(作者の願望5000兆%の)アイドル部のてぇてぇ短編集   作:趣スケベマン(毛玉)

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これ以降、暫く投稿止まります、すまんな。
ただまぁ、いつでも再開できるようにちょっとずつ書いてはいくよ。
理由は後書きに色々と書いてるので、こんなクソSS読む奇特な人は一応目を通しておいてください。


もこ田めめめ×金剛いろは その4

「ゲホッ・・・あ゛れ゛・・・?」

 

朝、ベッドから起き上がろうとすると、身体に力が入らなかった。

 

しかも寝汗がひどくて、妙に怠いし、頭もグワングワンと痛みがする。

 

「めめめ~、まだ寝てる・・・めめめっ!?」

 

中々リビングに来ない私を呼びに来たいろはが、私の顔見るなり血相変えておでこに手を当ててきて、よっぽど酷い顔してるんだなぁとぼんやりした思考でいたのが、ついさっき。

 

いろはが学園に連絡して私の病欠を伝え、看病のためにいろはも学園を休んだ。

 

いろはは、寝汗で濡れた私を着替えさせ、湿った私のベッドからいろはのベッドへ私を運び、体温計と冷えピタ、ポカリを持ってきた。

 

冷えピタを貼り、熱を計ったら38度6分だった・・・通りでこんなにキツイ訳だ。

 

「めめめ、食欲は?」

 

尋ねられ、ゆっくりと首を振る。

 

多分、食べたら戻す、そんな予感がする。

 

「分かった、取り敢えず、ポカリ一口だけでも飲んどけ」

 

少しだけ頭を起こし、コップのポカリを一口含む。

 

二度に分けて飲み込み、溜息と同時に頭を枕に下ろす。

 

「いろはの枕で寝にくいかもしれないけど、我慢してくれな?」

 

確かにフィット感は違うが、いろはの匂いがして、ちょっと安心する。

 

ベッドからもいろはの匂いがするし、自室で独りで寝ているよりも落ち着く。

 

「そうだ、ゼリーとかならめめめも食べれるかもしれないし、ちょっと買ってくる。急いで戻るから、ちょっとだけ待っててくれ」

 

そう言って立ち上がると、なるべく音を立てないようにいろはは部屋を出て、その後玄関のドアが閉まる音がした。

 

途端に、家の中が静寂に包まれる。

 

自身の呼吸の音だけが存在する筈なのに、何故かキーンと耳鳴りがする。

 

視界の端に何か動いた気がして視線だけ向けるも、日の当たる閉じたカーテンがあるだけで、動くようなものは存在しない。

 

目をつぶり、何も考えないようにしようとするも、漠然とした不安や恐怖が脳をぐちゃぐちゃに揺さぶる。

 

「いろは・・・」

 

無意識にいろはの名前が漏れる。

 

それを聴覚が拾って、脳が認識した瞬間、突然、今傍にいろはがいないことがとても恐ろしい事のように感じて、堰を切ったように涙が零れ始めた。

 

「いろは・・・いろはぁ・・・」

 

碌に身体を動かせない状態と、熱で思考がままならない状態、恐怖と孤独、全てが合わさってマイナスの方向に振り切り、子供のようにいろはの名前を呼びながら泣きじゃくる。

 

少しして、静かにドアの閉まる音がした後、私の泣き声が聞こえたのか、早足でこちらに向かってくる足音。

 

「めめめ!?」

 

未だに泣き続ける私を見て、いろはは持っていた買い物袋を床に放り、傍に駆け寄って私の手を握る。

 

「どうした? 何かあったか?」

 

「いろはぁ・・・ヒクッ・・・いろはぁ・・・」

 

「・・・いろははここにいるぞ、めめめ」

 

目と目を合わせ、片方の手で私の頭を撫でる。

 

泣き疲れた私は、いろはの手の温もりに安心感を抱きながら、ブレーカーが落ちたように、意識を失った。

 

 

 

・・・

 

 

 

「・・・んぅ、ふぁ」

 

目が覚めると、意識を失う前よりは身体が楽になっている。

 

カーテンに射す陽は暗赤色で、半日くらい寝てたんだなぁと、寝ぼけた頭でも考えが及んだ。

 

「・・・いろは?」

 

既に手の温もりは無く、部屋には私しかいない。

 

代わりにリビングの方から、微かに物音が聞こえる。

 

「うぅ・・・」

 

動かしにくい身体に鞭打ち、なんとか起き上がる。

 

そのままベッドから降りようとして、丁度ドアが開いた。

 

「めめめ!? 何やってんだ!?」

 

いろはは起き上がった私を支え、心配そうに顔を寄せる。

 

「あ、いろは・・・ちょっと、トイレに、ね?」

 

掠れた声で話すと、分かったといろはは頷き、立ち上がる私を介助してくれる。

 

ふらつく私を支えてトイレまで連れていき、戻る時も同様に支えてくれる。

 

再びベッドに寝かせられ、ぬるくなった冷えピタを剥がされる。

 

体温を計られ、37度5分まで下がっているのを確認したいろはは、食欲があるか尋ねてくる。

 

ちょっと、と言うと、分かった、と部屋を出て、みかんゼリーを持って戻ってきた。

 

いろはに食べさせてもらい、ゆっくりと、時間をかけて完食する。

 

「汗は・・・少しかいてるか、着替え持ってくるな」

 

少ししていろはが、ぬるま湯の入った洗面器とタオル、私の着替えを持って戻ってくる。

 

されるままに服を脱がされ、身体を拭いてもらい、着替えを済ませてもらう。

 

傍に置いてあったポカリをまた一口飲ませてもらい、大きく息を吐いて枕に頭を落とす。

 

「寝れないかもしれないけど、目瞑ってな?」

 

「うん・・・いろは?」

 

「どうした?」

 

「・・・手、握って」

 

「・・・めめめが寝るまで握っとくよ」

 

「うん・・・ありがと・・・」

 

少し動いただけなのに、今の身体には重労働だったらしく、既に眠気がやってきている。

 

いろはの手の温もりを感じながら睡魔に意識を委ねて、スゥと意識が落ちた。

 

 

 

・・・

 

 

 

翌朝目覚めて、身体に意識を向ける。

 

怠さはあるものの、熱は引いたらしく、頭痛も消えている。

 

傍のテーブルに『いろはは学校だけど、めめめは今日まで休みって連絡してるから、安静にしておくこと。お腹すいたら、冷蔵庫にプリンがあるから、それ食べて』と書置きがあった。

 

毛布を抱きしめ、ありがと、いろは、と心の中で呟く。

 

元気になったら、いろはの好きなご飯を作ってあげよう、そんな事を考えながら、ゆっくりとリビングへと向かった。

 

 

 

・・・

 

 

 

プリンを食べた後の昼寝から目覚めると、いろはが丁度帰ってきたところだった。

 

部屋に入ってきたいろはの手には、ハーゲンダッツの入ったレジ袋。

 

後で食べな、と言われ、元気になって良かった、と頭を撫でられた。

 

「ありがと」

 

恥ずかしかったが、偶には撫でられるのも心地良いなと、思わず笑顔がこぼれた。

 

「やっとめめめの笑顔が見れた」

 

そう言って微笑むいろはに、私もいろはの笑顔が見れて良かったと答えて、二人で小声で笑いあった。




マジの愚痴なので、理由なんて『どうでもいい』ならスルーしてね。
































短い期間に、まぁ色々とありましたよ。

主にお気持ち表明の放送とか、全部リアタイで知った事じゃないんで、なんというか中途半端な実感ですけど。

ニコ動のアイドル部タグ新着動画漁ってたら、不穏なタイトルやらサムネやらを見つけて。
いつものごとく、広告されてたジョーカーさんシリーズで概要を知って、詳細を調べて。
ミルクちゃんのASMRの切り抜きで癒されて。

正直、これ以上アイドル部を見るのが辛いという心境な訳で。

冗談であろう『牛巻とあずきちは○。○ランドに働かされてる』という動画にあったコメントに、99%冗談と分かっていても、1%を想像して吐き気がしました。

一時的放送中止が終わって何人か放送してたけど、見るのが怖くて一切見てません。

ぶっちゃけると、今日投稿したコレも、めめごん3を投稿する前に書き上がってて、しばらく寝かせるつもりでした。

しかし現在、アイドル部で妄想が一切できず、書きかけの物は、一文、一文字も増えていません。

無言で失踪だけは絶対したくなかったので、唯一書き上がっていたコレを投稿して、一旦アイドル部全てから離れようと思います。

申し訳ないが再開は未定だし、確約もできない。

お気に入り登録とか、感想とか、久々にSS書いてて楽しさと遣り甲斐を実感できました、ホントにありがとう。

じゃあ、またの。

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