今のとこちゃんと考えて無かったり。考えてたり
「俺の部下に向けている銃を捨てろ!」
「……」
「さっさと捨てるんだ」
持っていた武器を次々足元に投げ捨てる。
西上が中国の班員に射殺されるギリギリのところで
小吉は劉との一対一の勝負に勝利し、人質にとる事に成功していた。
(信じてましたよ…艦長…!)
(だが…)
ただ一つ、疑問に思う事があった。それは
(どうして変態していないんだ…?劉さん…)
単純に、薬を使う暇が無かった。か
薬を使う必要がなかった。か?
それか…
(油断を誘うため……)
「艦長!そいつから離れて下さい!」
「遅いよ。もう既に…『人為変態』…」
「まずいッ!」
駆け出す西上。その理由は
いつの間にか劉の首を掴んでいる小吉の腕に鮮やかなルリ色の模様がした『触手』が巻き付いていた。
それは劉のものであった
「全く…躊躇いも無く刺されるとはね…そう言えばもう既に殺してるんだっけ?人」
「!?…ッ」
突然、小吉の顔色が青くなり力が抜けていく
「効いてきたようだね、僕の『毒』」
『ヒョウモンダコ』
10cmほどの小型のタコだが、人を殺せる程の毒を持っている。毒の名は『テトロドキシン』
危険な状態、又は興奮状態になると全身にルリ色のリング模様の警告色を浮かび上がらせる。
「艦長!!」
劉に対し攻撃を仕掛ける西上、だが。
ボッ!
横からの衝撃波により吹き飛ばされ、阻止される
(くッ!鉄砲エビ!)
「…詰めが甘いな」
「チッ…」
「油断しすぎですよ…」
「艦長さん、人質になるなら助けてあげますよ?あんたの事は嫌いじゃない。酒を奢って貰った恩もありますし」
「全く…冗談がうまいな、劉さん…俺に…人質の価値は、無い」
「…ったく」
「やっちゃって、爆くん」
「はい」
円形の固定兵器で艦長の全身を、貫いた
「劉将軍!!ガス攻撃です!!」
「ッ!!?」
「マスクを」
ジェットが劉にガスマスクを投げ渡す。
「いない…!艦長と西上がどこにもいない…!」
「俺たちはいつから『幻覚』をみていた…!?」
『アルカロイド』
30分程度で口渇が発現し,体のふらつき,嘔気,倦怠感,眠気。そして、幻覚を引き起こす
この毒物を霧状にし、散布したのは
(ロシアのイワン•ペレペルキナ…!!)
「穴を掘って『専用武器』で…!」
「劉将軍…!」
「今度は何だ!」
「向かって来ます…ロシアの船が飛んで…コッチに…!」
「まさか…!」
「ミサイルを一発!こっちに!」
ジェットが班員に指示を出す、だが。もう遅かった
ロシアの脱出艇が高速でアネックスに激突、対空シールドに切り刻まれながらも、シールド破壊した。
立ち上る砂煙。周りが見えない中巨大な人影が浮き上がる
「う、うわああああ!!」
中国の班員は銃を乱射する。
だが、その硬い身体には無意味だった
「今頃…そっち春節か」
メキャッ
「アシモフ…!!」
「よお、劉…これからは…」
「日米合同班ロシア連邦宇宙隊だ…!よろしく…!」
「ありがとうございます…!助けにきてくれて…!」
加奈子は艦長を救助し、助けてくれた『ロシアの二人』
に感謝の言葉を述べた
「なぁに…」
「なぁ、イワン奴らどんな夢見てると思う?」
「さぁ…わかりませんが…悪夢なら、これから見るでしょう」
イワン•ペレペルキナ
マーズ•ランキング『10位』
M.Oベース『チョウセンアサガオ』
「あれ…西上さんは…?」
「…残るんだとよ」
あ、面倒な事になるぞ次回…
チョットなが〜くやってみようか、次回から