其の雷は瞬神の如く   作:十六夜翔

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この前、視聴者様に文字数が少ないし内容が薄いと言われたので今回でプロローグを終えようかなと、次回ぐらいで原作突入出来ればと思っとります。

それでは本編どうぞ!


7話

ここはとある秘密基地的な修行場所

 

 

 

「転神体?」

 

「そうじゃ、お主は卍解に必要な工程を知っておるか?」

 

「具象化と屈服でしょ?」

 

「そうじゃ、お主の斬魄刀をこいつに刺せば具象化ができる。それを儂の力で保つ。ただし、儂にも限界がある。期限は3日じゃ」

 

「3日か…」

 

 

そもそも、具象化ですら数十年という歳月がかかる。ましてやそこから屈服となるとさらに数十年はかかる。それを三日で済ませるにはあまりにも少な過ぎる。

 

 

「実証は…」

 

「私が立証済みッスよ〜」

 

「おお、喜助か、なんか久しぶりだな」

 

 

この男、浦原喜助。この間、護廷十三隊十二番隊隊長になった俺の幼馴染だ。もうすぐ数百年か。

 

 

「なんかボクの紹介雑じゃないッスか〜?」

 

「そうか、確か隊長になる必須条件は卍解を覚えることだったな。」

 

「そういうことッスよ〜」

 

 

「わかった、やってみよう」

 

 

俺は斬魄刀を転神体に刺す。そこに現れたのは大きな白い虎だった。

 

 

「その姿は初めて見るぞ、雷」

 

「人型の方が楽なんでな」

 

「話は聞いておったな?」

 

「無論だ」

 

「戦い方は任せる」

 

「よかろう」

 

 

そう言い、雷はとある物を放り投げる

 

 

「これは…獣爪?」

 

「そう、霊圧で爪の長さが変化する獣爪じゃ。」

 

「やってやる!」

 

 

 

それから3日間、雷を屈服させるために只管戦いまくった。最初は獣爪に霊圧を纏わせ戦っていた。おかげで夜一と一緒にやろうと思っていたことと併走して訓練ができた。密かに鬼道と白打の合わせ技を特訓していることに気がついた事を夜一に見つかり、残り2日は夜一と雷の2対1の特訓になった

 

 

 

 

 

〜3日後〜

 

 

 

 

「げっほげっほげっほげっほげっほげっほ…はぁ、疲れた」

 

「よくもまぁ、3日間不眠不休でやり遂げたのぉ」

 

「なんか、余計に動いた気が…」

 

「き、気の所為じゃ…」

 

 

夜一が視線を逸らす。そうしてると雷から忠告を受ける

 

 

「雷電よ、見事に儂を屈服させた。その褒美として、お主には儂の卍解の名を教えよう。だからと言って鍛錬を怠るな。お主の卍解はお主の力量で強さが変わる。」

 

「分かってる。せいぜいお前を上手く使ってやるさ」

 

「ふん、精々儂を失望させぬようにな」

 

 

そう言って雷は消えていった。そこに残ったのは、俺の斬魄刀と元の人形に戻った転神体だった。

 

 

「さて、3日も帰ってないから書類が溜まってるだろうな〜、帰ったら事務作業だなこりゃ。」

 

「儂もしっかり手伝うぞ!お主のおかげであれもだいぶ形になったからのぉ」

 

 

3日で卍解を習得した俺は遊び場を後にした。

 

 

「……最後までボクの扱い雑すぎッスよ〜!!」

 

 

喜助の反応に俺も夜一も笑った。俺はこの先もこうやって3人で仲良く笑って過ごせると思っていた。思っていたんだ……

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

「おまえたち」

 

「は、どう致しましたか?虎牙副隊長?」

 

「夜一見なかったか?」

 

「四楓院隊長ですか?いえ、今日はまだ見ていませんね。」

 

「そうか、ありがとう」

 

「いえ、力になれず申し訳ありません。」

 

 

俺は今日、まだ夜一の姿が見えない事に不審に思った。

 

 

「虎牙副隊長!」

 

「どうした」

 

「総隊長様から至急一番隊隊舎に来るよう仰せつかりました。」

 

「爺さんが?わかった。すぐに行くと伝えてくれ」

 

「御意!!」

 

 

俺に伝えることを伝えたら膝を着いたまま瞬歩で消えた。俺は言われた通り、一番隊隊舎に向かった。

 

 

「よお爺さん、どうした急に呼び出して。」

 

「久方ぶりじゃのぉ。どうじゃ二番隊は」

 

「ああ、悪くねぇ。で?爺さんが俺を呼ぶんだ。世間話で終わるわけないよな?」

 

「実はの、浦原喜助が隊士を殺害したと報告を受けた。居場所を知らんか?」

 

 

俺は一瞬固まった

 

 

「…は?喜助が隊士を殺害…?ちょっと待て!喜助は確かにいい加減で飄々として胡散臭いやつだが殺人をするようなやつじゃねぇ!」

 

「わしもそう思っとる。」

 

「なら!」

 

「だが、浦原が殺害したところを目の前で見たと言ったものがおる。」

 

「は?誰だよ」

 

「藍染じゃ…」

 

「ちっ!」

 

 

俺は一番隊隊舎の扉を開き外に出ようとすると爺さんに停められる

 

 

「何処へ行く!」

 

「何処って決まってんだろ!喜助を見つけ出して、真相を聞くんだよ!」

 

「ならん!」

 

「なっ!なんで!」

 

「…二番隊隊長四楓院夜一が浦原喜助の逃亡を幇助と報告があった。よって今後、二番隊は命令があるまで行動を禁ずる。」

 

「そんな…夜一まで……」

 

「話は以上じゃ。隊舎に戻ると良い…」

 

「はい…」

 

 

俺は二番隊の隊舎に戻った。隊長室に寄ってみるも、夜一の姿は居ない。俺は自室で呆然としていた。暫くすると…

 

 

「副隊長…」

 

「ん、砕蜂か…どうした」

 

「隊長がいない今、私達部下への命令権は貴方にあります。どうぞ、命令を…」

 

「……待機だ」

 

「なっ!」

 

 

砕蜂は襖越しでも分かるぐらい驚愕する。

 

 

「何故ですか!他の隊の隊士に聞きました。うちの隊長と十二番隊の隊長を捜索してると。何故二番隊の隊士が二番隊の隊長を探せないのですか!」

 

「総隊長命令だ…悪いがこれは絶対だ」

 

「貴方はこのままでもいいんですか!貴方と十二番隊隊長、そして夜一様とは友人なのでしょ!?貴方が、一番探しに行きたいはずじゃないのですか!?」

 

 

俺は襖を勢いよく開ける

 

 

「俺だって!!…俺だって探しに行けるものなら行ってる!!」

 

「なら行けばよろしいじゃないですか!友として!」

 

 

俺はそこで気付かされる。

 

 

「そうか、そうだよな。俺は今から1人の友として、四楓院夜一と浦原喜助を探しに行く!」

 

「はい!行ってらっしゃいませ!」

 

 

俺は瞬歩である場所に向かう。彼奴らが知っていて、周りのヤツらが知らない場所を俺を知っている。俺が3日間、卍解の修行に費やした。あの遊び場だ。

 

 

 

「見つけた…夜一!喜助!」

 

「雷電さん…」

 

「見つかってしまったか…」

 

「お前ら…どういうことだよ!説明しろよ!」

 

「今は言えん、だが信じてくれ」

 

「当たり前だ!だから戻ってくれ、俺もどうにかしてあの爺さんに言ってやるから!」

 

「それはできません。」

 

「なら俺も一緒に行く!俺だけ置いていくなよ!」

 

「それもならん!」

 

「なんで…」

 

 

俺は膝から崩れ落ちる。

 

 

「今は話している時間が無い。すまんな、二番隊を…砕蜂をよろしく頼む」

 

 

そして、夜一と喜助は門の向こうへ消えていった…

 

 

 

「くっそォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

 

 

 

翌日、浦原喜助は隊士の殺害、夜一は喜助の逃亡幇助により尸魂界を永久追放を中央四十六室から総隊長経由で命令が下された。その後俺は二番隊隊長に就任した。

 

 

 

 

あれから百十年、運命が動き出す。

 

 

 

 

 

 

 

〜to be continued〜




という訳で長い長いプロローグがやっと終わりました。少し雑になりましたかね?いやー、長かったですなぁ…はい、次回から原作に突入します。

それではまた次回!

ヒロインを増やしたいのだが…

  • ハリベル、両手に褐色肌
  • 志波空鶴、友人はいつしか恋人に
  • 両方、正直安牌。寧ろ最推し
  • 夜一様が嫉妬するだろ、やめとけ
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