RIDER TIME戦姫絶唱シンフォギア   作:バリート

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この本によれば、逢坂王我、彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っている。彼はオーマジオウと戦い、ジオウと並列して他のライダーの力を使うことが出来なくなってしまった。逢坂王我はオーマジオウの言う通り、現代に戻り自分の使命を果たすのであった。ちなみに私は本編に出なくなってもここにいます。何故かって?それは私が預言者だからです。


1章 戦姫絶唱シンフォギア編
EP06 カムバックロード2043


現代に戻ってきた。やっぱり落ち着く。地球は人で賑わってないとね。

 

「さて、どんな顔して会えばいいのやら‥」

 

2年も行方を絡ませたんだ。おじさんか父さんの拳が飛んでくるかもな。ある程度対処はしたが、ウォズ曰くあの人達には意味がないらしい。 俺はあるライドウォッチをいじりながら考える。このライドウォッチはオーマジオウと戦ったあと何故か生まれたウォッチだ。全く起動せず、少し色が霞んでいて何のウォッチかもわからないが年号は記載されていた。

『2068』と‥

 

 

とある場所にて誰かが話している。

 

「お前にこれを授けに来た」

 

「何なの、この変なデバイスは」

 

「このリストの人間に使うのだ。そうすれば、お前の計画が達成するのも早くなるだろう」

 

「ふん、面白そうじゃない、聞いたところ私に害はなさそうだし、頂くとするわ」

 

やり取りしていたのはこの時代のものではない時計型のデバイス。そう、ライドウォッチだった…

 

 

 

ーそして時は同じくー

 

 

私は、立花 響。あの事件の日、私はツヴァイウィングの二人と一人の男の子に命を守られた。胸に傷は残ったものの私は生きることができたのだ。退院した後ニュースでは奏さんたちは世界災厄であるノイズの犠牲となったと報道されていた。あの戦っているツヴァイウィングは幻だと思っていたけど、本当だった。翼さんはノイズと戦っていたのだ。

 

そして今は私もノイズと戦う『特異災害対策機動部二課』の一員でシンフォギア装者だ。でも今同じ装者の翼さんとはあまりいい雰囲気とは言えず、ちょっと気まずい状態です…そしてそんな中のミーティングはとても辛いです。

 

 

 

「何?まさか朝と夜を間違えてアラームセットしたとか?」

 

「いやぁ〜、え〜っと…」

 

今話してるのは、親友の小日向 未来。私の陽だまり。でも、そんな親友にも私がノイズと戦っていることは秘密にしなくてはならない。

 

「こんな時間に用事?」

 

「あははっは…」

 

上手い理由が思い付かない。もう苦笑いするしか出来ない。

 

「夜間外出や門限は、私の方でどうにかするけど…」

 

「いやぁ〜ごめんね」

 

本当、未来にはいつも助けてもらってます。

 

「でも、こっちの方はなんとかしてね」

 

そう言い、PCの画面を見せられる。そこには流れ星の動画が流れていた。

 

「一緒に流れ星見ようって約束したの覚えてる?山みたいにレポート抱えてたら、それも出来ないでしょ」

 

ごもっともです。

 

「うん、だから…ごめん…」

 

そう言うと私はすぐに外出の準備に入った。

 

 

 

本部に着くと了子さんや司令、そして翼さんの顔があった。

 

「はーい、それじゃあ仲良しミーティングを始めましょ♪」

 

了子さんが声をかける。今回の議題はノイズについてだった。私は色々知らないことあって勉強になるなぁ〜と思って聞いてたけど、険しい表情で飲み物を飲んでいる翼さんに気がいく。

翼さんはあの事件で大事な友人を2人も無くしたんだから…

 

 

 

「次に月末に予定してるライブですが…」

 

ミーティングが終わり、私はマネージャーの緒川 慎次さんと予定の確認をしている。

 

「次に、イギリスのレコード会社の件ですが…」

 

「その話は、断っておくように伝えたはずです。私は剣。戦いのために歌っているに過ぎないのですから」

 

そう、奏や王我みたいな犠牲者を出さないために…

 

「怒ってるんですか?」

 

「怒ってなんかいません‼︎」

 

緒川さんの言葉に過敏に反応してしまう。

 

「剣に…そんな感情はありません…」

 

私は緒川さんをおいてその場を立ち去る。

 

 

 

 

別の場所にて

 

「お父さん‼︎お母さん‼︎」

 

ある少女は悲しみに暮れていた。ノイズから自分を守ろうとして突き飛ばされた。

彼女は、父親の影響でバスケをやっていて運動神経はいい方だった。でもそんな彼女も緊急時には体が動かった。そのせいで両親が死んでしまうと思っている。

すると、空間にノイズが走った。少女以外の時間が止まっているのだ。

 

「何…」

 

少女は突然起こった出来事に疑問を抱く。

 

「このままだと、あなたの両親はノイズに襲われて死ぬ」

 

「誰なの⁉︎」

 

声はするが姿は見えない。だが次の一言でそんなことはどうでも良くなった。

 

「でも、私と契約すれば両親を助けられる」

 

その答えに少女はすぐ答える。

 

「…わかった、契約する」

 

そして、声の主が姿を現わす。でも分かるのは女性であることだけだ。

そして女性の手にはライドウォッチが握られていた。ウォッチを差し出すと少女はそれを握る。その瞬間ウォッチが変化し、ボタンが押される。

 

BUILD

 

 

「今日からあなたが仮面ライダービルドよ」

 

女性はアナザービルドウォッチを彼女の体内に入れる。

少女は苦しみながら姿を変える。アナザービルドに。

 

この瞬間、歴史が変わった。

 

「「いやぁぁ‼︎」」

 

ある女生徒たちがアナザービルドに襲われる。

アナザービルドはボトルの蓋を回し彼女らに向ける。すると、女生徒たちは粒子となり、ボトルに吸い込まれる。

 

弓道…水泳…ベストマッチ♪…

 

少し嬉しそうにアナザービルドは言う。

 

 

 

 

 

今、私は私立リディアン音楽院にいる。まぁ、提出に遅れた課題を出すためなんだけど。

でもそれも何とかクリアして部屋で待ってる未来と合流しようとする。今日は未来と流れ星を見る約束をしているのだ。そんな時電話が鳴る。ノイズが出現したのだ。

 

「ごめん、用事が入っちゃって、流れ星見に行けないかも」

 

「また、大事な用事なの…?」

 

未来に流れ星を見に行けないことを連絡する。

 

「…わかった、部屋の鍵開けとくね」

 

「ありがとう、ごめんね」

 

ごめんね未来、大事ことを黙って。

そして、私はノイズとの戦闘に挑む。

 

『Balwisyall nescell gungnir tron』

 

私はシンフォギア“ガングニール”を纏い、戦闘に入った。ある思いをぶつけながら

 

「見たかった…未来と一緒に流れ星…」

 

そこからはあまり詳しく覚えてない。ただがむしゃらにノイズを倒していた。そんな私の意識をはっきりさせたのは、夜空に流れる青い流れ星…ではない。翼さんだ。翼さんもノイズを倒す為にやって来た。

翼さんと合流してすぐ、私は自分の思いを翼さんにぶつけた

 

「私だって守りたいものがあるんです!」

 

それでも翼さんは俯いたままだった。

 

「だから?んで、どうすんだよ?」

 

はっとした翼さんと共に辺りを見渡すと、声主と思われる女性が月明かりに照らされていた。

 

「ネフシュタンの鎧…」

 

 

 

 

 

間違いない、あれはネフシュタンの鎧。

 

「へぇ〜この鎧のこと知ったんだ〜」

 

相手の少女が挑発気味に言う。

 

「2年前、私の不始末で奪われたもの、そして私の不始末で奪われた命を忘れるものか!」

 

奏と王我を失った事件の原因。奏が残したガングニールのシンフォギア。そして王我が残した、剣としての心得。時を超え、全てが揃うとは…だがこの残酷は私にとって心地よい!

相手に斬りかかろうとすると立花が止めに来た。

 

「やめてください‼︎相手は人間ですよ⁉︎」

 

「「戦場で何馬鹿なことを!」」

 

少女と言葉が被る。

 

「むしろ、あなたと気が合いそうね」

 

「だったら、仲良くじゃれ合うかい?」

 

相手のムチ状の攻撃をかわして、剣先を少女に向け突進する。しかし、私の攻撃は何者かにより防がれてしまった。それは…

 

BUILD

 

赤と青不気味な生き物だった。

 

「なんだあの敵は⁉︎」

 

「うへぇ〜気味が悪い〜」

 

ノイズではないようだが‥

 

「言い忘れてだが、こっちには助っ人がいてね、これで人数は同じだな」

 

よくわからないが敵であることに変わりない。しかも、しばらくすれば司令が駆けつけてくれる。それまで耐えれば勝機はある。

私は少女に攻撃を仕掛けるがあの生き物がカバーをする。しかもアイツは私の攻撃を食らっても、平気そうな様子だ。

 

「一体なんなんだそいつは⁉︎」

 

「アタシにもわかんないよ。でも確か、アナザービルド…とか呼ばれてたっけか?」

 

アナザービルド…それがあの生き物の名か。

 

「翼さん!」

 

立花が加戦しようとするがネフシュタンの鎧を纏う女、そしてアナザービルドが()()()()()()()()()

 

「お呼びでないんだよ、そいつらと遊んでな」

 

そして、ノイズは粘液を出し立花を拘束する。

 

私とネフシュタンの鎧は激しい攻防を繰り返す。

 

「その子に感けて、私を忘れたか⁉︎」

 

少女ではなく、ネフシュタンの鎧に怒りをぶつけた。

 

「お高く止まるな‼︎」

 

相手の逆鱗に触れたのか、声色が変わる。そして私は足を払われ、投げ飛ばされた。

 

「のぼせ上がるな人気者ッ!」

 

私は顔を踏まれ身動きが取れない。そしてアナザービルドが近寄ってくる。

 

「駄目だ…勝てない…」

 

私は心の中で弱気になっていた。奏、王我、ゴメン…

すると、天から剣が降り目の前のノイズが塵となる。

 

 

 

 

 

 

俺はネフシュタンの鎧の回収の為車で現場に向かっていた。すると本部からの電話が入る。

 

「どうした」

 

「司令、現場近くに新たなエネルギー反応、それも2つです。」

 

「何、2つ⁉︎」

 

「一つ目は謎の怪人。そして二つ目は…」

 

俺はその答えに驚きを隠せなかった

 

 

 

どうして急に剣が…私でも、立花でもない…まさか…

 

「よう、俺の大事な幼馴染に何してくれる」

 

やっぱりだ。こんな気持ちは久しぶりだ。戦場なのに涙が溢れる。

 

「寂しかった…」

 

彼は私の大事な幼馴染…

 

 

 

 

 

「エクスキャリオンだと⁉︎」

 

そう、今それを装備できるのはただ一人…

 

 

 

 

 

「ただいま、翼」

 

()()()()だ。

 

 

 

 

「へぇ〜、お前があの王様って奴か。彼女が傷つけられて怒ってんのか?」

 

相手が挑発するが、それは無視し、周りのノイズの殲滅に集中する。

 

「待って、王我!あなたのエクスキャリオンじゃ…」

 

「大丈夫だよ」

 

翼の声を遮る。

 

「最初から飛ばす!」

 

投影【プロジェクション】!

 

『Croitzal ronzell gungnir zizzl』

 

 

 

…私は見間違えているのか?いやそんなはずはない。形は少し違えど、王我が纏っているのは間違いなく ガングニールだ。

 

 

 

俺はガングニールを投影し、周りのノイズを一掃する。

 

「ギアを変えられるなんて聞いたことねぇぞ‼︎」

 

そして少女はまたノイズを生み出す。

 

「じゃあ、お次はこれだ」

 

『Imyuteus amenohabakiri tron』

 

 

「(私の天羽々斬まで⁉︎)」

 

天羽々斬を纏った王我は少女がノイズを生み出すスピードより早く殲滅していく。

 

「すごい…」

 

立花の声がもれる

 

 

 

俺はノイズを片付け目の前には少女と以前倒した筈の()()()()()()()だけが残る。

 

「あいつは倒したはずなのに…」

 

俺はアナザービルドとの戦闘に入ろうとした。すると

 

「待って王我、あいつにはシンフォギアの攻撃が効かない‼︎」

 

「わかってる!だからこうするのさ」

 

俺はエクスキャリオンを解除した。

 

 

 

 

王我が自らエクスキャリオンを解除した…?

戦場で何をしているのかと思うと彼の手には不思議なものがあった。

 

彼はそれを腰に巻き、次に時計のようなものを起動させる。

 

ジオウ

 

 

それをベルトに装着してこう叫ぶ。

 

 

『変身‼︎』

 

『ライダータイム‼︎仮面ライダージオウ‼︎』

 

 

王我の姿が変わった。私も立花も驚きを隠せない。

 

「それが、ジオウか」

ジオウ…?王我のあの姿のことか…?

王我、一体あなたに何があったの…

私は状況の整理がつかなかった。




次回 RIDER TIME戦姫絶唱シンフォギア
「お帰り、王我‼︎」
「翼さんは大丈夫何ですか⁉︎」
「女の子…」
「俺のやり方は厳しいぞ?」
「今こそ使う、あの力!」
「勝利の法則は決まった‼︎」
EP07 ウィー アー ベストマッチ2017→2043
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