だが、後々に自身を遥かに超える巨大なモンスターが続々と登場したため、現在ではそれほどインパクトは無いかもしれない。

 尚、ラオシャンロンは覚醒したミラボレアスから逃げているという噂があり、モンハン世界の砦を破壊してでも横断しようとするのもそのせいだとか。

 

 

 

〈特別顧問〉

 

“大怪鳥”クック/“黒狼鳥”ガルルガ 75歳

能力:イャンクック

モンハンでの初登場作品:

 イャンクック=初代

 イャンガルルガ=モンハンポータブル(初代P)

両方とも鳥竜種

人型時の外見:常時人獣型(たまに獣型)なので不明。なお、獣といいつつ見た目は完全に鳥である。

懸賞金:クック=8000万 ガルルガ=15億

 

 本編登場済み。

 今でこそ穏やかだが、大昔は手のつけられない暴れん坊として世界中を破壊しまわっていた問題児だった。

 海賊王ゴール・D・ロジャーや“金獅子”のシキといった大海賊、及び海軍のセンゴク元帥や英雄ガープ中将と言った錚々たるメンツとも戦った事があり、いずれも決着はつかなかった。

 当時は常にガルルガ形態だったため、懸賞金も“黒狼鳥”としてかけられている。今はクック形態がメインなので、ガープやセンゴク以外には正体はそうそうバレない。

 

 シャンロンたちと隠居していた無人島にふらっと現れたマデュラを孫のように可愛がり、マデュラからも気に入られ、かつては不吉の象徴として人々に恐れられた人獣型、および獣型を「可愛いから好き」とマデュラに褒められた事に感激し、生涯現役を誓い、命ある限りマデュラを守り抜くと決めている。実はモンスターズでも随一のマデュラバカ。

 尚、クック本人よりマデュラの方が遥かに強い。

 また、マデュラの事を「ちゃん」付けで呼ぶ事を許されているのは、海賊団の中でも(きっと)クックだけである。他の者が呼ぼうとすると、激怒して黒狼鳥と化したガルルガにめっちゃつっつかれて殺されるだろう。一部例外もいるかもしれないが。

 

 能力であるイャンクックは、初代から度々出演しているモンハンの名物キャラ。イャンガルルガもまた、初代ポータブルから出演している古株である。

 イャンクックの方はその愛らしい姿からマスコットとして親しまれており、同時にモンハンでの狩りの基本を教えてくれる“先生”として敬われている。

 

 ガルルガの方は、魔物である。

 特に、尋常ではない強化が施された「100レベル狂竜化イャンガルルガ」が登場する4では、古龍勢を押しのけて作中最強モンスターとして名高い。

 しかし、世界観的には狩りが下手なようで、イャンクックに襲いかかるイャンガルルガが、結局イャンクックに逃げられてしまう姿も見られるとか。

 

 

 

〈モンスターズ特攻隊長〉

 

“砦蟹”ガオレン 76歳

能力:シェンガオレン

モンハンでの初登場作品:2

甲殻種

人型時の外見:いかにも仙人といった感じの老人。若干ドン・チンジャオ似。ただ目はばっちり開いている。

シャンロン同様、チャイナっぽい服が好み。若い頃は今にもライディングデュエルしそうなヘアースタイルだったそうな。

懸賞金:6億ベリー

 

 本編登場済み。

 若い頃はカクのような喋り方で、一人称もワシだったのだが、いつの間にかワガハイに変わっていた。シャンロン曰くエセ紳士。

 歳の割にお調子者だが、キレて変身すると酸をばら撒きまくるので実の所蛇王海賊団のジジィ組の中で一番厄介。人間がこの酸をまともに浴びると溶けてしまい、痛みにのたうち回りながらショック死する。

 

 能力であるシェンガオレンは、ラオシャンロンに匹敵する程の巨体ながら戦う機会が少なく、非常に影が薄い。また、その巨大さから古龍種かと思いきや、普通に甲殻種。要は紛うことなき カ ニ という事。

 ラオシャンロンの頭骨をヤド代わりに背負っており、モンハン世界でもラオシャンロンと因縁がある。まあ、直接戦って頭骨を奪ったわけではないだろうが。

 

 

 

〈モンスターズ参謀長兼蛇王海賊団考古学班隊長〉

 

“峯山龍”ジエン 73歳

能力:ジエン・モーラン

モンハンでの初登場作品:3

古龍種

人型時の外見:頭のてっぺんがハゲたザビエルヘアーのごつくてデカい老人。大体七武海のくまと同じぐらいの身長。

懸賞金:5億8000万ベリー

 

 本編登場済み。

 出生地は不明だが、若い頃にオハラへと辿り着き、そこで考古学の権威であるクローバー博士に師事し、ポーネグリフの解読が可能な程の能力を身につけた。

 しかしポーネグリフの秘密を解き明かす事は重罪であるため、考古学者である事を隠して各地を旅する。やがてクックたちと出会い、彼らと共に世界中のポーネグリフを解読して回った。

 実は全ての古代兵器のありかを知っているが、マデュラが聞いてこない限りは明かさないつもりである。

 理屈が通じないガープの事が苦手で、逆に話は通じるセンゴクに対しては割と友好的。無論、戦いとなれば手は抜かないが。

 

 能力であるジエン・モーランは、ラオシャンロンをも優に超える馬鹿でかさで当時のハンターたちを仰天させた。

 その巨大さに反して運動能力は高く、クエストにおいてハンターたちが乗る撃龍船を体ごと飛び越える事すらできる。ゲーム的にもラオシャンロンなどで問題視された作業感がかなり薄くなっており、戦っていて楽しい。

 ちなみに、サイズは公式で11161.9cm。

 ダラ・アマデュラやラヴィエンテと比べると小さいが、相手が悪すぎるので仕方がない。そもそもジエンの時点で並のモンスターが可愛く思える程の巨体である。




あれ、結局長くなったな……。
モンハンのモンスターには思い入れがあるのでどうしても書いてるうちに乗ってきちゃうね。

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