ありふれない時の王者と錬成の魔王は世界最強   作:イニシエヲタクモドキ

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内容がおかしくなってきたので初投稿です。
前半はふざけて、後半は少し危険なかおりを漂わせておきました。
まぁあまり脅威は無いですがね。今のところは。
それと、質問に多かったハジメのヒロインですが、これを言えばほとんどわかってしまうのでしょうが…ブルックの町辺りで出てきます。
はい答えでましたー(投げやり)。
批判は聞きませんからね?あのキャラ作者的にヒロインやってもらいたいですもん。



嫉妬?/神の胎動(トゴキデイナラシモレダ)

ハジメside

俺達の方を忌々し気に見たかと思えば、信じられないものを見るような目でカム達の方を見た虎亜人。

まぁ人間はこいつ等にとっては本来ならば嫌悪の象徴だからな。

多少は目をつぶってやろう。

もし俺か時王に攻撃しようものならここら一帯焼け野原にしてやるが。

「あ、あの…私たちは」

弁明を考えたのか、冷や汗を流しながら口を開いたカムだったが、その言葉が言い切られる前に、虎亜人がシア・ハウリアに気づいた。

「…白髪の兎人…さては貴様らハウリアだな?亜人族の面汚し共め! 長年、同胞を騙し続け、忌み子を匿うだけでなく、今度は人間族を招き入れるとは! 反逆罪だ! もはや弁明など聞く必要もない! 全員この場で処刑する! 総員k」

面倒くさくなりそうだったので、ドンナーで威嚇射撃でもしようかとホルダーに手を伸ばしたが、それよりも早く時王が投石した。

ビュゴッ!!と空を裂く音がなったかと思えば、次の瞬間にはバキバキメキメキと木がへし折れる音が聞こえてきた。

「次は当てる」

「い、今のは…」

時王が威圧を放ちながら告げると、虎亜人は顔を青ざめさせながら声を漏らす。

だが、時王はそれに答えることなく、石を手に持ち一方的に話を始めた。

「こいつ等…ハウリア族は俺達が護衛する代わりに、案内を担当してもらってるんだ」

「それがどうした…?」

「ん?わかんねぇか。こいつ等を守るのは、こいつ等に俺が支払うべき正当な対価なんだ。王として、約束を破るわけにはいかないんでな」

王?と不思議そうにつぶやいた後、すぐに時王の方を睨みつけ、声を出そうとした虎亜人。

だが、それよりも早く時王が口を開いた。

「…で?どうする?このまま大人しく帰るって言うなら止めはしない。だが…もし敵対するというなら、隠れているやつも、ついでにお前ら全員の家族も友人も…まとめて殺してやろう」

…時王ならできるだろうが、本気で殺る気なのだろうか。

アイツの事だ、大方脅すだけ脅してこの亜人たちの上の存在に自分たちの脅威を伝えさせるために戻らせて、道中邪魔が入らないようにするつもりだろう。

最大限譲歩しつつ、尚且つ自分たちが利益を被ることのできる方法を提示した時王を、虎亜人は…

一笑した。

「…はっ、いくら強かろうと、いくら隠れている者を見つけることができても、一斉にかかれば対応しきれまい。石も無限にあるわけではないだろう?」

「そうか…」

「だからさっさと諦めて降ふk」

「なら見せしめに五人殺すか」

虎亜人は、時王の言葉を聞いて、一瞬呆けた。

理解できなかったんだろう。

だが、次の瞬間には、その顔が後悔と恐怖に染まった。

なんの感慨もなく時王が手を振るったら、いきなり時王と話していた虎亜人の後ろに控えていた亜人の内五人の首が地面にボトッと落ちた。

「なっ…」

「わかったか?お前らじゃ相手にならないってことが」

時王がそう言っても、固まったまま動かない虎亜人。

少し間を開けて、再び時王が口を開いた。

「…無言は否定と言う事で進めようか。追加で三人、その次の追加は後ろの木の陰にいる二人、その後は俺の前にいるお前以外全員だ。…仲間をこれ以上死なせたくないなら、賢明な判断をするべきだと推奨させてもらおう」

それだけ言うと、もう一度手を横に薙ごうとした時王。

それを見て、慌てて返事をした虎亜人。

「ま、待ってくれ!わかった、わかったから!!」

虎亜人の制止で、手の動きを止め、続きを促すように目線を向けた時王に、さらに慌てながら返答する虎亜人。

「わ、我々は…敵対せず、フェアベルゲンに帰還させてもらいたい…」

その言葉に動揺を見せるも、時王の方を見て、それが正しいと反応する他の亜人たちを睥睨した後、早く行けという風に首を動かした時王。

だが、虎亜人は帰るのではなく、時王に質問した。

「…ひ、一つ聞かせてもらってもいいだろうか」

「…別にいいが」

「…ここには、一体なんの目的で来た…?」

「…ここの深部にある、大樹に用がある」

「は…?」

時王の言葉に、混乱した虎亜人。

まぁ仕方ないだろうな。

本当の大迷宮について知らないだろうこいつ等は、大樹を自分たちの集落の近くにある名所か何かと思っているに違いない。

「どうして大樹を目指しているかわからない、と言いたそうだな…ハジメ、いいか?」

「構わねぇよ」

俺に許可を取ってから、虎亜人に話始めた時王。

「…そこに、大樹の下に本当の大迷宮の入り口があるかもしれないからな。そのためにハウリアを案内人に頼んだ」

「な、何を言っているんだ?ここがもうすでに大迷宮の一つ、ハルツィナ樹海だぞ?一度足を踏み入れれば最後、亜人以外は脱出できない」

「それはあり得ないな。もしここが本当に大迷宮なのだとしたら、あまりにも魔物は弱いし難易度は低い」

「ど、どういう…」

さらに混乱したように言う虎亜人。

それに、説明する気力を失いつつあるのか、投げやりに告げる時王。

「わからねぇなら、お前らの村長にでも聞いてみりゃいいだろ。ここで待っててやるから。そうだな…解放者、オスカー・オルクスの試練を攻略した者が現れた、とでも伝えておけ」

「…………信用できん、一人に伝えさせに行かせて、我々が見張るというのは構わないか?」

「あぁ、問題ねぇよ」

熟考した後、虎亜人は重々しく口を開いた。

時王の軽い返事に、虎亜人は背後の亜人に村まで行くように伝え、再び時王に視線を向けた。

「…こっから結構かかるだろうな…ま、気長に待つとしようか」

それだけ言って、その場に玉座を作り出した時王。

それに何も言わずに乗り込む俺とユエ。

ユエは素早く時王の腕の中に入り込み、『おやつの時間にする…』なんて言って、時王の首筋に歯を当てた。

時王は抵抗するでもなく、寧ろ自分から首を出し、血を吸いやすくした。

「…んっ、じゅるっ…ちゅっ、ちゅぱっ…」

艶めかしく、蕩けた表情で時王の首筋から流れる血を舐め、吸い、味わっているユエを見て、若干前かがみになる亜人たち。

それは虎の亜人たちだけでなく、ハウリアの男衆もだった。

しばらくの間時王を抱きしめながら血を飲んでいたユエは、ようやく口を離し、時王の方に向き直った。

「…うまかったか?」

「ん…とっても」

じゅるり…と舌なめずりしながら言ったユエを、優しそうな顔をしながら撫で始めた時王。

ただいちゃついてるだけの光景だったが、如何せんいちゃついているのが現実離れした美男(時王はなんか知らんが奈落に落ちる前より物凄くかっこよくなっていた。元々イケメンだったのに)美女だったからか、一枚の絵画のように見えた。

だが、そこに突撃した者がいた。

それは…

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シアside

…何でこうなっているんでしょう。

さっきまで、私たちは他の種族の人達に殺されそうになっていたはずです。

ですが…

「まったく、最近一段と甘えてくるようになったなぁ…ユエは」

「ん…時王の依存性が高いのが悪い…」

「なんだそりゃ」

なんでジオウさんとユエさんがいちゃいちゃし始めてるんですかねぇ!?

「ちょっと!」

「あん?」

「…」

玉座に乗り、ジオウさんとユエさんに声をかけました。

すると、ジオウさんは何もわかっていないような反応を見せ、ユエさんは深淵の如き目で睨みつけてきました。

いつもの私なら、怖がって後ずさってしまうでしょうが…

今は全く恐怖を感じません。今ユエさんに持っている感情は…怒り?

いやこれは…嫉妬?

「どうした?いきなり声を荒げたりなんかして」

「どうしたじゃないですっ!」

「??」

全身で不機嫌を表す私に、訳が分からないという風に首を傾げたジオウさん。

そんなジオウさんをチラリと一瞥し、私の方に再び深淵の如き瞳を向けたユエさん。

限りなく無言だった。

「…あぁ、なるほど。そう言う事か」

しばらくの間見つめていると、ようやくわかったのか笑顔になったジオウさん。

もう、遅いですよ!

「俺の血をユエが飲んだのがおかしいってことだろ?言ってなかったか?ユエが吸血鬼だって」

「違います!!」

「え、違う…?」

思いのほかわかっていなかったです。

私が言いたかったのは、ジオウさんとユエさんが付き合ってるわけでもないのに恋人みたいな事してることがおかしいってことですよ!!道中は言うタイミング逃しましたけど、今度こそ教えてくださいね!!どういうことですか!!

それを伝えようとすると、タイミング悪くジオウさんにハジメさんが声をかけました。

「あ、そういや時王」

「ん?なにかあったのか?」

「お前の作ったライドウォッチってやつ?あれって俺も使えるのか?」

「あー、これも教えてなかったっけか」

ライドウォッチ?一体なんでしょう…?

ってそうじゃなくて!!

「あのジオウさん私の質問に答えt」

「悪いなシア、ちょっと待ってくれ。本当なら先に話しかけてきたお前の方に反応するべきなんだろうが…ハジメの質問がすごく重要な事すぎた」

ならなんで話忘れてたんですか!?と言いそうになったが、私はできるウサギなので、グッとこらえました。

「で、ハジメ。お前がライドウォッチを使えるかどうかについてだが…ほら、これ」

ハジメさんの方を見ながら懐をあさり、何か黒い物をジオウさんはハジメさんに投げ渡しました。

「…なんだこれ?」

「ブランクライドウォッチ」

「…時王、それ説明になってないと思う」

あんまりな説明をしたジオウさんに、ユエさんがようやく普通の表情に戻って冷静なツッコミをしました。

本当に説明になってませんでしたね。なんかこう…名前だけじゃなくて、渡した物の性質とか能力とかそういうものを紹介するべきだったのではないでしょうか…

「はぁ…ハジメ、お前ならわかってくれるだろ?」

「……………駄目だわかんね」

すごく長い間考え込んでから、お手上げだという風に両手を挙げて告げたハジメさんに苦笑いしながら説明を始めたジオウさん。

「これ…ブランクライドウォッチってのは…ライドウォッチと違って、なんのライダー…いや、なんの力もない状態でな。これを持てば…まぁもしお前に才能とか資格とかそう言ったものがあれば、お前に合った力が手に入るってもんだ」

「…それはつまり?」

「ま、平たく言えば、そのブランクライドウォッチを普通のライドウォッチにすることができれば、お前も他のライドウォッチを使えるってことだ」

「おー…なられんs」

「錬成を使おうとしているところ悪いが、そういう反則技は無しだぞ」

「…チッ。まぁ気長に待つか」

悪態をつきながら、ブランクライドウォッチを手の中で転がし始めたハジメさん(駄洒落にあらず)を尻目に、話が終わったと思い、話かけようとしましたが…

「…時王」

「何かあったかユエ?」

ユエさんに遮られてしまいました。

「…私も欲しい。そのブランクライドウォッチ」

「…まぁいいけど…本当に力が手に入るとは限らねぇからな?」

「ん、問題ない」

ジオウさんの言葉に頷いてから、ポケットにブランクライドウォッチを仕舞ったユエさん。

今度こそ話を…

そう思った矢先、先程集落に向かって行った虎の亜人さん(名前は知らないです)が戻ってきました。

…つ、ついてないですぅ…

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時王side

「…以外と早かったな」

誰に言うわけでもなく、一人で意味もなく感想を漏らす。

原作だと一時間くらいかかってから戻ってくることになっていたらしいが…ま、早いに越したことはないか。

「…ふむ、お前さんたちが問題の人間族かい?名前は?」

「時王、逢魔時王。旧名は常盤時王だが…まぁ時王であることに変わりはないからな。時王と呼んで構わない。そしてコイツがハジメ。南雲ハジメと…ユエだ。…で?あんたの名前は?」

適当に自己紹介すると、周りの亜人が、長老様になんて口の利き方を…!と怒りに震えていたが無視。

そんな怒れる亜人たちを片手で制しながら名乗り出た老人。

「私は、アルフレリック・ハイピスト。フェアベルゲンの長老の座を一つ預からせてもらっている。さて、お前さんの要求は聞いているのだが……その前に聞かせてもらいたい。〝解放者〟とは何処で知った?」

「オスカー・オルクスの残した大迷宮、オルクス大迷宮の奈落の底の最深部に遭った記録映像からだ」

まぁ俺は元々知っていたがな!(ドヤ顔)

若干いい気になっていると、老人(態々名前で呼ぶのが面倒くさい)は驚いたように目を見開いて、俺に質問してきた。

「…奈落の底?聞き覚えが無いが…証明できるものはあるか?」

「…うーん…ハジメ、ヘルプ」

「任された…そうだな、オスカーの死体の指についてたあの指輪でいいだろ」

そう言うと、宝物庫から指輪を取り出し、俺の方に投げ渡してきたハジメ。

それを老人に渡すと、さらに驚いた表情をした。

「…これは…なるほど。どうやら話は本当らしい…他にも色々気になるところはあるが……よかろう。取り敢えずフェアベルゲンに来るがいい。私の名で滞在を許そう。ああ、もちろんハウリアも一緒にな」

その言葉に、猛烈な抗議をし始めた虎亜人たち。

抗議したいのは俺もだ。

何が悲しくてせっかくの案内人共々休憩しなければならないのか。

俺は別に大迷宮さえ攻略できればここに用なんてないんだが…

「何を勝手に決めようとしてくれてるんだ?俺達は別に、大樹にさえ行くことができればいいんだが…」

「いや、それは残念ながら無理な話だ」

「「…は?」」

一気に殺気を滾らせたハジメと俺に、かなり後ずさりながらも冷や汗を流して困惑しながら告げる老人。

その言葉は、とても衝撃的だった。

さらに言うなら、原作でもそんな設定があった気がした。

「大樹の周囲は特に霧が濃くてな、亜人族でも方角を見失う。一定周期で、霧が弱まるから、大樹の下へ行くにはその時でなければならん。次に行けるようになるのは十日後だ。……亜人族なら誰でも知っているはずだが……」

老人のその言葉を聞いた瞬間、俺とハジメはゆっくりとカムの方を向いた。

「…やっべ忘れてた」

なんかものすごく素の口調になりながら言ったカムに、俺は石を握りしめ、ハジメはドンナーに手をかけた。

それを見て慌てだしたカムは…

「あっ、いや…そんな大樹に行ったのはすごく昔のことで、忘れていたといいますかなんといいますか…最近なんてシアの事もありましたし…ね?そりゃ覚えてないですよ…」

「「…で?」」

「…えぇいなんでシアもお前らも教えてくれなかったのだ!!周期について何故誰も触れなかった!!」

「なっ、お父様何こっちに責任押し付けようとしてるんですか!?私たちは悪くないですよ!!」

「そうだ!汚い!流石族長きたない!!」

「あんな自信満々に進んでいったから、てっきり周期今なのかなって思いましたもん!大体族長のせいです!!」

「うるさいうるさいうるさーい!!お前らも一緒に説教を受けろ折檻を受けろ死ぬときは一緒だろう家族だもの!!」

「何勝手に心中させようとしてるんですか族長一人で犠牲になればいいでしょうに!!」

「あの二人相手にそんなこと言うか普通!!ジオウ殿なんて投石だけで魔物の脳天吹き飛ばしていたんだぞ!?」

「知WらWなWいWでWすWよW自分で蒔いた種でしょう!?」

「…ハジメ、やっちまえ」

「イエッサー」

俺の言葉に端的に答え、カムの方へズカズカと歩み寄ったハジメ。

そして、なんの躊躇もなくカムのウサミミをむんずと掴むと、ニッコリ笑ってから纏雷を発動した。

バリバリバリィッ!!と音をたてながらカムを感電させる。

「アバババババババババババババババッ!?」

ドサッと地面に倒れ、ビクンッビクンッと痙攣するだけになったカムを他の兎人たちがおびえながら眺めているところに、これまたニッコリと笑ってハジメはこういった。

「…次はお前らがこうなる番だ」

「…皆ァ!逃げルォ!」

「嫌だぁ!死にたくなぁい!死にたくなぁい!」

「ハジメたま許してぇ~!ウサミミ壊れちゃーう!」

その地獄絵図を尻目に老人たちの方を見ると、すごく呆れた顔をしていた。

流石に同情もしないか。

結局ハジメによる纏雷制裁は、全員が黒焦げになるまで続いた。

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???side

「…いい加減にこの力も扱えるようになってきた…か?」

【ソレ】は自分の体を舐めまわすように見ながら独り言ちた。

【ソレ】は自分の腹部につけてある物からあるものを外し、姿をもとの喪に戻した。

「ふむ…最初の時のようなこともない。中々無理矢理手に入れたが…数百年、数千年と時を越えれば、ここまで使いこなせるようにはなるか」

そう言いながら、()()()()()()()()()を歩く少年。

一枚の鏡に手を当て、愉快そうに笑みを浮かべたその少年の鏡に映った姿は…

「態々この体を手に入れるのにも時間をかけたが…リターンは最高、ただ神として君臨するだけの力を遥かに凌駕するモノを手に入れられた…なぁ、()()()()?」

()()()()()()()()()()()姿()()()()

「鏡の世界に存在した()()の存在を見つけ出し、世界を渡り続けて封印した…そして、その力を支配できるようにすらなった…」

奇術師のように、大げさな動きで自分を賞賛する。

「映るだけの、オリジナルを真似るだけのお前にスポットを当てた私に感謝してほしいな…なんて、冗談だがね」

壁に寄りかかり、鏡に映る自分を見て抑えきれないという風に破顔する。

「オリジナルはどんな顔をするだろうか…あのイレギュラーは、私のこの世界を争うとしているゴミは、一体どんな顔をするだろうか」

楽しそうに、目の前にあるプレゼントの箱を開けたくてうずうずしている子供のように告げた【ソレ】。

その正体は…

「私は神、エヒトルジュエ…創造神たる私を喜ばせるほどの余興に…はたしてヤツは成りえるだろうかね?」

トータスの狂った神、エヒトだった。




まさかの初エヒト。
しかもさらりと真名を明かす始末…
この話で、エヒトがオーマジオウの力を封じることのできた理由が分かったと思います。
分かっていない人がいると信じて、何も言いませんが。
次回もお楽しみに!

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