(作者の願望5000兆%の)アイドル部のてぇてぇ短編集 作:趣スケベマン(毛玉)
時系列は、公式の#13の後という設定。
納得がいくものが書けたら、夜にあずすず(ガチR-15)を上げます。
「ねー、ふーちゃん?」
「なにー」
「次は膝枕してー?」
「いいよー」
今日はふーちゃんの家にお邪魔して、ふーたまコラボを生配信している。
「ほら、乗って」
「うん」
ぽんぽんと太腿を叩き、ふーちゃんが手招きする。
頭を乗せると、ふーちゃんが優しく頭を撫でてくれる。
あ~、幸せすぎる・・・
「たまちゃん、カメラに映せない顔してるよ?」
「映ってないし、今日はいいの~」
「まったくもう・・・」
そう言いながら、撫で続けてくれる。
今日は私の我儘をふーちゃんが聞いてくれる配信だから、普段やってくれそうにない事を一杯お願いするつもりなのだ。
「ねー、ふーちゃん?」
「なにー?」
「ASMRで甘やかして?」
「・・・しょうがないなー」
ゆっくりと頭を降ろされて、PCを操作してから、ベッドに横になるように促される。
ドキドキしながらふーちゃんのベッドに仰向けになると、ふーちゃんの甘い匂いに身体が包まれる。
隣に寝転んだふーちゃんが、私を抱き枕のように抱き締め、耳元で囁く。
「今からASMRしてあげるけど、ふたばが満足するまで続けるし、途中でやめてって言っても続けるからね? それでもいい?」
何か言い回しに違和感を感じたけど、頷いて目を閉じる。
「・・・きっとやめてなんて言えないだろうけど」
ポツリと聞こえたその言葉の意味を、未来の私は未だに理解できていない。
・・・
・・
・
『ゆっくり、ゆうっくり、深呼吸して・・・』
『吐く息に合わせて、力が抜けていく・・・』
『あたたかい水の中にいるみたいに、リラックスして・・・』
『全身が水に溶けて、頭にもやがかかっていく・・・』
・・・からだが・・・とけだしていく・・・
『聞こえてくる音に、身体を預けて・・・』
『音だけを聞いて・・・』
『音を聞くだけで身体の力が抜けていく・・・』
『声を聞くことが気持ち良い・・・』
『声を聞くだけで幸せな気持ちになる・・・』
・・・ふーちゃんのこえ・・・きもちいい・・・
『10から、0まで、下に数を数えるけど・・・』
『数字が小さくなるほど、たまちゃんは力が抜けていく・・・』
『10・・・9・・・』
『だんだんチカラがぬけていく・・・』
『8・・・7・・・』
『チカラがぬけるのがきもちいい・・・』
・・・きもちいい・・・
『6・・・5・・・』
『こえにしたがうのはきもちいい・・・』
『4・・・3・・・』
『こえだけがからだにしみわたる・・・』
『2・・・1・・・』
『・・・0』
『しかいがまっくらになる・・・』
『ずーんと、ふかーい、ふかーい、くらやみにしずんでいく・・・』
・・・くらい・・・
『ふたばのこえが、あたまにしみこむ・・・』
『ふたばのこえだけを、からだがうけいれる・・・』
『ふわふわと、からだがゆれる・・・』
『ゆらゆら、ふわふわ、きもちがいい・・・』
『きもちがいいものしか、りかいできない・・・』
『ふたばのこえしか、りかいできない・・・』
『ふたばのこえが、きもちいい・・・』
・・・きもちいい・・・
『いまから、1から3までかぞえると・・・』
『いしきがもどってくる・・・』
『1・・・2・・・』
『・・・3』
『からだはうごかないけど、いしきはあるね・・・』
『でも、3からしたにかぞえると・・・』
『もういっかい、ふかーいところにしずむ・・・』
『3・・・2・・・1・・・』
『・・・0』
『ゆらゆら、ふわふわ、きもちいい・・・』
『ふたばのこえがきもちいい・・・』
『ふたばにささやかれるときもちいい・・・』
『ふたばにかずをかぞえてもらうときもちいい・・・』
『ふたばに3から0までかぞえてもらうと、ふたばのこえしかきこえなくなる・・・』
『ふたばに1から3までかぞえてもらうと、いしきがもとにもどる・・・』
『1・・・2・・・3』
『いしきがもとにもどる・・・』
『3・・・2・・・1・・・0』
『いしきがしずむ・・・』
『いしきがしずむときもちいい・・・』
『ふたばのこえにしたがうときもちいい・・・』
『きもちよくしてくれるふたばのことがいとおしい・・・』
『ふたばにさわられるときもちいい・・・』
『ふたばにさわられると、ずくん、ずくん・・・』
『さわられたところが、きもちよくてせつなくなる・・・』
『ずくん、ずくん・・・』
『ふたばがなでないと、せつなさがおさまらない・・・』
『なで、なで・・・』
『ふたばがなでると、せつなさがおさまって、きもちよさでみたされる・・・』
『ふたばのこえにしたがうときもちいい・・・』
『ふたばのこえが、たまちゃんのからだにしみつく・・・』
『いしきがもどってるときは、きもちいいときのことをおもいだせない・・・』
『でもきづいてないだけで、あたまのおくふかくで、きもちいいときのことをぜんぶおぼえてる・・・』
『だから、ふたばがゆびをならすと、いっしゅんでいしきがしずむし・・・』
『もういちどゆびをならすと、いしきはもとにもどる・・・』
『ふたばのこえにはさからえない・・・』
『ふたばのこえがきもちいい・・・』
『・・・そろそろ配信時間が終わるから、催眠を解くよ?』
『1から10まで上に数えると、たまちゃんは、いつも通りの・・・』
『みんなの頼れる生徒会長に戻ります・・・』
『1・・・2・・・3・・・』
『段々と意識が浮かび上がってくる・・・』
『4・・・5・・・6・・・』
『吸った息が身体に巡って、力が入るようになる・・・』
『7・・・8・・・9・・・』
『もやが晴れて、意識が透明になる・・・』
『・・・10』
・・・
「どうだった、たまちゃん?」
かけられた声に目を開けると、PCの前で配信を締めているふーちゃんの姿が目に入った。
「うーん・・・あんまり覚えてない・・・」
ベッドから身体を起こし、ふーちゃんの隣に座る。
寝ていた、というよりは、夢現だった、の方が表現が近い。
少なくとも途中まで起きていたのは覚えてる。
ただ、ふーちゃんの声は
「疲れてたのかもね、あんまり無理しちゃダメだよ?」
「心配してくれてありがと、ふーちゃん」
外を見ると、陽が落ち始めている。
そろそろ帰らないと、他のみんなの配信に間に合わないかもしれない。
「じゃあ、そろそろ帰るね?」
「うん、またコラボしようね? ・・・あ」
私を見てふーちゃんが声を上げる。
耳の辺りを触られ、ホコリついてたよ、と言われる。
「んっ・・・ありがと・・・」
・・・ふーちゃんに触られた耳から、ゾクリと快感が走った。
同時にそこは、どうしてか切なさと、言いようのないもどかしさを訴える。
「じゃーねー、ばいばーい」
「うん、ばいばーい・・・」
解消できない違和感に苛まれながら、ふーちゃんの家を後にする。
ドアから私を見送るふーちゃんの表情は、どうしてなのか・・・愉悦という表現が似合うものを浮かべていた。
「初めて音声催眠やってみたけど、ふたばが上手なのか、たまちゃんがかかりやすいのか、どっちなんだろ・・・とりあえず、今度学校で二人の時に、催眠かけて可愛がってあーげよ」
ふーちゃんは、結婚以外だったら何でもたまちゃんにしてあげてるイメージ。
関係ないけど、たまちゃんの麻雀配信聞きながら雀魂打つと、配牌が良くなるジンクスがあるよ!(割とガチ)
※渋で昔見つけた催眠文章の構成をちょっと参考にしました(読めば、あ、これだな、って分かるはず)