(作者の願望5000兆%の)アイドル部のてぇてぇ短編集 作:趣スケベマン(毛玉)
筆がノリノリで止まらんかった。
ミルクちゃんは待ってて(どうにも上手く書けない実力不足)
「・・・」
生徒会の仕事が片付き、いつものように、なんとなくふらふらと学校を彷徨う。
気配を消し、声を掛けられないように、意識の隙間をゆらゆらと、夢遊病患者のように。
「でさー、なとりんが言うわけよ・・・」
「あはは、なとちゃんらしいね・・・」
猫乃木さんともこ田さんが喋りながら歩く隣をすれ違い、楽しげな声を背中に、また彷徨う。
ゆらゆら、ふらふら。
世間から、社会から、世界から。
そういうものにどうにも馴染めないせいで、必要以上に近付き過ぎないように、適度に距離を置くことだけが上手くなってしまった気がする。
中二病だから、という訳では無いのだが、根本的に私の歯車は、この世界と噛み合ってないのだと感じる事が多い。
一人でいると、特にそう感じる。
ゆらゆら、ふらふら。
「・・・あ、あずきちだ」
「っ・・・金剛さん」
ぼんやりと鬱屈した思考が、呼び掛けられて覚醒する。
・・・あぁ、彼女は、唯一の例外か。
「何してんのー?」
「特に何も・・・金剛さんこそ、何してるんですか?」
「いろははねー、今から部室に行くところ」
私がいくら気配を消しても、私がいくら意識の隙間に隠れようと、彼女はどうしてか私を見つけ出す。
犬みたいなんて言われているが、まさか本当に私の匂いで見つけてるのだろうか?
「そうですか」
「あずきちも暇なら部室行こー、一人だと暇だしさー」
「猫乃木さんともこ田さんがいると思いますよ」
さっきすれ違った2人は、あのまま部室に向かった筈だ。
彼女が一人で過ごす事は無いと思う。
「えー、あずきち来てくれないのー?」
「えぇと・・・」
別に嫌ではない。
嫌ではないが、なんとなく・・・そう、なんとなく、今日は部室に行く気分ではない。
しかし、顔に出していない筈の感情は、彼女にとってはお見通しのようで。
「うーん、無理矢理はダメだよね、ごめんね、あずきち」
困った顔で頭を掻きながら、寂しそうに笑う彼女を見て、私の中に芽生えた感情は、自身への情けなさ。
立ち去ろうとする彼女の手を、無意識に掴まえる。
「あ・・・」
「ん? どーしたの?」
屈託のない笑顔で、そう尋ねられて。
「・・・みんなに内緒で、何処かに遊びに行きませんか?」
掴んだ温もりを離したくなくて、押し殺した筈の独占欲が、勝手に口を動かした。
「おぉ、あずきちが誘ってくれるなんて珍しー! よーし! 何処行くー?」
掴んだ手を握り返され、力強く先導される。
・・・あぁ、眩しい。
そして、温かい。
そういえば、とある漫画の大魔王は、太陽を手中に収めようとしていたんでしたっけ・・・
「ほら、あずきち、ちゃんとついてきてよ!」
「そんなに急がなくても、逃げたりしませんよ」
・・・成程確かに、太陽を独占したと思うと・・・背徳的で、心躍る。
「スンスン・・・あずきち、シャンプー変えた?」
「なんで分かったんですか・・・やっぱり犬なのでは?」
「えー、ひどーい!!」
ごんごん、めめめは脳内で勝手に喋ったり動いたりしてくれるので、それを出力するだけでいいから比較的楽に書き上がります。
逆にたまちゃん、牛巻、イオリンはストーリー(レール)にちゃんと乗っけないと中々思った通りに進んでくれないので、組ませる相手に任せっきりです(個人の感想)
あずきちと絡ませるとR-15になりやすいけど、ごんごんが絡むとR-15にならない不思議。
・・・ごんごんをそんな目で見たことないからか(自己完結マン)