ナンダーク・ファンタジー   作:砂城

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ここから、ベスティエ島攻略のための戦力を集めるための旅が始まります。

次々とキャラが出てくる上、非常事態なのでキャラを回収し切りません。ご容赦ください。


戦力集めの旅へ

 俺達“黒闇”の騎空団団員プラス、七曜の騎士が一人黄金の騎士アリアで幽世の門から湧き出続ける幽世の存在をベスティエ島の外に出さないよう戦い続けて一週間が経過した。

 

「……流石に、キツいですね」

 

 休憩用に張ったエスタリオラの結界の中で俺の治療を受けるアリアが弱音を吐く。まぁそれも当然だ。いくら倒しても倒してもキリがない幽世の連中に、体力と精神力が削られ続けるのだから。

 彼女もかなり疲弊しており、一応寝ずに三日戦った後からは交代で休憩を取るようにしているのだが。休憩を取るヤツがいる=頑張っているヤツの負担が増える、だ。

 

 エスタリオラとガイゼンボーガがいなければ五日で突破されていただろう。

 

 アリアは黄金の鎧を持っていないので、イデルバに滞在していた時のような薄着だ。その衣服も所々切り裂かれている。

 

「ああ。そろそろ頃合いだろう。一週間も持てばいい方だ。一部を残して各地の防衛に回る。エキドナに近づけもしない今、時間稼ぎをするくらいしかできることがねぇからな。防衛に回りつつ戦力を集めて攻める予定だが、どれだけかかるかはわからねぇな」

「そうですか。……これだけの状況でも、貴方は諦めていないのですね」

「諦めるって性分じゃねぇってだけだ」

 

 弱気になっているらしいアリアに即答して、俺も休憩がてら状況を打破できないか考えてみる、が。

 

 ……無理だな。俺達の戦力で初日にエキドナを倒せなかったのは痛い。まぁできる限り被害を減らすために戦ってたってのもあるが。俺達が時間を稼いでいる間にフォリアとハクタクが各島を回って迎撃態勢を整えられれば多少被害は抑えられるだろうし、押し切れなかったんだから仕方がないとも言える。

 

「……あいつらが戻ってこないことを考えるとファータ・グランデ空域でもなにか起こってることが考えられるわけだが」

 

 独り言を呟く。真王の企みを邪魔する意味を込めて送り出したオーキス達が全く来る気配がなかった。ザンツに騎空挺を飛ばしてもらえばかなり短い期間で戻ってこられるはずだが。

 ということは、やはり厄介事に巻き込まれているんだろう。

 

「……だからこそ新しい戦力が必要、か」

 

 クソ、思うようにいかねぇな。不確定要素に頼るのは好きじゃねぇんだが。とはいえカインやレオナに助力してもらうにも国を空ける必要が出てくるからな。あいつら抜きで緊急事態に対処できるとは到底思えない。

 

「そう上手くいくでしょうか」

「不確定要素に頼るんだからなんとも言えねぇが、やるしかねぇ」

 

 いないヤツらに頼るのはもっとダメだ。だが、あいつらがこんな状況のナル・グランデ空域に来ないわけねぇんだよなぁ。世界の厄介事の中心にいないなんて、らしくねぇ。

 

「だが、予感はしてる」

「予感ですか?」

「ああ――“蒼穹”は必ずここに来る。こんな厄介事に巻き込まれないなんて、あり得ねぇよ」

 

 俺はアリアに向けて不敵な笑みを浮かべる。

 

「……ふふっ。随分と信用しているのですね」

 

 彼女は思わず零れたというような自然な笑みを見せた。

 

「ああ。なにせ、あいつらの旅に付き合わされた結果世界の運命を決める戦いに巻き込まれたからな。空域の危機にあいつらが来ないで滅びるなんてことはねぇだろうよ」

 

 妙な確信がある、とはいえ頼り切るのは癪だ。俺だけで乗り越えられる可能性もなくはないし、やるだけやってはみるつもりだ。

 

「確かに、そうかもしれませんね」

「ああ。ってことで、そろそろ動くか」

 

 島を出て戦力を集めなければならない。

 

 俺は結界の外に出て屈み右手で地面に触れる。……既に分析と把握は終わっている。だが幽世の門を強制的に閉じられるほどの力は、今の俺にはない。それでも一時的に封じることくらいはできるだろう。ま、一分にも満たないからその間にエキドナを倒すのは無理だ。一回試したんだけどな。今は疲労も蓄積しちまってることだし。

 

「――無に帰せ。そして閉じろ」

 

 俺を中心に、力の波がベスティエ島に広がっていく。その波に当たった傍から幽世の存在が消滅して金の粒子へと変換されていく。やがて波は島全体を覆い尽くした。エキドナを幽世の力が解き放つことはできなかったし、門を閉じることも叶わない。だが一旦だけでも軍勢が押し寄せるのを留めることはできた。

 

「“黒闇”全団員に告ぐ!!!」

 

 俺は団長として命令を出す。

 

「これよりベスティエ島内で抑えるのをやめて、各地を回り戦力を集めることとする! ナル・グランデ中に幽世の存在が散らばるだろうが、そこはフォリアを信じるしかない! 俺が戦力を集めて回る間、ここで戦い続けてくれ!! ガイゼンボーガ、エスタリオラ、ゼオ、頼めるか!?」

「当然だ。ついてこいと言われても拒否させてもらう」

「ここは任せるのじゃ……むにゃむにゃ」

「おうよ、大将! ここはオレ達に任せときな!!」

 

 三人の頼もしい返事が聞こえてくる。……ああ、任せた。

 

「残りは俺と一緒に一時撤退だ! 行くぞ!!」

 

 俺は言ってから、力を解く。これ以上は俺の魔力が持たない。騎空挺で空を飛ぶことすら難しい状況だからこそ、消耗し切るわけにはいかなかった。

 再び溢れ出る幽世の軍勢に、我先にとガイゼンボーガが突っ込んでいく。ゼオも遅れないように戦い始め、エスタリオラも魔法を放ち続けた。

 

 残りのレラクル、ナルメア、フラウは俺とアリアのいる方に戻ってくる。

 

 流石に強いとはいえ三人では軍勢を抑えることはできず、島から飛び立ってしまっているモノもあった。遂に幽世の軍勢がナル・グランデの空に解き放たれてしまったのだ。……クソ、なにか他にいい方法があったんじゃ――いや、考えるのは後だ。今はこれが最適と思ってやるしかない。

 

「騎空挺に戻るぞ。アリア、操舵できるか?」

「わ、私ですか? で、できないことはありませんが……」

「ならそれでいい。まずイデルバに行って小型騎空挺に乗り換えるぞ」

「イデルバですか? あんな旅立ちのし方をしてよく戻れますね」

「緊急事態だから多少大目に見てくれんだろ」

 

 言って向かってくる分だけを処理しながら俺達は停めてある騎空挺へと向かった。騎空挺は最優先保護対象なので一週間幽世の存在に襲われないように気をつけてはいたのだ。

 

「しかしこの面子にした理由はなんです? 戦力的にももう少し残しておいた方がいいような気もしますが」

 

 アリアが騎空挺の舵を握り、緊張しすぎないようにかそんなことを聞いてくる。

 

「残した三人の理由は簡単だ。殲滅力が高くて継戦能力が高いヤツだな」

「ガイゼンボーガさんはずっと戦っていられるような身体だそうですし、エスタリオラさんも魔力が桁違いな上一気に殲滅できますからね。ゼオ君も鬼になると人とは一線を画す強さで、疲労すら軽減されるようでしたから、妥当だとは思います」

 

 短い付き合いだが、よく見ている。

 

「ああ。連れてきたヤツの基準は、まぁレラクルは移動手段が確立できれば影分身で島を回れるっていうのが強いな。あと能力的に殲滅には向かない」

「確かに、実力が足りないという意味ではなく一体ずつ倒していく戦い方でしたね」

 

 アリアはそう言いながら騎空挺を離陸させる。

 

「フラウはちょっとあの中に残したくない事情があってな」

「それって一週間戦い続けたから、溜まってるってこと?」

 

 彼女自身が俺の腕に抱き着いてくる。柔らかな膨らみを押しつけるのも忘れていない。……フラウの場合俺に対してだけだが劣情を煽ってくるんだよな。そのせいで結構大変だ。

 

「あんまり人に聞かせる理由じゃないのは確かだな」

「じゃあお姉さんはなんで残さなかったの?」

 

 フラウに対抗するように、ナルメアが反対の腕に抱き着いてくる。身長差故低い位置に膨らみが当たる。大きさの違いで腕がほとんど挟まれているような状態だ。……いかんな。平常心を保て、俺。

 

「……今ナル・グランデの危機という場面なのですが、程々にしていただけますか」

 

 レラクルが船室でごろごろしているであろう今、ツッコミを入れるのがアリアしかいなかった。

 

「危機だからこそ癒しが必要なの、ね、ダナン?」

「癒しならお姉さんがいるから大丈夫」

「とりあえず離れてくれな。俺もそこそこ疲れてるし……。ナルメアはちょっと、俺のことを気にしてる風だったからな。あんまり長い間離れてるのも良くないと思ったんだよ」

「……気づかれてたんだ。ごめんね、色々と考えちゃって」

 

 気まずそうに謝るナルメアの頭を、さっき掴まれていた方の手で撫でてやる。

 

「では私はどういう理由で? 操舵ができるという話はしていなかったと思いますが」

「操舵したことはなくても知識はあるだろうから、ガイゼンボーガを残す以上ワンチャンあるかと思ったのはある。あとアリアは素早い攻撃が得意だから、一撃で複数の敵を倒すのに向いていない部分はあったかな。で、もう一つの理由は精神的に不安だ。目を離すとすぐ弱気になりそうだし」

「……私だけ理由が多いですね。しかし、そんなに私は弱気に見えましたか?」

「ああ」

 

 俺は話しながらも操舵に集中するアリアへと頷いた。

 

「真王に従わないと決めたのはいいが、お前自分がどうしたらいいかでまだ迷ってるんだろ。見識を広めるための旅がこんなんになっちまったし、今は目の前のことに集中すりゃいいけどさ」

「……よく、おわかりで」

「まぁな。なんかアリアって、リーシャに似てるんだよなぁ。だからつい口出しちまうのかもしれないが」

「リーシャさん……秩序の騎空団の方でしたか。碧の騎士ヴァルフリートの娘でもある」

「ああ。あいつは父親に憧れて、父親やその右腕だったモニカと自分を比べて劣等感を抱いてたんだ。自分から縛られにいってると言うか、なんつうか。妙に真面目なところも共通点の一つかね」

「そう、ですか」

「だから、なんか見てられないんだよな」

 

 だからリーシャにも初対面だったのに色々言ってしまった。そういうヤツを見るともやもやするって言うか、そんな性分らしい。

 

「……そうやってまた他の女に手を出そうとする」

「……ダナンちゃんのスケコマシ」

「おい待てなんでそうなるんだよ」

 

 左右の二人からジト目を向けられてしまった。なぜだ。

 

 そこでフラウは少し考え込むようにしてから、俺を神妙な表情で見つめてくる。

 

「ねぇ、ダナン。アリアさんがなにしたらいいかわからないならダナンのモノにすれば?」

 

 がくん、と身体ではなく騎空挺が傾いた。すぐ持ち直したがアリアの顔が引き攣っている。

 

「は? ついさっきと言ってることが逆だぞ?」

「うん。でも言いなりって部分とか私もアリアさんと共通してたから。そこから脱したなら、やっぱり別の目標を作るのが一番だよ? 私はダナンの傍にいるのが今の目標」

 

 ふふ、とフラウは魅力的に笑みを零す。

 

「だから、アリアさんもダナンに抱いてもらってこのために生きようって思ってもらえば万事解決でしょ」

 

 がくん、とまた騎空挺が傾いた。……おいやめろこれ以上動揺させるな。操舵に集中させてやれ。

 

「いや、流石にそれはダメだろ。アリアだって好きなヤツの一人や二人くらい……」

 

 見たところアポロと同年代ぐらいだし。あれ、アポロって俺が初恋みたいな感じだったような?

 

「い、いませんよ。そもそも私はイスタバイオン王国の王女ですから、自由恋愛なんてあり得ませんでした。真王の全空統一のため、他空域の方と親交を深める目的で嫁ぐと思っていましたから」

「じゃあ真王から脱する決意として始めてみたらどう? ダナンとシちゃったら他の男じゃ満足できなくなっちゃうでしょうけど」

 

 そう言ってフラウは妖しく笑う。あまりのオープンな話に二人の女性は顔を赤くしていた。リーシャがいたならきっと卒倒していただろう。

 

「……お前そんなに明け透けなこと言うタイプだったか?」

「ダナン以外の男がいる前では言わないだけよ。……私にとってそういうのは、ずっと普通だったから」

 

 少しだけ表情が陰った。だがそういう表情一つでさえ誘惑のためなんじゃないかと思ってしまう部分もある。まぁ、それくらいなら乗っても問題はないんだがな。

 

「で、どうなの?」

「ふ、ふざけないでください。そんなことできるわけないでしょう」

 

 フラウの問いにアリアは頬を染めて断言した。

 

「なんで?」

「なんでと言われましても……」

「そういう貞操観念こそ、真王に植えつけられたモノじゃないの?」

「それはそうかもしれませんが……」

 

 フラウの様子にアリアが戸惑っている。俺も珍しいなと思い始めていた。

 

「どうした、フラウ。珍しくお節介と言うか、口出しするな」

「誰かに言われた通りとか、昔の自分を見てるみたいで嫌だから、かな。別に無理にとは言わないけど」

「……そう、ですか」

 

 フラウの言葉にアリアは少しだけ考え込む様子を見せる。

 

「……今の私には難しいですが、少し考えてみようとは思います。これまでの思想に捕らわれない考え方を」

「真面目ね。もっと軽い気持ちでいればいいのに」

「いえ、それはそれで相手に失礼な気が……」

「そう? ダナンなんかそこかしこで女増やしてるのに」

「「……」」

 

 おいやめろ。アリアとナルメアがジト目になってるじゃねぇか。

 

「俺はそんなんじゃねぇって。ただまぁ、断るのもどうかと思うだけだ」

「それが誑しって言ってるのに」

「……私がもしその気になっても、ダナンかどうかは怪しいですね」

 

 反論してみたが、フラウには呆れられアリアにはジト目を向けられたままだった。

 

「それはどうかしらね。ダナンよりいい男がそうそういるとは思えないけど」

「……あんま持ち上げるなよ。そこまでじゃないんだから」

「そう? あんまり謙遜も過ぎると嫌味になるけど」

「いや、謙遜とかじゃなくてだな」

「私が言うんだから間違いはないわ」

 

 まぁ、確かに。とはいえそういう他よりいいってことを言うことで男に自尊心を持たせるのも手管の一つではあるんだよなぁ、と思うところはある。……俺がフラウを疑っているのは、エスタリオラと違ってまだデビルの呪縛から逃れていない可能性を考慮してのことだ。デビルは未だワールドの手中にあることだしな。とはいえ、俺を想ってくれていそうなヤツをあんまり疑いたくはない。

 

「まぁ、そういうことにしとくか」

「ふぅん? じゃあこれから確かめてみる?」

 

 フラウは小さく舌を出して妖しく微笑んだ。

 

「だ、ダメ。ダナンちゃんは疲れてるんだから」

「別にそれでもいいよ? ダナンが寝てる間でも構わないから」

「ダメ、ダナンちゃんを休ませないと」

 

 しかしそんな彼女をナルメアが止めようとしている。アリアは操縦に集中したいのか、関わりたくないのか知らん顔だ。……確かに今は疲れてるな。ナルメアはそれを俺の様子を見て察したってことか。ただフラウを阻みたいだけじゃないのは流石と言うべきか?

 

「確かに、ほぼ一週間戦い漬けだったからな。ゆっくり寝たい」

「じゃあお姉さんが添い寝してあげるね」

「ちょっと、ナルメアだけ狡い」

「フラウちゃんはダナンちゃんを疲れさせるでしょ」

「……私だって我慢しようと思えばできる、かもしれないし」

 

 なんでそこ自信なさげなんだよ。

 

「だから、ダメ。ダナンちゃんは疲れてるんだから」

 

 今この時はナルメアが優勢だった。というかフラウも疲れてるだろうに。

 

「……わかった。今回は退く」

「うん、お願いね」

 

 フラウは不満そうだったが頷いていた。というわけで、別にナルメアと寝る必要はないのだが二人で部屋に行く。

 

「ふあぁ……お姉さんも疲れちゃった」

 

 部屋に着くなりナルメアは眠たそうに欠伸をして目を擦った。

 

「そりゃな。悪かった、無茶なこと言って」

「ううん、私達が踏ん張らなかったら今頃ナル・グランデは幽世の存在でいっぱいだったと思うし。先にフォリアちゃんを行かせてなかったら今より被害が多かったと思う」

「まぁ、そうかもな」

 

 俺が考える限りでは、速攻でエキドナを倒せなかった場合ああして時間を稼ぐしかなかった。……厄介なことに、“蒼穹”がいた方が良かっただろうと思うくらいに。

 

「じゃあ寝よっか。ほら、ダナンちゃん」

 

 ナルメアはベッドに被せてある布団を捲って手招きしてきた。ここ俺が使ってる部屋なんだけど、というツッコミは野暮だろうか。ともあれ疲れているので有り難く入らせてもらう。

 俺はナルメアのいる方とは逆からベッドに入る。というところでローブを着たままだということに気づき脱いで椅子の背凭れにかけておいた。それからベッドに入り仰向けに寝転がる。

 

 と、ナルメアが俺の隣に寝転んで布団をかけてきた。俺の髪に彼女の手が触れる。

 

「よしよし。お疲れ様、ダナンちゃん」

 

 そのまま頭を撫でてきた。

 

「ああ、ナルメアもお疲れ」

「うん。このまま一緒に寝ようね」

 

 言い合ってから俺は目を閉じ疲労感に任せて眠りに沈んでいく。ナルメアはしばらく俺の頭を撫でていたようだが、その後撫でるのをやめて寝に入ったらしく俺の手を握っていた。

 それを確認したくらいで俺も意識が暗転していった。

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