「皆さんおこんばんは、今日は一時期話題になったUndertaleなるゲームを遊ぼうかなと思います」
『待ってた』『お前の配信が好きだったんだよ!』『凛音ちゃん……アンテ……あっ(察し)』
なんか一時話題になってましたよね、Undertale。
誰も死ななくていい優しいRPGでしたっけ?優しく美しく、清楚な私にこれほどふさわしいゲームは存在しないですよね。
『寝言は寝てから言うもんやぞ』『もはや通るルートは確定なんだよなぁ』
「喧嘩なら安く買い叩きますよ」
ただ、私このゲーム全然下調べしてないんですよね、精々がいくつかルートが存在するっていうことと、『Gルート』なる大虐殺ルートが存在するらしいということ。
流石にいろいろなキャラとふれあいたいですし、好き好んでキャラを倒そうとか考えないので、まぁ普通に遊んでいきましょうか。
最初は名前の入力ですか、普通に『りんね』と……
「いや、そんなに自己主張してこなくても読めますよ」
『り ん ね』『これから世界に轟く恐ろしき諱』
「Gルートなるものは通るつもりないですからね?流石に最高のルートは下調べ無し一発到達は無理だと思いますけど」
とりあえず遊んでいきましょ。
◇◆◇◆◇◆◇
「何だあのクソ花……ルール説明かと思ったらいきなり回避不可攻撃は流石にナメとんのか」
『クソ花はやっぱりクソ花』『最も喧嘩を売ってはならないお方に売ってしまった哀れな犠牲者』
チュートリアルかと思ったら、そんなものも無くいきなり回避不可能な攻撃しかけてくるとか度し難いですね……コレは、死んでもいいやつですね。
それに比べて、トリエルさんはとてもいい人ですね、こんなどこから来て、いったい何者なのかもわからない子供を、すぐに助けて、あまつさえ一緒に暮らそうと手を差し伸べられるんですから。
この優しさに免じてこのクソ花を殺すのは最後にしてやる。
とりあえず、トリエルさんについていって彼女の自宅に向かうようですね。
仕掛けを解きながら進む感じなのでしょうか、トリエルさんが最初いくつかを解いてくれるのでそれに付いていきます。
というか、なんでこの人家に行くまでにこんな罠が置いてあるんですか。
お、初のザコとのエンカウントですね、これでも東方等の弾幕ゲーはそこそこ遊んでいるので(ノーマルシューターですけど)、これくらいは余裕です。
「と思ったんですけど、こいつワンパンなんですね」
『無慈悲』『殺すまでに躊躇いがなさすぎる』
いやいや、こういうゲームの醍醐味はやっぱりザコを狩ってレベリングをしてこそじゃないですか、ドラクエなんかほっとくと私は3時間位普通にレベ上げしたりしてますよ。
そんなこんなのうちに、トリエルさんとは別れて単独行動になりました。
ここで待っててと言われましたけど、多分ゲーム的には進むのが正解でしょうし、先に進みましょうか。
適当に歩きまわってたらエンカウントしました、さっき遭遇したカエル君ですね、早速私の経験値になってもらいましょう。
「あら?今回は一撃じゃないんですね」
『ランダムエンカウントのフロギー君は体力高いぞ』
「あぁ、なるほど、さっきのは強制エンカウントだったんですね」
まあ、こいつの攻撃自体もさして脅威でもなくあっさり倒せました、とりあえずレベリングしましょうか。
おや、次の……変な布被ってるみたいな敵は一撃なんですね。
『手っ取り早くLoVeを上げたかったらキーの上と下同時に押すと歩数稼げるからすぐエンカウントできるよ』
「あれ本当にLOVEなんですか……?とりあえずありがとうございます……ってこの動きキモいですね」
いやしかし、この情報のおかげで確かにエンカウント早くなりましたね、助かります。
ちゃっちゃとレベリングしちゃいましょー
◇◆◇◆◇◆◇
「は?」
適当にレベリングしながら進んでいると、エンカウントした瞬間「*しかし、だれもこなかった。」と表示され、モンスターは現れませんでした。
「いやいや、なんですかこれ、しかもBGMもなんかおどろおどろしい物に変わってますし」
『このゲームは一つのエリアで倒せるモンスターに限りがあるから』『作中最高のLVは20だぞ』
「あ、そうなんですか……というかそんなもんしか上がらないんですね」
とりあえず進みながらセーブしましょうか……いや、というか表示が変わってるんですけど、ケツイ。ってなんですか。
いやいやいや、さっきまでといろいろ変わり過ぎじゃないですか?
えぇ……とりあえず先に進みましょうか……トリエルさんとも合流出来ましたし……というかいつの間に私はトリエルさんの養子になったんでしょうか。
しかし、私のために個室を用意してくれたり、パイを用意してくれたり、本当にいい人ですね。
ですが私はこの世界をめぐると決めているので、トリエルさんにここから脱出する方法を聞きましょう。
というか、あんなにいろいろ揃った子供部屋があるってことは、子供がかつてはいたのでしょうか?
残念ですが、私は彼女の代償行為の為にここで一緒に暮らしてあげることはできませんね、どうやら地下に外に出るための出口があるそうなので、トリエルさんに付いて行きましょう。
「出口を破壊してまで私を外に行かせたがらないって、外どんだけヤバイ魔境なんですか」
『おっそうだな』『(守るために出口を壊すのは)当たり前だよなぁ?』
あ、これはあれですね、どうしても外に行くというのなら、私を安心させるために力を見せてみろってやつですね。
ここでトリエルさんと一緒に暮らすのもいいかと思いましたが、それでも私は外を旅したいので、硬いケツイを胸に押し通らせていただきますよ。
「え……は?いや……いやいやいや、なんですかこれ……?」
『ママ……;;』『ママを返して;;』
いや、誰も予想できませんて、いきなり10000近いダメージ叩きだすとか!
え、いやほんとどうしたら……
「そ、そんな……殺すつもりなんかなかったんです……トリエルさんのことは好きですし……え、いや、これはあれじゃないんですか?この先に進みたかったらってアレ……」
というか、うちの視聴者みんなわかってましたね?こうなることを。
そうですかそうですか、そういうことなら私も覚悟を決めましょう。
「わかりました……贖罪になるかはわかりませんが……トリエルさんが寂しくないようにみんなまとめてそっちに送りますね……」
『ひえっ』『サイコパスかな?』
わかりましたとも、私もケツイしましょう。
あなた達と共にGルートなる大虐殺ルートを進んで魅せましょう。
トリエルさんを殺してしまったんです、もはやこのルートにしか進めません、あなたの死は絶対に無駄にはしません、うちの視聴者に愉悦を振りまくために、私は世紀の虐殺者となりましょう……
というか、これが君らの望みだったんでしょう!やってやりますよ!
◇◆◇◆◇◆◇
214:名無しの人魂 ID:kaNGAAeq6
うん……わかった……殺すね……
215:名無しの人魂 ID:lszgUzeec
本当に全員虐殺を淡々と行う凛音ちゃん怖い……怖くない?
216:名無しの人魂 ID:FahpRkQVK
途中から完全にただの作業として殺してたな
217:名無しの人魂 ID:4q/gxycwF
凛音「こんなん避けられるかアホォー!」
そう言いながらアンダインを20分で突破するのは流石だと思いました(小並感)
218:名無しの人魂 ID:jAdfHraa7
パピルスを殺したあたりから吹っ切れてたな
219:名無しの人魂 ID:QTSp1VVTZ
凛音「私はそんないい人ではないですよ……悪い人たちに騙されて虐殺者になってしまったので……」
220:名無しの人魂 ID:k4+Zc5Hf9
一体誰に騙されたんやろなぁ……(すっとぼけ)
221:名無しの人魂 ID:JjWnjtgPA
お前じゃい!
222:名無しの人魂 ID:xUjA1D+WI
それでも、まだGルート以外の選択肢があるとわかっていながら、ちゃんと視聴者の望むままにやってくれる凛音ちゃんは優しいんやなって
223:名無しの人魂 ID:s9mtvH+ee
さすが人魂たちを束ねる獄長は格が違った。
224:名無しの人魂 ID:7N+/JIkcH
で、サンズ攻略はいつになりそうですか……?
225:名無しの人魂 ID:Qj94TStQH
弾幕回避はうまい方だし、さして時間かからんやろ
226:名無しの人魂 ID:pn1dnCyM4
久々に東方やりたいって言ってたしそれも期待したい
227:名無しの人魂 ID:qZ9CbeO9x
凛音「こんなんチートだって!無敵なし連続ヒットの上スリップダメージ付きって鬼か!」
228:名無しの人魂 ID:QRE+VkBfY
最初の弾幕を体力半分以上残して生き残った人間のほうがよっぽどチートなんだよなぁ
229:名無しの人魂 ID:horwpFacd
魂魄凛音@RINNE_V
皆さんごめんなさい、配信外で練習してたらサンズ倒しちゃいました……
後日改めて打倒配信します
230:名無しの人魂 ID:GcFUeQZb6
草ァ!
231:名無しの人魂 ID:pnkUhhhUA
練習を欠かさない配信者の鑑にして撮れ高を逃す配信者の屑
再び失踪します。