今日はもう一話投稿します。
これは一体どういう状況!!?
「初めまして『
そう言って私(小5)に頭を下げるおじいちゃん(推定年齢60)。
これを玄関先でやられなかったのは本当に良かった。ご近所さんの視線が痛くなるだろうな……。
『私が呼んでおいたの』
ん?どうやって
『テレパシーみたいなので?』
「えっと……始めまして。和田 幸です」
そういえば、こうして二つの事を同時に考えれるって、これもチートなんだろうか。
「幸様ですね」
「えっと…様付けは勘弁してください。あと名前呼びも出来たら」
鳥肌が立った。私はそんなにエライヒトデハナイデス。気が引けるので全力でやめてください。
くす
「和田さんですね」
笑われた……。
『幸が考えているのと少し意味が違うと思う』
?
「すみません。私達が思っていた通りの方だったもので。…いや、違いますね。私達が思っていたよりずっと良い方です」
ほめられた。
「え?…えっと…ありがとうございます」
そう言って頭を下げる。
結構恥ずかしいな……。
顔が熱くなっていくのを感じる。
目の前で優しく笑っているおじいさんが誰かに似ている気がした。
「それで、頼まれていた戸籍と経歴です」
そう言って彼は二枚の紙を差し出した。
・名前は前と同じ(あれ?私の名前知ってた?)
・両親は最近他界(本当は私が他界したのだけど)
・後見人は和田森夫(わだもりお)さん。
「これは私です」
「え?」
・現在両親を失ったショックで不登校。
・前世に住んでいた所から並盛に引越し療養中。
・和田さんに時々様子を見に来てもらいながら現在一人暮らし。
「割と普通ですね」
『私がそう頼んだしね』
「マフィアに入っていたことにします?」
「それは全力で止めてください!!」
そんなことしたらこの世界で生きていける自信無い。
ちなみに原作介入はするつもりは無い。傍観に徹します。なんせ死にたくない。死亡フラグがこの世界は多すぎる。
と言うか、神様の器って……。ばれたら絶対マフィアに狙われる!!!
そういえばさ
『?何?』
『
『うん。知ってるよ。私があなたと別な『ヒト』であるということも。
もちろん『神様』と呼ぶべきモノがあなたの中に入っていることも』
「森夫さん」
私と苗字が一緒だったので名前でさん付けで呼ぶ事にした。年上の方を呼び捨てはちょっとね……。
「はい」
「えっと、私の中に……」
「あぁ、千沙さんのことですね。知っていますよ」
あれ?何で私より偉い
「ちなみに、あなたと同じようなことを昨日言われました」
そう言って、森夫さんは微笑んだ。
なるほど。
「それだと私に『母』って言うのは違う気がしますが」
千沙が
「私達が『母』とお呼びするのは貴方一人です。どちらかと言うと千沙さんは『姉』ですね」
今は、こんな小さい姿なのにね。
『たしかに。今なら私が表に出たらお姉さんに見えるのかな?』
出てこれるの!!?
『うん。長いことは無理だけどね』
ー私も経歴とか用意してもらおうかな……。
千沙のそんな独り言がかすかに聞こえた。
今日の夜ご飯は森夫さんのおごりで食べた。そして、食べる為にファミレスに行く途中、『風紀』と書かれた腕章をつけた人を見かけた。
あれ?学ランを羽織ってトンファーを持った……。
『おぉ。初原作キャラだね』
「そういえば私、まだ自分の担当を言ってませんでしたね」
『大抵、子供達は自分の名前に自分の担当を入れるんだよ』
え?森夫って……。
「私の担当は、並盛神社とその周辺の『森』になります」
初めて主人公が会った原作キャラはなんと雲雀さんです。
完全に遠くからですが。
ちなみに森夫さんは、雲雀さんと面識があります。