ここに来ている方は大体前作(てかシリーズ)知らないでしょうし
軽い説明を
まぁ、うん、途中からわかったとおもうけど
おもいっきりWSG2の世界線なのに何故3とかの面子がいたり兵装が無駄に強化されているのは純粋に『原作が全く超兵器らしからない弱さで面白味がないから強化した』だけですはい。
世界観?
察し良いやつはもう全部わかってるだろ
太陽が常に光を当て続ける
そんな世界が普通だとは思いもよらなかった
もう何年だ
ウィルキア帝国・・・いや、なんだったかな、ヴァイ・・・忘れた、あの男のくだらん野望に付き合わされてから
無駄に義理を通し、亡き英霊たちえの弔い合戦をしたのが間違いだったのだろうか。
・・・違うか、私はただ、あの戦場が好きだった、命を常に危険にさらして戦うあの高揚感。
悲鳴をあげ、命乞いをし、苦しんで死ぬ敵の無惨な最後。
もはや誰も理解できなかった。
誰も見てくれなかった
勝利を納めた頃には常に一人だった
誰も私に着いてこれない
嫌だった。
だから新しい船体、新しい兵器、新しい機関を使って新型を作った。
始めこそ大和級を少し改良しただった
毎日毎日、ただのキリングマシーンでしかない私だって何かできると思った
ドリル戦艦、双胴空母、双胴戦艦、大型戦艦、ミサイル巡洋艦、支援艦
結局は機関増殖で超兵器を増やすのが正しかった・・・自我もないただの人形ならそれでよかった。
でもそれが悲しかった、何故だかはもうわからない、だが狂ったようにただの鉄屑を作り続けた。
砲は大口径からレールガンへ、またレールガンから波動砲へ
機銃は全部ロケットに換装し最終的に多目的ミサイルへ
魚雷は全部大型音速誘導の対消滅弾頭へ
航空機は全てドイツ組のハウニブーへ
気がつけば最強の艦隊を保有していた
それでも勝てなかった
千の波動砲を複数搭載した双胴戦艦よりも機関を最大まで使った超兵器の方が強かった。
気に入らなかった
認めたくなかった
究極の個で全てをひっくり返せるなんて
これじゃあ私はただ、家族ごっこか何かをしたいだけじゃないか。
じゃあどうする?
簡単だった
超兵器を機関なしで量産すれば良い
設計上超大型の戦艦や空母しか出来なかった
むしろ好都合だった
無茶苦茶に巨大化した船体はウィキアの超兵器と同等のサイズかそれ以上になった。
速力は無理せず40ノットにした砲撃用の双胴戦艦
突撃による一転突破を狙った100ノットのドリル戦艦
これだけでよかった
後は雑多に対空用の双胴戦艦をまばらに配備して終わり。
まさに最強だった。
千の艦隊から万を軽く越える砲弾が
絶対的装甲を保有した突撃艦隊が味方の砲撃も弾き奥へと突き進み
空からの脅威は百万を越えるミサイルや誘導式対空砲の弾幕ではたきおとし
魚雷は持ち前の重装甲の前に無価値
なにができる?
まさに旧時代の象を戦車の代わりに使っていた頃の感じだ
故に量産型の超兵器は不要だった
結局、艦隊指揮を面倒に思ったあの人たちの結果だろう
わからなくはない
あれは神か何かだ
一兵器のできる芸当ではない
私自身がそうだからわかる
極端な話、船が不要
ただ、超兵器機関とそれに耐える器さえあればそれで良い。
だが私はこれだけは切り捨てれなかった
わかっていても
もう、何がどうなっているのかもわからない
答えが見つからない
どれだけ
どれほど
やれるだけやった
でも見つからなかった
宇宙の果てと同じだった
何もない
何一つわからなかった
いや、問答しているうちにわからなくなった
「・・・播磨さぁん」
「なんだ、蒼か・・・どおした、あっちに主人がいるぞ」
「は?あんなよわっちぃ何かをですか?あんなの庇護する対象でもありませんよ」
「おまえなぁ、仮にも戦艦だろ、確かに人はそれぞれだが」
「生まれは駆逐艦ですし」
ダメだこの子
プライドとかゴミか何かだと思ってる
いっちゃん捨てたダメやつだろ
「うわぁ、播磨そっくりの思考回路・・・魂レベルで同じか、いやまぁ、使ってる超兵器機関は一緒だからそうか」
「寝たのでは?」
「無言でバジルを張り付けてくるようなやつが隣にいて眠れるか・・・とりあえず腹へったぁ」
「・・・沢庵でもくってろ」
「沢庵しかないのか」
とりあえず現実に意識を戻しすぐに周囲を確認する。
うん、敵まみれ☆
「やったねタイラント、タンパク質が増えるよ」
「おひばかやへほ」
「まぁまぁ、そう敵意を出さず、今回はすごい人を呼んでこさせましたから」
?
「すごい人?」
「えぇ、帝国海軍所属、旗艦安土に乗艦して数少ない生き残りの人が今の海軍臨時元帥ですから」
・・・あれ。
どぉしよ
もう自分の過去わかるの
なんだろう、嫌な予感がする
「・・なぁ、お前さ、どんな手段を使ったの、冷静に考えてそうホイホイ大将が来るわけ無いでしょ」
「あぁ、それはですね・・・この世界とてつもなく、播磨さんがやらかしてくれたので取り敢えず写真をばら蒔きした、いやぁ、面白いようにアメリカやイギリスの艦娘さんたちは頭抱えてましたよ、なんですか、一族皆殺しでもしたんですか」
・・・どこでとった?
・・・あ。
「おい、今すぐ消せ」
「嫌ですよ、こーんなレアショット、売らないわけないですよねぇ」
「消せ・・・けせぇ」
「いやぁでぇす」
機関を動かし、周辺の天候を雷雨にする
少し未完成なのか全身がヒリヒリするけどまぁ自然の雷程度どうってことないか。
「ちょっちょっ、はりっ・・はっ播磨まった、今ここでやりあったら絶対不味いって」
「コイツ、私の寝顔撮った、だから消す。ね、簡単でしょ」
周辺の雷雲を集め雷を落とす準備をする。
「・・・・戦艦とは誇りのために闘うもの、兵士とは引いてはならないときは絶対に引いてはいけないもの・・なら、今はその『退けない時』だッ!!」
彼女の機関が共鳴するように動きだし艤装が変形し出す
空が荒れ
海が裂け
雨のように雷が落ちる
・・・はなかみると最終決戦か何か
だが理由はいたって小さい
でも良いではないか
超兵器だもの
これぐらい軽くても良いのよ
オフだから
「・・・流石に旗艦クラス同士の全力はどうかと思うのです、私、てゆーかね、絶対この因縁こんな下らないことで使うべきじゃないって!!」
軽く400億ボルトに匹敵する雷を収束し一気に打ち落とす
「・・・うん、まだ本調子じゃないか・・・」
「着弾点が悲惨なことに」
「ありゃぁ、焼ききれちゃってますね」
ただ雷落とすってスッキリするからいいわ。
「よし、気が変わったわ、ちょっとお話でもしましょうか」
「じゃあ、案内しますね」
天候は面倒だしこのままでいいか
そういえばまともに人間と話すのってなんかこぅ、ありそうでない展開だ。
正直怖い
今から自分の末路を聞こうと言うのだ
恐いにきまっている
ちゃんと、守ることはできたのだろうか
己の使命を果たせたのならそれでいい
ねぇ、艦長
貴方は私の
何を知っているのですか。
艦長?
誰のことだ。
頭が痛い
考えるのはやめよう
答えが聞けるならそれでいいだろう。
『極点』
七十年
いや、体感ではそれ以上の時間を私は待ち望んだ
地獄を
虐殺を
破壊を
狂気を
復讐を
私は地獄の亡者を
数多き亡霊を
世に満ちる全ての憎悪を
全てを率い
滅ぼす
我は破壊の兵器
我は古き人類の総大将
故に止まりはしない
一度開いた航路には
後戻りと言う選択肢はない
「ただの亡霊風情が・・・大きく出たわね」
白銀の長髪
空を貫く巨大な光の柱
身の丈に合わない黒い大槍
「黙っていてください。私はもう止まれません」
勝てない
分かっていた
肉体のない私に
機関のない私に
なぜこの怪物に勝てる
「そう。別に良いわ、私もつい最近ここに来たもの、皆を集めるのは面倒だわ。・・・あなたが残骸を使ってこんな面倒なことをしなければね」
全部お見通しか。
「・・・なら、この戦争に干渉はしないと」
「えぇ、私はしないわ。ただもう、一部は手に終えないわ、『海龍商会』。おかしな名前ね、えぇ、皆それぞれの立場で遊び始めたわ、だからね播磨・・・少し、泣いたらどうかしら」
「・・・何が言いたい、知っていて全部か・・・くだらない」
泣きたい
でも
それはまだ許されない
「えぇ、貴女のその後、結末、記憶から見させてもらったわ。だからよ、一度で良い、泣きなさい・・・誰も貴女にそこまでしてほしくないのよ」
「国と仲間を守れても姉妹一人や守れない私になんの価値があるんですか!!」
周辺の砲台を起動させ、一斉に砲撃する。
弾は当然のように障壁に阻まれ弾かれる
「泣けるじゃない・・・えぇ、それでいい、良いのよ、その感情はあって良いものなの」
「嘘だ・・・嘘にきまっている・・・嫌だ、今、止まったら私は」
止まらない
どれだけ気を強くもとうとももう、無理だった。
崩れた壁は本当に無惨なものだ
「はぁ、百年経とうとも、貴女はまだまだお子様ね」
海
「・・・・やっべぇ、どこだろここ、流石にドラム缶じゃだめかぁ・・・取り敢えず目の前の島で手こぎボートでも作りますか♪」
翌日、太平洋に浮かぶ島の一つが地図から消えた
そこにあるのはただ、4000mをこえる人工的に作られた海溝のみだった。
次回 覇者を追ったもの