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(フレンズの皆さんの応援のおかげで、当アカウント「ペパプ・アイドル 〜ロックンロールフレンズ団〜 」の連載も、本日で更新1000日目を迎えました。ありがとうございます。)
(アー、でも、1000日目だからといって特に何もやりません。本日も通常通り、ペパプ・アイドル 〜ロックンロールフレンズ団〜 の連載が行われます。まあなんですね、今日から第18シーズン開始ですので、初見の方が見始めるには、いいタイミングじゃないですか?)
◆ヘル!ペパプ!◆
テンテケ、テンテケ、テンテケ、テンテケ、シュワカカシュワカカシュワカカシュワカカシャカポコシャカポコシャカポコシャカポコ
■ペパプ・アイドル 〜ロックンロールフレンズ団〜 (予告トレイラー)■
(ダミ声)荒野を旅するセクシーペンギンアイドル軍団、我らが女神、ペンギンズ・パフォーマンス・プロジェクト、PPP!
コウテイ!「アーハ?今日のサンドバッグはアンタってわけか?」セクシー!ソー・セクシー・エクスプロイッティン・ブルネット・ビューティー!知性とウィットと強い意志を備えた我らがリーダー!ベース担当!
プリンセス!「ねえ、いい事考えた!あなたが私のかわりにトイレに行ってくればいいのよ」ソー・テンプテイティン!とにかく頭が悪いが顔が良い!歌が歌える!難しい歌詞はやめときな!
イワビー「死ね!これがロックンロールだ!」ソー・エキゾティック・ヘアード・ソー・キューティー・スプーキー・ビューティー・ギタリスト!小さいが暴力性の化身!
ジェーン!「ガンバルゾー!ガンバルゾー!」おっぱいが二番目に大きい!唯一の良心!キーボード担当!!
フルル9!「……ファック?」ソー・リアリスティック・ミスティック・バイオレント・ファム!パンチりょくはメンバー最強!マシンガン?フルルのマーシャルアーツにまかせな!その腕力でボーンナム並みのドラミング!
キューティービューティーハニービー!ジャパリバン(盗品)に楽器(盗品)を詰め込み、五人のビューティフル・ガールズ・ソー・セクシーがトラベリング!「コウテイ!次のヴェニューはどこ?」「ファック!」…ペパプ・アイドル 〜ロックンロールフレンズ軍団〜 このあとスタート!(五人の背後で爆発)
■その他のリリース作品紹介(早送りできません)■
ストリートを滑走する悪魔の申し子……ヤツが来る!陰惨ギロチン仕様のバスを武器に、復讐戦士がやって来る!吹き飛ぶ生首!手足!鮮血量33倍!あなたのお母さんにはけっしてみせないでください……『デスマスター処刑ラッキービースト』近日公開!
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この感動……覚えていますか?少女の大切な友達……それは、犬のペリー。やがて別れのときがやってくる。『ぼくのフレンド』……全世界が、涙する。
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エッ!?父さんがが脱サラしてアニマルガールに?そんなの嘘だ!突然の父の行動には、ある重大な理由があった……家族の絆を見つめ直す感動巨編。ぼく、お父ちゃんのこと誇りに思うで!『さよなら、ぼくのアニマルガール』近日公開。
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「こんなに泣いたのは、いつ以来だろう……」彼女が残したのは、一冊の暗号ノート。きっとそれは、過去からのメッセージ……『本当のさよなら』。大きな感動が貴方をつつむ。
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「死肉喰らいを呼びさませ!」「医者はどこにいる?」「警報器を起動せよ!」おろかなフレンズどもよ。見ておれ、この恨みはらさでおくべきか!アニメ会社は全10フロア!大変だ、ヤツはどんどん強くなる!『スーパーセルリアン〜地獄の魔術師の復活〜』
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冷酷非情の殺し屋が……エーッ!?サーバルキャットになっちゃった!「あんた……本当にマックスなのか?」「そうだ」タイムリミットは48時間!マックスは恋人の命を護れるのか?走れ!サーバルキャット!『ミャンとも大変キラー』近日公開。
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感動を、もっとあなたに。……急逝した親友が抱えていた、ある秘密。突然訪れた彼女にそっくりな妹と、カリフォルニアへ向かう……ぎこちない旅のはじまり。『バッグ・ハドソンの12日間』近日公開。
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◆予告おわり◆
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ブーブブブンブンブーン、ブーブブブンブンブーン……ベース音がライブハウスの控え室から漏れ出す。クソッタレの太陽は今日も高く、ライブハウスの前を走るでこぼこの道と、我らがペパプ・アイドルのジャパリバンのボンネットは、ベーコンエッグマフィンが作れそうなほど熱々に熱されていた。
陽炎の中を歩いてきたのはおさげの美フレンズだ。すごいバストだ。ウエストは引き締まり、再びヒップはすごい。彼女こそペパプ・アイドルのボーカル、プリンセスである。モノクロカラーの衣装の下には水着。手にはバケツと洗剤だ。当然、これからこのバンを泡まみれにして洗うのだ。
「ハァーッ!ハァーッ!」まったく、さばくちほーのような暑さだ。プリンセスの胸には、玉のような汗が浮かび、意地の悪いテキサスちほーの太陽をぎらぎらと反射させた。ゴキブリが中で蒸し焼きになったジャパリビール瓶を蹴飛ばし、バンを洗う。「ハァーッ!ハァーッ!」額がが汗と泡でにじむ。
「たまんねぇな!」「マジでたまんねえよ!」「ハァーッ!ハァーッ!」「たまんねぇよ!」「たまんねぇ!」「ハァーッ!ハァーッ!」泡まみれのプリンセスを二人の中年男性が囃し立てる。「たまんねぇ!」「……避けてみな」「あん?」二人はまとめてブッ飛んだ。イワビーのパンチを受けたのだ。
「ツケがめちゃくちゃ溜まってるんですよ!」ブシェーミじみた風貌のマーゲイが道を歩いてくる「3日間も好き勝手に飲み食いして!あんまりじゃないですか!」「大丈夫、黙って見てなって」横に並んで歩くコウテイは、涼しい顔で言った「今夜はちゃんと、ライブやるからさ……ワッツ!?」
コウテイが目撃したのは、馬乗りになって男どもをタコ殴りにするイワビーとジェーンだ。その隣ではプリンセスがもう一人の男に馬乗りになって、バケツでタコ殴りにしている。「何をしてるんだ、みんな?」「何してたんだ、俺たち?」とイワビー。ジェーンは殴りながら言う「ファイトしてます!」
ブロロロー。黒いジャパリベンツが、少し離れた場所で止まる。そのフロントに輝くエンブレムはジャパリの印!灰色コートのフレンズが助手席の窓を開けてライブハウス前の騒動を見る「あれは、ペパプ・アイドル!」彼女はプロフェッサーK!茶色コートの助手に命じ、車を発進させる。いやな予感だ。
「奴らめ……この街に」プロフェッサーK(コノハ)は右手の白手袋を外し、鉤爪を陽光に光らせた。「おのれペパプ・アイドル!もしものために第三作戦を準備させろ」「ジークジャパリ!」……さて、ペパプ・アイドルのドラム担当、フルルは?
フルルは白黒シマシマのショーツと靴下だけの姿で、ライブハウスの控え室からメンバーの乱闘を見て笑っていた。彼女は日光に当たると死ぬと思っているので、外に出ない。それにしても形のいいおっぱいだ。外ではいつの間にか、イワビーとプリンセスが取っ組み合いを始めてしまった。
「何て格好してるんだ、フルル」窓を挟んでコウテイが立った。フルルは自発的にケータリングしたと思しきじゃぱりまん(チェリーパイ味)を食べながら言った。「機材搬入するの嫌だなー」「じゃあ、そこでノビてる男どもにやらせよう」「うん、それならいいと思う……さっきの車、見た?」
「車?いっぱい見たけど」とコウテイ。「さっき向かいに留まった黒いベンツ。中にピンク色のじゃぱりまんがぎっしり詰まってた」「ハーハン?」コウテイはすんすんと鼻を鳴らす「フルル、またへんなもの拾って食べたな?」机の上に置かれた食べかけのキノコから、神秘的な煙が出ていた。
「?」フルルは残り煙に顔を向け、深く吸い込んだ。「食べたけど、でも本当にピンクのじゃぱりまんなの」「オーケー、ピンクのじゃぱりまんな」コウテイはドアを開けて中に入った。「……なにそれ」「拾ったの。そこで」壁から吊るされている野生のペンギン。「また?」「前世の私の所有物なの。」
「おい、本当にライブする気あるのか?ビッチどもめ!このライブハウスはパーク運営当初から続いてるんですよ!!」控え室の戸口で怒るマーゲイ。そこへ帰ってきたプリンセスが平手打ち!「アーッ!」情けない悲鳴をあげて倒れるマーゲイ!「私のほうが強い!」
プリンセスはマーゲイに馬乗りになり、平手で繰り返しパウンドした。オッパイが上下にユサユサ揺れる。そのたびに濡れた服から水がはねてブシェーミに降りかかる。「アーッ!アーッ!」イワビーとジェーンもやってきて、マーゲイを蹴りつける。「ケンカか?ケンカなのか?俺もだ!」
「ちょっと、やめないか!」コウテイが一喝した。普段はクールだが、キレると怖い「私たちはロックンロール・アイドルだ!強盗団じゃないだろ!」プリンセス、イワビー、ジェーンは攻撃を止め、バツが悪そうにうつむく。マーゲイも鼻血を流しながら立ち、4人で横一列になってコウテイの説教を聞いた。
その横を、さっきの中年男二人が泣き面で行ったり来たりし、1962ブルースブレイカーやピンクに塗られたフェンダー・ベースマンを地下へ搬入してゆく。ペパプ・アイドルのバンド機材(盗品)だ。「おまえ達はいっつも……ん、フルル?」コウテイはフルルの読むタブロイドを見た。
フルルはトップレスのままタブロイドを開いて示した。『ペパプ・アイドルは時代錯誤。アコースティックさが無い』との酷評レビューだ。彼女はもう一部、翌日の同タブロイドを取り出した。『じゃぱりとしょかんが爆発したので休刊します』ジェーンが肩をすくめた。「可哀想ですね」
ステージ上にはコウテイとプリンセス。機材の調整だ。「それでね、そのこ、何て言ったと思う?」プリンセスは思い出し笑いをこらえ切れない様子でジャパリピザを頬張った「俺、スープの中にビーンズ入れちゃったよ、って!」「これで五回目だよ、聞くの」とコウテイ「でも、いい男だったんでしょ?」
「うん、いい男だったけど、バカだったから」とプリンセス。「決定的だったのはキャンプの時ね。彼ったらマッチで火をつけられないんだもん。げんめつ!」「マッチ?」「そう!私が出発前に、全部ちゃんと火がつく事を確かめてから、しまったのよ?それなのに!」「アー、そう」
「そう、また新しいあそびを考えたんだけど」とプリンセス。「ファンタスティック」ワウを踏むコウテイは上の空で返す。「フレンズの絵と名前書いたカードを5枚用意してさ、それで…」「素晴らしく面白そうだな」「ええと、どうするんだっけ。ねえ、フルル。あれ……どこ行ったの?」
「壊れた!」イワビーが弦の切れたギターをマーゲイに見せた。「ウチのやつ壊れたから、ライブハウスのやつをくれよ!」「は?」……コウテイはステージそでを見やった。確かにフルルがいないのはおかしい……「ベース、これでいい」彼女は階段を上がって行った。
プリンセスはジャパリビールを飲みながら、時計を見た。もう夕方だ。ライブは夜だから、まだ時間がある。彼女のパートはヴォーカルなので、一番簡単だ。何も準備がいらない。暇なのだ。「まだ時間があるし、少しくらいファックしてもいいわよね」プリンセスは酒瓶を放り投げ、酒場に向かった。
◆ ◆
一方その頃、フルルは!?プロフェッサーKのジャパリベンツのトランクにしまわれていたのだ!猿轡を噛まされ、手足を縛られている。(ンー!ンー!)暴れるたびに車の後ろでボコンボコンと音が鳴るのを満足げに聴いた。「最高の気分なのです!」「そうですね、ヘル・プロフェッサーK」
「見事な色仕掛けだったな、ミミー・シュタッデルマイヤー助手」「光栄です」助手フレンズは無表情に返す。「今度こそペパプ・アイドルに邪魔はさせん。メンバーがいなければ奴らも解散なのです。ハハハハハ……!」走り去るジャパリベンツ!口をガスマスクで覆ったKは、ぶきみな声で笑った!
……「ね、ここじゃ外だから虫に刺されちゃう!」「バカを言うな。もう我慢できない!」軍服を着た兵士がプリンセスのシャツを捲り上げた。すごいオッパイがぶるんと露出した!「ウンダバー!」「素敵!でも、ねえ、ダメよー」「なら俺達のアジトでだ!」
フレンズはプリンセスを持ち上げた。彼女の両脚を腰に絡ませたまま、すぐそばの廃屋へ駆け込む。入り口にはジャパリ"の"の字旗!「さあ!今なら誰もいない!」「アーン!」「我慢できない!」作戦室に踊り込むと、兵士はプリンセスをしがみつかせたまま、ベルトをカチャカチャと外し、ズボンを下ろした。
今まさに二人がファックしようとしたそのときだ!「イジオーット!」作戦室に入って来たのはプロフェッサーK!(フガフガ)そして縛られたフルル!「ンま!?」フルルの首輪の紐を持ったミミー・シュタッデルマイヤー!「何をやっているのです貴様ッ!」「ゲェーッ!?はかせ……!」「プロフェッサーKなのです!」
一方その頃ライブハウスでは!開演があと1時間に迫っていた!「イワビー!ジェーン!どこだ?」コウテイが階段から下りてくる。「ここにいますよ」シャワー室から全裸で出てくるジェーンとイワビー!「これがフルルの部屋に……!」コウテイが手を開くとそこにはジャパリ印バッジが!「「奴らだ!」」
イワビー達がが素早く下着無しでパーカーを着込む間に、コウテイは機材ケースの一つを開き、ジャパリサブマシンガンとジャパリショットガンを手にとった。彼女の気高い瞳に戦闘意志が閃く!「イワビーは?」イワビーを振り返る。「素手だぜ!」三人は竜巻のように勢いよくライブハウスを飛び出した!
ライブ開始まであと30分!アジト内では乱闘が開始されていた!「ぶりっつくりーぐ!!」「なはといぇーがー!」襲い来るジャパリ兵士!プリンセスはベッドの横にあったショットガンを掴み、これで次々と敵を殴り倒す!「そこまでだ、動くななのです!」Kの声!銃口をフルルの頭に押し当てている!
「貴女、頭悪いでしょ?」プリンセスはショットガンをKに向ける!「拳銃でショットガンに勝てるの?」「まいんふゅーらー!」Kは口惜しげに叫ぶ!「プロフェッサー!」助手がモーゼル拳銃を抜いてKの横に立った!畜生、2対1だ!これでは降参やむなし!だが、その時!
「ヘイ、ジャパ公!」駆け込んで来たイワビーがプロフェッサーKの肩を掴んだ!「何ですか、今まさに形勢逆転……」「逆転の逆転だよ!」「グワーッ!」頭突きだ!直撃!さらに膝蹴りだ!直撃!プロフェッサーKが吹き飛ぶ!「この!」助手が銃を向ける!その手を撃ち抜いたのはコウテイのサブマシンガンだ!
「急ぎましょう!」コウテイはジェーンに合図を送り、フルルを救出させる。脱出だ!そのままペンギンズ・パフォーマンス・プロジェクトの五人はアジトから逃げ出し、プロフェッサーKのジャパリベンツを奪った!ブロロロー!「ファックオフ!」プリンセスが防弾窓から顔を出し、中指を立てる!
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ああ、たいへんだ!ライブハウスは熱気ムンムン、詰めかけた観客フレンズが開演時間5分オーバーに痺れを切らせている。このちほーの客は待つことを知らないのだ!ステージに現れたのは……マーゲイだ。「わ、私がですね、彼女らが来るまでアコースティックな一曲を」「死ね!」「ファック!」
「このままじゃヤバイ!戦争がはじまる!今度と言う今度はもう許さないぞ!あのビッチどもめ!」マーゲイは血相を変えて控え室へ!『着替え中』と吹き出しで書かれた可愛いペンギンの張り紙。蹴破る!だが中はもぬけのカラだ!「ファック!」その時!KRAAASH!ジャパリベンツが控え室の壁を突き破る!
「アバーッ!!脚が!右脚と肋骨が折れた!」マーゲイが床を転がる!「……待たせたな!」ベンツのドアが開き、颯爽と降りたのは……コウテイ!プリンセス!イワビー!ジェーン!フルル!「チューニング出来てんだろ?」「アァーッ!折れた!すごい痛い!早く行ってくれ、チューニング済みです……!」
着替えの時間だ!プリンセスはカウガール衣装で背中にロングソード!フルルは拾ったばかりのゴシックドレス!コウテイとイワビーとジェーンはそのまま!「もう時間が無いわ!」時計を指差すプリンセス!「ベンツに乗るんだ!」とコウテイ!ブロロロー!「アーッ!」跳ねられるマーゲイ!
「PPP!」「PPP!」ステージの熱狂は本当に凄い!彼らはじゃぱりとしょかん爆発のニュースを見てピンと来たのだ。あれをやったのはペパプ・アイドル自身だと!ロックンロール・リベンジ!カッコいい!だからロックンロールを愛する彼らは、いっぱつでペパプ・アイドルのファンになった!
「ああ、ありがとう!なんだかすごく、いい感じ!」曲の合間にプリンセスのMCだ!「なんで私がロングロードを背負ってるかっていうと、この伝統あるライブハウスに、けい…けい…」「敬意」とコウテイが囁く。「そう、敬意!じゅーじぐん戦争で戦ったフレンズ兵に敬意を表して、つぎの曲をやるわ!」
イワビーがビンテージ・ダラス・レンジマスター(盗品)を踏んだ!ギョーン!唸るギター!フルルのパワフルでタイトなドラミング!ジェーンの素晴らしいキーボード!そしてコウテイの無骨なベース!プリンセスがTシャツをステージに放り、オッパイをブルンと揺らす!「ずっと、夢みてる…」その時だ!
……特に何も起こらない!コウテイはチョッパー奏法でリフを刻む!イワビーはモズライトでかなり凄いチョーキングだ!フルルのカウベルに合わせ四人が並んでリズムを取る!とてもロックンロールな感じだ!しかし……何故だ?ホールから「PPP!」の声が聞こえない!?……その時!
プリンセスがマイクを持たぬ手で、いきなりロングソードを引き抜く!そしてステージからダイブ!ハック!スラッシュ!キル!「ギャー!」何でそんな事を!頭は悪いが気立ての良い娘!狂ってはいないのに!いや、違う!彼女が斬り殺したのは、ホールに雪崩れ込んできた暗黒セルリアンの先陣だった!
「ウオー」暗黒セルリアンはステージのソデからも出現する!いったいどういうことだ!?とにかく戦わなければロックンロールできない!ジェーンに襲い掛かるセルリアン!「アーッ!」服が引き裂かれる!コウテイが両手に2丁ショットガンを抱える!ズゴム!群がっていたセルリアン6体が吹っ飛ぶ!
「フフフフ!」「!」コウテイはリロードしながら声の方向を…エントランスを睨んだ。そこにはプロフェッサーKの姿!「我々がそもそもこの地に立ち寄った理由は貴様らと関係無いのです!我々は有能なので当初の目的は忘れない。ジャパリの科学で、遺跡からこいつらを復活させたのです!世界征服!」
「ウォーッ!」「アーッ!」フルル9は暗黒セルリアンを持ち上げ、真っ二つに引き裂いてから、半分を入口に向かって放り投げた!「こんなもんで私たちを殺せると思ってるの!」「我々には第三作戦があるのです!行け!」「アバーッ……」するとフレンズゾンビの大群が雪崩れ込んでくる!マーゲイのゾンビもいる!
「行くよゾンビセルリアンども!」パンチ!キック!マーシャルアーツ!次々に倒す!倒す!だがそのとき!プロフェッサーKのジャパリワルサーP38が、過たず、フルル9の胸を撃ち抜いたのだ!「ウワーッ!」「フルル!」コウテイがサブマシンガンで殺しまくりながら叫んだ!
ジェーンはナイフを振り回し抵抗!イワビーは助手と取っ組み合い!プリンセスは暗黒セルリアンに包囲され殴り倒される!万事休すか?!だがポケットに入れていた先代の写真が落ち、光り輝いた!3Dホログラフ状に現れる人影!驚くプリンセス!「ジャイアント……センパイ……!」
「何」プロフェッサーKが、助手が、ペパプ・アイドルが……神秘的光景に固唾を飲む。戦闘の為にコウテイが打ち捨てたモズライトを、ホログラフィックセンパイ存在は手に取る「ロックンロールってのはこうやるんだ」アンプのボリューム最大!ドラムには……フルル9!カウント1、2、3、4!
何故フルル9が生きているのか!?皆さん知ってのとおり、彼女はサイボーグなのだ!割れまくった轟音イントロがホールに響く!「この曲は…大空ドリーマーだ!」イワビーが叫び、ギターを拾い上げる!コウテイも、ジェーンも、プリンセスもそれに続く!いつしかセンパイの幻は消えていた!
ロックンロール!これはペンギンズ・パフォーマンス・プロジェクトの代表曲、闇シングルとして全パークに流通している「大空ドリーマー」だ!五人の爆音パフォーマンスを前に、ゾンビ達の肉がボロボロに崩壊してゆく!暗黒セルリアンは苦しみながら我先に逃走!ロックンロールが弱点だ!
「おのれペパプ・アイドルめーッ!」プロフェッサーKは退却する!ホールには無数の死体とゴアだけが残された……まるで不毛な戦場跡だ……いや違う!外に逃げていた客がライブハウスへと駆け戻りモッシュを作り始めた!「PPP!」「PPP!」先頭には満足そうな笑顔のマーゲイがいた!
ロックンロール・ピープルに幸あれ!イワビーは強烈なギターリフを繰り出しながら、クラウドサーフしてステージに飛び乗ったマーゲイに顔を近づけた。「なんで生きてんのさ?」マーゲイはサムズアップして答えた。「古い肌はゾンビになって崩れちまった……新陳代謝で若返ったんですよ!」
ペパプ・アイドル ~ロックンロールフレンズ軍団~ シーズン18 第一話 終わり
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01010110ペパプ010101……オッパ0101011……何なのだこれ……ひどい番組だったのだ……。レイトショーだからって、あんまりなのだ……。
おわり