黒子のバスケ キセキを討つ奇跡   作:のなめん

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ユニホームを渡される時って色んな考えが頭をめぐりますよね。
今回で椿丘のベンチメンバーを全員出すので、あとがきに軽くデータを載せておきます。


第9Q

夏の予選を間近に控え、椿丘バスケ部の練習は日に日に激しさを増す。特に吉永をはじめとした3年生の気合いの入りようは凄まじいものがあった。

 

「ディフェンス!足動かせ!!」

 

「リバウンド!ポジション渡すなよ!!」

 

それに触発され、1.2年生の士気も高まる。椿丘バスケ部の状態は最高に近かった。

 

「よし、今日はここまで。このあとユニホーム配るぞ」

 

若林の言葉で空気が少しピリつく。ユニホームを配る、つまりベンチ入りできるメンバーが発表されるのだ。一軍選手25人に対し、ベンチ入りの席は15個。一軍を勝ち取ったメンバーからも溢れる選手がいる。

 

「4番、吉永」

 

「はい!」

 

若林がまずキャプテンの吉永の名前を呼び、吉永がそれに応える。澤木が吉永にユニホームを手渡した。

 

「頑張ってね、吉永くん」

 

「いや、少し違うな。澤木も一緒に頑張るんだ、一緒に戦ってくれよ」

 

澤木のエールに吉永もエールで返す。澤木は少しはにかんだ表情を見せた後、笑って大きく頷いた。

 

「5番、森田」

 

「はい!」

 

大きく太い声で応える森田、その姿はさすがの頼もしさだ。

 

「6番、重松」

 

「はい!」

 

普段物腰の柔らかい重松も、覚悟を持った声で応えた。

 

「7番、白石」

 

「…はい!」

 

エースナンバーを渡された白石。本人にとっては少し意外だったろうか。

 

「…この番号に恥じない活躍を期待してるぞ」

 

「!!……はい!!」

 

澤木からユニホームを受け取る際、若林が白石に告げる。それを受けて白石も活躍を誓った。

 

(来栖じゃなくて俺に7番を預けてくれたんだ、生半可なプレーはできねえ!!)

 

「8番、川崎」

 

「はい!」

 

落ち着いていつつも芯のある声で返す川崎。

 

「9番、江角」

 

「はい!」

 

2年生スコアラーの江角が9番を受け取った。

 

「10番、鈴本」

 

「はい!」

 

2年生PGの鈴本、巧みなパスワークを得意とし、味方を活かすタイプの正統派ガードだ。

 

「11番、三宅」

 

「はい!」

 

テクニカルなプレーを得意とするPFの三宅、こちらもメンバー入りした。

 

「12番、加藤」

 

「はい!」

 

スラッシャータイプのSGである加藤もユニホームを獲得。

 

「13番、吉田」

 

「はい!」

 

2年生Cの吉田。森田ほどではないが頼れるCだ。

 

「14番、小野」

 

「…は、はい!」

 

まさか選ばれるとは思っていなかったのだろう、驚いた様子で返事をした小野。

 

「15番、渋谷」

 

「はい!」

 

喜びを隠しきれない様子の秀。表情には出さないが、黎には秀が飛び上がるほど喜んでいるのがよく分かった。

 

「16番、海江田」

 

「はい!」

 

ユニホームを受け取り、軽くガッツポーズをしている海江田。

 

「17番、熊谷」

 

「はい!」

 

1年生とは言え、チーム1の長身センターだ。選ばれても不思議ではないだろう。

 

「そして、18番、来栖」

 

「はい!」

 

黎もユニホームを澤木から手渡される。

 

「期待してる」

 

「ええ、応えられるよう全力を尽くします」

 

ふと橋本の方を見ると、こちらに向けてガッツポーズをしていた。

 

(頑張ってね、来栖くん!)

 

それに軽く手を上げて応え、元の場所に戻る。

 

「以上のメンバーで夏の予選を戦う。選ばれたものは選ばれなかったものの思いも背負って戦うことをくれぐれも忘れないように。また選ばれなかったものも最後まで共に戦ってほしい。以上、ユニホームを貰ってない3年生だけ残れ、あとは解散」

 

「「「ありがとうございました!!!」」」

 

解散の合図を受け、ユニホームを貰えなかった3年生以外は素早く支度を済ませる。

 

「自主練組もちょっと外出てろ」

 

白石の言葉に全員従う。これから何が行われるのか、分からないものなどいなかった。

 

ーーーーーーーーーー

 

「まずは、2年と少しの間、お疲れ様と言わせてくれ。お前達は出場の機会に恵まれなくても、日々自分を磨いて、さらにチームのために献身的に動いてくれた。俺はそんなお前達を心から尊敬しているし、誇りに思う」

 

3年生18人のうち、ユニホームを貰えなかった13人に向け、若林が言葉を紡ぐ。

 

「あいつらが戦えるのは、お前達の存在があるからだ。ここから全国の舞台まで、あと少しだけ俺たちに力を貸してほしい」

 

そう言って深々と頭を下げる若林。3年生たちは悔し涙を流しながらも、大きく頷いた。

 

「「「はい!!」」」

 

ーーーーーーーーーー

 

「…負けられねえよな」

 

「うん、このユニホームを着る意味、改めて身にしみるよ」

 

白石と重松の言葉だ。若林と3年生の様子を外から見ていた主力メンバーたちは、覚悟を新たにする。

 

「あいつらの分まで、なんとしても全国制覇を成し遂げるんだ」

 

吉永の言葉に、そこいいた全員が頷いた。

 

ーーーーーーーーーー

 

そして、椿丘バスケ部の予選が幕を開ける。椿丘の初戦の相手は倉安高校となった。

 

「さて、いよいよ予選の開幕だ。お前達準備はいいな?」

 

「「「はい!」」」

 

控え室で若林の言葉に力強く返す椿丘メンバー。その士気は高く、むしろ試合を待ちわびていた節すらあった。

 

「よし、まずは初戦、きっちりとってこい。スタートは吉永、来栖、白石、川崎、森田でいく」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

「時間だ、いくぞ!」

 

吉永の声に続き、メンバーは試合へと向かう。

 

ーーーーーーーーーー

 

「出てきたぞ!椿丘だ!」

 

「インターハイ常連の千葉の王者だ!今年はスーパールーキーの来栖も入ってさらに盤石か!?」

 

「今日はこれを見に来たんだ!」

 

 

 

「…初戦だってのに随分客が来てるんだな」

 

「それだけ注目されてるってことさ、恥ずかしいプレーは出来ないぞ」

 

白石の苦笑混じりのつぶやきに吉永も笑って返す。椿丘メンバーに緊張はない。大して対戦相手である倉安高校は完全に飲まれてしまっていた。

 

「両チーム礼!」

 

『よろしくお願いします!!』

 

椿丘メンバー

#4 吉永 PG 180cm

#5 森田 C 198cm

#7 白石 SF 185cm

#8 川崎 PF 190cm

#18 来栖 SG 188cm

 

倉安メンバー

#4 高橋 PG 174cm

#5 下田 SG 175cm

#6 岡本 SF 181cm

#7 阿部 PF 184cm

#8 古賀 C 188cm

 

ジャンプボールを制したのはやはり森田。相手のCである古賀とは10cm差、確実にボールを吉永のもとへ弾いた。

 

「いくぞ!」

 

ボールが吉永の手に渡る頃には、もう黎と白石は走り出していた。吉永から白石へ、白石から黎へとパスが通り、黎がフリーでレイアップを決める。

 

「よし!いいぞ来栖!」

 

「ナイスパスでしたよ白石さん!」

 

続く倉安のオフェンス。吉永は高橋にバックコートからプレッシャーをかける。吉永ほどの選手のプレッシャーに慣れていない高橋はすぐにボールを失ってしまい、吉永のスティールを許した。そのまま吉永がレイアップを決める。

 

「よし!ナイス吉永!」

 

「このままいくぞ!」

 

次の倉安のオフェンスも吉永はバックコートからあたる。高橋はボールをキープするのに精一杯で、とてもフロントコートまでボールを運べそうにない。

 

「くそ!高橋!」

 

それを見て下田がボールをもらいに行く。高橋は逃げるようにボールを下田へと放った。

 

「もらい!」

 

しかし黎がそれをカット、そのまま1人で持ち込み、今度はダンクで決めた。

 

『おおおおおおおお!!』

 

「あっという間だ!開始30もたたずに一気に6点!」

 

「これは今年も椿丘で決まりだろ!」

 

観客も黎のダンクで一気に盛り上がる。試合は完全に椿丘のペースで進んでいく。

 

 

「いくぜ」

 

白石が右へドライブ、岡本も必死についていく。これを受けてクロスオーバーで左へ、反応した岡本を見て白石はそのままもう一度右へロールターン。白石のスムーズな動きに岡本は完全に置き去りにされてしまう。そのままペネトレイトし、レイアップの体制。

 

「打たせねえ!」

 

古賀がヘルプに来るが、ここで白石は跳躍と同時に体を回転させ、古賀をかわした。そのままレイアップを沈める。

 

 

 

「くそっ!ビクともしねえ!」

 

ローポストでポジションをとっていた森田を古賀が押し返そうとするが、逆にどんどん押し込まれてしまう。ボールをうけた森田はパワードリブルでジリジリと古賀を押し込み、古賀の上からダンクをお見舞した。

 

(隙がねえ…抜けるわけねえ…)

川崎のディフェンスに、倉安のエースである岡本はほとんど身動きが取れず、満足にドリブルもすることができない。ディナイも激しい中なんとかボールを貰ってもまともに攻められず、エースの沈黙によって攻撃のリズムも生まれない。

 

(速すぎる!止められるわけねえ!)

 

吉永のドライブに高橋はほぼ反応できず、あっさりと抜かれてしまう。古賀のヘルプを受けるが、吉永はティアドロップでブロックをかわしてシュートを沈めた。

 

 

「すいません、俺らも負けられないんで」

 

黎のステップバックスリー、シェイクアンドベイクをはじめとした多彩な技に倉安の選手は全く対応出来ない。文字通り椿丘が倉安を蹂躙していた。

 

第1Q終了

椿丘 48

倉安 6

 

圧倒的と言うほかなかった。オフェンスディフェンスともに倉安は椿丘に全く歯が立たない。最初は盛り上がっていた観客たちも途中からは倉安を同情の眼差しで見るようになっていた。

 

「よし、仕上がりは問題ないな。次からどんどんメンバー変えてくからな。第2Qは渋谷、重松、江角、三宅、熊谷でいく」

 

 

第2Qも椿丘の優位は揺るがなかった。秀が吉永と同じように前線からプレッシャーをかけ、高橋はまともにボールを運べない。下田にボールを託しても重松を突破できない。オフェンスでも秀の低重心の高速ドライブからのアシストを中心として、江角がドライブで、重松がスリーで躍動し、インサイドは熊谷と三宅が支配していた。

 

 

第2Q終了

椿丘 89

倉安 15

 

第3Qはメンバーを入れ替えながら戦っていた。しかし、海江田と小野の出番が来ることはなかった。ベンチで2人はうずうずしながら試合を眺めている。

 

「悪いな、1年生であるお前達のデータをほかの高校に取らせたくないんだ。より高い舞台でデビューしてもらうからな」

 

「でも来栖や渋谷たちは出てるじゃないですか〜」

 

海江田が軽く抗議する。もちろん本気で言っている訳ではなく、ちょっとした冗談だ。

 

「来栖と渋谷は既に広く名が知れ渡っているし、熊谷の武器は高さとパワーというシンプルなものだからな。隠すようなことではない。でも海江田のスピードや小野のシュートレンジの広さは初見なら対応に手こずるだろう。まだ隠しておきたいのさ」

 

がより詳しく2人に説明する。もともと試合に出たい思いはありつつも、若林の采配に不満はなかった2人はその後もベンチで応援に徹した。

 

第4Qは再びメンバーをスタメンに戻して臨んだ。吉永と黎がスピードで、白石が緩急とテクニックで、川崎と森田が高さとパワーで倉安を蹂躙し、終わってみれば吉永24得点12アシスト7スティール。黎32得点8アシスト5スティール。白石29得点6リバウンド3アシスト。川崎10得点11リバウンド8スティール。森田18得点16リバウンドと、大暴れの結果となった。

 

試合終了

椿丘178

倉安 30

 

下馬評通り椿丘の圧勝で終わった。倉安のメンバーも勝てるとは思っていなかったが、ここまで圧倒的な差で負けるとは思っておらず、屈辱的な気分になっていた。

 

「ありがとう、お前達の分まで優勝してくるよ」

 

吉永が高橋に握手を求める。

 

「…ああ、頑張ってくれ」

 

勝ったものは負けたものの想いも背負って戦う。常勝と言われ、数々の勝利を得てきた椿丘メンバーも、それを忘れることは無かった。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

相葉学院と里崎高校との試合、椿丘のライバル校である相葉学院の初陣もまた、盤石なものだった。

 

司令塔でキャプテンである4番、島村雄也の緻密なゲームメイクで試合の流れを終始離すことなく、エースである7番、能登優馬を初めとしてスコアラー陣が躍動、終盤には主力メンバーを温存して盤石な体制だった。

 

「ま、順当な結果だな」

 

観客席から観戦していた椿丘メンバー。白石が試合を見ながらつぶやく。現在第4Q終盤、相葉学院はベンチメンバーを出しての試合運びとなっていた。

 

「アイツでけえな」

 

黎の視線の先には、18番、モリス・ブラウンがいた。中学までアメリカにおり、両親の都合で日本に来た1年生で、身長は205cmと県内最高身長を誇る。

 

「モリス・ブラウンか…見たとこパワーも相当だろうな。スピードも遅くはなさそうって感じか。インサイドでの支配力はやばそうだぜ」

 

「あれだけタッパがあってスタメンじゃないってことは、テクニックなどはまだそこまでついてないっことか?」

 

「だと思う、見たとこシュートレンジもそこまで広いわけではなさそうだし、純粋なセンターって感じなのかもね」

 

白石、川崎、重松もモリスのプレーを分析する。現にモリスはローポストでボールを受け、相手を押し込んでゴール下のシュートやダンクという得点パターンがほとんどだった。

 

「あいつの相手をするのは骨が折れそうだ。まだ1年でそこまでうまさが身についてなさそうなのが救いだな、ゴールから遠くでプレーさせればどうにかなるか?」

 

マッチアップすることを想定して森田が対処法を考える。

 

試合終了

相葉学院 166

里崎 42

 

 

「いずれにせよ決勝まで行かないとあいつらとは戦えないんだ。ひとつずつ確実にいくぞ」

 

席を立ちながら吉永が言う。その声を受けて、椿丘メンバーは2試合目の準備へと向かった。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

椿丘はその後も順調に勝ち進み、ついにベスト16へと駒を進めた。相手は前評判通り三和高校となった。試合前夜、椿丘メンバーは三和の試合ビデオを見ながらミーティングを行っていた。

 

「佐久間は去年からさらに一皮剥けてるな」

 

吉永がビデオから視線を外さずにつぶやく。画面の中では2年生エースである佐久間が中外両方で躍動し、得点を量産していた。

 

「去年は外は得意とはしてなかったもんな。さらに面倒になってやがる」

 

去年よりもやっかいになっていると語る白石。白石自身ディフェンスは得意としていないため、相手をするのは骨が折れそうだ。

 

「チーム全体としても完成度をあげてきているよ、ガード陣も経験を積んでさらに成長してる」

 

「インサイドも要注意だな、センター2枚の体制で中を支配しに来てる。」

 

重松と森田が自分たちのポジションの観点から相手を分析する。

 

「センター2枚で来るなら川崎で相手するにはちょっと不利か?川崎は佐久間にあてて吉田や熊谷も出すのもありか」

 

「一応インサイドも守れるとは思う、佐久間のマークもできるが、素直に来栖を当てていつも通りのメンバーでもいけるとは思うぞ」

 

白石の懸念に川崎が自身の見解を述べる。

 

「メンバーは今夜もう一度考えて明日発表する。全員スタートで出られるように準備しておいてくれ、明日も勝つぞ」

 

若林が話をまとめ、解散となった。明日はいよいよ三和高校との試合となる。

 




椿丘メンバーについて簡単にまとめておきます

#4吉永優斗 3年 pg 180cm
攻守共に隙のない、全国トップクラスのポイントガード。椿丘の柱とも言える選手。

#5森田康平 3年 c 198cm
持ち前の高さとパワー、またそれに似合わぬスピードでインサイドを支配するプレイヤー。椿丘のインサイドの要。

#6川崎圭一 3年 pf 190cm
椿丘のディフェンスの要と言える選手。対人、チームディフェンスともに全国トップクラスであり、ガードからセンターまで満遍なく守ることができる。得点面も苦手という訳ではなく、スリーポイント以外ならそつなくこなす。

#7白石雅史 3年 sf 185cm
椿丘のエース。中外両方で得点できる選手である。スピードはそこまであるわけではないが、動きのスムーズさとしなやかさはチーム1で、それを生かしたオフェンスで躍動する。得点能力は全国トップクラスだご、ディフェンスは苦手としている。

#8重松恭弥 3年 sg 179cm
椿丘の正シューティングガード。ドライブで切り込んでのオフェンスはあまり行わないが、吉永と連携してのパスワークと高精度のスリーポイントで攻撃に貢献する。ディフェンスも川崎ほどではないにしろ得意であり、いわゆる3&Dと呼ばれる選手。

#9江角鷹也 2年 sf 183cm
白石程ではないが、椿丘の2年生の中でトップのオフェンス能力を誇る。白石と同様中外両方で得点できる選手であり、スピードは白石よりも速い。ディフェンスも苦手とはしていない。

#10鈴本誠一 2年 pg 175cm
2年生の司令塔、万能型の吉永のプレイスタイルに憧れており、目標としている。得意としているのはパスワークで、得点よりもアシストが得意である。パス能力は吉永と比較しても劣らない。

#11三宅太一 2年 pf 187cm
インサイドプレイヤーではあるが、パワーよりもテクニックを活かしたプレーが得意。シュートレンジも広く、ストレッチ4と呼ばれるタイプのプレイヤーである。

#12加藤慎也 2年 sg 177cm
sgではあるが、シューターというより切り込んでのフィニッシュやアシストが得意なスラッシャータイプ。ペネトレイトしてディフェンスを引き付け、センターや外にいるシューターにパスを捌くのが得意な形。

#13吉田優吾 2年 c 192cm
長身でパワーもある、森田程ではないがインサイドで頼りになるプレイヤー。加えて視野も広く、パスセンスもあるため中からボールをさばくオフェンスパターンも得意としている。

#14小野陽一 1年 sg 178cm
スリーポイントのスペシャリストであり、シュート力だけなら椿丘の中でもトップクラス。シュートレンジも広く、クイックリリースやタフショットも得意としている。スピードやディフェンスは得意としていない。

#15渋谷秀 1年 pg 170cm
中学時代の黎の相棒。上背はないが、クイックネスとテクニックに長けており、全国で見ても能力の高いガードである。吉永ほどではないが万能型であり、得点もアシストもバランスよくこなす。

#16海江田遼 1年 sf 185cm
黎のライバル的な関係。スリーポイントは苦手だが、ミッドレンジでのオフェンス能力は相当であり、スピードも黎に匹敵するフォワード。黎と毎日のように1on1をしていることもあり、ディフェンス能力も日に日に向上している。

#17熊谷和人 c 202cm
椿丘1の長身を誇るセンター。オフェンスディフェンスともにゴールの近くであれば圧倒的な支配力を誇る反面、スピードもテクニックもある訳では無いため、ゴールから遠いところだと影響力を発揮できない。

#18来栖黎 sf 188cm
本物語の主人公。キセキの世代に及ばなかったものの全中時代に彼らと対等に渡り合えた唯一の選手。オフェンスディフェンスともに得意であり、相手の弱点に合わせた戦術を考えるなど、バスケIQも高い。スピードや緩急に加え、多彩な技の中から有効なものを選択して高精度で沈めるというオフェンスを得意としており、1対1で 彼を止められるプレイヤーはそういない。なかでもステップバックスリーとシェイク&ベイクが得意技である。
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