モブ厳な世界で時の王者やってます。   作:あんこパンパンチマン

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ジオウ見る前の俺「うぅ…ビルド終わっちゃった。まだ終わらないでくれ、俺に新世界を見せてくれぇ。てかなんだこのジオウってライダー、王様になりたいとか顔面にライダーの文字とかふざけてんのか?」

ジオウ見た後の俺「…ううぅ。ソウゴ…ゲイツ…ウォズ…ツクヨミもおじさんもまだ終わらないでくれぇ。オーマジオウもかっこいいしお前は最高最善を魔王だよぉ。ああ、終わらないでくれ、もっと祝ってくれよウォズゥ…」




とまあこんな感じで小説を書きました。
シンフォギアに関しては新人適合者なのでもしかしたら「ここおかしくない?」て場面が出てくるかも知れませが大目に見てくださいお願いします!

拙い文章で亀更新になるかも知れませんがよろしくお願いします!






モブ厳な世界で時の王者始めました。

祝え!

全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす究極の時の王者、その名も仮面ライダージオウ。その力は史上最強、立ち塞がる敵をことごとく粉砕し真なる覇道を刻む!

 

…とまあ突然の一人ウォズごっこはこれくらいにして。

 

 

やぁ、初めまして!まずは自己紹介から、俺の名前は常磐ソウゴそして仮面ライダージオウだ。

 

いきなり何を言っているんだお前は、なんて思われるかもしれないが文字通り俺はあの常磐ソウゴで『仮面ライダージオウ』なんだ。憑依とでも言えばいいのだろうか、ある日、事故に巻き込まれて完全に死んだと思ったら気がつけば俺は常磐ソウゴになっていた。

 

その日から俺の生活は一変した。

『仮面ライダージオウ』という作品で常磐ソウゴという重要人物に成り代わってしまった以上俺は本気で常磐ソウゴを演じた。歴代ライダーの力を継承してアナザーライダーを撃ち破ったり最低最悪の未来を変えるために未来から来たゲイツと何度もぶつかりあったりした。

 

“常磐ソウゴ”を演じて生活する途中、ボロが出たりとそれを見破られたりと色々あったが、出会った仲間たちとも自分を偽ることなく心から認め合うことができた。

 

借り物だった王様になりたいという夢もいつの間にか本気で目指していて、そうなりたいと思っていた。

 

…あまりダラダラと自分の話をするのは恥ずかしいめんどくさいから今度にしよう。

 

で、ここからが本題です。

そんな常磐ソウゴ君ですが絶賛迷子中です、なうです。もう一回言います、迷子になってます。

 

 

……いやここほんとに何処?全っ然見覚えのない場所なんだけど?

確かオーマジオウに変身してから余裕ぶっこいてたスウォルツを開幕ブッパでボコボコにして(ガチ)それから…時空の破壊と創造を行って、気づけば今ここ知らない場所にいる。

 

時空の破壊と創造は成功したってことでいいのか?でもテレビ本編だとまるで学園ものが始まるような終わり方だったしウォズ以外は前の世界のこと覚えてないような感じだったのになんで俺は覚えていてそれを認識出来てるんだ?

 

…うん、謎だ。

とりあえず現地の人を探してそれとなく話を聞いてみよう…日本語通じるよね?

 

さっそく現地の人を探す為に行動を開始しようとすると、

 

「…ん?なんか聞こえる」

 

複数、いや大量の足音とがなり立てる様な声や悲鳴のような叫び声が聞こえてきた。

 

脇道を通り人の気配のする方へと向かうと思わず目を目を見開いた。

そこには福男選びかよツッコミたくなるような数の人たちが前へ前へともみくちゃになりながら必死の形相で駆けていた。

 

一見この街のお祭り行事かの様に見えなくもないが必死すぎるその様子はとてもじゃないがそうは思えなかった。まるで何かから逃げている様にも思えた。

 

状況を確認する為に目の前を通り過ぎていこうとしたおじさんの服を掴んで無理やり引き止めた。

 

「ぐえっ!?い、いきなり何すんだこのガキッ!」

 

「あ、ごめん。それより聞きたいことがあるだけどいいかな、アンタもみんなもそんなに慌てて何かあったの?」

 

「あぁ!?何寝ぼけたこと言ってんだお前は!さっきの警報が聞こえなかったのか!?ノイズ(・・・)だよ!ノイズがコンサート会場の方からすぐそこまで迫って来てるんだよ!」

 

「……のいず?」

 

おじさんの言うノイズというのが何のことなのかは分からないがその口ぶりからここの人たちはノイズというのから逃げてきたという事は理解できた。

 

その時、恐怖に染まりきった悲鳴が聞こえた。

鼓膜を震わせる様なその叫び声の方向へと視線を向けると、無意識のうちに声が漏れていた。

 

「……え、は?」

 

両腕がアイロンの様な形をしたヘンテコなマスコットのようなナニカが悲鳴を上げた女性へと向かっていき体当たりするように接触すると接触された女性はそのまま砂のようにボロボロに崩れて消滅したのだ。

 

訳がわからない。

 

次に耳をつんざくような大きな爆発音が聞こえると視界に映る大きなコンサート会場から黒い煙が上がっていた。

 

「クッソ! オレはもう行くぞ!お前も死にたくねえのならボサっとしてないで早く逃げるんだよって何処行くんだ坊主!?シェルターはこっちだぞ!?」

 

「…うん、教えてくれてありがとう! 俺は大丈夫だからおじさんは早く逃げて」

 

「逃げてって…何言ってんだお前も逃げるんだよ!」

 

「大丈夫。だって俺は王様だし」

 

「は?…あ、おい坊主!」

 

後ろから聞こえるおじさんの制止する声を振り切る様に走り出す、既にその腰には黄金に輝きを放つ王たる証のベルトが巻かれていた。

 

「力は使える……なら、変身ッ!」

 

 

 

──祝福の刻!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあ…はあ…」

 

槍を携えた戦姫は傷つきながらも立っていた。

手に握った撃槍には大きな亀裂が走りその身に纏った鎧も今にも崩れてしまいそうな状態だった。

 

既に満身創痍だ。それでも撃槍の戦姫、天羽奏は倒れなかった。

異形の怪物達へと足を進める奏の背後には胸から血を流し倒れている少女がいた、守るべき力を持ちながらその未熟さ故に傷つけてしまった戦士である天羽奏が守るべき存在。

 

奏は一度だけ振り返り視線を戻す。

 

(ごめん、翼…アタシの所為でまたお前にまで迷惑を掛けちまったな)

 

コンディションは最悪。時限式であるが故に長時間の戦闘は出来ない、最早戦えるだけの力は残されておらずその身体は既に限界を迎えていた。おまけにノイズに取り囲まれ絶体絶命。

 

それでも打つ手がない訳ではなかった。

 

「ここが、アタシの………最期のステージだ」

 

残された最後の手段は奏の、自分の命を引き換えにするものだった。

 

後悔がないと言えば嘘になるだろう。

やりたい事はまだまだたくさんあった、今よりももっと大きなステージで相棒と声が枯れるまで歌いあいたかった。それでもそれ以上に守りたいものが、守り通したいものが戦士たる奏にはあった。

 

相方である歌姫と目があった。

 

覚悟を決めたその表情になにかを察した歌姫は声を張り上げて走り出す。しかし間に合わない、既に禁忌の詩は口にされてしまった。

 

満ちていく破壊のエネルギー、失われていく身体の感覚。

やめてと自分を止めようとする相棒の叫び声が聞こえる。自分の為に涙を流してくれた泣き虫で寂しがり屋な相棒、これから先彼女の歌声は成長していき大勢の人を魅了していくだろう。そしてその隣に自分はいないと考えると少しだけ寂しかった。

 

(さよならだ、翼……)

 

それでももう止まれない、最後の詩を口にした。

満ちたエネルギーは溢れ出し、強大すぎる力に耐えきれず肉体は崩壊していき、放出された破壊のエネルギーをその身に受けたノイズたちは炭素と化し消滅していく

 

 

 

 

 

 

事はなかった。

 

「……は?」

 

何が起きたのか理解できなかった。不発を疑ったが、それも違う。自分は確かに禁忌の詩を歌ったはずなのだから。ナニカが奇妙な感覚だった、得体の知れない違和感を感じた。が、それを説明する事が出来ない。

 

絶唱、それはシンフォギア装者と呼ばれる者の最大最強の攻撃手段。諸刃の剣といえる奥の手。その絶唱の負荷に耐えきれず天羽奏は消滅するはずだった。

 

「一体、何がどうなって……ッ!?」

 

そこで漸く自分の隣にいる存在に気がついた。

 

装飾が施され漆黒のスーツに金で統一された禍々しくも神々しい鎧、タスキ掛けられた黄金のバンド、血の様に赤い奇妙な形状の複眼、目をひかれる背に装備された特徴的な巨大な時計の針の様なマント。

 

存在するだけで空間を軋ませる魔王の様な圧倒的威圧感を放つその存在、手を伸ばせば届く距離まで接近されていたというのに全く反応することができなかった。

 

「ア、アンタが何かしたのか?…アタシは確かにいま…」

 

『…俺の選択だ』

 

「は……?」

 

『……その子を連れて下がってろ』

 

魔王は背後にいた少女をいつのまにか抱きかかえており少女を奏へと手渡した、それだけ伝えると波のように迫りくる大量のノイズに向かって悠々と歩き出した。

 

「な、待ってくれ! あれだけの数のノイズを一人でどうにかしようなんて無茶だ! 」

 

歩みを止めない魔王へ向かってノイズたちは一斉に攻撃を仕掛ける。援護に入ろうと奏は動こうとしたがその必要はないとすぐに理解させられた。

 

 

魔王が手のひらを向けるようにゆっくりと右腕を掲げるとそれだけでノイズたちの動きは停止し崩れ落ちるように消滅した。

 

念動力のようなものでノイズを吹き飛ばし、踏みつぶそうとする巨大なノイズを拳一つで粉砕し、素早く動き回る飛行型ノイズを黄金に輝くカード型の斬撃で斬り払い、蹴りを放つと古代文字のような紋章を浮かばせノイズを跡形もなく爆発させた。

 

気がつけば自分たちを苦しめていた大量のノイズは一匹残らず消滅し積み重なった瓦礫の山の上に魔王が一人立っていた。

 

「アンタは……一体、何者なんだ?」

 

『………』

 

魔王はその問いに何も答えず消えるように姿を消した。

 

奏は泣き崩れながら自分を抱きしめるように駆け寄って来た歌姫を受け止めて、もう触れることが出来ないであろうと覚悟していた相棒の温もりを確かめながら呆然と魔王が立っていた場所を見つめていた。

 

突然現れノイズを消滅させて嵐のように去っていった魔王。

その目的、正体、能力、いずれもわからない事だらけだが一つだけわかることがあるとすれば天羽奏は魔王に命を救われその運命を変えられたという事だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃の魔王。

 

『ん? ここどこだ。あれ……結局迷子だし何も解決してなくない?』

 

 

 

 

 






ゼロワン見始めたぼく「やめろお前腹筋崩壊太郎に何してくれてるんだそいつはみんなの笑顔を……ッ何笑ってんだよ!」
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