ありふれない時の王者と錬成の魔王は世界最強   作:イニシエヲタクモドキ

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ウォズ「祝え!連続投稿されたこの作品を!新たな話が世に広められた瞬間である!」


伝えられた真実/ライダー×ライダー

時王side

「ん、ん…」

呻きながら目を覚ます。

周囲を見渡すと、どうやら高級感溢れる羽毛ベッドで睡眠していたようだ。

隣で眠る吸血姫(全裸)を見て、溜息を一つ。

「…よし、ユエが起きたら、先にシャワー浴びてこいよって言ってやろう…」

いきなりのこの状況に混乱して、なんか訳の分からない悪戯をしてしまいそうになる。

気を取り直して、再度周囲を見渡すと、入り口付近の扉に寄りかかって寝ているハジメが寝ていた。

「…一体何が…」

「ようやくお目覚めかな?我が魔王」

「っ、お前は…!」

突然隣から声をかけられたのでそちらを見ると、ウォズがいた。

「おっと、そんなに警戒しないでくれ。別に私は君に危害を加えるつもりはない」

「…その言葉が信じられるとでも?俺がオーマジオウを殺したんだぞ?かたき討ちの可能性だって…」

「もしその気があるなら、君が不用心に寝ている間に殺すことも出来たんだよ?それでも私は君に傷一つつけてない…そればかりか、君をこの寝心地のいいベッドに寝かせておいたじゃないか」

何故お前がこれの寝心地を知ってるんだ、というツッコミは確かにあったが、それは言わないことにした。

「…なんで俺とユエをベッドに寝かせて、ハジメは壁に立てかけただけにしたんだ?」

「その子…ユエ、だったかな?その子が君にかなりの好意を抱いていることは前々から知っていたからね、嫌悪感の方を向けている相手のハジメは、壁に立てかけておくのが得策だとおもったんだが…余計なお世話だったかな?」

「…ありがと」

俺は肯定の意を感謝で示した。

「…さて、君にいろいろ話しておかなくちゃいけないことがあるから…場所を変えようか」

「…二人に聞かれちゃまずいのか」

「…君の継承したオーマジオウの力と…君自身、逢魔時王の話さ」

「…わかった、移動しよう」

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時王side

俺達が外に出て向かったのは、俺達がヒュドラや銀髪の男…そしてオーマジオウと戦った場所だ。

「さて、まずは何から話そうか…やはり、君自身の話、逢魔時王の話が気になるかな?」

「わかってるならそれを話せばいいだろ?」

「おっと、つれないな…まぁいいだろう…まず、君はこの世界の人間ではないね?」

「そりゃ異世界召喚されてんだからな」

「そう言う意味じゃない」

まるで吟遊詩人が旅の道中で歌うかのように、愉快そうに話を進める。

体の動かし方は白ウォズの如く、その見た目は黒ウォズの如くだ。

「君は、本当の意味でのこの世界の住民ではない…なぜなら君は」

「転生者だから、ってか?」

「ご名答」

俺自身も忘れていたが、俺はこの世界…ありふれ世界に転生してきた。

俗に言う神様転生…()()()()、死んだと思ったら次の瞬間には赤子になっていた、という風に。

「君はこの世界に転生してきた。何故だかわかるかい?」

「さぁ?神様とかとお話してから来たんじゃねぇのか?俺の記憶に残っていないだけで」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「あ?」

訳が分からなかった。

俺が、神様転生したわけでも何でもないと言われて、理解することができなかった。

「…じゃあ、一体どうやって?」

「それが、君の真名…逢魔時王と関わってくる。君は、元の世界で生まれた時から、君自身の魂に直接この名前が刻まれていた」

「魂ぃ?」

いきなりオカルティックな話をされ始めた。

まぁ転生して、さらに異世界に召喚された…なんて、より一層オカルティックな現象を味わった俺が今更どうこう言うのもおかしい話だが。

「本来、普通の魂は、死んだ後は輪廻転生したりといわれている。実際それは正しくてね。私も輪廻転生して移動していった我が魔王の力を持つ者に、何度も忠誠を誓ってきた」

「…本来ってことは、俺は例外ってことか?」

「その通り、君は例外だったんだ。君の魂は、あまりにも強大で、強力だった」

なんだかわけのわからないスケールで物事が進んでいる気がしなくもないが、まぁそれは置いておこう。

要するに、俺の凄さは魂にあった、と言う事だろうか。

「何故なら、誰も意図していないのに、誰かがやったわけじゃないのに、君の魂には刻まれていたから…逢魔時王の名が」

「その名前があったら何だって言うんだよ」

「わかっていないようだね…君の魂にその名が刻まれていた、と言う事は…君が本来この力を持つのに相応しいと、逢魔の力が直々に認めたのと同じなんだ」

「まるで逢魔の力に意思があるみたいじゃないか」

直々に認めた、だなんて、まるで逢魔の力が生きているみたいじゃないか。

だが、それをウォズは…

「その通りだとも」

容易く肯定した。

「逢魔の力に生命力を与えたのは、別の位相に存在する我が魔王…常盤ソウゴその人さ」

…別の位相にはいるんですね、ソウゴくん。

ゲイツとかもいるのだろうか…

「私も本来はその位相にいるべきだからね…もうじき戻らなくてはならないから、話を戻そう」

長くしているのはお前の話し方のせいじゃないのか、と言いたくなったが、それは無かったことにしておく。

「君は、逢魔の力を振るえるようになるために、この世界に来るようになった。他の世界では、この力に目覚めることができないから」

「…なるほどね…」

スケールがでかい気がする。

なんだろう、ずっと一般人だと思っていて、つい最近になって生まれながらの王だのみんなは民だの言いだすようになって…

魂レベルだったんですね、俺の変化。

「そして…最後の話だ」

そう言うと、ウォズは何かを取り出し、腰に当てた。

『ビヨンドライバー!』

「…まさかとは思うが…」

「そのまさかさ。オーマジオウの力を受け継いだんだ…実際に戦闘で使って、慣れてもらおうと思ってね」

『ウォズ!』

ウォズミライドウォッチを構えたウォズが、不敵に笑う。

「あぁ、それと、変身のための感覚もここで掴んでもらうよ」

「なんだよその鬼畜仕様…」

取り敢えずベルトよ出ろー!と念じてみる。

すると、ゴォンッ!と鐘が響くような重低音が聞こえてきた。

「お、出た」

「…前の我が魔王は、ベルトを出すのにも一苦労だったというのに…まぁいい、始めようか」

『アクション!』

ウォズの背後に近未来的な映像風の何かが映し出され、ウォズを囲むように蛍光色の線が走っている。

「ふぅー…変身!」

俺はオーマドライバーの前で手を交差させ、変身する。

「変身」

『投影!フューチャータイム!』

『祝福の時!』

『スゴイ!ジダイ!ミライ!』

『最高!最善!最大!最強王!』

『仮面ライダーウォズ!ウォォズ!』

『オーマジオウゥ!!』

甲高い声とデスボイスの言い争いに耳が壊れそうになったが、平然と、威風堂々と構える。

すると、ウォズがジカンデスピアのヤリスギモードので攻撃してきた。

『やぁっ!』

『無駄だ』

『ビルド』

虚空を押すように手を突き出し、フルボトルバスターを召喚する。

『フルフルマッチでーす!』

『っ、それは…』

『フルフルマッチブレイク!』

エネルギー砲を躱すことができずに受けてしまうウォズ。

だが、何とか耐えたのか構え直してこちらに向き直ってきた。

『ふむ…なら、お得意のコレで行こうか』

『シノビ!』

『アクション!』

シノビミライドウォッチをベルトに接合させ、フォームチェンジしてくる。

『投影!フューチャータイム!』

『速度は、私随一だよ』

『誰じゃ?俺じゃ?忍者!フューチャリングシノビ!シノビ!!』

『カマシスギ!』

ジカンデスピアを鎌の形状に変えて攻撃してくるウォズの攻撃を、鎧武のライダークレストから火縄大橙DJ銃を召喚して防ぐ。

スクラッチして、ツマミを早いに調節。

再度スクラッチすることで必殺技待機に入り、ガトリングを撃つ。

ウォズの体がエネルギー弾の雨に襲われる。

だが…

『君は、いつから私が移動していないと錯覚していたんだい?』

急に俺の後ろに現れた俺を、背後から切りつけてきた。

ダメージは無いが、驚きが強い。

『…あぁ、そうか…変わり身か…』

『ご明察…さて、畳みかけようか』

『ギンガ!』

ノックバックされた俺に見せつけるように、ウォズは新しいウォッチを手に取った。

『アクション!』

先程までとは違う待機音が響き、惑星が周囲に浮かぶ。

『投影!ファイナリータイム!ギンギンギラギラギャラクシー!宇宙の彼方のファンタジー!ウォズギンガファイナリー!ファイナリー!!』

姿を変えたウォズが、俺に向かって突撃してくる。

『宇宙なら、コイツの力か?』

フォーゼのライダークレストを押し、バリズンソードを召喚。

スラッシュモードに変更させ、コズミックスイッチを挿入し、必殺待機。

『ライダー超銀河フィニッシュ!!』

直接ウォズギンガファイナリーに斬りかかる。

だが、ウォズに重力球を生成されて防がれ、さらには吹き飛ばされてしまう。

『チッ…一筋縄じゃいかねぇか…』

『そう簡単には、やられないよ?』

なら…とオーズのライダークレストを押し、メダガブリューを召喚する。

メダガブリューと一緒に、一万を超えるセルメダルを召喚、食わせる。

『ガブッ…ガブッ…ガブッ…ガブッ…ガブッ…ガブッ…ガブッ…ゴックン』

全部のセルメダルを食い終えたのを確認すると、メダガブリューをバズーカモードにし、ウォズに照準を向ける。

『プ・ト・ティラーノ・ヒッサ~ツ!! 』

途轍もないエネルギーが集まっていき、俺の手にすら振動を感じさせる。

『ストレインドゥーム!』

トリガーをひき、ウォズに破壊光線を喰らわせる。

『くっ…ぁあああ!!』

流石に防御しきれずに吹き飛ばされたウォズ。

変身解除され、床に突っ伏す。

「はぁ…はぁ…さすがだ…その力も…君が扱うのが素晴らしい…」

「…なんだろうな、お前に言われると嬉しいよ」

変身解除しながら、息切れしながら答える。

原作の人から認められると、嬉しいもんだな。

「…これで、安心して元の世界に戻れるよ…では我が魔王…ご武運を…」

「おう…そっちこそ、元気でな」

光の粒子になって消えていったウォズに、聞こえていないだろうが声をかける。

「…はぁ、疲れた…」

確か風呂があったはずだし、のんびり入るとするか。




ウォズ、退場。
一緒に行動すると思っていた人、ごめんなさい。
それを期待していた人、ごめんなさい。
展開的に…一緒に行動するのは…無理でした…
本当に…ごめんなさい…
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