聖櫻学園二年の俺が、新聞部の部長、神楽坂砂夜先輩に呼ばれた理由は、女子高生盗撮魔望月エレナ先輩をなんとかするためだった。

四つん這いで村上文緒先輩の撮影に夢中のエレナ先輩をなんとかする……

どうする?


・文緒ちゃんの本を持ってあげることで二人の間に割って入る


・とにかくエレナ先輩の意識をそらす


・カンチョウ


……カン……

はたして俺は麗しの砂夜先輩に認めて(褒めて)もらえるのか……!?



挿絵は砂夜先輩の生誕祭2019に描いたものです。そのイラストからこの話が生まれました。

ピクシブにも投稿してます!

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ハーメルン初投稿です。よろしくお願いします!


張り込み~ cooolな彼女のお眼鏡に叶うよう盗撮魔をなんとかしようとしたら、なんとなく女子高生浮遊事件を治めたときの話~

 哀しいことだが、新聞部の協力者を現行犯逮捕する朝が来た。

 

 

 駆り出されたのは少年、キミだ。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 「な……これは……!?」

 

 「前に言ってくれたと思ったのだけれど、私に協力するって」

 

 

 そこは聖櫻学園の体育館まえにある森だった。

 

 草むらにかくれて四つん這いでキャノン砲のようなカメラを構えているロングヘアの女子生徒に、そのうしろで、やはり草むらにかくれて前の彼女を観察するようにメモ帳になにか書いているメガネの女子生徒。そのまた後方に俺と黒髪の美人(超美人)はいる。

 

 

 「あ…いや、それはそれとして、砂夜先輩お誕生日おめでとうございます…」

 

 「フフ、ありがとう、覚えていてくれたのね」

 

 「そりゃ忘れるわけが……それで、プレゼントは……」

 

 「プレゼントねえ、それなら星をひとつ挙げてくれてもいいのよ」

 

 「星って犯人……屋外だと盗撮にならないんじゃ……」

 

 「そう、最近、望月さんは屋内での無断撮影をひかえているようなの」

 

 「はあ……」

 

 

 (盗撮騒ぎになるからかな……外だと撮影しててもいろいろごまかせるから指摘しても、ムダのような……)

 

 

 「だからあなたを呼んだのだけれど」

 

 「えぇ」

 

 「私は後方で声援を送るからがんばって」

 

 「」

 

 

 

 新聞部の部長、神楽坂砂夜先輩(超美人)に頼まれたのは、新聞部に写真撮影で協力している望月エレナ先輩(超美人)の件だ。

 

 俺から見て一番遠くの草むらで四つん這いになっているのがエレナ先輩。

 

 高身長にボン・キュッ・ボンで超美人のエレナ先輩の趣味はカメラで(趣味っていうかもはやミッション【魂が求める仕事】じゃないかな)、被写体は美少女専門。

 

 それだけならいいが、そのほとばしる被写体への情熱のためか、あろうことか場所をわきまえず、本人の確認をせずにシャッターを切りまくっている。いわゆる盗撮だ。

 

 新聞部の協力者が新聞に(悪い意味で)載るようなことをするなんて許されないのだろう。

 

 

 

 そして今朝、盗撮の餌食になろうとしているのは、

 

 

 「彼女が来たわ」

 

 

 砂夜先輩は体育館右手の方に顔を向けていた。その木々の間に見えたのは図書委員の村上文緒先輩だった。

 

 華奢だが胸は大きく透き通るような白い肌で、大人しく控えめなのに学園の男子に大人気の女子だ。

 

 

 

 

 

 それはそうと……

 

 

 

 (むうう……これは木漏れ日というより、砂夜先輩の胸が光ってるような……この形は……)

 

 

 (ん? ここらへん猫がいる気配がするんだが……鈴河が飼っている大将か?)

 

 

 (三毛猫の大将は神出鬼没でどこにでも現れるんだが……俺は猫好きだからか、こんなときなのに探したくなってきたぜえ……)

 

 

 (にしても、新聞部の協力者なのにか…エレナ先輩ついにお縄かって俺が捕まえるのかよ!?って、エレナ先輩なんて格好を…パンツが見え…そうで見えない…)

 

 

 (んん? 南條クミコのやつなにかメモして消してまた書いてるなあ……あれは色? どういう意味だ? まさか、あいつの位置からはエレナ先輩の……って、なにメモってるんだあいつは!)

 

 (だが、なぜ色を訂正したのか……?まあくだらん理由だろう……が謎を解きたくなってきたぜえ……)

 

 

 (いやまて! 文緒先輩が盗撮されてしまうぞ! いつものことだが……文緒ちゃん…朝の光に照らされてきれいだなあ…そしてかわいい…最初同級生だと思ったもんなあ…俺本当にそう思ってた……)

 

 (エレナ先輩が「文緒ちゃん文緒ちゃん」ってペット相手のようにひっついて可愛がってたから同じ2年生だと思ってた…そしたら上級生でびっくりした……スカート赤いし3年はリボン、スカート赤で2年は青、水色?)

 

 

 (んん!? あそこに緑の一年生が二人……真琴と芽以ちゃん……ま、真琴のやつ浮き上がってねーか!!?? 

これから捕物だってーのに趣旨がブレる……)

 

 (せっかく砂夜先輩の誕生日の願い事だってーのに…砂夜先輩本当にこんなことでいいの……?エレナ先輩ひっ捕らえても、きっと地下に潜って美少女を撮りまくると想うけど……地下ってなんだ……?)

 

 (あ、砂夜先輩、やっぱ木漏れ日のようで、心臓部が光ってる……それに、かすかに顔がピンク色に輝いてるよるような……んんん!? 砂夜先輩の美しい瞳になにかが映り込んでる…って俺か!! ビビったぜえ……)

 

 

 「ねえ、もう準備はできて?」

 

 「あ…ああ、はい……」

 

 「おどろいたわ、意識が宇宙に飛んでいってしまったかと思ったもの」

 

 「いや、ハハ……行ってきます…」

 

 「よく説得できたら……」

 

 「え? なんです?」

 

 「んーんなんでもないの……後でね」

 

 「はあ……よし!」

 

 俺はエレナ先輩の三歩後ろまで近づくと…エレナ先輩は夢中で文緒ちゃんにシャッターを切っていた。俺の気配に気づかない。

 

 それにしても文緒ちゃん、大量の本を運んでいるとはいえ、歩くの遅いなあ…俺の空想で4、5分は経っているだろうにまだ通り過ぎていない…それは真琴たちも一緒だが…

 

 それより、このままじゃあエレナ先輩の盗撮ポートレートが充実してしまう。

 

 

 

 どうする?

 

 

 →

 

  ・文緒ちゃんの本を持ってあげることで二人の間に割って入る

 

 

  ・とにかくエレナ先輩の意識をそらす

 

 

  ・カンチョウ

 

 

 

 ……カン……

 

 

 ……

 

 

 

 →・とにかくエレナ先輩の意識をそらす

 

 

 

 「エレナ先輩! 見てください! あそこにいる一年の柊真琴!浮いてます! 地上から浮き上がってるんです! おそらく夜ふかしして寝不足なんでしょう! 半分寝たまま登校して、鼻提灯であのぽっちゃりした体が浮き上がってるんですよ! 友達の森園さんが焦って手を握ってどうしたらいいかわからない様子です! そのキャノン砲カメラであれを撮ってください!!」

 

 

 「え~!?なんであなたがここに!?」

 

 

 「それよりあれ見て!」

 

 

 「キャッ! ホントォ! 柊さんの寝顔も愛嬌があってかわいいわねえこれは撮らずにはおれないわあああ!!」

 

 

 エレナ先輩が数10回シャッターを切ったあと、俺はすぐさま真琴と困りまくっている芽以ちゃんのところに駆け寄り、真琴の鼻提灯を突きで割った。

 

 すると真琴は俺の手の中に落ちてきたのだが、また鼻提灯を膨らましたではないか! 彼女のふかふかの体は俺の頭上まで上がっていく。

 

 無論、真琴の足をつかんでなるべくパンツをみないように俺の腰まで降ろした。

そこにやっと通りかかった文緒ちゃんの重そうな本を拝借して寝ぼけ眼の真琴に持たせる。

 

 芽以ちゃんと、なぜか文緒ちゃんも協力して真琴を抑え込み、俺は鼻提灯を割りまくりながら、真琴のカバンから菓子を取り出して彼女の口にありったけ詰め込んだ。

 

 

 真琴は寝ぼけながらニンマリしてうまそうに食っているがまだ目覚めない。

 

 

 (大好物の菓子でも起きぬか…こいつどんだけだ!?)

 

 (しかたない…もうひとつの大好物……砂夜先輩には見られたくはないが……)

 

 

 「真琴! 俺だ! 俺がいるぞ!!」

 

 「んん……ん、せん、ぱい……?」

 

 「ああ、お前のセンパイだ……」

 

 「せんぱーい!!」

 

 

 真琴は空中で目覚めると、鼻提灯を自ら潰して握っていた芽以ちゃんと、文緒ちゃんの手を体操の器具のようにつかって跳躍し、俺に向かってダイブしてきた。

 

 

 「うっぷ……!!」

 

 

 俺は巨大大福のような真琴の胸に潰されながら、背骨が折れないように耐えた。

 

 

 (中学のときマンガに影響されて腹筋しておいてよかった……!)

 

 

 「センパイセンパイセンパイ! おはようございます! こんな朝早くにどうしたんですかあ?

 

 「うう、うむ所用でな…」

 

 「センパイお忙しいんですね、わたし憧れちゃいますうう!!」

 

 

 この様子……どうやら真琴は自分が空中浮遊したことを覚えていないらしい……

 

 

 「ああ、あ! 芽以ちゃんと村上文緒先輩にお礼言っておけよ」

 

 「え? はい……」

 

 「あと、村上先輩の好きなお菓子を聞いてつくって差し入れなさい」

 

 「あ、私はお礼なんて……」

 

 

 文緒ちゃんは謙虚で優しい。本の女神だ。

 

 

 あ!

 

 

 「本!!」

 

 

 真琴に持たせていたドス重そうな本たちは!?

 

 

 「ふいー…御本たちは私がキャッチしときましたよ~」

 

 「おお! 南條! でかした!」

 

 「いいんですよ~貸し一つですからね~~!」

 

 「くっ……ちゃっかりしてらあ、まあ文緒ちゃ、文緒先輩、本ありがとうございました」

 

 「いいんですよ……」

 

 

 文緒ちゃんは少し顔を伏せると、俺の耳元にまできて、

 

 

 「あの、文緒、ちゃんで、大丈夫ですよ……」

 

 そういって重そうな本を抱えて去っていった。重そうなのは本だけじゃない。

 

 

 豊満なバストを、重ねた本の上に乗せているのだ。いや、たまたま乗っかってしまっているのだろう。文緒ちゃんは意外とパワフルなのかも……いや、だいぶ重そうにしてたか……で、もうその文緒ちゃんの姿はない。

 

 ああなんだ、はやく歩けるんじゃないか……ていうか、どうして体育館なんかの前を通ったんだろう……図書室はだいぶ向こうなのに……ま、いっか。 

 

 俺は、細々したことは置いといて、もうひとりの功労者である森園芽以ちゃんを見た。黒髪をおさげにしていて清楚で愛らしい。彼女は聖櫻学園の近所にある神社の娘さんで、よく巫女服に身に包んでいる姿を目にする。

 

 

 「芽以ちゃんよく頑張ったねえ、真琴を凍りながら宇宙をただよう究極生物のようにしなくてすんだよ」

 

 「いえ、私は……ふだん学園や広い境内の掃除をしてるので体力はあるんですよ」

 

 「おお、すごいなあ!」

 

 「えへへ、それほどでもないですよ」

 

 「あれ、センパイに芽以ちゃん、なんの話をしてるんですかあ?」

 

 

 俺が芽以ちゃんに顔をほころばせていると、真琴が不思議そうに二人の顔を覗き込んできた。

 

 

 「ああ、くわしい話はあとだ! 俺はほら所用が…」

 

 

 「そうでしたね! では、センパイまたあとでえ!」

 

 

 真琴がそう言うと二人は校舎の方へいった。

 

 

 真琴はさっきまで寝ぼけていたのが嘘のような元気いっぱいの笑顔だったし、芽以ちゃんは姿勢のいいお辞儀とひかえめな笑顔で、二人の好対照が印象的だった。俺も二人につられてにっこり笑顔をこぼしてしまう。

 

 

 なんて、美少女たちに顔も心もゆるめている場合ではなかった……

 

 

 

 と、森にいるエレナ先輩に目を向けようとしたとき、

 

 

 「すごい! すごい写真が撮れたわあ!! 現像しなくてもわかるもの!! 胸のドキドキがそれを教えているものお!!」

 

 

 と、草むらから姿を現したエレナ先輩が大興奮して叫んだ。

 

 

 「なんだかわからないけど、柊さんも森園さんもラブリーだったし、なにより文緒ちゃんのあんな鬼気迫りながらの複雑な顔なんていままで見たことなかったものお!!」

 

 

 「えぇ……」

 

 エレナ先輩は饒舌に、大漁の獲物自慢をはじめた。それは、エレナ先輩に神が降りてきたような風情のおしゃべりスイッチが入っていたようだった。

  

 

「……そしてあの、事が終わったあとの文緒ちゃんの安堵の表情!! たまらなかったわああ!! 接写したかったわああ!! これがギフト! ギフトなのねええ!! 撮らされたわあ!! 撮らされたわああ!!」

 

 

 「あ、あのお……」

 

 (ん、なんでこうなるんだ!)

 

 これじゃあ、エレナ先輩を逮捕どころか、もう勝手に撮影しないように説得なんかできる雰囲気じゃないぞお……

 

 

 そう、俺がおろおろしていると、木陰にいる砂夜先輩が手招きしているのが見えた。

 

 

 一旦戻って来い、というのだろう。

 

 

 俺はなにを言われるのか、とビクつきながら森に入っていこうとすると、エレナ先輩に声をかけられた。

 

 

 

 「やっぱりキミがいるといい写真が撮れるわあ!」

 

 「え!?」

 

 「だいたいキミがいるときに決まって変なことが起こるのよねえ」

 

 「ええ……気のせいじゃ……」

 

 「気のせいでもいいわあ、またお願いねえ!」

 

 

 そう言うと、エレナ先輩はかるくウインクしてみせた。

 

 俺は、その美人顔から繰り出される茶目っ気たっぷりのウインクにドキッとしてしまった。

 

 

 (こ、これは反則だ……)

 

 

 と、混乱しかかっていると、森の方からピリついた気配を感じた。

 

 

 (うわっ……なんか怒ってる……? 砂夜先輩……)

 

 

 そんなビクつく俺の胸中などお構いなしに、エレナ先輩は上機嫌で校舎のほうへ消えていった。

 

 

 朝練終わりだろう生徒たちの姿もちらほら見える。

 

 

 (もう、授業はじまるなあ)

 

 

 俺は健康診断の注射の列が進むような足取りで木漏れ日に輝く砂夜先輩のとこへ向かった。

 

 

 「あの、南條はぁ……?」

 

 

 「さっそく記事にするからって走っていったわ」

 

 

 「ああ……もう授業はじまるのに……」

 

 

 「そうね」

 

 

 「…………」

 

 

 「…………」

 

 

 

 (うわあ気まずい間……)

 

 

 

 →

 

  ・抱きしめる

 

 

 

  ・歌いだす

 

 

 

  ・「あの」って言ってみる

 

 

 

 

 (いや、抱きしめたけど……それを選んだら二度とお天道様は拝めないぞ!)

 

 

 

 

 →・「あの」って言ってみる

 

 

 

 

 「あの……!」

 

 

 「あなたって、モテるのねえ」

 

 

 「は、はあ……いえ、特には……全然……」

 

 

 「今日は、私の誕生日だったと思ったのだけれど」

 

 

 「あっ、いや、おめでとうございます……」

 

 

 「それはさっき聞いたわ」

 

 

 「あの、プレゼントは、その……」

 

 

 「フフ、いいわ」

 

 

 「え……?」

 

 

 「あなたが右往左往してがんばる姿、興味深かったもの」

 

 

 「…………」

 

 

 「ああ、でも、プレゼントはちゃんとしたものがいいわねえ」

 

 

 「なにがいいですか?」

 

 

 「時間」

 

 

 「時間……!?」

 

 

 「ウフフ……」

 

 

 砂夜先輩は妖艶にほほ笑んだ。

 

 

 木漏れ日がそう見せていたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 その後、

 

 

 真琴には夜ふかししないように厳重注意し、

 

 

 芽以ちゃんの巫女服を拝みながら神社で「変わったこと」が起こらぬように参拝し、

 

 

 文緒ちゃんに改めてお礼とお詫びに菓子を持っていき、おすすめの本を借り、

 

 

 南條に件の女子高生空中浮遊事件を記事にしないように釘を刺し、それで借りがもう一つ増え、

 

 

 エレナ先輩は、なんと、空中浮遊事件のときの「生徒たちの表情」という作品でなにやら権威のある写真の賞を穫り、

 

 我が聖櫻学園の学園長からも表彰され、望月エレナ先輩の撮る写真は芸術なので、身勝手に撮られてもなんか大丈夫!

 

 みたいな空気が学園中に漂い、これで、新聞部のお抱え写真家が事件記事になることがなくなり、【女子高生写真芸術家】望月エレナ先輩は今日も、

 

 

 

 「うふふふ! 今日も美少女たちが呼んでるわああ! 撮らされるわあ! 撮らされるわよおおおオオ!!」

 

 

 と、校内外を駆けずり回り、スナイパー並のポジション取りをして荒ぶっていた。。。

 

 

 

 (あ、空中浮遊はうまい具合に写真には写っていない。普段の生活のイキイキした女子高生というのがウケたらしい……)

 

 

 

 

 そして、

 

 

 俺と、砂夜先輩といえば……

 

 

 

 

 「どっちが似合うかしら?」

 

 

 

 

 「時間」を共有していた。 

 

 

 いつも使う学園近くのショッピングモールではなく、もっと大きな、大人がデートに使うようなモールで、砂夜先輩はメガネのフレームを選んでいた。普段メガネをかける姿を目にしないから、メガネクールビューティー姿(超美人)が新鮮だった。

 

 

 (メガネもいいなあ……)

 

 

 「……ねえ」

 

 

 「はい!」

 

 

 「聞いてる?」

 

 

 「はい! 聞いてます!」

 

 

 「これ、赤と青、どっちのフレームが似合うかしら? あなたの意見を聴かせてほしいのだけれど」

 

 

 「どっちも似合いますが、強いて言えば……」

 

 

 「強いて言えば……?」

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 




三択で「攻め」の選択をした場合はどうなるかを想像すると楽しいですね。


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