M.A .R.S100   作:玉魂

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第二十六話「遠征」

 

 

 

 

 

 

 

地下、アネックス奪還作戦を邪魔するのは中国だけではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おれ達を探してた?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(何で?いや、仮にそうだったとしたら…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"地下に居るオレらを探せる奴がいる"……‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(TFか!?中国の奴か!?TFだろうけど!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「祥哉!今は目の前の奴に集中しろ! 」

 

 

 

 

 

 

考え過ぎた、気が付くとTFの腕が目の前まで来ている

 

 

 

 

 

 

 

「うおっ!!」(はやッ)

 

 

 

 

 

 

 

避ける。

 

 

一瞬遅れていたら首が跳んでいただろう

 

 

 

 

 

 

 

謎のTFの最初の目標は祥哉だった。

 

 

 

 

 

 

 

(カマキリじゃない…)

 

 

 

 

祥哉はTFの、周りの分析をやめなかった、

 

敵を倒すには敵を知る必要がある。

 

 

 

 

 

「慶次、マルコス!様子見だ」

 

 

 

 

 

甲殻類、シャコの慶次が一歩前へ出る。

 

 

(上手く行けば慶次だけで終わる筈だ…)

 

 

 

 

上に出る事も考えたが速攻で却下する祥哉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薬を摂取し、変態を遂げた慶次

 

防御、攻撃共に最高クラス。

 

 

だが

 

 

 

 

 

(油断はしない)

 

 

 

敵新型TFの最も注目すべきは両腕の鎌。

 

 

手が鎌になっていると言うよりも引っ付いているようだ

 

 

 

 

 

(小手調べの…)

 

 

 

右ジャブ‼︎

 

 

 

 

ブンッ‼︎

 

 

 

 

 

(ッ!?)

 

 

 

 

ガギィッ!

 

 

 

 

"掴まれた"

 

 

 

両腕で慶次の右腕を"挟む"ように

 

 

 

 

 

(こ、この力!)

 

 

 

 

 

 

 

 

挟むのに適した"構造"

 

 

 

 

 

(マズイッ)

 

 

急いで腕を引く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「慶次!」

 

 

 

マルコスの専用武器が慶次の背後からTFに向かって行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慶次から腕離し、マルコスの武器を払う

 

 

 

 

 

 

 

「スピードでは俺が勝ってる」

 

 

 

バッ

 

 

 

 

 

突き。

 

 

 

スピードを活かしての連続の突き

 

当たれば動きを止められる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クッ…!」

 

 

 

 

 

 

当たらない。

 

 

 

スピードでは勝ってる筈なのに。

 

 

 

当たらない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(こいつ…!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

("何年"技を磨いた…!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウォルフ…解るか?」

 

 

 

 

 

 

「祥哉は?」

 

 

 

 

 

 

「多分だけど…」

 

 

 

 

 

泳いでいた。

 

挟むのに適した構造。

 

両腕の鎌。

 

 

 

 

 

そしてあの【何故か懐かしい】感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつのベースは………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クソ……何キロ歩いたんだ?俺」

 

 

 

 

 

 

西上。

 

彼は艦長達を追って一人で歩いていた。

会えて遠回りする。理由は

 

 

アネックスに近づかない。

 

中国•TF達に気付かれない為だ

 

 

 

 

 

 

 

(細菌型…か)

 

 

 

(何がベースだろうか…使えるのは毒性だけか?)

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ時期に分かるか…ん?」

 

 

 

 

 

 

視線をアネックスから前方に向ける。

 

 

何かが円を描くように飛んでいた、それは間違いなくTFだったが

 

 

 

 

 

 

 

 

「またMO型TFかよ…」

 

 

 

 

つい、ため息を出してしまう

 

 

 

 

 

 

 

TFはこちらに気が付いていないようだ。

 

 

 

 

 

 

 

(先手必勝。かな)

 

 

 

 

一歩前に踏み出したその時

 

 

 

 

 

ジャリ……

 

 

 

 

 

 

 

 

「じ…じょうじ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー… くそ。この距離でバレんのか」

 

 

 

 

 

薬を取り出そうとした時。あることに気が付く

 

 

 

「なんだこれ…」

 

 

 

 

地面に何かが撒かれている

 

 

 

それは砂ではない、少しだけ光を反射しているようだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「鱗粉?」

 

 

 

 

 

 




怒涛の連続TF
だけど次回から少し変化球を投げます
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