(時間を食い過ぎた…‼︎追いつかれた…‼︎)
上空から着陸したのは単独飛行ユニットに乗った中国の班員。
名は『爆致嵐(バオ ツーラン)』
戦闘員ではない八恵子以外は負傷しているこの状況
制圧するのは簡単であった。
「あ、薬は没収しますね」
TFと交戦していたアルマとアレックスの2人も、高速脱出機に乗せられていた
「それで先に聞いておきたい事が有るんですが…」
銃を取り出し燈の額に密着させる
「"他の班員"は何処ですか?」
脅し。
答え無ければ殺す…と
「……ここに来る前にTFの襲撃を受けて…死んだ」
「……まぁいいです。何も出来ないでしょうし」
「…連れて行くなら俺たち二人だけにしろよ」
「そりゃ目的はファーストとセカンドですが、
他の人にも使い道はありますので」
爆は脱出機のハンドルを握り、発進させる
「それでは、アネックスに向かいます」
「……!マルコス」
「どうした"ウォルフ"」
「2班の脱出機が動き出した」
「この距離でも分かるのか?『地下』だぞ」
彼ら一班と二班の班員は高速脱出機に乗っていなかった
第六班『ローマ』のもとに行かず、アネックスからそう遠くない場所に穴を掘っていた。
アネックスを取り戻し、地球に中国が裏切った事を報告する
そうすれば勝てる。
「……敵の戦力もわかんねぇのに……二手に分けるって…」
「何ブツブツ言ってんだ祥哉」
「何でも無いよマルコス……ただ嫌な予感がする」
「"ペギー"穴掘りは順調?」
「う、うん……」
穴を掘り進めていたのは彼女。
非戦闘員のペギー
この中で一番穴を掘るのが得意なベースだ。
「やっぱり元が女の子だしね…手伝おうか」
「いや、良いよ慶次…私が出来るのはこれだけだから」
「確かにな…俺たちは戦闘員じゃない。これから戦闘は必須、
三人に頼むぞ」
「ビビんなよ祥哉」
「びびってねぇよ、心配なのは敵の隠し玉と…
何よりこの狭い道でTFが来たらと思うと…」
「敵が増える何て思いもしなかったな…この星に来てまで何やってんだか…」
和解は不可能だろう
既にお互いがお互いを殺してしまっている
このままでは『人』を殺さないといけなくなってしまう
皆の共通の恐怖だった
奴らと同じ土台に上がらないと勝てない。
「………ペギー、10m先に水だ」
「それじゃ少し右に」
「待った……」
「ウォルフ?」
「"いるな"…一体、水の中だ」
「ゴキブリか…何やってんだ?」
「泳いでる。ただ…形が…」
「バグズ型か?まだ居たのか…どの道放っておいた方がいいな。
溺れたく無いし」
「いや、それ程水の量は多くない。気づいてないみたいだしほっとこう」
この状況下、下手に騒ぐ事も出来ない。
処分しておくのがこの先の為であろうが、今はアネックスに集中するべきだ。
(何で泳いでんだ…?練習か何かか?…手術してどのくらいだ…?)
「…まぁいいや」
「祥哉、置いてくぞ」
「おう」
ガリ
バシャ
バシャ
「…あ?」
通り過ぎた水。
背後。
水の音。
(開けた!?)
ガラガラ
「じ…ぎ」
「ま、マジかよ…!」
「マルコス!慶次!祥哉!」
「…!お、俺もか、くそっ…」(なんでTFが?場所がバレたのか!?探してた!?)
「こんな狭い場所で…ッ!」(マルコスは不利か?慶次は?)
(水中、昆虫、『両腕の鎌』)
「こいつ…二号機の奴じゃ無いな」
うん?無理ヤリかんが否めないけどしょうがない。
そのうち丸々オリジナルの話やる為です。