(作者の願望5000兆%の)アイドル部のてぇてぇ短編集 作:趣スケベマン(毛玉)
こんなの違う! 〇ね! と思った時はブラバしてね!
地の文の(ry
沈んでいた意識が、ゆっくりと浮上する。
見慣れない天井と、普段よりも柔らかいベッドの感触。
「・・・そっか、ピノちゃんちにお泊りしたんだっけ」
小声で確かめるように呟いて、頭だけを動かして隣のピノちゃんを見る。
「すー・・・すー・・・」
可愛い小さな寝息を立てて、未だ夢の中にいる。
「ふふっ、可愛いなぁピノちゃんは」
ピノちゃんに近付き、横向きになって、優しく頭を撫でる。
光の加減で色を変える、絹糸のような薄紫の髪。
スッと通った鼻梁に、瑞々しくプックリとした唇。
軽くほっぺたを突っつくと、プニプニと指を押し返す。
「んぅ・・・すー・・・」
「おっと、起こしちゃいけないね」
カーテンの隙間からは、昇りきっていない朝日の仄かな光。
学校もお休みだし、二度寝しちゃおうかな。
横を向いていた体勢を仰向けに戻して、もう一度夢の世界へと旅立とうとする。
「まったく、寝ているレディにイタズラしてはいけませんのよ?」
目を閉じた瞬間、寝ていた筈のピノちゃんの声がした。
驚いて目を開けると、のそりと私に馬乗りになるピノちゃん。
動揺する私を見て微笑み、どこから取り出したのか、チェーンのついたリストバンドを私の手首に嵌める。
あ、手錠だ、と気付いたのも束の間、素早くベッドの上部の隙間に通して、もう片方の手首に繋がれる。
あっという間に両手の自由が奪われ、頭の上辺りから動かせない。
「えっと、ピノちゃん?」
「ちえりおねえちゃん、小さい子がお好きらしいですわね?」
否定はしない。
「私、ちえりおねえちゃんが好きです・・・あ、勿論ラブの方ですわ」
突然の告白。
「それでですね、私って、こう見えて独占欲が強くて」
ピノちゃんが、私のパジャマのボタンを上から2つ外して、胸元を拡げる。
「ちえりおねえちゃんに、『私の痕』を付けておきたいと思ったんです」
「ちょっ、ピノちゃ、んっ!?」
首元に顔を寄せられ、軽い痛みが走る。
チゥッ、と音を立てて吸われる感覚が、部位を変えて数回繰り返される。
「・・・これで良し、ですわ」
チュピッ、と水音を立ててピノちゃんの顔が離れる。
色気を感じる表情で、手鏡で私の首元を見せつける。
私の首に何か所もキスマークがつけられ、恥ずかしさで顔に熱が集まる。
「ちえりおねえちゃんの今の手持ちのお洋服では隠せないですからね」
その言葉の通り、まだ暑さの残る季節。
持ってきた服も、首元が開いているものだけ。
「因みに今日のお出かけですけど、途中でたまおねえちゃん、双葉おねえちゃん、なとりおねえちゃん、もちおねえちゃんと合流するので、誰にも見られないという可能性はゼロですわ」
光の加減なのか、ピノちゃんの瞳から色が消えているように見える。
「あぁ、でもですね?」
これまたどこから取り出したのか、幅の広い薄紫色で、黒と赤のリボンがワンポイントで入っているチョーカー。
「これをつければ、辛うじて隠れるかもしれませんわ」
どうしようもなく追い詰められている。
私は攻撃力は高いけど防御力は低いのだ。
ここまでの劣勢をひっくり返す手段は、残念ながら持ち合わせていない。
「わかった・・・チョーカーつける・・・」
「嬉しい! 私の髪と同じ色を選んだ甲斐がありましたわ!」
本当に嬉しそうに、私の首にチョーカーをつける。
・・・私は知っているのだ。
チョーカーと、それを贈る意味を。
余談だけど、みんなと合流した時、たまちゃんがチョーカーを見て、かなり顔を真っ赤にしてた。
意味を知らなければ何とでも言えたけど、流石にたまちゃんは知ってたっぽい。
小声で後で説明するよう耳打ちされて、その様子を見たピノちゃんが『何の内緒話ですか?』と嫉妬心全開で腕を引っ張り、事情を知らない他の3人がハテナを浮かべるという、なんとも混沌としたお出かけになったのだ。
・・・まぁ、別に嫌じゃないんだけどね?
ピノ様はこれぐらいしてもおかしくない(独断と偏見)
ちえりちゃんはなんだかんだ言って、最終的にはピノ様に飼われても受け入れそうと思ってる(歪んだ性癖)