ナンダーク・ファンタジー   作:砂城

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予期せぬ出会い

 二週間くらいかけてそこそこ使える程度にはなった、とは黒騎士からの評価だ。正直他の面子を考えると力不足なので、あえて分担を挙げるとするなら奇襲担当といったところか。

 

 ClassⅡも解放されたが、まだ手をつけていない。今度ゆっくり時間のある時にやることにしている。俺の好みの問題で、ぶっつけ本番で未知のことをやるのが好きじゃないのだ。充分準備して、持っている力を駆使してことを成したい。

 

「では行くぞ」

 

 黒騎士の号令に頷き、五人で俺のアジトを出る。……俺の拠点だったのに、宿代が浮くからと居座ってきたんだよな。まぁまだスペースはあったからいいんだけど。

 黒騎士は基本的にはこの島にも来ない。出入りするのも多くて一週間に一度くらいだそうだ。なにやら各所で暗躍しているらしく、新入りの俺にはまだ目的を教えちゃくれないが着々と計画を進めているそうだ。

 

「事前に伝えた通り、これからバルツへ向かう」

「最終目的は兎も角、そろそろ計画ぐらい教えて欲しいもんなんだが」

「……簡単だ。バルツを守護する星晶獣を起動させる」

「星晶獣を? へぇ、そりゃ大それたことやってんだな」

 

 星晶獣とは、昔にあった空の民と星の民による大規模な戦争、覇空戦争が行われた時に星の民が持つ最大戦力として投入された存在だ。今いるこの島とか俺の故郷なんかは小さくて守護の欠片もないが、大きな島にはその島と密接な関わりを持つ星晶獣がいる。

 星の民ってのはなんか俺達空の民からすると寿命も長くてとんでもない技術力を持った連中だ。今は確認されてないんじゃなかったかな。

 

「だが星晶獣を起動? 好き勝手するってそんな簡単なもんじゃねぇだろ?」

「そうだな。だがバルツ公国の星晶獣は他の星晶獣と比べて特異な点が多い。その一つが、星の民ではなく空の民が創ったという点だ」

「ほう」

「空の民が星の民用に作った星晶獣だからこそ、やりようはある」

「なるほどねぇ。やっぱあんたら暗躍してんじゃねぇか。まぁ俺の勘は正解だったわけだな」

 

 正しくはシェロカルテの情報は、だが。間違ってもボロを出すわけにはいかない。あいつの情報、商品は秀逸だ。できれば縁は切らずにおきたい。

 

 軽く会話を交わしながら、彼女らが使っている小型艇でバルツ公国へと向かうのだった。

 

 ◇◆◇◆◇◆

 

 溶岩の滾る、遠目から見ても明らかに暑そうだとわかる島がバルツ公国だ。

 鉱山があるおかげで鍛冶やなんかが盛んで、俺の愛用している短剣もこのついでに新調しておきたいとか思っていたりする。

 

「うわ、暑そ。なぁ黒騎士、鎧が熱されて暑いんじゃないか? 数時間後に蒸し焼きになったりしないだろうな」

「軽口を叩くのも大概にしておけ。有象無象と一緒にするな。鍛え方が違う」

 

 それは多分鍛え方とかじゃねぇと思う。

 とはいえ単騎最大戦力の一つと思われる七曜の騎士だ。どんな環境にも鎧一つで過ごせるくらいはできるのかもしれない。俺はちょっとコート脱ぎたいな。あと胸当ても外しておけるといい。熱されたら厄介だし。

 

「そうかい。で、俺の役目は基本ないってことでいいんだな?」

 

 事前に説明は受けているが、今回俺の仕事はないと言っていい。もし何者かに邪魔された時は迎撃する、島を出る時に追われないように追っ手を退ける、といった程度だ。まぁ途中から入ってきたのだから当然と言えば当然なんだが。どうにも役目がないというのは落ち着かない。

 

「ああ。今回、仕事があるのは前々から決まっていたスツルムとドランクだけだ」

「なるほど。まぁ仕事とは別にグランとジータとかいうヤツと一戦交えることを考えると、まぁそんな配分にもなるか」

「それと、新参者にいきなり大役を任せて失敗されては困る。私は、失敗するわけにはいかないのだ」

 

 その言葉には強い意志が込められていた。……強い意志、ね。言うて俺は適当に生きてるからな。能力の正体を知りたい。たったそれだけの理由だ。だがなにもないよりはマシだろう。

 

「そうか。じゃ、精々邪魔しないようにいるとしますかね」

 

 こいつらの目的は二の次だ。まずは『ジョブ』の力を持ってるという双子、そいつらの様子を見るとしようか。

 そうして俺達は、バルツ公国へと上陸した。

 

 暗躍という言葉に相応しく、騎空艇を停める港ではなく裏から島に着ける。そして五人で街外れにある工場の前に来ていた。

 

「……人目はないな。ではそれぞれ準備をしろ」

 

 黒騎士の指示に従い四人は工場へと入っていく。俺は別に中へ入ってもすることがないので、

 

「最終段階は明日なんだろ? 俺は街へ行って武器見てくる」

「わかった。くれぐれも我々の情報を流すなよ」

「協力最初でそれはやんねぇよ。もしあんたらを嵌めるんなら、もっと信頼を得たタイミングじゃねぇとなぁ?」

「ふん。夜には戻ってこい」

「了解、ボス」

 

 俺はスツルムとドランク、黒騎士についていくオルキスの背中を見送る。……しっかしオルキスはあれだな、黒騎士がいるとこだと大人しさに拍車がかかるな。餌づけ? の成果か多少打ち解けたとは思うが。黒騎士がいる時は自分からアップルパイを食べたいとは言わないからな。多分黒騎士が人形と呼ぶから、そう振舞ってるんだろうが。

 そうまでして一緒にいたい関係ってのはどんなんだろうな。

 

 考えても仕方がないと思い直して遠目に見た街の方角へと一人歩いていく。

 

 道中魔物に遭遇はしたが苦戦はしなかった。ナルメアに修行をつけてもらってからも、俺は強くなっている。『ジョブ』の力を使わなくてもその辺の魔物相手なら余裕だ。

 

 夕方になる前には街へ到着することができた。

 街へ入ってみるとわかるが、バルツにはドラフが多い。多分力仕事が多いからだろうな。それよりも暑さが問題だ。いるだけで汗を掻く。やっぱ薄着で来れば良かったか。

 

 確か黒って熱を集めるんじゃなかったっけ、と自分の衣装を恨めしく思いつつバルツを回る。

 忘れてはならない。俺の目的は武器調達だ。できれば短剣でもうちょいいいのが欲しい。

 

「……しかし、高ぇな」

 

 値段があの街で売っていたものと全然違う。いやまぁ、その分いいモノだというのは素人目に見てもわかるんだが。

 

「ねぇおじさん、この店の武器高くないですか?」

 

 ふと傍らから少女の声が聞こえてきた。見ると柔らかな金髪を持つ少女が俺と同じように武器を覗き込んでいた。ピンクのスカートやなんかは少女らしさを演出しているが、腕は金属の防具できっちりと守っている。守る場所違くないかと聞きたい。腰に剣を提げていることからも戦えることは間違いない。

 武器を見るために屈み込む姿はとてもそう見えないのだが。

 

「嬢ちゃん、そりゃうちの武器が他よりいい証拠だ。いい武器にはいい値段をつける。当然だろう?」

 

 店主は相手が可愛い子だからか朗らかに答える。ただどうもきな臭い。というか嘘の匂いがするな。育ち上隠し事やなんかには聡いはずだ。俺を騙した商人は、前々からじゃなくて当日だったから回避できないのは仕方ない。

 とはいえいい武器であることには変わりない。値段が高いのも島特有の物価だと言われてしまえば反論できない。できれば嘘を暴いて値下げ交渉にでも持ち込みたいところだ。換金していないモノもあるとはいえ、遠出する都合上大半は置いてきている。だからと言って手持ちを換金するにも信頼に値する商人がいなきゃ買い叩かれて金が足りないままになってしまう。どうしたもんか。

 

「他の店と比べても遜色ない出来だとは思います。けど値段は他より五割くらい高いと思うんです」

「だからさっきから言ってるだろ? ここに並んでるのは俺が手がけた渾身の一品だ。自慢の品を自信のある値段で売る。ただそれだけのことだよ」

「それはそうですけど……」

「それともなにかい? 俺が値段を吊り上げて客を困らせてると?」

 

 少女は尚も反論しようとするが、少し威圧的に射竦められてしまう。……これはどうにも分が悪いな。これ以上食い下がれば営業妨害だなんだと兵士を呼ばれかねない。俺にも目利きができれば口添えくらいはしてやるんだけどな。これは無理そうだ。こいつの言い分だと他にも武器屋はあるみたいだし、そっちも探してみた方がいいかもしれんな。ったく。目利きができてモノの値段もわかる、商人みたいな人がいれば良かったんだがな。

 

「「……はぁ」」

 

 俺のため息と少女のため息が重なった。大体同じことを考えていたのだろう。思わず顔を見合わせそうになったところで、

 

「どうしたんですか~。お店の前でため息なんて、店主さんに失礼ですよ~」

 

 これ見よがしにいいタイミングだ。

 

「シェロさん!」

 

 俺が後ろを振り向いたのと同時に少女も振り向いて、急な再会を喜ぶように顔を綻ばせた。…シェロカルテと知り合いなのか。いやまぁ、シェロカルテの情報網は広いし不思議なことではあんまないかもしれないけど。

 

「はいはい~。万屋のシェロちゃんですよ~。それで、一体どうしたんですか~」

「いやあのえっと、いいなぁっていう武器があったんですけどちょっと高くて買えないなぁって思ってて……」

 

 代金を吊り上げていないか疑っていた、などと正直に言えるわけもない。困ったような笑みを浮かべてそれっぽく説明していた。

 俺がちらりと店主へ視線を走らせると、微妙に顔が引き攣っているのがわかった。万屋と聞いて目利きができるのではないかと思ったか、シェロカルテを元から知っていたか。どっちにしろこれはチャンスだな。

 

「相変わらずお好きですね~。どちらの武器ですか~?」

「この短剣なんですけど」

「どれどれ~」

 

 彼女が差したのは俺が目をつけた短剣と同じ類いの代物だった。俺もいいとは思ってた。ちょっと手が届きづらいお値段ではあるが、本当にいいモノではある。

 

「なるほど~。これは確かに、ちょっとお高いかもしれませんね~。かなり出来がいいことは確かなのですが、相場よりも三割ほど割り増ししているような金額ですね~。もしかしてこれには普通の武器ではなく特殊な効果や加工が施されてるんですか~?」

 

 目利きができて値段もわかる商人であるところの彼女は、普段と変わらぬ間延びした呑気とも取れる口調のまま店主へと尋ねる。……さてさて、どう出るかな。ここでもし「そうなんだ、実はこの武器には」と語ろうものなら嘘と断言されて詐欺の容疑にかけられることになる。そうなったら店を畳むどころの話ではなくなるだろう。

 

「……はぁ。シェロカルテさんには敵わねぇな。降参だ、悪かったよ」

 

 流石に引き際は見極められるのか、肩を落として白状した。よし、これで俺も便乗して値引きができるな。

 

「あの、でもなんで代金を増やすようなことしたんですか? そんなことしなくても凄くいい武器なので売り上げが少ないとは思えないんですけど」

「あー……。ちょっとすぐに金がなぁ……。ま、まぁそれはいいんだ。それよりどうかこのことは黙っておいちゃくれないか? 俺にも女房と子供がいる。生活があるんだ。頼む!」

 

 人からは金を巻き上げようとしておいてそれは都合が良すぎるな。少女とシェロカルテはどうか知らないが、ここで俺は便乗させてもらおう。

 

「ならこの短剣、書いてある値段の半額で売ってくれ。そしたら黙っといてやるよ」

 

 にやりと笑みを浮かべて話に入ってくる。

 

「は、半額? いやそれは……完全に赤字だし……」

「じゃあこのことを街中に触れ回ってもいいってのか? 多分この件は衛兵とかに突き出すより、この島の連中に知られた方がマズいんじゃねぇかなぁ?」

「うっ……。わ、わかった。ただし一本だけだ。それで許してくれ」

「はいよー」

 

 勝った。完全に勝った。俺はこうしてめでたく安く武器を手に入れることができたのだった。めでたしめでたし。早速工場の方へ戻るとしよう。試し斬りもしたいしな。

 

「……ちょっと待って」

 

 ――とはならなかった。立ち去ろうとする俺の肩をがっしりと掴んだヤツがいた。……チッ。

 

「なんだ? 俺は普通に買い物しただけだぞ?」

 

 そいつは、先程まで俺と同じように武器を見ていた少女だった。整った顔を少し怒ったように歪めている。

 

「弱みを握って値段交渉するのが、“普通"だって?」

「ああ。安く買えるならできるだけ安く買う。当然だろ?」

 

 俺がそう返した途端、少女はもう片方の手を振り被った。これは平手打ちされるなと思い肩を掴む手を払って回避する。

 

「避けないで!」

「無茶言うなよ」

「店主さんも、生活があるから仕方なくお金増やしたんだよ? それを材料に脅すなんて!」

「それが事実だと証明することができるか? いやできないんだよ。例え店主が本当のことを言っていようが嘘を言っていようが金を吊り上げたっていう事実だけが重要だ。それより揉めてるようなら騒ぎになって買えなくなるかもしれないが、それでいいのか?」

「むぅ……」

 

 どうやら底抜けのお人好しで真面目な性格らしい。こういうヤツは苦手だ。

 ただ騒ぎを起こすのはマズいと察したのか、矛を収める。わざとらしく頬を膨らませる様は少し幼くも見えた。

 

「……じゃあ、私はこの値段の二割引きで買います」

 

 相場の三割増しだが、三割引きだと相場より安くなるからだろう。あえて相場ままとは言わず少し高くていいと言うところに妙なお人好しさを感じる。

 

「あ、ありがとう」

 

 店主から短剣を買った少女は、再び俺に向き直った。

 

「それでは店主さん。かなりいい武器を売られているようですし、私がいくつか買い取ってあげましょうか~?」

「い、いいのか?」

「はい~。同じ商人として、腕のいい人が悪事に手を染めそうなのは見過ごせませんからね~」

 

 俺達と置いて、シェロカルテが店主と商談に入っていく。……ただ暴くだけじゃなくて、救いの手も差し伸べる、か。とんでもない器量の広さだな。

 できれば敵に回したくない相手だと思いつつ、ちょっとキツく俺を見てくる少女と視線を合わせた。

 

「まだなんか用があるのか?」

「ううん、別に。値切りの交渉自体は怒りたいけど、一本だけならそんな不利益にならないと思うからいい」

「じゃあ俺はもう行くぞ」

「あ、ちょっと待って。名前教えて?」

「なんでだよ。通りすがりのただの騎空士だよ。お前は道行く人全員に名前聞いて回るつもりか?」

 

 暗に俺はそういうわざわざ名乗るまでもない一般人だと告げる。

 

「違うよ。だって同じ短剣を欲しがったくらいだし」

「そんなもんかね。だが言う義理はねぇな」

「なんで?」

「そりゃ決まってるだろ?」

 

 聞かれて、俺は相手ができるだけ寒気を覚えるように冷たく笑う。

 

「聞かれたら困るからだよ」

「――……っ」

 

 俺の思い通りに感じ取ってくれたのか、少女の足が半歩下がった。

 

「つーわけであんま詮索すんな。ってかあんた一人か? この辺治安いいとはいえ一人じゃ危ないだろ。女一人旅ってわけでもねぇだろうしな」

 

 俺は雰囲気を戻して世間話を始める。それにきょとんとしながらも、いくつか呼吸して落ち着いたのか返答してくれた。

 

「まぁ、うん。ホントは皆と一緒なんだけど。ついいい武器ないかなぁって見に来ちゃって。ほら、バルツって鍛冶が盛んだから」

 

 なんだかんだ合わせられるくらいには適応力が高いようだ。少し照れたように笑っていた。

 

「あー、わかるわかる。俺基本は短剣なんだが状況に応じていろんな武器使い分けられた方がいいんじゃねぇかと思ってな。よく使う武器の更新と、他の武器でもいいのがあれば欲しいな、とか思っちまう」

「うんうん。凄くわかる。でもルピが少なくて見るだけになっちゃりとかして、でも諦め切れなくてルピ稼いで買いに来たら他の人に買われちゃうとか」

「ああ、あるよな。この間なんかな――」

 

 意外と、言ったら失礼かもしれないが。案外話が合ってしまった。共通の話題が見つかると人がある程度談笑できるようで。

 しばらく話し込んでいたが、それを遮った声があった。

 

「ジータ!」

 

 少年の声だ。その声を聞いて、俺の身体が硬直する。そんな俺の様子には気づかず少女は声のした方を振り返ってそちらへと駆け寄った。

 

「グラン!」

 

 少女の声がもう一つ単語を発した時、俺の身体は動いていた。死角になるような裏路地へと身体を滑り込ませる。

 

「やっと見つけたよ。武器見てたかと思ったら、すぐどこか行くんだから」

「あはは、ごめんごめん。ついね。あ、そうだ。あの――。あれ? どこ行っちゃったんだろう」

「? どうかした?」

「ううん、なんでもない。ちょっと同じ武器見てた人と話してただけだから」

「そっか。それより早く行こう。皆心配してる」

「うん」

 

 二人の気配が立ち去るのを感じてから、ふっと息を吐いた。……マジかよ。とんだ偶然、とはいえついつい隠れちまったな。まぁ後で顔を合わせる身としては当然の行いっちゃ行いだが。

 

「……なるほど、あいつもそうなのか」

 

 今回、俺がとりあえず殺し合ってみようと思っている相手。流石に二度目は怪しまれるから作戦に支障が出るかもしれない。詮索はやめて、とりあえず戻るか。随分話し込んじまったしな。

 

「お帰りの際は遠回りするといいですよ~」

 

 街を離れようと思っていたところで、特徴的な声が耳に届いた。慌てて振り返るも、そこに彼女の姿はない。……あいつホントにただの商人なんだろうな。

 

「……遠回り、か」

 

 多分なにか情報を握っていて、最低限の助言としてそれだけを告げてきたのだろう。若しくは遠回りしようとした先に待ち伏せ、とか。いやそれはないか。流石に予想しづらくなる。確実に罠に嵌めるなら、なにも言わず来た道を返させるのが楽だ。

 

 とりあえず、一応忠告には従っておくかな。

 

 この時彼女がくれた助言の重さを思い知るのは、もう少し後のことである――。


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