てか地球編って事で分けようかな
「で。盗って来た情報は?東下ちゃん」
人の気配が無い路地裏に車両を停める
「ほい、USBメモリ」
あえて手ではなく、タコの触手で渡す
「おおぅ…何で手じゃないの東下ちゃん」
「その『ちゃん』を付けるな。『折出 怜』ちゃん」
「東下ちゃんもちゃんって付けてるじゃん」
「あーこの話題はもうイイから。『リーダー』に連絡を」
彼女達がいる組織は一応、日本政府である。
その任務は裏切りの発見。
利益の独り占めを止めるために動いている
ただし、ルールがある
『日本人以外所属できない』
『信頼できる者のみ所属できる』
『全員ある手術を受ける』
などがある。
これは他国のスパイを防ぐためにある
そして、どの国も"似たような'事をしている
折出が携帯を取り出す
「もしもし。はい。やはり何か隠していたようです」
通話が始まった
「東下ちゃんが"薬"を使用しました。的確な判断かと」
「はい。"追手"に警戒します」
警戒の画面が光を失う
どうやら終了したようだ
「さて、ここからが勝負だな」
「うん。隠れ家まで無事に帰れるか…」
この国で探ることはまだある
データを盗んだ事がバレている可能性もある。
網を貼られていては面倒だ
「んじゃ、出すよ」
切っていたエンジンを入れ直し、アクセルを踏む
「折出も薬持っときな」
「…うん。使わずに済んだらイイけど」
どうして二人なのか
ガチガチの装備をしていては目立つのは必須
MO手術と言う見えない武器があるから。二人で行動できる
「まぁ…大丈夫だろ…うん」
「人通り多いとこに…手出せないでしょう」
慎重。それが任務
30分ほど走った所だろうか
違和感に気が付く
「…後ろの車…」
「露骨だな。何回目だと思ってんだ右折」
明らかにドイツの監視
ただし、データを盗った事がばれているとは限らない
(ここは気付かぬふり…)
だが、隠れ家には帰れない
口だけだが、今日中にはこの国を出ることになっている。
「殺っちまうか?」
このまま走り続けるだけでは苦しい
「いや…適当に店でも入ろうか」
「え?」
「この車捨てて行こう」
「えー…そこまでする?」
「このUSBメモリの中は必ず見なくちゃ…慎重によ、慎重に」
「あるくのー?やーだやーだ」
「本当にキャラ変わるよね、東下ちゃん」
「そうか…?あそこの大型スーパーにするか」
「撒くには持ってこいだね…」
大量の車両がある駐車場
空いている場所に適当に停車する
追って来ている車も遅れて入ってくる
「ちっ…あの男じゃ無いだろうな…」
「東下ちゃん…言いにくいんだけど…」
「…なんだよ」
「トイレ行っていい?」
「……おう」
「じゃ、適当に歩いてて。できればあいつら撒いて」
「簡単に言うなよ」
「終わったらすぐ連絡するね」
折出は急ぎ足で店内に入っていく
自分も、冷静に歩く
案の定、あの車を運転していた奴も降りて出てくる
(一人…か?)
顔は良く見えない
サングラスをし、キャップを被っている
(さっさとしてくれよ…)
「何しに来たんだ…あの女」
自身のオフィスの椅子に座るベンノ
「てか何でダクト壊れてんだ…あいつがやったのか?」
ダクト内を覗き込む
「修理費請求してやる…う」
このダクト内の大きさは、非常に狭い
ベンノでは通れない
いや、人では難しい
が、無理やり形が変えられた後がある
「そりゃそうか…何で見逃したんだ?」
「やはり手術を受けていた…"盗られた…!"」
「追う……!!」
遅い
遅い遅い遅い
(何かあったのか?折出)
連絡が一向に来ない
流石に心配になる
(奴からは逃げれたし……)
(探すか…駐車場から一番近いトイレは…)
「あー…危なかった」
用を済ませ、個室の扉からでてきた折出
「ついでに化粧も済ませたりなんかりしちゃって…だって東下ちゃんと二人っきりだし…」
鏡に身体を向ける
「あれですか、東下さんの同僚ですか?」
「んー…恋人?って–––––
鏡に写るのは一人では無く
「騒がないで下さい」
二人だった
「ここ女子トイレですよ…?」
「しってます。今は2人だけです」
「だれ…?」
「ベンノ•フィールドと申します」
「殺しに来ました」
折出 怜 は オリデ レイ でお願いします
これまたいつの間にか書いてしまっていたので更新しときました
次は遅くなるかも