場面は二班から一班へ移る。
第一班は今、TFたちとの交戦状態だった。
「あの2体は明らかに違うな。」
そう目の前にいるTFを通常の個体とは違うと判断したのは
アネックスの艦長。
小町小吉、バグズ二号の生存者である。
「さっきと一緒でバグズ二号の奴ですよね?」
艦長にそう尋ねた男の名前は
「井上 祥哉」(イノウエ ショウヤ)
マーズランキング17位
身長174cm.体重77kg。
23歳独身である。
志望理由は単純。金がないから、ここの来た。
「あのでかい…ゴリラみたいな奴は任せて下さい、
二人で捕獲して見せます。」
「奴は俺と慶次で、向こうはマルコスに頼みました。」
「そうか、ならこいつは俺に任してくれ。」
「じょうじ!」ドゴォォ!!
突然だった。大きく、硬い、「クロカタゾウムシ」
の特性を持つTFが地面を殴りつけた。
と同時に地面に大穴が空いた。
「な!?」(掘ってたのか!?)
バグズ型TF二体と艦長、慶次、祥哉が落下する。
(ヤバイ!)
彼はまだ薬を使っていなかった。
取り出した注射器型の薬を打つ。
無事着地に成功。だが、奴らの罠にハマったという
事だ。
「問題ないな。」
「あぁ」
「フンッ!」
先に仕掛けたのは鬼塚 慶次。
手術ベースは
バキッ
クロカタゾウムシの鎧すら砕く
『モンハナシャコ』
このシャコは手のひらサイズであるものの
自重の2500倍のパンチを繰り出すことが出来る。
「俺必要ないかぁ? 」
が次の瞬間。慶次が後ろの壁にめり込んでいた。
「って、マジかよ••」
(こいつ、見た目の割に早いな。)
彼はTFの攻撃を次々とよけていく。
そして脇腹に
(まず一発だ!)
ゴンっ!
「か、硬いな」
「いってぇ•••つぅ」
「お、生きてたか。」
「 え、は、はい」
「お前なら砕けるよな?
「はい、多分。」
「俺があいつの動きを止めるから。お前がやれ。」
「よっし」(止める?どうする気だ?見た感じ『クワガタ』みたいだが)
「いくぞ!」
一気にクロカタに距離を詰める
そして
「じょっ!」
クロカタの攻撃が飛んでくる
(大振り!隙だらけ!)
その攻撃をギリギリで避け。背後に回り
クロカタの胴体を腕と腕で挟んだ
「どうだ?その鎧は壊せないが力じゃ負けねぇぞ。」
彼のベースの名は
『アルキデスヒラタクワガタ』
この昆虫は同じヒラタクワガタの
『スマトラ』や『パワラン』より挟む力が強い。
が平均すると『スマトラ』や『パワラン』より
大顎の大きさでは負けていた。しかし。人間大のそれも
人型になれば関係なし。
「今だ!やれ!」
「スゥ〜•••」
ボウッ!
ゴキャッ!
バグズ型TF捕獲完了。
「思ったより楽勝だったな、慶次」
「あぁ•••って艦長は!?」
二人は頭上を見上げる、そこには
蜘蛛糸蚕蛾が宙ズリになっていた。
「お、そっちも終わったか?」
「心配するだけ無駄だったか。いま心配すべきは•••」
「上だな。」
「サッサと上がろうか。」
次の瞬間三人のめに光が飛び込む。
爆発。
穴の外で爆発が起きた。
ハゲ先輩より上で下。
技術が無いという事で