ナンダーク・ファンタジー   作:砂城

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敵地のど真ん中で

 “鍵"となるオルキスと、“器”となるルリア。この二人によって正規の手順で再起動されたアーカーシャは大人しいモノだった。

 

 俺達が最初に見た形態変化で首が落ちる前の姿となっている。

 

 いざフリーシアの存在を抹消しようとしたところで、ルリアが一つ提案をした。

 

「……フリーシアさんの存在を消すんじゃなくて、契約をなかったことにしちゃ、ダメですか?」

 

 こちらに尋ねてはいるが、確かな意志の宿った目をしている。彼女も譲る気はないのだろう。俺やスツルムとドランクは兎も角、ルリアの仲間はお人好し集団だ。ルリアの背中を押すような言葉を放って、結果アーカーシャの力を使うのは「フリーシアが行った星晶獣ミスラ・マリスとの誓約をなかったことにする」という目的のためとなった。

 それからしばらくして、ぬっと漆黒の全身甲冑が姿を現す。

 

「……貴様ら…………なにをやっている?」

 

 流石に楽勝とはいかないようだったが、酷い怪我ではなさそうだ。しかし若干トゲのある声が尋ねてきた。

 

「そんな怒んなって。こいつらのことだからあの女そのモノの存在を消すなんてことしないってわかってただろ? 任せたお前が悪いって」

 

 とりあえずフォローだけはしておく。過去を改変するのはリスクが大きいからするな、っていう意見もわかるんだけどな。そうなると協力してくれなくなってしまう可能性だってある。

 

「それもあるが……私は貴様の近くにある()について聞いているんだ!」

 

 黒騎士がずびしっと俺がお玉で掻き混ぜていた鍋を指差した。

 

「大丈夫だって、ちゃんとお前の分もあるんだから」

「そういうことじゃない! なぜ、敵地の最奥で鍋を囲んでいるのかと聞いている!」

 

 黒騎士が珍しく激昂している。……ふむ。確かに危険はある。だがタワーは制圧したので大丈夫だろうと思う。なにより回復アイテム兼食べ物なスープだからな。あのままじゃ碌に動けなかったし。

 

「ポーション使い果たしても回復し切れないから、スツルムとドランクに教えてもらった強化効果のある料理のコツってヤツを実践してみてたんだよ。終わった直後は碌に動けもしなかったからな。仕方のない処置ってヤツだ」

「……ほう。ではその食器や鍋はどこから持ってきた?」

「これはグランの『召喚』で出した武器だ。スプーンが槍、皿が短剣、鍋は斧だっけか?」

「…………。ではその食材は?」

「俺が潜入した時に倉庫から拝借してきたヤツだな」

「……」

 

 なぜか黒騎士から盛大なため息が聞こえてきた。

 

「……おかわり」

「おう。オルキスはいっぱい食べるな、やっぱり」

「……ん。ダナンの料理は美味しい」

 

 俺の左隣に陣取っているオルキスが空になった皿を積んでグランが『召喚』した新たな皿を差し出してくる。『召喚』している都合上一定時間が経過すると消えてしまうので、食べ終わったら再度装うのではなく積んで勝手に消えるのを待つ形だ。

 

「まぁいいか。お前がいらないってんならオルキスの分が増えるだけだしな」

「なっ……」

「……ん。ダナンの料理食べないなんて、アポロ残念。もっとペース上げていい?」

「ああ、大丈夫だぞ」

 

 そういやこうしてオルキスに料理を振舞うのも随分と久し振りな気がしてくる。……十天衆に襲われる直前以来か? あの後オルキスと再会したのがルーマシー群島で、結局そこではユグドラシル・マリス相手に俺が殿を務めることにして、再会した直後に俺が別行動を取ったから……うん、間違ってねぇな。

 

「ま、待て! 誰も食べないとは言っていないだろう!」

 

 しかし黒騎士が慌てたように言って、空いていたオルキスの隣へとどかっと座った。

 

「ったく、しょうがねぇな。ほれ」

「ああ」

 

 なんとなく展開が読めていたので、用意していたスープとスプーンを黒騎士へと手渡す。受け取って兜を取り口にすると、仄かな笑みを浮かべた。

 

「……やはり美味いな」

「……ん。ダナンの料理は、美味しい」

 

 左にいる二人からの俺の料理への信頼が厚い。黒騎士の表情に大半が驚いており、ルリアとジータとロゼッタは微笑ましく見守っていた。

 

「スープ食べ終わったら事後処理だな。下に置いてきたヤツらと合流して秩序の連中に後始末を任せねぇと」

「……船団長の前で後始末押しつける算段を語らないでくれませんか」

 

 リーシャはジト目で言ってくるが、そういうのは俺達の仕事じゃない。秩序の騎空団の仕事だ。

 

「これから、どうすればいいんだろ?」

「決まっているだろう」

 

 ジータの問いに、黒騎士が即答した。

 

「メフォラシュへ向かう」

 

 彼女の一言に全員が黙り込んだ。それがなにを意味するのか、わからないこいつらではないだろう。

 

「……黒騎士さん」

 

 ルリアが沈痛な面持ちで黒騎士を見つめている。

 

「なにを考えているかは聞くまでもないが……一先ずは星晶獣デウス・エクス・マキナを返還する目的だ。アーカーシャという強力な星晶獣をどうするかも決めなければならんがな」

 

 黒騎士は一旦決着のことは置いておくらしい。ルリアはほっとしていたが、結局のところ決着をつけるために戦わないとは言っていないのだから、問題を後回しにしているだけだ。俺もそれなりの付き合いがあるので、彼女が迷っている様子なのは見て取れた。当然スツルムとドランクも、オルキスも気づいただろう。例のおっさんは知らん。

 

「確かにアーカーシャは放置しておくわけにもいきませんよね。ルーマシーの遺跡に戻すっていう手もありますけど、帝国の大勢が運び込んでいるので存在を知っていますし、帝国の動きを監視している第三者がいる可能性もありますし」

 

 ジータが顎に手を当てて真剣に考え込み始める。

 

「そうですね。秩序の騎空団としてもあれほどの星晶獣を保管するのは難しいと思います。封印してしまうのが一番だとは思うんですけどね」

 

 リーシャも唸っている。確かに存在を知らなければいいのだが、知ってしまった今となっては扱いに困る星晶獣ではある。まぁその辺はこいつらに任せておこう。俺に預けられるような事態には、間違ってもならないだろうし。

 そうして結論の出ない雑談をしていると、早々にスープが平らげられてしまった。

 

「スープもなくなったし、そろそろ行こうぜ」

 

 身体も充分休まった。気力も魔力も回復したので、敵地に長居は無用だ。

 

「そうだね。じゃあ途中モニカさん達にも後日詳しい話はしますって言っておいて、それからメフォラシュに向かおうか」

「うん。手伝ってもらった皆とも、こう祝勝会みたいなのしたいしね。後でどっかに集合しようって連絡しないと」

 

 二人の団長が言って、皆が立ち上がる。

 器具はグランの『召喚』が基本なので消してから準備をして立ち去った。アーカーシャはルリアとオルキスの二人に一旦吸収してもらっている。

 

「あっ、団長ちゃん。遅かったじゃないか。お兄さん心配したんだよ?」

 

 タワーを出ると十天衆が待ち構えていた。合流したらしいシェロカルテやモニカ達秩序の騎空団、バルツ公国軍などが集まっている。

 

「皆さん、ご協力ありがとうございました。おかげで助かりました。ただちょっとまだ終わってないことがあるので、メフォラシュに行ってきます」

「落ち着いてから宴かなにかで会いましょう。シェロカルテさん、取りまとめをお願いできます?」

 

 二人の団長が代表してお礼を言い、言葉にしていると時間が足りなくなるので詳しい話は後回しにして、後日宴を開くことを口約した。

 

「はい~。万屋シェロちゃんが、責任を持って場所やなんかを用意しちゃいますよ~」

 

 頼りになるシェロカルテが笑顔で請け負ってくれたので、これで心置きなくメフォラシュに向かえる。

 そうしてグランサイファーへと向かったのだが、

 

「……アダムさん」

「そんな、こんなことって……」

 

 辿り着いたグランサイファーは傷一つない状態だった。しかしグランサイファーを守るために残っていた大将アダムは傷だらけの状態で倒れていた。微動だにしない――死んでいる、と言うか活動を停止していると言った方が正しいのだろう。

 俺は傷ついた状態の彼を見ているため身体に節があることはわかっていたのだが、ボロボロの身体を見ると余計に“人形”感が強まった。

 

「この男、ゴーレムだったようだな」

「それにしては意思を持ってるように見えましたけど」

 

 大勢の帝国兵を一人で退けた代償は自分の身体ってわけか。並み大抵の戦力じゃなかったのは確かだ。惜しい男を亡くした。

 

「これでまた一つメフォラシュに行く理由が出来たな、こいつは誰よりもエルステのために戦った。せめて故郷で眠らせてやるのがいいだろう」

 

 黒騎士が珍しく相手を慮る言葉を口にした。

 アダムの遺体は丁重にグランサイファーへと運ばれて、彼が守った騎空挺でメフォラシュへと飛び立つ。

 

 久し振りということでオルキスの要望があり厨房は俺が仕切ることになった。腹いっぱい俺の料理を食べたいということだったので腕によりをかけて振舞ってやった。

 その途中でリーシャがあの顔を晒したり大人組が酒を飲んだりと束の間の平和を楽しんでいた。

 

 俺はグラン達が騒ぐ熱気に当てられて、涼夜風に当たって涼むために甲板へ出た。その時手摺りに寄りかかって外向きに夜空を見上げている黒騎士の姿を見つける。宴の席で重装備は、という理由で私服姿だ。相変わらずのノースリーブ一族だった。

 

「こんなところでなにやってんだ?」

 

 涼みがてら話でもしようかと声をかけ、隣に手摺りを背凭れにするように寄りかかった。

 

「……ダナンか」

 

 応えた声に普段の張りがない。横目で顔を見るとどこか悩んでいるようにも見えた。酒が入っているせいか少し顔が赤くなっている。

 

「……少し、悩んでいてな。無論ああいう騒ぎが性に合わないというのもあるが」

 

 やけに素直な返答だった。他に人がいないからだろうか。

 

「随分と殊勝なことだな。まさか素直に悩みがある、なんて打ち明けられるとは思わなかったぜ」

 

 普段通りに応対しながらもどんなことで悩んでいるかは大体予想がついていた。

 

「ふん。貴様が言ったのだろう? 偶には弱さを見せてもいいと」

「……」

 

 まさか本当にされるとは思ってもみなかった。

 

「怖いくらい素直だな。……それだけ悩んでるってことか」

「そうだな。あとは、今なら酔ったせいだと言えるだろう?」

 

 黒騎士が冗談めかして笑う。……確かに、酔っ払って口が滑ったってなった方が後腐れがない気はするな。

 

「……ま、言い出したのは俺だしな。話くらいは聞いてやるよ。珍しくうちのボスが素直になったことだしな」

 

 あの時は弱々しいお前なんて、とは言ってしまったが。こうして偶に頼られるのは嬉しくないわけではない。

 

「なら酔ったついでに、話させてもらうとしよう」

 

 これまで一人でなんとかしようとしてきた黒騎士が他人に自分のことを話す、というのは大きな変化だろう。そのせいでここまで迷っているのなら、ちょっと申し訳ない気もする。題材が読める分俺の責任とも言えなくもないし。

 

「私が悩んでいるのは、オルキスのことだ」

 

 ぽつりぽつりとアポロが話し始める。

 

「私はこれまでずっと、かつてのオルキスを取り戻すために全てを投げ打つつもりでいた。……今のオルキスと、ルリアを犠牲にしてでも」

 

「だが共に過ごしていく内に、今のオルキスも失いたくない存在になってしまった。フリーシアにかつてのオルキスを取り戻す方法はないと言われた時、私は僅かにそれならそれでと割り切る考えが浮かんでしまった。……だから、思考を停止した」

 

「オルキスの話を聞いて今の大切さを認識した私は、オルキスが死を受け入れそうになった時大きな怒りが湧いたのを感じた。そこでようやく今のオルキスを失いたくないという気持ちと、かつてのオルキスを諦めるという気持ちに少し折り合いをつけられたかと思っていた」

 

「だが、今はかつてのオルキスを取り戻す方法があると、知ってしまった」

 

 心を閉ざした状態とも、普段の肩肘を張った状態とも違う、アポロニアとしての独白。

 普段からは考えられないほど弱々しい声音で、しとしとと語っていく。

 

「……アダム大将の言葉か」

「そうだ。デウス・エクス・マキナによって心が切り離されてしまったが、今もメフォラシュで魂だけの状態となって生きている――そう聞かされて、私はまたかつてのオルキスの笑顔が見たいと、彼女にもう一度会いたいという気持ちが強まってしまった」

 

 それは、そうだろうな。

 俺なんかが彼女の心情を推し測るのは難しいが、周囲の人間に振り回されて決心したはずの信念を掻き回されて、平然としていられる方がおかしい。

 

 アポロは手摺りの上で腕を組みそこに顎を載せた。

 

「……私は、どうしたらいいんだろうな」

 

 紛れもなく迷路に入り込んだ者の呟きだった。……とはいえ、話を聞いたところで俺に答えが出せるわけもない。俺は、アポロじゃないんだから。

 

「話を聞いても、俺にどうすればいいかなんて答えが出せるわけもねぇ。お前がどうしたいのかは、お前が決めることだしな」

「……そうだな」

 

 一睨みくらいしてくるかと思ったが、彼女は手摺りに寄りかかったままこちらを向かなかった。

 

「だがまぁ、提案ならできる。それを決める方法のな」

「なに?」

 

 怪訝そうにこちらを見てきたアポロに笑いかける。普段通りの不敵な笑みだ。

 

「お前はかつてのオルキスを取り戻すと、鎧と剣に誓ったんだろ? だったらその剣と鎧を、今のオルキスを守りたいって気持ちと戦わせてやればいいんだ」

「……なんだと? それは、どういう意味だ?」

 

 これだけではわからないらしい。だから、俺は言葉を続ける。

 

「つってもお前は一人しかいないから、お前同士が戦うってのは不可能だ。だったら、今のオルキスを守りたいってヤツに()()()()()()()()()()()

「……」

 

 俺の言葉にアポロはぽかんとしていた。

 

「……そ、れは、お前が私と戦うということか?」

「まさか。俺とお前が戦ったんじゃ、勝負にならないだろ? 仮にスツルムとドランクに協力してもらったって、多分勝てないだろうよ。それじゃあぶつけ合う意味がない。どっちが勝つかわからないような相手じゃないと、な」

「……では誰が私と戦えば……」

 

 本当にわかっていないらしいアポロへ、俺は笑みを深めて告げる。

 

「いるだろ、アポロ。今のオルキスを守りたいと思っていて、全員がかりならお前にも匹敵するヤツらが」

「……っ」

 

 俺の言葉に、ようやくアポロは察したようだ。目を見開いて驚き、次の瞬間には吹き出した。

 

「……ふっ、ふはははっ……」

 

 今度は俺が唖然とする番だった。アポロが随分と、屈託なく笑ったからだ。

 

「……お、お前というヤツは……。大切なことを、まさか他人にやらせようとするとはな。そこはお前が意地でも相手すると言うところだろうに……」

 

 目尻に涙を浮かべてまで笑っている。……そこまで笑うことかよ。

 

「……そんなに笑う必要はねぇだろ。できれば俺が戦ってやりたいが、実力が足りねぇからな。勝つにしても負けるにしても、お前が納得できる相手じゃなきゃ成立しない。だから、あいつらにやらせる」

「ふっ。確かにお前の言う通り、あの連中なら適任だろう」

「だろ? あいつらは今のオルキスを守りたい。だから雌雄を決することになる。その覚悟も、もうしてくれてるだろうしな」

「そう、だな」

「だから甘えちまえばいいんだよ。あいつらのお人好しにつけ込んで、気持ちの折り合いを武力でつければいい。あいつらならそれを断らないし」

「そうだな」

 

 少しはマシな顔つきになっていた。

 

「ただし加減はするなよ。俺の渡した魔晶も使って全力でボコボコにしてやれ。……それでも負けたんなら、もう諦めるしかねぇな」

「……ああ。肝心な部分は人任せになってしまうが、それもいいだろう」

「ああ。お前はこれまで独りで戦ってきた。けど今はそれが変わり始めてる。ならその変化を与えた連中に責任取ってもらうのが筋だろ」

「それを言うなら、貴様にも責任を取ってもらう必要がありそうだな?」

「あん?」

 

 予想外の言葉に聞き返すと、アポロは普段俺がするようなにやりとした笑みを浮かべて言った。

 

「こうして誰かに自分の気持ちを話すなど、今まででは考えられなかったことだ。その原因の一端に、お前が関わっていないとは言えまい?」

「……まぁ、な。だが俺はどっちにしてもあんたの味方をするって決めてるしな。敵対する気は、ねぇよ」

「そうか? オルキスは随分とお前に懐いているようだがな」

「確かにな。でも俺は見殺しにできる。悲しいとかそういう感情がねぇとは言わないが、多分一時の感情だろ、そういうのって」

 

 心の傷は時が癒してくれると言う。それなら問題ない。

 

「情の薄いことだな。……十年経っても、薄れない感情もあるというのに」

「そりゃ相当な頑固者だけだな。俺はそこまで続かねぇよ」

「そうか」

 

 軽口を叩くと微かに笑みを浮かべて応えた。

 

「……少しはマシになったか?」

 

 話に一区切りついたところで真面目に尋ねる。

 

「……ああ。これを整理と言っていいのかはわからないが、答えの出ない悩みに嵌っているよりはマシだろう」

「なら良かった。あんま一人で抱え込むなよ。俺はあいつらほどお人好しじゃねぇが、それでもあんたの力になりたいとは思ってる。俺以外にもそういうヤツらはいるから、それを忘れんなよ」

「随分と真面目なことだ。だがまぁ、覚えておくとしよう」

「そうしとけ」

 

 俺は再び組んだ腕に顎を載せる体勢のアポロの頭をぽんぽんと撫でて、船室へと戻っていった。

 どちらに転んだとしても俺は黒騎士に従うまでだ。

 

 だが。

 願わくばアポロが今を生きていくために、あいつらに頑張って欲しいと思うところはあるのだった。




二次創作にありがちな主人公に都合のいい改変……。

一応の理由づけとしては、ダナンがいる影響で原作よりオルキスへの情が深く一人で決め切れないところになったという感じです。

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