「37•••」
「ん?どうしたいきなり」
「救助艇が火星に到着するまでの残り日数だ」
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「もうそろそろ出発しましょう、艦長」
「あぁ先を急ごう」
第一班と第二班は墜落したアネックスの元に、脱出艇を走らせた。
「まさかTFどもがバグズ手術してるなんてなー」
「この調子だと後何体居るんだ?西上」
「奴らの手術が失敗してないなら…五体ぐらいかな」
「ただ、他の班が撃破している可能性もあるよ」
「何でそんな事知ってんの?西上」
「こう見えてもU-NASAの重要ポジションなんだぜ、アルマ君」
「…気になってたんだけどさ、この計画に参加した理由は?お金あるよね?」
「まぁ…色々あるんだよ、強いて言うなら敵討ちかな」
「フーン、まぁ良いけどさ」
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アネックスに向け、出発してから4日目
「艦長ーもうすぐですよね、アネックス」
「うおっ…起きてたのか祥哉」
「当たり前ですよ、もう明るくなってきてますし」
「まぁもうすぐだろう。TFの巣になってなきゃ良いんだが」
「気持ち悪い事言わないで下さいよ…つってもワクチン作る為の道具が生きてるかどうかが心配ですね」
「なんせ、墜落したもんな。壊れてたら全部水の泡だ…」
「墜落…か。嫌な予感がする…」
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「何でTFの奴ら来ないんだろな、ミッシェル…班長」
「そんなもん私聞かれて知らん。案外、どっかの誰かが
殲滅してたりして。あー気持ち悪い」
「まぁ、山はできだろうな…でしょう」
「敬語辛そうなだな、西上」
「いえ、たとえ三歳も年下でも上司ですから。全然大丈夫ですよ。」
「そんな事より前見て運転して下さい」
「…」
「ん?一班…艦長から通信だ」
『よお、アネックスが見えて来た。奴らが居ないか確認の為に一旦止まるぞ』
「了解」
通信は終了。両班とも一時停止する
「…」
「艦長?どうしたんですか?」
「ジャレッド、慶次。『視て』くれ」
「?分かりました」
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アネックス本艦には、もう既に"人"が居た
「お、一匹来たぞ」
彼らは待っていた、TFを?いや、このアネックスを盗りに来るもの達を
ドッゴォォォン!!
「地雷オッケーーーーイッッ!!」
爆発…
爆発の反動で両足を失い、飛んで来たTfの首を『片手』で
その男は掴んだ。
「っと、この様に彼も彼女もTfと似たようなもんだから。手足捥いででも捕獲しよう」
中国•アジア第四班
班長、劉翊武(リュウ イーウ)
男性、年齢42歳。
マーズ•ランキング44位
「いてっ」バキッ
TFに腕を掴まれ、反射的にTFの首を潰した。
薬は、使用していない。
「ちょっと待って、何か聞こえない?」
「…」
後方上空から2、30体のTFがこっちに向かって来ていた。
「あー…対空シールド担当の子、怒らないから手を上げなさい」
一人の少女が顔を青ざめながら手を挙げた
「ほーらやっぱり紅(ホン)ちゃんだよ」
「お、おかしいなぁちゃんとスイッチ入れた筈なのになぁ…ま、○がオンですよね?」
「逆だ!あれは『0』と『1』だって前も教えただろうが!!」
ドルジバーキ
男性、マーズ•ランキング49位
「ま、やっちゃったもんはしょうがない。
『薬丸』を使う!ジェット!対多数の演習準備だ!」
「了解です、将軍」
ジェット
男性、マーズ•ランキング61位
劉の命令でジェットが一台の大きい筒状の機械に乗って
運んできた。
「オッケー、皆気をつけ!」
ドッ!!
運ばれて来た機械から大量の弾丸が飛び出し、向かって来るTF達を粉々にして行く。
「プっ…フフフ…ハハ…」
「あははははは!!ぶ、文明の利器スゲーーッ!!」
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「こっこれ…『地雷』…です…」
ジャレッドは、自身の特性『シャチ』のメロン器官を使い。地中を探った。
と、同時に。アネックスの方角、前方か爆音が響いた。
「「「「っ!?」」」」
「じ、地雷…だと?どうしてそんなもんが…」
皆焦り、そして騒ぐ。
当然だ、この計画に。この星に爆発物など持って来て言い訳がない。だが、Tf共が仕掛けたとは考えにくい。
『人』が仕掛けた、何故仕掛けた?味方が引っかかる可能性もあるのに地雷なんぞ。
単純、これまでの『不審な点』と今回で確信した。
裏切った『国』が居る。
「地雷だけじゃないです…」
慶次が口を開いた
「『対空シールド』…!どっかの島を守る為に作られたとか、構想だけだったとかの…!」
突然、通信コールが鳴った。
「…!ど、どの班からですか…?」
『聞こえますか?日米合同班の方々」
一番始めに応答したのはミッシェルだった
怒りを押し殺し、問う
「地雷や対空シールドを仕掛けたのはお前か…?」
『そうです、全部私の班がやりました』
『てか、そんな事はどうでもいいんです。私達が欲しいのは『燈』君と『ミッシェル』副艦長の首から下ですから』
「…お前ら…!」
『さてと、ここから本題です。今から君達に向けてミサイルを撃ちます。最新式の誤差1m以内の奴、高かったです。200%助かりません』
「「「!?」」」
『それが嫌だったら。『膝丸』君と『ミッシェル』さん
達だけ、丸腰でこっちまで来てください』
そこで通信は途切れる。
一方的な要求、だがしかし二人は立ち上がる。
「待て」
「「…は?」」
小吉艦長が二人を静止した。
「お前達が仲間の安全を真っ先に考えて動いてくれたことは分かってるが。だが、落ち着け」
「そうだぜ。それに本当に俺らのことを思うなら、むしろ逆。だろ?」
「二人が向こうに向かって、捕らえられた後。100%俺を撃って来るだろう」
「じゃあどうすればいい!」
誰も返す事が出来ない。いや、思い付かない。この絶望的な場面、打開策を。
「策は、あるぞ」
皆が艦長に視線をむけた。
「まだ揉めてるのか?いいかげんに…
ゴオッッ!!!
劉のすぐ横を『玉』が通った
「あーそっか、滑りこみで手術受けた奴か」
「シールドの基盤を…ピンポイントで…破壊しやがった」
鉄球は基盤にめり込んでいた
当然、破壊される事も考慮に入れている。
メインの基盤に変わり、サブの基盤がシールドを張る僅かな時間に
「ん?今また何か通った…『ツバメ』か」
「今の衝撃波で誰も死んでない?」
「はい…」
「ん?うっ
突然、中国の班員が吹き飛んできた。
そこには、『蜂』と
「なっ…!!」
「乗せて来やがった…!」
「『二人』も…!!」
『太陽の化身』《スカラベ》が舞い降りる。
「…重大な反逆行為により、全乗員を命の危険に晒した、第四班班長『劉 翊武』並びにその班員16名。武器を持ったままで構わん」
「一列に並べ」
「……裏切りはただじゃ済まないぞ。劉さん」
ぱぱっとだけど見直ししたし誤字は無い…少ないんじゃなかろうか