転生したら悪魔の実のカルマノイズだった件   作:龍狐

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カルマノイズ、AXZの根源を潰す

やぁ、俺カルマノイズ。

俺はあの後あの場所から離れたんだが…一つ分かったことがある。

 

 

ここ…原作とはかけ離れた時間だったわ。

 

ふっざけんなよ!なんでこんな時間帯に送ったんだ!!

いや、人がいないだけましか?いや、それでもふざけんな!!

 

 

ていうか今は一体いつの時代なんだ…?

分からなかったら意味がない。

少し当たりを探索して見ようか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく経ちました。

俺はしばらく歩きました。

そして人を一人見つけました。

 

ですが、その見つけた人が問題でした。

今、俺の目の前にいるのはZENRAこと、【アダム・ヴァイスハウプト】なのだ。

 

 

どうしてこいつがこの時代にッ!?

いや待て……確かこいつは造物主と言う存在に作られたやつだったよな?

しかもその造物主は先史文明以前に作られた設定だからつまり……ここってもしや先史文明以前か先史文明!?

 

 

「なんだ?この黒い生き物は?」

 

 

あれ、このZENRA、俺見て混乱してる。もしかして、この時代にまだノイズは生まれていないのか?

ノイズはそもそも超存在(カストディアン)が処した【バラルの呪詛】により統一言語を失い、協力よりも互いの殲滅を選んだ先史文明期の人類により作り出された自律兵器っていう設定だったよな?

 

つまりまだ月にバラルの呪詛がかけられていないと…。

 

 

「ま、まさか…造物主が造ったもの…!?完全に破壊するために!?この僕をッ!?」

 

 

いや、違う。全然違う。

なんか勝手に想像が進んで行っているんだけど。

 

 

「完璧なんだ、ボクは!終わってたまるか、こんなところで‼」

 

 

そうしてZENRAはエネルギー弾か何かを俺に放ってきた。

ってうおっ!!

俺は急なことだったのでエネルギー弾に当たってしまった。

 

……あれ?痛くない

 

 

「なんだと!?効いていない、ボクの攻撃が!?いや、そんなはずがない!!」

 

 

そうして次にZENRAは魔法陣を四つ展開して四大元素のエネルギーを俺に向かって放ってきた。

まぁそれもロギアの力で無効化できるんだけどね。

 

 

まず火は言うまでもなく【メラメラの実】の能力で吸収

次に水は【スナスナの実】の能力で水をすべて吸い取る。

風は【ガスガスの実】の能力で風を緩やかにする。この能力は気体を操れるからね

最後に土だが、これは【ヌマヌマの実】の能力で受け止める。

 

 

「何っ!?クソッ!!造物主め!!こんな化け物を送ってくるなんて…!!この完璧なボクに‼」

 

 

いや、だから違うだけど。

 

 

「この際どうでもいい!なりたくなかった、この姿には…本当の姿に」

 

 

そうしてZENRAはあの化け物の姿になった。

ていうか変身のときの落雷が邪魔なんだけど…。

 

 

『ハハハハハ!!生きる!!僕がッ!だから死ねッ!!お前がッ!』

 

 

そうしてDEKABUTUは俺に向かって拳を振るう。

普通に邪魔なので受け止めてみたら止まった。

 

 

『何っ!?』

 

 

そして……DEKABUTUは滑った。

 

 

『ヌオッ!?』

 

 

これは【スベスベの実】の能力で、摩擦抵抗をゼロに出来る。

んな訳で摩擦がなくなった今の俺の体に触れたことによりDEKABUTUは滑った。

 

 

『く、クソっ…!!あり得るはずがないこんなこと!』

 

 

そうして次にDEKABUTUは俺の後ろに高速移動して俺に再び拳を当てようとする。

悪いな、俺もできるわ。

 

 

『何ッ!?』

 

 

俺は【ピカピカの実】の力で光の速さで移動した。

そしてDEKABUTUの後ろに移動し、DEKABUTUの足を【ドルドルの実】の力で固定する。

 

 

『あ、足がッ!!』

 

 

そしてその隙に俺の手を武装色で硬化し、その手を使って殴る。

 

 

『グアアアアアアアアァァァァ!!』

 

 

そうしてDEKABUTUも倒れる。

 

 

『完璧なんだ、ボクは……完璧なんだァァァァァボクはァァァァァ!!あっていいはずがない!!こんなことッ!!』

 

 

そうしてDEKABUTUは倒れている状態で手からビームを放った。

これ…普通にロギアで受け流せるが、ここはあえて…

 

 

 

ドガアアアアアアアァァァァァァン!!!

 

 

 

『ハハハハハ!!やはり強いんだ、ボクは!!完璧なんだ!!ボクは!ボクは……何ッ!?』

 

 

すると、DEKABUTUは驚いた。え、生きてますよ?

俺は今…

 

 

『か、変わった!?姿が‼』

 

 

俺は今、【トリトリの実】の能力で動物系(ゾオン)幻獣種、『フェニックス』の姿になっています。

これで飛べるぜ。

 

 

『す、姿が変わった程度で!!』

 

 

そうして再びDEKABUTUは俺にビームを放つが、すべて俺の体をすり抜ける。

 

 

『そ、そんな…そんなはずはない!!こ、こうなれば!!』

 

 

そうしてDEKABUTUは俺より高く空を飛んだ。

そして大きな火の玉を造りだした。

 

 

『消え去るがいい!!この世界ごと!!』

 

 

そうしてゆっくり俺に向かって火の玉が向かってくる。あれって黄金錬成ってやばいやつじゃなかったっけ?

これ…やばいやつだが、これ使えばいいよね?

 

 

ガキィィィィィィン!!!

 

 

『何ッ!?』

 

 

俺は自分の目の前に巨大な氷山を造りだした。

これは【ヒエヒエの実】の力で造った。

これでどうだ…?

 

 

駄目だ。よく見ると氷山が少しずつ溶けてきている。

 

 

『ハハハハハ!!死ねぇ、そのまま!!』

 

 

じゃあ切り札使うか。

 

 

『……は?』

 

 

その瞬間、火の弾は突如謎の黒い何かに包まれ、姿を消した。

 

 

『どうした…?どこにいった?』

 

 

あのDEKABUTUは急なことに混乱しているな。

これは【ヤミヤミの実】の能力でやったのだ。火の玉は無機物。ということで重力で押しつぶした。

それでも不安だったのでそこもヒエヒエの実の力を混ぜて完全に消し去った。

 

 

『そんなはずはない…こんなはずが…』

 

 

さて、あのDEKABUTUが困惑している間にさっさとやっちゃいますか。

 

 

俺はまだフェニックスの姿のままなのであのDEKABUTUより高く飛んだら元の姿に戻る。

そして【ゴムゴムの実】の能力で自分の手を大きくする。

 

 

『ハッ!!』

 

 

あのDEKABUTUは今更気づき、ガードの体制に入る。だがもう遅い。

俺はデカくした手に武装色で硬化し、【ヤミヤミの実】の力を纏う。

闇の力でガードを無効化しよう。

 

 

そして、あのDEKABUTUを殴った。

 

 

『グオオオオオオオオオ!!!』

 

 

耐えてるな…。まぁ無駄だけど!!

 

 

『グアアアアアアアアア!!!!』

 

 

そうして、俺のパンチはあのDEKABUTUの体を突きぬけ、DEKABUTUは爆発した。

よし、これで一件落着っと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………あ、俺、AXZ潰しちゃった。

 

 

 

 


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