蒼「漫画化決定だから作った」
播「身内限定だから編集部のゴタゴタなくてらくだなぁ」
蒼「なにげに珍しいフルカラーってことで」
播「前回のあらすじぃ」
蒼「人類糞雑魚」
( ・ω・)
播、蒼「イェーイ」
青い海を高速で駆ける。
体が軽い
ここまで自由だった日があるだろうか
もう、何も怖くない
全速力で突っ走り海をも裂き
果てしない水平線を目指し飛び続ける。
「・・・・・あれ?居ない」
「そりゃそうですよ・・・まさかたった瞬間人が変わったように飛び続けて行くんですから、ロケットエンジンのない翔鶴ちゃんは迎えの艦隊に合流しに行ったもの、てゆーか、いったい何本大型ミサイル用のブースターあるんですか」
「海水を変換したから無限にあるよ」
「・・・・えぇ、総旗艦クラスってどうしてどいつもこいつもインチキめいているんですか」
「知らないわ、そういうのはお母様に聞きなさい・・・・いつも寝てるけど」
ロケットに燃料を再注入し使い物になら無くなったものは海中に捨てる。
「死にかけとはいったい」
「勿論少しダメージ受ければ沈む自信はあるわ、まぁ、タイラントまで飛べれば機関接続で修復もできるだろうし」
「ボロボロの機関二つじゃあ駄目だったですしね」
「目的地・・・もうちょっとかぁ、よし、アルケオ用のブースターでひとっとびね」
全兵装を収納し、弾道ミサイルど同じぐらいのロケットを繋げ、火を付ける
「あのそれ、Gかかり」
「海面すれすれを飛ぶから大丈夫」
首根っこを掴み少しだけ姿勢を低くして飛ぶ。
正直とても清々しい気分だ。
何者にも縛られることなく
ただ、夢中に飛び続けることができるこの感覚
何もないことは一種の救いだったのかもしれない
暖かく、そして清々しい
いつからだったか。
あの野心家のくだらん事に起こされてから約二十年
とても長い争いだった。
冷静になればもうどうでもよいではないか
人類なんて興味ない
私は兵器だ
なぜこんなに思う必要があったのだろうか
今は考えることを放棄しよう
この一瞬が今はとても楽しい
あぁそうだな
無心で駆けよう
「蒼・・・ちょっと成層圏まで飛ぶよ」
「えっ!?」
艤装の一部を分解し大量のロケットに変換し一気に点火する。
肉体こそ限界を迎えてはいたが別段どうでもよかった
一気に雲をも貫き大気圏を突破する勢いで上空までうち上がる。
「・・・さてと、目的地上空だ、じゃああとは何をするかわかるね」
「さ、流石にあれは不味いですよ」
「地獄まで付き合え、命令だ」
全てのロケットを切り落とし自分の周囲に装甲を展開する
そのまま地球の重力と重さにして数百万トンを軽く越える超重装甲の船体による質量爆弾。
昔の戦闘では時空転移を悪用してよく使っていたが今の体で持つかはしらない。
「着弾まで残り三十秒、総員対ショック体勢!!」
「自分だけ装甲展開なんて卑怯ですよぉぉぉぉ!!!」
地面にぶつかると同時に
島の地面に巨大な亀裂が入り衝撃波が何もかもを吹き飛ばした。
体は別になんの問題・・・・問題・・・・
「ぱんちゅに被弾!!」
「舵損傷してるじゃないですか!!」
鎮守府の中央に落下して吹っ飛ばしたは良いものの足がいった
どうしよ、這いずろうにもこんなにめちゃくちゃだと酷いものだ。
取り敢えず鉄の棒を拾ってなんか修復と書かれた大きなバケツに入り腕力で移動する。
「ほっほっ・・・おーいタイラントォ、どこだー、へんじしろー」
「流石に吹っ飛んだのでは」
( ・ω・)
食堂
今は無数の砲弾が貫通したあとと先の衝撃波で見るも無惨な状況になっていた。
「よいしょっと」
「うわー、この人腕力だけで今飛びましたよ・・・いっそその状態で登山すればいいんじゃないんですか、売れますよ」
「よし、足なおった・・・さてと・・・?」
ふと足元を見るとそこには艦娘のような足や腕が散らばっていた。
それどころか無数の蜂の巣にされた人間や血まみれで倒れている艦娘もいた。
あ、これ、挑んで100門のAGSに抜かれた奴だ
取り敢えず人間に少しだけ黙祷したあとすぐに奥の方にはいる。
そこからは微かにだが生活音と声が聞こえた。
「・・・はぁ、七十点・・・やっぱ播磨やデュアルと比べると駄目ねぇ・・・あんたらサァ、死にたいの?味方の命かかってるいうのにこんな魂だけしかこもっていないゴミみたいな何かをだしてもさぁ・・・決めた、今日はこいつの胴体をギロチンでぇ、切断しまーす☆」
「ま、待ってください、彼女にはまだ」
「は?こいつは今回の試食で一番点数が低かっただから消してもいいじゃない、こいつ戦艦じゃん、軽空母のあんたやそこのチビと違って隙有らば命とられかねない奴なのよ、寧ろ料理ができるらしいから待ってあげたけどもう無理ね」
あ、これタイラントだ
めっちゃ不機嫌だなぁ。
毎日ご飯三食あげれば敵対はしないのに。
「ま、待ってください!!罰なら同じ点数だった私が受けます、ですから」
「いや、あんたはやめとくは、播磨のお気に入りらしいし、播磨に喧嘩売って飯抜きとか嫌だし、あとラムネ美味しいからいいよ、正直ラムネだけ作っといて」
「ねぇ、播磨さん、これもしかてなんですけど」
「あぁ、彼女は暴君って名が着くだけあって凄い敵には厳しいのよ、ただちゃんと美味しいものをあげたら怒りはしないからたぶん、食事中に戦闘になってキレたのね」
さてと、ここでいっかいギロチンショーを見るのも一興だがどうしようか。
「さてと、見せしめに始めるから、こい!!」
「ひっ・・・た、助けて金剛お姉さま」
「金剛?あぁ、あの雑魚、今頃外で仲間つれて集団自殺の準備でもしてるだろうなぁ、お前らが無様に人質になったせいでなぁ、あーあ、可哀想な劣化品ども、やっぱり量産するものはウィルキアの私達擬きで良かったのね、こーんな拡張性もなにもないよーなねぇ・・・・あ」
「あ」
ちょっと彼女の罵倒が面白くて聞いていたらドアの前にたってたからちょうど目と目が合う瞬間になっちまった。
「めとめがあうーしゅーんかーん」
「うえっ、総旗艦・・・と、テメェ」
「あ、あぁ・・・あぁ」
ありゃりゃ、この子壊れちゃってる
「播磨でいい、今は私はオフだ、クソ上司の居ない現状私は総旗艦ではない」
「あ、あぁ、播磨・・・無事だったか、私はヴィント達と突撃したが結果はどうだった」
「知らん、私も終戦間際にこいつと一緒に空間転移で跳んだ・・・ちょっと機関がぼろぼろでな、貸してくれるか?」
「ん、あぁ、全部吹っ飛んだのか、じゃあ予備の奴あるからそれで直してくれ」
そういってポケットから取り出された小さな紫色のナニカを取り込む。
取り敢えず応急処置はすんだためすぐに壊れた椅子を一つ機関に侵食させ増やす。
「これ元がある程度なけりゃできないのが本当に辛いな、ほら、これぐらいでいいか」
床や椅子の破片を渡し取り敢えず調理場冷蔵庫を開ける。
「あ、安土さん」
「や、やった、これで」
・・・・・そうか、そうだったな。
「なぁ、播磨、そいつらさ、お前の事を安土とか言うんだがどう言うことだ」
「取り敢えずその鉄屑を捨てろ、あとその事は蒼が知ってる、私は少し料理するからギロチンショーはその後でしろ、でなきゃ全員、打ち首獄門だ」
「「「え?」」」
冷蔵庫には卵と豚肉、あと粉物・・・・米と刺身もあるか。
酒や醤油は残ってただろうしうん。
「うん、カツ丼でいいか」
取り敢えず大体揃っているし足りないものぱぱっとやって終わりなのよね。
「あ、私アイスクリーム欲しい」
「・・・・あぁ、何個かあるから・・・あ、最中ある後で持ってくわ」
まずはカツでも準備しつつ米でも炊きますか
?
卵が消えた
「あらら、妖精さんか・・・手伝いありがと」
「(*`・ω・)ゞ」
甲冑ねぇ、暑くないのだろうか。
「へぇ、これが播磨の妖精さんかぁ・・甲冑に薙刀に鉄砲、行動も整ってていいねぇ、ぷにぷに」
「(^ω^#)」
「ん?ゴハッ」
うわぁ、すごいアッパー、主砲担当の妖精さんかな?
「とりあえず、現状の把握と情報の共有、今後の行動方針でいいですか?」
「あぁ、私は料理に手が話せないから聞くだけだから勝手に頼む」
「まぁ、異論はないな」
あ、妖精さんが甲冑重くて登れずにぴょんぴょんしてる。
小さい階段でも置いておくか
「とりあえず、現状ですが燃料弾薬は」
「無限装填装置あるし、燃料は機関と播磨の上位機関でなんとかなるだろ、行く宛がないけどな」
「情報はこちらとしてはまだ艦娘のことと、播磨さんのことしか」
「あー、こっちはなんか『深海棲艦』だっけか、と、誤解されそこの雑魚どもと戦闘にはなったな、まぁ結果は大勝利、決戦での背後強襲に備えて予備をいくつか持ってたからな」
「なるほど、それが大方人類の敵なのでしょう、他には」
「そうだなぁ、横須賀に『戦艦 安土』についての資料と当時を生きていた艦娘が生きているがあるらしから欲しいな、上下関係ない播磨のアグレッシブぷりは面白いからな」
「そうかそうか、そんなに波動砲の一斉射が欲しいか」
「許して」
「許さない」
「ま、まぁ、じゃあ今後の方針でも」
「ギロチンショー」
「寝る」
「えぇ・・・・」
お、ご飯が炊けたし、カツもできた。
後は乗せるだけか
「ほいっと、カツ丼二人前、アイスはバニラしかないけどいいだろ最中あるし」
「あぁ、私は別にそれでいい」
「私もいいです」
さてと、そろそろ敵さんがた痺れきらして突っ込んできそうな勢いだ。
「ほいっと」
とりあえず、槍で一人残して全員、致命傷を与えて眠らせ
残った一人は頭をつかんで無理矢理顔を合わせる。
「すまないな、暴れられると面倒なんだ。貴女、艦名は?」
「や、大和です・・・あの、これは」
「あぁそうだな、知り合いが急にこんなことをすれば驚くか、でもいいさ、私は昔のあなた達が知るその人本人さ、まぁ、他人の空似の可能性もあるが・・・まぁ、気にするな」
さてと、どうしたものか、とりあえず乗りと勢いで始末してもいいが上が居ない今、別に明確な敵も居ないし無断休暇も構わないのだ。
「よし、決めた、寝よう」
「さっきから寝ることしか考えてないね播磨」
「どんなブラック企業だったのです?」
「あぁ、色々ひどかったぞあれ」
「外野は引っ込みなさい」
数は30前後、舐めているのだろうか
「・・・・拡声器をくれませんか」
目が決まってるなぁ・・・交渉の席なんて立つ気がないってわかりきってるか。
「・・・タイラント、蒼。そこの死にかけは全部外に出して」
「オイオイ冗談じゃないよ、せっかく串刺しにして遊べると思ったのに」
「まぁ、そうしないと話もクソもありませんしね、ウィルキアも解放軍もフィンブルヴィンテルも関係ないならずる休みもいいですよね」
話が早くて助かるな。
まぁ、私が一番遊びたかったが無駄に敵を増やすのは嫌だし目的できたし。
「さてと、大和、取引でもしましょうか、用件は簡単『人類の我々への不干渉、ある程度の情報の提示』ね、簡単でしょ、まぁ、もし敵対するなら、数百万単位での虐殺も平気でしますよ、私」
少し強めに襟を掴み笑顔で語りかける。
「そんな・・・こと、私の一存でっ!!」
「うるさい、貴様はただ、受け入れ、上に言いつけろ、いいな」
壁に叩きつけた後、全力で敵艦隊に投げつける。
手についていた血を顔に当て、ゆっくりと撫でる。
「ねぇ播磨、なんか無理してない?」
「してない」
「ほんとぉ?」
「してません」
「顔を血化粧で隠すのは悪い癖だよ」
腕を顔に当て、何度も擦る
少し服が赤く染まり、濡れた。
「正直辛いですよ、私がしらないだけで戦友を・・・いえ、部下をこんな無下に扱うのは・・・・でもしょうがないでしょ、私は播磨、誰がなんと言おうと総旗艦ですから、線引きはしますよ」
「まぁ、そうだよな、私は所詮ただの超兵器だ、あんたやリヴァイアサンみたいな艦隊を纏め上げる総旗艦の苦労なんてしらないさ、うん、でもあのブラックは無いとだけはおもう」
瓢箪の栓を抜き、顔に冷水をおもいっきり被る。
水は血も涙も流し、体を伝って地面に染みつく。
「さてと、あの馬鹿はどこに消えた・・・・」
「勝手に本隊に突っ込んでいったな、大方交渉しにいったのだろ・・・・正直私ら三人でやればここら辺でのんびりバカンスはできるとおもうけどなぁ」
「まぁ、私やお前みたいに使われるだけの道具として生まれた訳じゃないしな、きっと人らしい心があるのだろう」
「理解できなくはないが・・・・うん、面倒だ、播磨、他に誰か居ないか探せるか?」
「海域を定期的にやってはいるが無理だ、流石に強力な奴を何度もするのは苦しいからな・・・・ただ、どこかにはいるさ、意識があるのか無いのか、しらないがな・・・・」
「どう言うことだ?」
「まだ私達みたいに実体を持てずにふわふわしてる可能性があるってこった、正直深海棲艦の数が多すぎて無理、連中用に再調整もしたいわ」
「そうかぁ、ま、アルケオとかソユーズと合流できるまでは三人でのんびりしますか」
そういって彼女は艤装を置いてそこに腰かけて日光浴をはじめた。
XXX海域
寒い
寒い
寒い
急に世界が変わったように銀世界に包まれた
怖い
おかしい
何かを狂ったノイズが聞こえる
「あ・・・あぁ・・・さ、寒い」
「確かに・・・これはおかしいね」
一緒に作戦海域より退却した響ちゃんと白銀の世界を進む
「お、お酒・・・・・そんな、凍って・・・・・凍って!?」
あり得ない
これだけは皆にもバレないように懐に隠して一番暖かかったのに
「ねぇ、響ty!?!?」
ワインから目を放し彼女を見た瞬間
透明な冷たい氷の中で串刺しにされ動けない姿があった。
「え?」
怖い
なにかがいる
笑っている
嗤っている
狂っている
少し、半狂乱になりながら氷を叩いていると大きな並みの動く音が聞こえた。
「あ・・・嘘・・・・でしょ・・・まだ、沈みたくない・・・・嫌」
晴れた世界から見えたのは巨大すぎる氷山。
いや、氷山みたいな空母
その氷から生えている無数の棘に刺さっている仲間や氷に埋められた深海棲艦。
あぁ、もうだめだ、足が斬られた
寒すぎて感覚もなかった
もう・・・・逃げれない・・・・あの氷に飲
■■■■■■■
「うぅ、さっきからこの耳障りな音消えないよ」
「急いで鎮守府かえるでちよ、これはおかしいでち、ろーちゃん、ついてこれ・・・・・・・!?」
「ふえっ?!ろー・・・潜水しているはずなのに浮上しています」
声に出せなかった
ろーちゃんの後ろにいる巨大な影を
あれだ
直感が囁いた
あれは危険すぎる
気づかれた
一瞬鼓動が止まった
あれはだめだ
あんなの勝てるわけがない
「ゆーちゃん全速力で前進するでち!!19もいそげでち!!」
「だ、だめ・・・なんか海底に引き込まれるの・・・逃げれないの・・」
急いで二人の手を繋ごうとした瞬間
世界が反転した
違う
「で、でち・・・バケモノでち」
あの船の周辺以外全ての海水が私達を一ヶ所に集め海底に一気に叩きつけた
それどころか普通じゃあり得ない水圧を感じ始め、体が壊れ始めた。
察してしまった
ここで死ぬ
生きることはできない
「な、ならば、最後にごーやの魚雷を食らうでち!!」
残りの力を使い一本の酸素魚雷はまっすぐとバケモノの船底に向かい
直撃すると確信した
瞬間海流が急に動きだし
魚雷が倍の速度で帰ってきた
「で・・・・でち・・・助けて欲しいでち・・・・安土さん・・・・あれはバケモノでち、私達には手に終えな
横須賀鎮守府
時計が12時を差したとき世界は暗転した
「・・・・この感じ安土さん・・・・・にしてはなにかおかしいわ」
窓を開け、外を覗くと急に風が強くなり海が荒れ始めた
「鳳翔さん、こっ!?」
目の前で急に崩れ出す赤城さん。
「だ、誰です、姿を見せなさい」
「うぅ~ん、流石に寝起きだからだろうか、うん、ばれたか」
その声と同時に後ろにドイツ艦ぽい服装をしたナニかがいた。
これは艦娘ではない
記憶にもない
「あ、私、今回はもう敵意ないから、横須賀滅んじゃったし、うん」
「どおいうことです」
「文字通り滅ぼした、私は全てを滅ぼすもの・・・まぁ蜃気楼のようにあっては消えるだけの存在さ、今回は姉の部下に・・・・播磨ちゃ・・・・うん、あなたたちの言う安土に色々優しくしてあげれた事への感謝をいいにね・・・オリジナル」
「・・・・どこでそれを」
目の前にいるナニかは絶対に太刀打ちできない。
本能が悟った。
「うーん、酒も拝借したし、のんびりドラム缶で漂流しながら旅でもするわ、じゃあ、あのクソニート姉にかわって言うわ。部下を引き取って頂きありがとうございました!!きっとあの戦争ばっかあの娘にも良い艦生だったでしょう!!」
言い切った瞬間周辺の壁も砕けた。
街の方を見ると
あの一瞬で全てが燃えていた
北極
黒い山のように積み上がった死骸や姫や鬼の体の一部が浮かんでいる赤い海域に一人、白いジャージの少女がたっていた。
「・・・・眠い・・・寝よ」
どうやらラグナロクは再演されないようです
ですが海底に潜む無数の潜水艦はこの時も大いなる冬を呼び起こさないように小さな小さな機関の音による子守唄を奏でるのでしょう。
次回 私であって私でないもの