モブ厳な世界で時の王者やってます。 作:あんこパンパンチマン
いやー、やっぱり小説を書くのって難しいですね。実際に出版されているプロの方とか本気で尊敬します、描写とか表現とかすごいですよね。
自分も妄想を爆発させながら頑張ります。
誤字報告ありがとうございます!感謝です!
あの惨劇から二年という時間が流れ季節は春。学生の春といえば卒業式と入学式。
響と未来の二人は中学校を卒業後、こっちのリディアン音楽院に進学しそこの寮で学園生活を始めている。新しく友達もできたようで、嬉しそうに話していた。……どうしてわざわざ地元から遠く離れたリディアンに進学したのかなんて深くは聞かなかった。
少し前に俺、響、未来、奏、翼、最近集まることの多いメンバーで入学祝いのパーティを行った、場所はもちろん時計店だ。まあ、その時の話は別で語ることにしよう。
いまは、それよりも。
「これで、終わりだっ! 」
ジクウドライバーにセットされたライドウォッチの起動スイッチを押し込んでからジクウドライバーの上部スイッチ『ライドオンリューザー』を押し込みジクウドライバーのメーンユニット『ジクウサーキュラー』を回転させる。
<フィニッシュタイム! タイムブレーク!>
「フゥゥゥッ! ゼイッ! 」
『ジクウサーキュラー』の回転運動によって生み出されたエネルギーは加速増幅され、そのエネルギーをジカンギレードへと流し込んで強力な斬撃を放ち、ノイズを目の前のノイズを全て消滅させた。
「今回は数が多いな、早く他の場所に発生してるノイズも片付けに行かないと…」
いつものように発生したノイズを片付けるお仕事。しかし、今日はノイズの出現規模が違かった。広範囲に多く出現している上に、どこかへ移動しているようで動きがバラバラだった。
今もどこかへ移動しているノイズを追いかけながら散らばったノイズを殲滅していく。近くに感じとったノイズ気配。次はその場所へと移動を開始しようとした時、
「ん? ってアイイッタァー! 」
背後で何か動いたと思ったら突然、背中に爆薬を叩きつけられたような衝撃を浴びて装甲が火花を散らした。ちょっと、というか普通に痛かった。
え、なに? 新手のノイズかなにか? 白い煙を上げている背中を押さえるように若干蹲りながら振り向くと。
「へえ……今のを喰らってもその程度のダメージなのかよ」
……なんか変な格好してる女の子がいた。どいうこと? 新手のノイズかと思ったら新手の
「ようやく見つけたぜ。お前だろ、最近ノイズを相手に戦ってるアンノウンってのは。お前があの
すいません。案内するも何もそれ俺です、いま目の前にいます。
……いや待て、というかなんでこの子オーマジオウのことを知ってるんだ? その名前を教えたのは奏たちだけだ。という事はこの子も特異災害対策機動部の人間なのか? 奏や翼と同じアイドル戦士……ではないな、なんか違う気がする。鎧の感じは似てないし歌ってない。それに何より、向けてくる敵意。
「そらッ! 」
鎧と一体化している鋭い形状の鞭のような武器を伸縮させて放たれた叩きつけるような一撃を横に転がって回避すると、先程まで自分がいた場所は地面が裂けるように大きく抉れていた……。おっと結構威力あるな。
「ほらっ! 踊りなっ! 」
鎧の少女は隙が生まれないよう左右の鞭を巧みに扱い連撃を仕掛けてくる。一撃であの威力だ、連撃全てを喰らったらジオウの鎧を纏っていてもダメージをもらう事になるだろう。だが問題はない。目で追えなくなるような速さじゃない。だから、
「……見切った! ゼアァ! 」
「……んなっ! まじかっ! 」
鞭の連続攻撃を掻い潜りながら左右の鞭が重なった瞬間を狙い、包丁で豆腐を斬るかのようにジカンギレードによる一撃で斬り落とす。
<フィニッシュタイム! タイムブレーク!>
「グウッ!? 」
鞭の強度に自信があったのか、斬り落とされた事に驚き硬直している鎧の少女へと一気に距離を詰めながら、ジクウドライバーを再度回転させてエネルギーを込めた拳を叩き込む。……女の子を殴るとか暴力反対とか言わないでね、こっちも一応手加減してるから。
軽く浮かせるような意識を奪う程度まで加減した一撃。それでも少女は大きく後ろに吹き飛んだ。一瞬加減し損ねたのかと焦ったが、そうではない。避けられないと判断すると咄嗟に防御し殴られた瞬間に自分から大きく後ろに跳んでダメージを軽減させたのか。……面倒だ、戦い慣れてるな。
なぜいきなり攻撃してきたのかとか色々聞きたい事はあるが、他の場所のノイズを片付けに行かなければならいので、彼女をしばらく動けないようにしてから移動しよう。ダメージが大きくフラついている彼女に向かってダウンさせる為の最後の一撃を叩き込もうとするが、動きを中断させられる。
「乗ってんじゃねえぞ、調子にッ! 」
「……ッ! なにそれ」
鎧の少女が装備していた特徴的な形状の杖を取り出すとそれをこちらに向けなにかを起動させた。中心が強く輝くと光線が放たれた、その光線を回避すると光線が着弾した場所から光を放ちながら
出現したノイズを斬り払い消滅させていくが、鎧の少女が杖を掲げるとノイズが出現し、その全てが俺に向かって攻撃してくる。
……あの杖でノイズを出現させて操ってるっていうのか。だとしたら最近のノイズ出現の何割かはこの子が故意にやってるって事になるぞ……もしかしたらあの幾人もの人が犠牲になったコンサート会場の大量発生だってこの子がやった可能性だって。
「ウ、グッ……悪いが今回はここまでだ、だがこれで勝った気になるなよ! (ッ…化け物かよ。たった一発殴られただけで、しかも加減した一撃でネフシュタンの鎧を砕きやがった!) 」
「……逃すわけないだろッ! 」
「いいやっ! 退かせてもらうねっ! 喰らいな、サービスだっ! 」
空中に飛び上がり、この場から逃走しようとする鎧の少女。当然逃すわけにも行かないのでひと跳びで30.2mというジオウのジャンプ力で鎧の少女との距離を詰めて地面に叩き落とそうとするが、鎧から伸びる鞭の先端に球体状にエネルギーが圧縮され、鎧の少女は鞭を振るいそれを撃ち出した。
<フィニッシュタイム! ジオウ! ギリギリスラッシュ!>
ジクウドライバーのスロットにセットされているジオウライドウォッチを引き抜き、ジカンギレードのグリップ付近に存在するライドウォッチスロットへ装填する。
先程の斬撃よりも更に強力な斬撃を放ち黒いエネルギー弾を打ち消すが、時間差で打ち出された二発目のエネルギー弾は身動きの取れない空中故に避けることが出来ず、地面に叩きつけられてしまう。ジカンギレードを盾が代わりに構えたがそれでも防ぎきれなかった。
「……くそ! 待てっ! 」
鎧の少女はまだ視界に確認できる距離だ。急いで後を追えば追いつくことはできる。起き上がり腕のライドウォッチホルダーからバイクライドウォッチを取り外し起動させようとするが、鎧の少女も追いつかれると理解しているのか、周囲に大量のノイズを召喚しこちらの動きを妨害して時間を稼いでいる。
「どれだけ召喚できるんだあの杖……」
あとどれくらい走ればいいのか、どれくらいの距離を走り続ければ私はこの苦しみから解放されるのか。休むことなく走り続けてなんだか目眩もするし吐き気もしてきた、呼吸するだけで胸が苦しくなる。
だけど止まれない、止まるわけにはいかない。背後から迫りくる絶対的な死。どれだけ走っても大量のノイズたちは行く先々で現れ真っ直ぐこちらに向かってきて追い詰めてくる。
足を止めれば最後だ。いやだ、死にたくない、まだ死ねない。親友に、恩人に、沢山の人に助けられた、お世話になった。その人たちにどれだけ感謝を伝えても足りない、自分はまだなにも返せていない、なに一つ報いることが出来ていない、だからここで死ぬ事なんて出来ない。
隣を走る少女に視線を向ける。
手に握った自分よりも幼く小さな少女の手、繋いだこの手を離せば少女は取り残され自分一人は助かる、ノイズから逃げきることができるだろう。
けど小さな少女を見捨てるなんてそんなこと絶対に出来ない、出来るわけがない。だから“繋いだこの手は離さない” 。
「大丈夫! お姉ちゃんが、ついてるからっ! 」
ただ走り続ける。自分たちを追いかけてくる大量のノイズから、少しでも距離を離す為に足を動かす。やがて疲労と体力の差から動くことの出来なくなった少女を背負いながら、ひたすら走り続けた。
そしてがむしゃらに走り続けて行き着いた場所は、町外れにある人気のない静まりかえった工場。その建物の屋上へと隠れるように避難した。
ここに来て体力の限界を迎えた。痙攣して動かせない足を恨めしく見つめながら、背負っていた少女を下ろして呼吸を整える。こんな事になるなら親友の走り込みに付き合ってもっと体力を付けておけばよかったと後悔するが、もう遅い。
「私……死んじゃうの?」
「…………っ!」
小さな少女の嗚咽の声が聞こえる。自分だってノイズが怖い、死ぬのが怖い。けれど自分よりも一回りも幼い小さな女の子が感じる死の恐怖は、きっと自分以上の筈だ。
「大丈夫、大丈夫だよっ!」
恐怖に打ちひしがれている少女の小さな手を握って、そんな恐怖を吹き飛ばしてしまうような笑顔を浮かべる。そんな自分の笑顔につられて少女も笑みを浮かべるが、その表情はすぐに絶望に彩られた。
顔を覗かせ四方から自分たちを取り囲むノイズたち。逃げ場はない、完全に追い詰められゆっくりと迫ってくるノイズ。恐怖に震える少女を庇うように抱き寄せる。
絶望的な状況に死を覚悟した。もう諦めかけたその時、自分を抱きしめ涙を流してくれた命の恩人が私に希望を与えてくれた大切な言葉を思い出した。
「大丈夫っ! だから “生きるのを諦めないでっ!” 」
──Balwisyall Nescell gungnir tron──
その言葉が、その覚悟が、自分の中のナニカを目覚めさせるトリガーとなった。心臓が尋常じゃないほど熱く激しく鼓動する。胸の奥から湧き上がってくるナニカが身体全体へと広がり変化させていく。
溢れ出すような強い衝動、それは肉体を内側から食い破り突き破っていく。そして衝動が収まる頃には自分の姿は変化していた。アニメのヒーローが装備するようなパワースーツ。
「な、なに……これ?」
「お姉ちゃん、かっこいい!」
「うえ!? … そ、そう?」
訳が分からず混乱しているが、隣にいる少女は目を輝かせている。なにが起きたのか理解は出来ないが、カッコいいと褒められるのは悪くないかもしれないと納得させる。
私は胸のうちから込み上げてくる歌を口ずさみながら、意識を切り替える。この状況をどうにかしなければいけない。先程までの疲労感はもうなかった。少女を抱きかかえて再び走り出す。
「身体が軽い……ってうわあ!?」
軽く踏み込んだけだった。それだけで大量のノイズを跳び越えた。勢いよく屋上から落下しながらもなんとか体勢を戻し地面に着地する。足元がひび割れて崩れる程の勢いで着地したのに、全く痛みを感じず怪我もなかった。
「! ……ッまだ来る」
屋上にいたノイズも後を追うように勢いよく落下しながら砂埃を舞いあげて着地する。上からミサイルが落ちてきたかのような一撃。それに反応が遅れながらも横に跳んで回避するが、着地に失敗して大きく転んでしまう。
その瞬間を狙ったかのようにノイズは体を変形させ、ドリルのように突進してきた。回避は間に合わない。それならこの子がだけでも。自分の体を盾にするように少女を抱きしめる。今度こそ死を覚悟したが無意識のうちに振り払うように突き出していた手がノイズにぶつかると、ノイズは体を炭化させて砕け散った。
「……え? なんで、ノイズが……私が、やったの?」
ノイズに触れられれば最後、炭素転換し炭素の塊と崩れ落ちてしまう。炭素の塊と化したノイズとノイズに触れた筈なのに無事な自分の腕を交互に見つめて唖然とする。
再び攻撃を開始してきたノイズの姿を視線の先に捉えると、少女を抱え直し、地面を強く踏み込んで空中へとジャンプし攻撃を避けた。ただ攻撃を避ける事だけを考えて高く跳んだ。
「……ッ、このままじゃ、ぶつかっちゃう」
その結果、高く跳びすぎた。跳んだ先、背後には大きな貯水タンク。今の状態の私なら、この風を切るようなスピードで貯水タンクに衝突してもその衝撃に耐えられるもしれないが、腕の中に抱えているこの子はそうはいかない。少しでも衝撃を和らげようと自分の身体を盾にする。
衝撃に備え身体を強張らせるとタンクに衝突するよりも早く身体をグイッと強く引っ張られ誰かに受け止められた。
「……え? らい、だー?」
「よかった、ギリセーフ! さっきの鎧の子には逃げられちゃったけど、こっちが間に合ってよかった……え、なんで」
吹き飛ぶような勢いで宙を舞っていた私を受け止めて地面に綺麗に着地した謎の人物、真っ黒なボディに時計のバンドのような銀装甲、時計盤のような頭部にはカメンとライダーの文字が刻まれていた。
謎の人物、ライダーさんは私を優しく地面に下ろすとどこからか銃のようなもの取り出してそこにナニカをはめ込むとノイズへと向けて放った。
<フィニッシュタイム! ダブル! スレスレシューティング!>
風のようなものを纏った弾丸がノイズに命中すると、そこを中心に緑色と黒色の大きな二つの竜巻が発生した。その大きな竜巻にのみ込まれた大量のノイズは、瞬く間に炭素と化し消滅していった。
「……すごい、あっという間にノイズが」
「……ふぅ、よしっ。危ないから君はその子と一緒に下がって」
「え、あ、はい!」
ライダーさんは剣を構えると、まだ残るノイズに向かって走り出した。その手に構えた剣の一撃でノイズを消し去り、その数を減らしていく。ノイズと戦い慣れているのか、囲まれているのに慌てず、背後からの攻撃も後ろにも目があるかのように反応して、剣で、拳で、脚で、ノイズを物ともせずに戦っている。
突然上空からプロペラの回る音が聞こえた、その音に反応し空を見上げるとそこには大きな黒いヘリコプターが。なんでこんなところにヘリコプターが、と驚いているとさらにそのヘリコプターから二人の人間が飛び降りて来る、その時歌が聞こえてきた。
──Croitzal ronzell Gungnir zizzl──
──Imyuteus amenohabakiri tron──
「無事かっ! 助けに……どういう事だい、こりゃあ」
「なんで、立花が奏と同じガングニールを…っ」
「え? ……奏さんに翼さんっ!? 」
ヘリコプターから飛び降りてきたその二人は、私がよく知る人物だった。驚愕の表情に染まる二人。奏さんの手には大きな槍が、翼さんの手には鋭利な刀が握られて二人はどこか自分と似ているスーツを身に纏っていた。
「……話は後だ、お前はここにいろ。あたしらにはやる事がある、行くぞ翼!」
「わかってるっ! 立花はここでその子を守って!」
そう言って奏さんと翼さんはノイズに向かって飛び出していく。あの日コンサート会場で見せたように、歌を口ずさみながらお互いをカバーし合う抜群のコンビネーションでノイズを切り捨てていく。
「……すごい」
二人の動きは完璧だった。言葉を交わさずともどう動けばいいのか、なにをすればいいのか、それを理解し背中を預けあって戦っている。そしてその隣でライダーさんもノイズを圧倒していた。一撃、一撃が鋭く重いもので、奏さんと翼さんをフォローするような動きも見せていた。
三人の力で、大量に発生していたノイズは僅か短時間で全て消滅していた。もうどこにもノイズの姿はなくホッとしてライダーさんに先程助けてもらったお礼を言う為と、この力のことについてなにか知っているであろう奏さんと翼さんに話を聞く為に、抱えていた少女を下ろし小走りで近づいていった。
「奏さーん、翼さーん……え?」
突然、金属と金属がぶつかりあって擦れるような高く大きな音が響いた。視界の先では翼さんがライダーさんに斬りかかり、ライダーさんがそれを防いでいた。ライダーさんが押し返すと翼さんが距離をとった。
「……これで何度目かわかりませんが、特異災害対策機動部の二課の者です。貴方には武装を解除して私たちに着いてきていただきたい、抵抗するというのならそれ相応の手段を取らせてもらいます」
「あー、悪いな。あたしもアンタに聞きたい事があるし抵抗せずについて来てくれるとありがたいんだが……」
なぜか翼さんが握っていた刀をライダーさんへと向けて構えた。奏さんも大きな槍を構えている。その光景に一瞬頭が真っ白になったが、慌てて二人の前に飛び出す。
「ちょ、待ってください! なにしてるんですか! 」
「立花っ……危ないから下がってなさい。私たちには私たちの仕事があるの。その為にも貴女が庇う存在を拘束しなければならない」
「拘束って……なんでそんな」
「その者が何を目的とし、何の為に力を振るっているのかわからない以上は危険だ。放っては置けない。そして何よりソレはオーマジオウとの確かな繋がりを持っている」
「で、でも! 私はこの人に助けられましたっ! あの小さな女の子も!」
翼さんの纏う空気が重く冷たくなる。私、いや背後のライダーさんを睨みつけるような鋭い眼つき。あんな表情の翼さんは初めて見た。怖い、その気迫に思わず腰が引ける。でもここを退くわけにはいかない。
翼さんの刀を握る手に力が込められる。その瞬間、
「ひゃう!?」
「…………へっ?」
翼さんからは可愛い声が、私からは思わず変な声が出た。顔を真っ赤に染めた翼さんがその場に蹲り涙目で隣にいる奏さんを睨む。隣にいた奏さんが突然翼さんのお腹をグニっと摘んだのだ。
「か、奏! 急に何するの!?」
「翼が怖い顔してるからだろぉ〜。無理してそんな雰囲気出さなくていいって、そういう怖い顔は翼に似合ってないぞ。それに見ろ、響とあっちの女の子が怖がってるだろ。あ、女の子泣きそう」
「え!? け、けど! 叔父様や了子さんが未確認二号を拘束しろって」
「かぁ〜。あのねぇ、そう言われてから何回失敗してると思ってるのさ。だいたいな……〜!」
「な、けどそれは……〜!」
なにやら目の前で揉め始めた二人を見て呆然として肩の力が抜ける。さっきまでの重い雰囲気はどこかへ吹っ飛び、いつもみんなで遊びに行くような雰囲気になっている。
「……庇ってくれてありがとう」
「へ?……あれ、いない」
ライダーさんに耳打ちされ振り向くとそこに姿は見えず、周りを見渡してもどこにも姿は確認できなかった。まるで最初からそこにいなかったかのように静けさだけが残っていた。
「ありゃ、また逃げられちまったか……仕方ない、響を連れてくか」
「ええ!? 私ですか! なにゆえ!?」
「……はあ、そうね。立花、貴女をこのまま返す訳にはいかないの。特異災害対策機動部二課までご同行願います……貴女まで逃げないでね」
「ちょ! それどこから取り出したんですか! 手錠片手ににじり寄って来ないでください翼さん! あ! 奏さん肩掴まないでくださいよ! ちょやめ、ああああああ!?」
そういえばジオウの時止めって後出しした方が更に時を止めらるというか支配権握り返せて有利ですよね、ジョジョみたいに時を止めた世界でお互いが動くって事は出来なさそう。
そういえば最近シンフォギアXDU始めました。
あとネフシュタンの鎧の反応は大量のノイズ+もう一つのガングニールの反応で驚いて検知に気づかなかったって事にしてくださいお願いします!