◆カラテとサンドスターの高まりを感じる……!◆
◆の◆の◆の◆
「ヌゥーッ!」バスの手すりに掴まったニンジャスレイヤーが呻いた。「ニンジャスレイヤー=サン!」バックパックが叫んだ。「私もそっちにいきます!」「ならぬ!速度を落とすな!」「スッゾアバーッ!」KA-BOOOM!ジャパリバスの後方僅か数メートルの地点にミサイルヤクザリアンが降り注いだ!もし速度を緩めていれば全員塵も残らなかったであろう。
ホワイトリーヴスは油断なくニンジャスレイヤーが屋根上に這い上がるのを待ち構えている。登ってきた瞬間に蹴りを放ち、首を刈りとるつもりだ。上方からのキリングオーラに圧倒されカラカルとイエイヌはしめやかに失禁した。「スゥーッ……!ハァーッ……!」ニンジャスレイヤーはチャドーを深めた。内なるナラクの力を引き出す。瞳が赤く鋭く光り、輪郭が赤黒の炎に燃える!
「Wasshoi!」サツバツナイトは体を折り曲げ、オリンピック鉄棒選手名めいて体を振り……屋根の上に飛び上がる!「イヤーッ!」そこへホワイトリーヴズは狙い済ました回し蹴りを繰り出す!鉤爪が空気を切り裂きながらニンジャスレイヤーに迫った!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーの目が燃えた。ギャリイイン!異な音にホワイトリーヴズは目を見開く。ニンジャスレイヤーは空中で体を丸めながらチョップを受け、反動を利用して高く跳んだ!「イヤーッ!」
センコ花火めいた眼光が残像を残す。「バカめ」ホワイトリーヴズは目を細めた。空中をフーリンカザンとする自分を相手に全力跳躍など命取り以外の何物でもない。この速度でバスから落下しようものならニンジャといえどネギトロめいて削られ、死ぬだけだ。このままサマーソルトを決めて殺す……「何?」
「イイイイヤアアーッ!」ニンジャスレイヤーはネギトロとならなかった。ホワイトリーヴズは目を疑った。彼の脚にはいつの間にかカギ付きフックロープが巻き付いている!ホワイトリーヴズは直ぐ様振りほどいた……それは一瞬の事だった。一瞬の事だったが……フジキドにはそれだけあれば充分であった。「バカな!」「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーが跳んだ!ジャパリバスへ!
「グワーッ!?」ホワイトリーヴズは隕石めいて叩きつけられた上からの跳び蹴りを受けてその首を120度回転させた。遅れて首から下のキリモミ回転が続いた。ニンジャスレイヤーは滑るように屋根に着地し、倒れ込む敵を睨む。
「グワーッ!」ホワイトリーヴズは屋根の淵までバウンドしながら、かろうじて受け身を取り、転落死を免れる。だがニンジャスレイヤーはその瞬間、すでにビーチフラッグ競技めいて、振り返りながらのロケットスタートを開始していた。カラテを構えようとする迎撃のカラテを構えようとした。だが、それだけだった。「イイイヤアーッ!」それはまるで怒り狂った獣だった。ホワイトリーヴズは何故己がこのような憤怒に晒されるのか不可解に感じた。たかがガキ二人に何故?ガードが間に合わない。ニンジャスレイヤーの右手がホワイトリーヴズの胸を貫いた。ニンジャスレイヤーそのままセルリウムの侵食を受け、半ば結晶化した心臓を引きずり出し、「ニンジャ!」握り潰した。「殺すべし!」「アバーッ!」
ホワイトリーヴズはよろよろと後退り仰向けに倒れバスから落下した。「サヨナラ!」爆発四散!
ーーーーー
赤黒ジャパリバスは速度を緩めることなく激走!そして……!「捕まって!」バックパックが叫ぶ!CRAAASH!正面ゲートを突き破り城の中庭へとエントリー!ギャリギャリギャリギャリ!火花を散らしながらドリフトし急停車!直ぐ様セルリアン達が包囲し殺到する!
「「「「ザッケンナコラー!」」」」黒色のセルリアン。オニめいた両腕をもつ者、後ろ足の無い異形の獣じみた者、さらにはスモトリめいた巨大な者……それら全てが黒帯を締めている。カラテセルリアンなのだ。四人はバスから降りるとカラテとジュー・ジツを構えた。
「イヤーッ!」イクサの口火を切ったのはバックパックのオリガミ・ヒコーキであった。虹色の軌跡を描きながら飛ぶそれはセルリアンの頭部を貫きヘシを砕いた。「アバーッ!」しかし、自我の無い彼らは怯むことなく殺到してくる!「イヤーッ!」カラカルはジャンプし、空中から爪を振り下ろす!「アバーッ!?」真っ二つ殺!「イヤーッ!」イエイヌがスモトリセルリアンの首元に噛みつき、食いちぎる!「アババーッ!?」即死!
「……イヤーッ!」ニンジャスレイヤーはその場をコマめいて回転、全方向にスリケンを投擲!スリケンはフレンズ達の間を縫いセルリアンのみを撃ち抜く!暗黒カラテ、ヘルタツマキ!「「「「「アババババーッ!」」」」」五体のセルリアンが即死!ゴウランガ!ツヨイ!相当にツヨイ!
「ザッケンナコラー!」「スッゾコラー!」「ナメッコラー!」最短距離で突破を図るサツバツナイト達、しかしセルリアン達はそれ以上の速度で殺到して行く!ナムアミダブツ!しだいに数の暴力に押されはじめてはいないか?
「イヤーッ!」0101010「アバーッ!」「イヤーッ!」01404「アバーッ!」「ちょっとフジキド!ど01010110うするのよこれ!」襲い01011かかるセルリアンの頚椎を蹴り砕きながらカラカ010110110ルが叱責。「ヌゥー01011ッ……!」「とにかくここを突破しないと……!」バックパ010111101ックの表情から101101110は焦りが見える。その時011101だ!
01011111010001010……『オイオイオイ、こんな時に磁気嵐かよ、困ったな……こんな時は次元ワイパーで……しかし、流石のサツバツナイト=サンもこれはちょっとマズいんじゃないか?助けてやりたいが俺様はちょっと宇宙ナチスとのイクサが二万文字くらいで手が離せないからな……彼らをこの次元へと呼び寄せなくては。エッ?俺が誰かって?俺は通りすがりのエターナルニンジャチャンピオンだよ』0111110101010101……
「イヤーッ!」「アバーッ!?」「イヤーッ!」「アバーッ!?」サツバツナイト達がセルリアンを殺す!殺す!さらに殺す!「「「「スッゾコラー!」」」」しかし、セルリアンは際限無く沸き続け、じわじわと包囲網を狭めてゆく!ブッダ!このままではジリー・プアー(徐々に不利)だ!
「ARRRGH!」「「イヤーッ!」」「グワーッ!」8フィート級のスモトリめいたセルリアンを左右からの飛び蹴りを喰らわせるバックパックとサツバツナイト。その直上、翼を生やしたセルリアンが急降下攻撃を仕掛ける!「タマトッタル!」バックパックは迎撃体勢を取ろうとした。そこへカラカルが跳躍!「イヤーッ!」「アバーッ!?」翼を掴みそのまま地面へ叩き落とした!ワザマエ!
だが、そこへ背後からアンブッシュを仕掛けるセルリアン!「しまっ……!」ニンジャスレイヤーはインターラプトに入るが間に合わない!その時である!
Smaaash!「アバーッ!」01の波から突如として現れたとシバ・イヌがセルリアンの首を噛み千切った。「ドーモ、お困りのようだな。ニンジャスレイヤー=サン」シバ・イヌはニンジャスレイヤーに向き直り言った。
「ドーモ……オヌシは……ストライダー=サン!」「何?」フジキド達は中庭中央のオブジェの上を仰ぎ見た。そこには一頭のシバ・イヌの姿があった。ただの犬ではない。その瞳には気高い知性の光が宿っている。ニンジャアニマルの知性が。
「アオーッ!」ストライダーと呼ばれたシバ・イヌはオブジェの上から跳躍、イナズマめいたジグザグ移動でセルリアン包囲網をぬけフジキドの元へ……「アババババーッ!?」一閃!進路上のセルリアンすべての首が水平に切断され絶命!
なんたる動物離れした身体能力!「あなたは一体……」イエイヌは訪ねた。「ワン!」「紹介しよう、彼はストライダー=サン。ニンジャアニマルだ」「フジキド、あんた気は確か?」カラカルは訝しんだ。「確かにニンジャみたいだね……アイサツが聴こえた」とバックパック。
「ワン」(((話はシルバーキー=サンとザ・ヴァーティゴ=サンから聞いている。ここは任せてもらおうか)))「ストライダー=サン。しかしいくらオヌシでも一人でこの数は」「ワン」(((私だけではないぞ)))その時だ!
「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」
「「「アババババーッ!」」」
包囲網の外から何者かがセルリアンを攻撃している。「みんな!?」ゴウランガ!ニンジャ視力を持つ方ならお分かりだろう!フレンズ達だ!パークの危機を救うべく島中のフレンズ達がジャパリ城に押し寄せてきている!「みんな……!」
ナムアミダブツ!これこそは古事記に記されし江戸戦争の再来か!「ザッケ……グワーッ!」「ヤッチマエー!」「グワーッ!」バックパックの横にコノハが降り立つ。「間に合ったようですね」「ハカセ=サン、どうして」「何を言っているのです。こういう時は友達を頼るものですよ、ユウジョウ!」「ああ……ありがとうございます……ユウジョウ……!」バックパックは涙を拭った。
「ワン」(((そういうわけだ、ニンジャスレイヤー=サン、ゆけ!)))「……実際感謝する。行くぞ、バックパック=サン」「……ハイ!」バックパック達四人は走り出した。「「イヤーッ!」」CRAAASH!扉を蹴破り城の中へ!
つづく。
◆◆◆