IS世界の逢魔時   作:腹筋崩壊太郎

4 / 4

仮面ライダー913漫画化おめでとうございます

皆様いかがお過ごしでしょうか?台風はやばかったですね。今回のことで分かったのはあんな災害に遭っても仕事に行かなきゃいけないという世知辛さと日本が悪い意味で災害に慣れすぎて問題が問題として認識されないのでは?ということでした
外国の大抵の場所なら仕事は休めそうでしたよね

この作品に対し色々悩んでいましたが、思い出しました
そうだ俺は瞬間瞬間を必死に生きているんだからやりたいようにやればいいのだと
アンケートに参加くださった3人の方には本当にありがとうございましたという感謝と申し訳なさに溢れてます。
色々ありましたが、これからも瞬瞬必生を胸に最後まで書いていこうと思います

ちなみにサブタイトルはいつもその回に合うようにエキサイト翻訳で変換して出てきたワードを基に適当に名付けております。今回のタイトル名は未来からのプレゼントと未来と現在という2つが一応かかっています


3052:フューチャー・プレゼント

事件後、世間では色々あった。

しかしクォーツァーたちに動きは見られない。

俺が学校に行けなかった1週間の間にISのことが世界に知られ、凄い数の報道陣が製作者の篠ノ之に会いに校門前に集まったり、上級生や別のクラスからも彼女を一目見ようと押しかける始末どさくさに紛れてラブレターも渡そうとしていた人間もいたらしい。

強引な手に出ようとした人もいたらしいが織斑が蹴散らしたらしいということを織斑本人から言われた(ちょっと自信ありげだったのだが褒めたほうがよかったのだろうか)。

その間俺は何をしていたかというと、おじさんが旅行に行こうと誘ってきたため1週間ほどスイスに行っていた。

どうやらおじさんの友達がそこにいるらしく、その前に一人で泊りがけになったことや事件の痕だということで気分転換目的で誘ってくれたらしい。特にすることもなく、篠ノ之関連でめんどくさそうになることが目に見えてたため、喜んで随行した。

 

旅行を楽しんだ後の学校にて、

ちょうど篠ノ之は休んでいたのでストレス発散したかったのだろう。昼休みに食後のデザートとして、土産のチョコレートを一緒に食べながら織斑からいなかった間の出来事に対する愚痴を聞いたり、相談相手が少ないということで連絡先を交換したり、他人行儀に織斑じゃなく千冬でいいと言われるなど、けっこう友達やれてるのでは?と思えるくらいにまでなった。

その後、俺はスーパーの大安売りに付き合うことになり、織斑の家の前まで来ていた。

織斑一夏の俺に対する心象はあまりよろしくないらしく、どうやら大まかに言えばしつこい男という認識らしい。正直そんなことを思われてもしょうがないことをしているので甘んじて受けた。

しかしどうやら話してみると思っていたよりも悪い男ではないのでは?と思ったらしく、俺からおじさんの料理に関することを話すと目を輝かせながら聞いていた。どうやら一人で図書館で料理のことに関して調べるのにも限界があったらしく、今度おじさんの料理を食べさせることになった。その代わりということで本日は夕ご飯をごちそうしてもらうことになった。買い物の手伝いのお礼も兼ねているらしい。ありがたく頂戴した。

 

そんなこんなで事件後も思っていたより生活などに変化がなく、むしろ原作の関係者との関わりは増え、問題は残っているが、思っていたより順調な第2の人生を送っていた。

あのクォーツァーたちからの警告以降1度だけ自分の部屋の机の上にジクウドライバーがいつの間にか置かれているという奇妙な事件があったが、それ以来なにも起こらず彼らは姿を消している。

ドライバーを調べたものの特に爆弾があったりなど変な仕込みはされておらず、正直拍子抜けもしたがいつのまにか自分の知識の中にメンテナンスなどについての知識が追加されていたため、また未来の俺の仕業かと思いとりあえず納得はした。

しかし今度は何を考えているのかわからない。ただでさえ王になれる未来も方法も一切見えないのに今度はわざわざジクウドライバーを送ってくるとは…

 

***

 

荒れ果て、草木や無視すら見当たらない。ただひたすらに地形の起伏があるだけの荒野と呼んでもいいだろう。その世界はどこを見てもこんな荒野だらけであり、この光景を見たものは皆、滅んだという表現以外思いつかないだろう。全盛期に比べ、残り僅かとなった人類はひたすら何かに怯え隠れるようにひっそりと暮らし、ひたすら死を待つだけの日々を送っていた。

そんな滅んだ世界の中で一か所だけ異質な場所があった。

見晴らしのいい荒野の中でぽつんとそれは建っていたそれは神社の本殿の一部分をそのままくりぬいたような奇妙な造りの建物だった。

その中に男が一人、石で作られた玉座のようなものに座って肘をつきながら目を閉じていた。

 

ただ風の音だけが聞こえるだけと思われたその場所に何かが近づいてくる音が聞こえた。

近づいてきたのは武装した集団だった。戦車やIS、EOSと呼ばれるパワードスーツ、顔にライダーと文字が書かれた戦士も集団の中に見える。

男が建物からオーマジオウに変身しながら出てくると、問答は意味が無いとばかりに展開した集団は一斉に攻撃を開始した。しかし、オーマジオウが手をかざすだけでその攻撃は時が止まったかのように静止する。それでも集団は諦めず今度は近接に切り替え攻撃を行うようでISやEOSだけでなく生身の人間も狂ったようにオーマジオウへ向けて進んでくる。オーマジオウはそんな手段へ向け手を向けると爆発が起き、何人かはその爆発で倒れ伏す。それで集団たちは止まらない、倒れた仲間たちを踏むことも躊躇わずにただひたすらに集団たちは皆口々にこう言いながらオーマジオウへ攻撃を仕掛けた。

「魔王、今日がお前の最後だ」と

しかしそんな決死の攻撃もオーマジオウには通じない。そもそも彼の体に触れたとしても彼らの武器ではその体には傷一つもつかないからだ。

「貴様たちがこうして来るのも何度目だろうな。進歩もなくただひたすら死に向かって走るとは、まったくもって愚かな」

心底呆れたような声を出しながら腕を一振りする。

そうすると止まっていた攻撃やこちらに向かって攻撃を仕掛けてきた者たちの武装などが錆色の砂となって散っていく…

「お前たちが何をしようとも私には勝てない。なぜなら私は生まれながらの王なのだから」

武装を失った集団は蜘蛛の子を散らすように逃げていく。しかし彼は逃げる集団を追いかけようとせず、ただ立っているだけであった。

 

***

 

傷ついた集団はその体を癒すため自分たちの拠点へ戻っていた。

最早立っていることすらままならない者も多く、帰路へたどり着く前に息絶えた者も少なくない。

集団の中でも比較的に傷が浅い者の一人が、拠点の奥にある部屋にて3人の男女見守る中、報告を行っていた。

「申し上げます。今回の襲撃も失敗、背後から仕掛けた者も攻撃開始の報告を最後に連絡途絶。成果は何もありませんでした」

傷が浅くとも痛むのだろう。男は顔を滲ませながら報告を終えると、傷を癒すため救護室へと運ばれていった。

 

その報告を聞いていた3人の男女の反応はというと、

 

「やっぱダメだったか~今回のISは割と試行錯誤したんだけどね。またやり直しだよ」

ウサギの耳のような物体を付けた女が言った。

 

「所詮雑兵ではこの程度。やはり過去に干渉するべきだ」

アフロのような髪型をした男がそう問うと、

 

「無理だ。というか一度だけ成功したがそれ自体に疑問が出る始末だ。お前たちの技術を元に博士が色々と手を加えてはいるが依然として機器は沈黙を保っている」

背中に届くくらいの黒髪をした女が、苛立ちを隠せない様子でそう答える。

 

「ジオウ…必ず貴様は俺が倒す!」

そう男が吐き捨てるのを尻目にと2人の女はは各々の部屋へと戻っていった。

 

***

 

――――――――そこは荒れ果てた荒野しかない場所だった

 

その荒廃した大地に降り立った男が一人。

その男は傲慢を人の形に押し込めたような男だった。

服は全体的に紫色のコートのようなものでしかし袖は片方が無いという奇妙ないでたちで、この荒廃した大地とは微塵も関係性を見いだせない男だった。

「どうやらここが俺が探していた世界のようだな」

男は誰に語るでもなく喋りだした。

「この世界がここまでひどいものだったとは、やはり俺の選択は間違っていなかった!この世界を滅ぼすのは正しかった!やはり他者の意見など意味が無い!俺こそが絶対なのだ!」

男はその見た目の傲慢さと同じように口調からも隠し切れない傲慢さを溢れんばかりに出しながら歓喜した。

「さて喜ぶのはここまでにして改めて考えるとするか。この世界を滅ぼす手段を」

男は高笑いをしながら景色に溶け込むように消えていった。

 





ここでは、今作における現時点の設定を記しています。原作との違いについてざっくり説明していますので、一応ですがネタバレOKな方だけお読みください













クォーツァー
原作ではそれぞれの設定が違いすぎる平成ライダーを凸凹な道と評し、醜いから平成という時代そのものをリセットし、やり直してまっ平らな綺麗な道に舗装する。
という傍迷惑なことが大まかな目的だったが今作では、とある世界からこの世界に移住してきており、歴史の陰からこの世界を見続けてきた。別に人間同士の争いによって世界が滅ぼうとも構わないが篠ノ之束という新人類といえるイレギュラーによって全てが変わってしまった後の女尊男卑世界の醜さを憂いて行動を開始、とは言え彼らは歴史の管理者ではあるが主に観測がメインのため余り積極的に表には出てこない。出てきても素性は隠している。
今作のオーマジオウが君臨する未来においてはカゲンを残して幹部は全滅、平団員も数えるほどしかいないため、歴史をリセットする事はほぼ諦めているがそれでもあがき続けてはいる模様


ライドウォッチ
原作では出自不明の変身アイテム。
今作ではクォーツァーたちが元々持っていた技術によるもので、基本的には自分自身の力を籠めることでそれを強化した力としてを扱えるようになる強化アイテム的な扱い(原作で言うゲイツの持つゲイツライドウォッチのような感じ)。アナザーライダーを作るときのように自分の中に埋め込むようにしてでそのままでも使えるが暴走などのリスクが伴う。
ライドウォッチの中には自分の力とライダーの力を合わせた特別製のライドウォッチを持っている者もいるが、それはただでさえ危険なものに別の力を無理やり掛け合わせたようなものなので扱えるものはクォーツァーの中でもほんの一握り

ジクウドライバー
原作では以下略。
今作では篠ノ之束が製作者。製作経緯は不明
ISのコアに使われる時結晶をとある特殊な加工を施したものをコアとしている。
これを介して変身するとライドウォッチだけの変身と違い暴走などのリスクが無くなり、性能が高い水準で維持されるようになる。
アマゾンドライバーのような立ち位置。
出るとしたらミライドライバーも同じような扱いで次世代量産機という立ち位置になるものと思われる。
ぶっちゃけ深い意味は今のところなくISのコアが時結晶(タイム・クリスタル)を元に作られてるらしいので字面からの印象で生えた設定

おまけ
ごとき氏
仮にもラスボスを務め、過去のラスボスたちを手足のように扱い、オーマジオウ以外が集まってかかっても倒せない。というここまでならジオウのラスボスに相応しいはずなのだが、妹にコンプレックスを感じて記憶を奪って異世界追放、どや顔をキメながら気持ち悪くソフトクリームを食べたり、目的であったオーマジオウの力の一部しか吸収できず勝てないと見るやあっさり逃げて自分の世界で君臨すると偉そうに語り、主人公やオーマジオウにはお前ごときがなどと言われるなど小物感満載のラスボス(笑)。しかしディケイドたちを圧倒していたり、本当に強くはあった(オーマジオウ以外なら)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。