とある派遣社員の教師生活〜IS学園教員議事録〜 作:臥炎 狂四郎
「ねぇねぇ、聞いた?うちのクラスに2人転校生が来るんだって!」
「ほんと!?一夏君みたいにイケメンだといいなぁ……」
いや…… 一夏そこまでイケメンやないやろ……
「ほんとそれね!」
たく……高々転校生2人になんでそんなテンション高ぇんだよ……
「おらおら、お前ら席に着けぇ〜今からお待ちかねの転校生紹介すんぞ〜」
「ねぇ先生!」
「なんだ青髪ロン毛」
「その転校生ってどんな子なんですか?」
「俺がそんなの知るかよ……まぁ、ドイツとフランスからきたっては知ってるけどよ……」
「えぇー!なんて知らないんですか!?使えない人ですね……」
「おい、青髪ロン毛……お前1週間課題3倍な」
「なあぁあああああああぁああああああああああああああああああああぁぁぁ!!!」
「やかましい、黙れ。ほら、入ってきていいぞー」
俺は廊下の外で待ってるであろう2人の転校生を教室に呼び入れた。
「失礼します」
1番最初に入ってきたのは金髪の少女だった。
あれ……?こいつどっかで見た気がすんだよな……
まぁ、いいか……
続いて2人目……
「……失礼する」
次に入ってきたのは銀髪の眼帯少女だった。
ん?こいつもどっかで……
「まぁ、いいか。んじゃ、自己紹介してくれ……」
「はい、僕はシャルル・デュノアです。世界で1人の男性操縦者がいるという事で来ました。これから、お願いします」
は?今こいつ何つった!?俺の聞き間違いじゃねぇよな!?
まぁ……いいや。後で詳しく聞くか……。
「おら、次の奴早く自己紹介し……ろ!?ってまァ!?」
まさかまさか、次のヤツまで知ってる奴だとは……
「おい、なんでここに被検体No.39がいるんだ?」
「なぁあぁあああああああぁああああああああああああああああああああぁぁぁ!?!?!?!?」
嘘だろコイツ!俺の事バラしやがった!
「と、取り敢えずお前ら2人今すぐ俺の部屋に来い!マジで洒落にならんから!」
俺は、転校生2人の腕をとって自室へと引きずって行った
移動中、周りのめせんが痛かったが今はそんなこと言ってられない!
〜1238号室 翔馬の部屋〜
2人を自室まで引きずってきた俺は、早速疑問をぶつけることにした。
「よし……取り敢えず……シャル……お前からだ……」
「うん……」
「言いたいことはチョモランマ並にあるけど……今は1つだけ聞かせてくれ。なんで……男装してんの?」
「え?え、えっと……似合って……ない……かな?」
そう言ってシャルは上目遣いで俺の顔を見る。いや、ダメとかじゃねぇけど……つか、もはや理由も予想ついてるけど……
「いや、ダメとかじゃねぇよ?つか、めっさ似合っとるよ?けどね……はぁ……まぁ、いいわ。んじゃ、ラウラ。次はあんただ。」
俺は、ラウラに話を振る。此奴ァ……いいたかねぇけど……俺の悪友みてぇなもんだ……
「なんだ?被検体No.39」
「だから、その呼び方やめろォオオオォオォォォォおおおぉおおぉおおおお!!」
「じゃぁ、なんと呼べばいいのだ!」
「うぐっ……翔馬……今の名前は悠生翔馬だ……」
「そうか、ならば翔馬。貴様は何故ここにいる。」
「いやだから、それは俺のセリフだっつーの!」
「うるさい、答えろさもなくば尋問してでも聞き出すぞ?」
いや、マジで洒落にならねぇ!現役軍人の尋問って絶対やべぇやつやんか!
「詳しいこたァ冬ちゃんに聞けや。あいつが無理やり連れてきたんやから……」
「そうか……なら私も理由を聞い語ろう。織斑教官がここにいると聞いてな。遥々来たのだ。」
「いや、理由はそれだけじゃねぇだろがクソッタレ。」
「は?何を言っている。それ以外の理由があるものか!」
「へっ!どうかよ。大方、一夏のせいで冬ちゃんが大会2連覇できなかったことに関して逆恨みしてきたんだろが。」
「なっ!お前までもあいつの肩を持つというのか!?」
図星かよ……まぁ、いいや。ハナからそんなことはわかりきっていた。
「いいか?冬ちゃんが二連覇出来なかったのは一夏のせいじゃねえ。正確には俺のせいだ」
「な、なんだと!貴様が悪いのか!?」
「ああ、そうだよ...俺があそこで下手打ってなけりゃあいつは二連覇できたんだよ。だから一夏を恨んだって仕方ねえだろが」
「ぐぅ……たしかにそうだな……しかし、貴様は生かしておけん。よっていずれ決着をつける。それまでせいぜい首を洗って待っているんだな」
「ああ、楽しみにしてるよ」
取敢えず、ラウラとの話はこれでいいな……さて、お次は……
「シャル、お前の番だ」
「うん、僕の事がしりたいの?いいよ、何でも聞いてほしいな」
「いや、それはお前のセリフじゃねえだろ...まあ、いいや。そんで、なんでここに来た?」
「うん、それはね……?かくかくしかじかで……」
「ほーん、まるまる太った豚って事か……」
「お前らは何言ってんだ……」
いやね?最早予想はついてるわけよ?どうせ大方お袋の差し金でイッチーの白式データでも盗みに来たんやろ?そのついでに俺の流刃若火のデータも手に入りゃ万々歳とか思ってんだろ?知らんけど(天下無双)
「しゃーねぇな……俺の流刃若火やっからこれでもあのババァに送っとけや」
俺は手元にある日本刀をシャルに手渡す。これだけでもありゃ十分だろうよ。
「え!?いや……でもいいの?」
「おう、別に問題ねぇよ。それ1つだけじゃねぇからな。俺のISはよ。」
「え?それってどういう……?」
シャルが不思議そうな顔で俺を見てくる。
「そのうち分かるぜ。その身を持ってして……な」
俺は取り敢えず調弄す。今はまだ知られるわけにゃいかねぇんだよ
「まぁ、んなわけだ。あとはこっちで根回ししといてやっからよ。シャルはとりま女だって事バレねぇように生活してくれや。頼むぜ?」
「うん、わかったよ。」
「ほんとにわかったんだか。まぁ、いいや。あと、ラウラ!」
「なんだ翔馬。」
「とりま、近々一夏のバカと飯食いに行く予定やからお前も来いや。そんとき決着つけろ。」
「あ、あぁ……わかった。」
「よし、んじゃ解散。お前らは教室に戻れ……ついでに自習ってみんなに伝えといてくれや。」
「え?ちょっと翔馬?」
「お前はどうするんだ?」
「俺はやることがある。それが終わってから行くさ。」
「わかったよ。それじゃあね。」
「わかった、それじゃまたな。」
バタン
たく、やっと出ていきやがったか……さて、それじゃシャルの親父に連絡入れとかねぇと……
「おい、親父……久しぶりだな」
「おぉ、翔馬じゃないか。どうかしたのか?」
「親父の娘の件だよ……」
「やはりわかったか……すまんな……あれは儂のやったことではないんだ。」
「知ってるよ、んな事くらい。どうせあんたんとこのババァがやらかしたんだろ。とりま、俺の流刃若火送っといてやっからそれで何とかしろや。あと……シャルが女だってバレた時のために、一旦俺んとこに籍を移すからな。」
「あぁ……わかった……シャルを頼む……」
「了解だ。」
後日談と言うか、今日のオチ
結果的にシャルが女だって事はバレた。一夏のバカがシャワー浴びてるとこを見ちまった事によってな。まぁ、後は想像通りだ。フランスの上層部はシャルの国籍を取り潰しやがった。まぁ、その事も予想してた俺は速攻でシャルに日本国籍を取らせて俺の家に住ませることにした。まぁ、仕方ねぇだろうしな。(その結果それを知った冬ちゃんにド叱られたのは言うまでもねぇ)