ドォッ!!!
(くっ、車を持ち上げる程の衝撃波…!)
「うおぉっまずい!」
投げ出されるアレキサンダー、西上そして西(シィ)
(形勢大逆転…こっちが裏の目…!)
「西!そっちの二人は任せたぞ!」
(やばいな…隊長も今は片腕のみ…あっちの三人も満身創痍)
「…二人を相手に任せられるって…
かなり信頼されてるようだな。ま、もう見えないけど」
「さて、どうしますかアレキサンダーさん」
「あ、やっぱり考えてなかったか…」
両軍ジリ貧。どっちが勝つか、負けるかはまだ分からない状態。
もっともまだ中国側が何かを隠していなければ。だが
火星にいるのは二勢力だけではない
「…ん?」
「うおっ!?」
何かが物凄いスピードでアレキサンダーの横を通る
「こ…ッこのタイミングでッ!」
「来やがったッ…!」
「ゴキブリどもが!」
そして、
TFがただ横を素通りする筈がない
「糞ッ…!腕を…!」
アレキサンダーは左腕を失っていた
「ノーマルのTFじゃないな…バグズ型TF…!」
「…っ、ニーナッ!!」
「なっ」
突進して来るバグズ型TFからニーナを庇うアーロン
急停止。
伏せている二人の目の前で止まるバグズ型TF
グイッ
「!」
ブチンッ
「アーロンッ!!」
「劉将軍…今のうちに…」
「あぁ…そうしよう」(あれ程の飛行能力を持つのは…)
「蜻蜓…オニヤンマか…」
「なんか暗いなぁと思ってたが」
「空を埋め尽くす程のTF…キモ…」
「どうして降りて来ない…?あのバグズ型TFで十分だと?」
「嫌…どうやらもう既に来ていたようだ、バグズ型以外に」
両手に石器のナイフを持った小型のTF。幼生のゴキブリである。
何故、バグズ型と小型のTFだけなのか…
「気付かなかった…アシモフ隊長…こいつらまさか」
「あぁ…どうやら…実戦の経験を…教育をしているようだな」
「来るぞッ!!」
アシモフ達に攻撃を仕掛ける小型のTF達
(どうして突然こんな事を…?)
それぞれに数体のTFが纏わり付く。
「くッ!」
アシモフは左腕しか再生出来ていなかった、片腕だけでは処理しきれない。
そして蜻蜓も見ているだけでは無かった
「不味いッ!ドミニナ!蜻蜓がそっちに!」
ドミニナは最もダメージを受けていなかった。
その全身の鱗のおかげでいち早く小型のTFを処理し。
バグズ型TFが彼女を狙ったのは班員に加勢しようとしていたからだ
(来るッ!)
迎撃体制を取るドミニナ、全身が武器である彼女にとって接近戦が最も向いている。
ただ向かって来る者を止めるのは容易。
だが、彼女は殺し合いの経験は殆どない
確実に殺れたかの確認を怠ったのだ。
ガシっ
(!!)
(子供の…!とどめを刺せて無かった…!)
鱗と鱗の間には隙間があった。
そして振りほどくには時間が無かった。
石器のナイフで足の隙間を刺し、鱗を剥がしとる
痛みは人間が最も早く反応できる感覚。
そして、痛みを和らげようとする
咄嗟に傷口を両手で押さえてしまうドミニナ。
蜻蜓が目前に迫る。
(死———)
バッ!
蜻蜓の背中に何かが降り、しがみついた
人影。
「全力で行きますッ!!!」
専用の武器から毒性のガスを散布するイワン。
そして、ドミニナにしがみついてるTFを一瞬でバラバラにする鳥。
三条加奈子
(た、助かった…)
「あれはイワン君と…加奈子君か」
発射砲付きの車で走り去ろうとしているTF。
それを車ごと止めている西上。
「こいつら…突然どうしたんだ…?
いきなり統率の取れていない行動をしたと思えば、今こんな事になってやがる」
「それよりも……っと」
アクセルを踏むのを止め、攻撃してくるTF
バキョッ
「中国班の奴らがいない…?」
ちょっとしたミスで考えていた内容とかなり違う。
最悪これまで投稿したやつの内容が大幅に変わったりして
オリキャラは頑張って活躍させます…