M.A .R.S100   作:玉魂

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書きダメです


第十五話「切り札」

 

 

 

 

 

 

 

「全力で行きますッ!!」

 

 

ブシュゥウウ!

 

 

(チャンスは一瞬!!)

 

 

 

 

「ジョウッ!!」

 

 

グンッ!

 

 

「クッ!」グラッ

 

振り落とされ着地するイワン

 

そのすぐ後ろには軍神アシモフがいた

 

 

 

「イ、イワンンンンッ!!!!」

 

 

「分かってます!!俺の任務は病症人を保護しッ!」

 

「最悪の場合俺一人『逃げ延びる』事ですッ!!」

 

 

 

 

「息を」

 

 

イワンに飛びかかる小型のTF数匹

 

 

「止めてください!」

 

 

白目を剥き地に落ちる小型TFたち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アネックス本艦内

 

中国•アジア第4班

 

 

 

「じゃあ…入って来ないでくださいね」

 

 

「おう、早くしろよ紅(ホン)」

 

 

バタン

 

 

「それじゃあ、用意しておこうかバーキ君」

 

 

「何人分だったか…爆(バオ)」

 

 

「さっき一人死んだから……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加奈子はTFで埋め尽くされている空を全速力で飛んでいた。

 

追いかけて来ているオニヤンマ型テラフォーマー

 

 

(スピードでは勝ってる!)

 

(けど…)

 

 

 

このTFの大群の中を鳥の飛行能力で飛ぶのは危険だった。

トンボ目と違い、急発進も旋回も急停止もできない。

 

 

ぶつからないように飛ぶしかない。

 

しかし、TF達は平然と自分たちの命を捨てる。

 

加奈子の道を塞ぐように壁を作る、それを避ける

避けれ無い者はグラインダーで切り刻む。

 

それではスピードが少しずつ落ちて行き、やがて

 

追いつかれる。

 

 

スッ

 

(…!)

 

 

ガチンッ!

 

 

 

 

 

 

 

回避が遅れていたら確実に『取られて』いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…成体か」

 

 

アネックス本艦は黒く、TF達に埋めつくされている

 

 

「…?隊長、何か奴らの様子が」

 

 

 

TFが一匹、地に落ちた。いや一匹だけではなく次々と落ちていく

 

 

「な…!?」

 

 

 

アネックスから人が出てきた。中国の班員だ

 

 

アシモフが驚いているのは次々死んでいくTF達に。

というよりアネックスから出て来た第四班の班員たちの格好であった

 

 

 

「隊長?」

 

 

 

「てッ…!」

 

「撤退ッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「"細菌"型だッ!!!」

 

 

 

 

 

 

「「「!?」」」

 

 

 

 

戦闘用防御甲冑"マンインザシェル"

 

生物兵器が散布された状態でも戦闘ができるように作られたスーツとマスク。

 

 

 

アネックスの上に一人、女が立っていた

 

 

 

「…」

 

 

見た目に変化は無い。

 

彼女がTFを落としている。

 

アレキサンダーは一つ、頭の中で考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

覚悟はお互いしていたようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロシアの班員達、そして西上は

 

ロシアの班員『セルゲイ•セレズニョフ』が自身の能力で掘った穴に撤退する

 

 

 

 

 

「撤退しますッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ま、それも考慮済みだ」

 

 

「爆君、撃ちゃって」

 

 

 

スッ

 

 

爆は穴に向かってバズーカ撃ち込む。

 

 

 

 

 

「…!!マジかよ…!」

 

 

 

 

 

「サーシャ!!!」

 

 

 

アシモフが叫ぶと穴の近くに潜んでいた班員が穴に蓋をし、

爆発の直撃を防いだ。

 

 

 

 

 

 

「ちっ…逃げらたか」

 

 

「まぁいいよ、ロシアの奴らにかなりのダメージを与えられたしね」

「それに艦長もしばらくは動けないだろう…死んでるかもしれないし」

 

 

 

「だと"良"いんですが」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふーっ…流石アシモフさん、こっちもまだ居たのか…」

「君は『戸立て蜘蛛』か…」

 

 

 

 

 

 

 

「一班と二班は…?」

 

 

 

「当然、逃げてもらってます。脱出機で」

 

 

 

「そりゃそうか、おい急いで俺たちも…」

 

 

 

「隊長…」

 

 

「なんだイワン?」

 

 

 

 

 

「先輩が…アレキサンダー先輩がいません…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、思ったより僕たちの被害が少なくて良かったよ」

「あ、紅ちゃん呼んできて。作戦を立て直そう」

 

「わかりました」

 

 

 

 

「………」

 

「どうしたバーキ?」

 

「いや…やっぱマスク着けてると鼻がな…」

 

 

 

グッ

 

 

 

「ん…?」

 

 

 

 

ドゴォォォォォン!!

 

 

 

 

 

 

 

「「「なっ!?」」

 

 

背後で爆発が起き、班員が一人倒れ込む

 

 

 

「ば、爆発物をッ!?」

 

 

「いや…違う。これは消化器を使ったブービートラップ…」

 

 

 

 

 

「アシモフもイワンも西上の奴も穴に入って行くのが見えた」

 

 

「残る理由があるのは…」

 

 

 

 

 

 

 

「7位の『アレクサンドル•アシモフ』…

シルヴェスター•アシモフの義息子…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうして残ったんだか…俺自信わかんねぇな…」

 

 

 

 

 

 

 

絶対に止めてやる

 

 

 

 

 

 

 

 




やっぱりこうだよなハゲ兄貴は
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