脳味噌を……空っぽにしろ……!ガバっても……止まるんじゃねえぞ……!!!ちくわ大明神
カチ、カチ、カチ。
白と黒に統一された広い室内。
金細工が施された置き時計の鳴らす音が固く響き、赤い絨毯に吸い込まれて消えていく。
そんなオシャレで品良く高級感あふれる執務室で、例によって静かに正座している俺。
そんな俺を最近ますます握力ムキムキになったローランド社長が見下ろしている。
「ふぅ……さて、シーナくん。キミはいつになったら学ぶんだい?」
「いやぁ、不思議ですねぇ!まさかこんなに怒られるとはこのエルフの目をしても見抜けなかった!」
「エルフの目というのは節穴なのかい?」
「は?(半ギレ)」
きれそう(全ギレ)
昼前に勝手に呼び出しておきながらいきなり罵倒!?これは温厚な美少女エルフでもキレますねぇ!
こうなったら最近ますます強くなった植物さんの力で亀甲縛りにしてやる!
「節穴、幼児脳、学習能力ゼロ……つまるところアホでは?」
「なんだァ、てめぇ……?」
☆エルフ、キレた――!
「ではキミが壊した訓練所の修理費、給料から引いておくね?」
「ごめんなさい」
お金の力には勝てなかったよ……。
いやでも、ほら!強くなった植物操作の力はちゃんと訓練して、戦場でも十全に扱えるようにするのは社員の義務でしょ?
だから訓練所がミント塗れになるのは仕方がないのでは?
ね?だからこの話はおしまい!本題に入りましょう!
「……ふむ、いいだろう。では本題だが……昨日のやらかした事について、何か弁明はあるかね?」
「昨日……?ああ!社長のヅラに接着剤を付けたことですか?」
「ほう、アレはキミだったのか……それは知らなかった」
「やばたにえん」
ガシリ、と頭が強く振動する。
真っ暗になった視界と頭蓋骨を覆う圧迫感。
あーっ、なるほど!いつものですね!全て理解した!
さあ来い。潔く受け止めてやろう……!
………。
………………。
…………………………?
首を落とされる間際の武士のように静謐な心構えで待ち構えるが、いつになっても痛みも何も感じない。
どころか、徐々に頭を締め付ける掌から力が抜けているようだ。
「社長どうしたんですか?いつもなら俺に構わずギュギュッと締めてくるのに」
「――あ、ああ。いや……随分と大きくなったな、と思ってね」
あぁ、はいはいはい!アイアンクローで実感されるのは予想外!
確かに最近肉体の成長が著しい。
一年前、『ウェスト・ローランド』に入社した時は精々140cmとちょっとしかなかった……が、しかし!
今ではなんと!聞いて驚け、150cmの壁を突破したのだ!
最近ではグングンと伸び過ぎて逆に心配されてるけど、これまでがおかしかっただけだと思う。
『ククク、私は小さいままで良かったのだがな……』
ちょくちょく電波出すなよ
こんなのが神様ってマジ?科学信者になります。
「……成長痛、大丈夫なのかね?」
「え?ああ、めっちゃ痛いです。最近立ち幅跳びも20メートルしか飛べなくて……」
「任務に支障はないのかい?先週だって大怪我したばかりだろう」
「あー、確かに結構きついですねー。まあ仕事なんで頑張りますけど!」
「……体調が優れない場合、休暇を取れるようにしている筈だが?それに昨日の任務だって受けなくてもいいと伝えた。無理をする必要はないというのに、キミは負傷して帰って来たね」
「でも一般人に戻った後の生活資金が――て、ん?まさか今回のお説教って――」
んん?
んんんんんん~?
ほうほうほう!これはつまり俺を心配してくれていると!?
このブラック企業を経営しているお人が俺を気遣ってくれる!?
なんだよもう!最初からそう言ってくれればよかったのに!
おお!顔がちょっと赤い!無表情レイプ目がデフォの社長が!
これはレアいですねぇ!
「大丈夫かい?すごく顔が赤くなっているが……?」
「な、何を仰る!それは社長では!?」
「耳まで真っ赤になっているよ、キミ」
あー!あー!あーあーあー!
やめろ!仕方ないじゃん!
なんか厳格な祖父が珍しくデレた感じだよ!?俺のことを気遣ってくれたんだぞ!?そりゃあ恥ずかしくなるに決まってるじゃん!
ああ!もうダメだ!社長のケツにバナナぶっさす!
「ちょ、待ちたまえ!?一体何を!?」
「照れ隠しだ!諦めて受け止めろ!」
「ま、そんなの入らな―――」
ズボッ。
完熟の、バナナ映えるは、菊の門。
エルフ17歳、渾身の一句。
―――めちゃくちゃアイアンクローされた。
「ふおおぉおぉぉ……結局アイアンクローするのかよ……くっそ、珍しくデレたと思ったらこれだよ」
「いや、悪いのはシーナじゃねえか」
「えー?ジョンだってあんな事言われてみ?絶対照れ隠しで突っ込みたくなるって!」
「ならないぞ。ってかバナナをケツに突っ込むって……ククッ、ちょっと見たい」
あいも変わらず無機質力カンストの廊下を連れ立って歩く。
カツンカツン、ムキムキ、トコトコ。
隣に立つはもはやお馴染み、レギュラー勢のジョン。いつも通り筋肉ムキムキな大きな肉体を揺らしている。
しかし……なるほど。俺のバナナ突きを見たいと?
なるほどなるほど、理解した。
「おい待てシーナ。唐突にバナナを構えるな」
「え?見たいんでしょ?」
「確かにそう言ったが!いやまて!急に走り出すな!まさか通行人に襲いかかるつもりか!?」
「へい!ベン!こんにちバナナァァァァ!!」
一歩、無音で踏み込む。
周囲の景色を置き去りに宙へ身体を踊らせた。
勢いのままに20メートル先のターゲット――無防備に
俺の呼び声に驚いたのか、肩を跳ねさせながら此方へ振り向こうとするが――遅い!
ズボォ!
「あ――ふぅ――!」
「やったぜ」
――めっちゃ逆エビ固めされた。
「うごごごご……めっちゃ身体が痛い……」
「そらそうよ」
「俺なんかまだケツ穴がヒリヒリするぜ」
食堂への道をベンを加えた三人で移動する。
今は昼時。珍しく休日が重なった故のメンバーだからか、とても新鮮な気分だ。
まあジョンとはよく仕事で一緒になることが多いが、ベンとはあまり話したことがなかった。
日に焼けた肌、焦げ茶色の短髪、筋肉モリモリマッチョマンの変態……パッと見そこまでは一緒だが、ベンのほうがより身体が大きく筋肉質だ。というかこの会社の筋肉率が高すぎると思う。ジョンもベンも、リチャードもジョージもヘラートも、みんなみんな筋肉モリモリソルジャーだ。
あ、むしろ俺が異端なだけか……?
この会社最年少で、戦闘員唯一の女性……ん?これってソルジャーサークル、略してソルサーの姫になれるのでは?もしかしたらチヤホヤされる勝利者になれる!?
「いや、無理でしょ」
「ぶっちゃけ娘みたいなもんだよな」
「えー!もっと甘やかしてよ!ちやほやしてよ!そして甘味をしこたま貢いでよ!」
「よーしよし、後でケーキ食わせてやるからちゃんとご飯を食べてからにしようなぁ」
「わぁい!」
「これは幼児」
「17歳児」
「何小声で言ってんだ?食堂についたぞ!飯食おうぜ!」
何か小声で会話している二人の手を引っ張り、常時開いている食堂の入り口をくぐって配膳の列に並ぶ。
鉄と鉄と申し訳程度の焦げ茶色の模様が踊るカーペット。草木香る花瓶とまんまるお月様の置き時計!
このシャトー・ディフ……は盛りすぎたけど、牢獄みたいな血腥い拠点で数少ない彩り豊富な一室だ。
非戦闘員の皆様方と非番らしき数人の戦闘員達(マッチョ)と挨拶を交わしながら、本日のメニュー『焼き肉麻婆定食』のトレーを抱えて席に着く。
「久しぶりのシェフの料理だぁ!やたら麻婆が出てくるけど美味しいんだよな!」
「普段はレーションしか食えねえしな。拠点に戻れない日が多すぎんだよ、ブラックか?」
「今更だろ。ヘラートなんかもう一ヶ月帰ってこれてねえぞ」
「うわぁ……俺達はまだ長くても半月で帰れるのが大半だからマシだな」
「シーナがいりゃ仕事も早く終るしな」
「違いねぇ」
「もっと褒めろ!」
頭をジョンの脇腹にグリグリとねじり込む。
おら!もっと褒めろ!そんで甘味食わせろ!
「よぉーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし!」
「犬かな?」
「むふー!」
「しかも嬉しいのかよ」
『6月19日 天気 曇り』
朝起きるとすぐに社長に呼び出された。
イタズラがバレたのかと思ったが、昨日の負傷について心配された。あ、ダメだ。書いてるだけでニヤける。
照れ隠しでバナナ突きをしたのは流石にまずかっただろうか?
今日だけで二回も披露してしまった。とばっちりを食らってしまったベンには申し訳ないことをしたな。
でも飯を食った後のデザートタイムで俺のプリンを一個分けたから許してほしい。
ご飯を食べた後はジョン、ベン、そして武器の整備の為に戻ってきたリチャードと一緒に映画を見た。
『空飛ぶスパゲッティ・モンスター』の啓示を受け、スパゲッティの使徒となるナードの主人公のお話だった。日本刀とチェーンソーで悪魔と戦いを繰り広げる姿は圧巻だ。また見たい!
明日は朝早くから会議室で新しい任務の説明があるらしいので、まだ9時だけど寝ようと思う。
■
ジョン――『ジョン・バッカス』という男は、俗に言う傭兵だ。
俺の仕事は鉛玉と硝煙を恋人として戦場を練り歩き、ドンパチ賑やかに祭りを提供する事。
危険はある――というよりも危険しかないが、その分だけリターンも膨大だ。
とにかく金がいる俺にはまさに天職だった。
……何故、金が必要か?
はっ、なんの事はない。ただ今日のパンに困らない為、そして弟に
他の方法?んなもんねぇよ。リスク無しに生きれる程俺と俺の弟の周りは優しくなかった。
そうだ、俺の身体しか頼れるものはない。親という名の腐った犬の糞みたいなクソッタレと、親戚を名乗るハイエナ共……そして
ただその為に血塗れの道を歩いた。
そしてそのお陰で弟に暖かい寝床と美味い飯、キレイな服を用立ててやれる。
だからこそ弟に夢を見せて、実現できるようにさせてやれるんだ。
それだけで良い。それだけで良かった。
「おっす!ジョン、おはよう!今日も良い筋肉してんな!」
敵を殺して、殺して、殺して、殺して、そしてより効率的に殺せるように肉体を改造する。そしてまた殺す為に戦地に立つ。
血を流し、血を撒き散らさせ、そして血を飲み干す。血、血、血、血――――。
どこを見ても、俺の体さえ血塗れだ。
……しかし、そんな赤色しかなかった視界に、いつの間にかそいつが居た。
417番。俺がシーナと名付けた少女。
金砂の頭髪に、碧色の瞳を持つ美しい娘だった。
まさかこの世にこんな人類が存在するのかとさえ感じた。産まれて初めて何かに感動した。
……ああ……しかし、そいつは神秘的で美しい外見を持つが、中身はどうしようもなく無邪気で純粋で――早い話が子供だった。
変な子供。それが最初に抱いた印象。
「おーい?ジョン!ジョーンー!構えー!」
――後から聞くと、驚くべき事にそいつは人間ですら無かった。
長く伸びた鋭い耳。
人類を超越した身体能力、獣よりも鋭敏な五感。そして自然と対話し、自然から庇護される特殊な魂。
俺も――というか、俺の所属する『ウェスト.ローランド』の戦闘員は全員異種だ。純度の低いものが多いが、それでも並み居る雑兵では相手にならないだろう。
だからこそ分かる。
あいつは異種という括りからすら外れている。
……そう、あまりにも純度が高すぎる。
あれはもはや
――守らねば。
世界で唯一の『原種』であり、ありとあらゆる欲深き者共に狙われる彼女を。
導かねば。
あらゆる苦境から。あらゆる苦難から生き延びる力を育てねばならない。
……大人である俺達が、無垢な子供を穢すなどあってはならない。
「おら!バナナを喰らえ!」
ずぷっ。
―――サソリ固めを喰らわせた。
「ふおおぉぉぉ………体中痛い……」
「アイアンクローから始まって逆エビ固め、サソリ固め、コブラツイスト、アキレス腱固め……すごいな、どんどん増えてくぞ」
「関節技コンプリートできそうだな!」
「いたいけな美少女になんて事を……!う、イタタ……」
「そんならイタズラすんなよ……」
「お、抑えきれぬ本能……!」
「なんだ?お仕置きされるのが好きなのか?」
ないです(真顔)
俺は!あくまで俺のイタズラで呆れながらも笑顔になってほしいの!
決して叱られる事に快感を覚えているわけではない!
むしろお仕置きしたい!(唐突な覚醒)
「でもさぁ、お前アイアンクローされてる時笑ってたぞ」
「えっ、うそ」
「マジマジ。なんかこう、花が咲く感じで……」
「花?えっ、そんなグロいことになってたの?」
くぱぁ(物理)ってやつ?
うわ、マジかよ。俺いつの間にかゾンビとかパニックホラーモノのモンスターになったんだ?
咄嗟に懐から取り出した手鏡を見る。
……うん、特に変わりなく美少女だ。顔に切れ目が入ってる訳でもない。なんだ?花が咲く(物理)とか大嘘じゃねえか!
「違うんだけどなぁ……まぁいいか」
「おい、もう会議室だ。そろそろ静かにしろ」
「はーいお母さん」
「誰がお母さんだ!」
「怒らないでよママー!(裏声)ばぶぅ(地声)」
――この時、ベンは死を覚悟した。
まさか便乗して煽った自分の言葉がここまで気持ち悪く、それがジョンの怒りのツボを強打するとは予想出来なかったのだ。
盛り上がる筋肉が迫る中、ベンは後悔した。……後悔。後悔?ああ、なんて嫌な言葉だ。
……小学生の頃の事だ。給食の食べ残しに厳しい先生が居たことがあった。
彼はとても厳しく、給食を食べきれなかった生徒は強制居残り。
……ある日の事。
クラスの男子が牛乳を飲み切ることができなかった。「これ以上飲むことはできない!もう入らないのぉ!らめぇ!」と懇願されたベンは、先生にバレないよう代わりに飲み干した。
すると何故かクラスメイトから『
死ぬほど後悔した。
むしろ死にたいと思った。
当人達は訳も分からぬであろうに、皆こぞって俺をそう呼ぶ。だがマセガキの俺は知っていた。それがドスケベえっちっちである事を。
……あの時、助けなければよかったのだ。
後悔先に立たず……ああ、ホントにその通り。俺の人生はそんな事ばかりだ。
思えば、後悔ばかりの人生だったなぁ……。
「何やってんだコイツら……ミーティングの事忘れてんじゃねぇのか?ほっといて会議室はいろ」
6月20日。
今日は朝早くに招集があり、戦闘員全員――そう、任務に向かっていた兵士達も全員が拠点は帰って来ており、その全てが会議室に集合する手筈となっていた。
ジョンとベンも一段落したら入って来るだろう。
様々な関節技を極めるジョンからそっと目を逸らし、何十列にも並べられた長机の最前列に向かう。
既に席の殆どは埋められており、おそらく300人を超える数の兵士達が一同に介していた。ちなみにその殆どには軽度のイタズラをしたことがある。
「ん、9時25分……そろそろかな」
っと、噂をすればなんとやら。
そう言っているうちにいつも通りの装いの
「ふむ、大体集まっているようだね……ジョン、ベン。早く入ってきなさい」
バキボキベキ!
社長が背後に向かって拳を鳴らす。ただ掌を握り締めているだけだと言うのに、腹に響く地鳴りの音が響き渡った。こわい。
彼等もさすがに怖かったのか、全く間を置かずに入室してきた。
「よし、では会議を始める。資料は手元にあるね?それを見ながら話を聞きなさい」
カツ、カツ、カツ。
正面に立った社長が告げた通り、幾つかのプリントがまとめられた冊子が机の上に置かれている。
A4サイズの表紙には白黒でビッシリと文字が描かれており、最上段には……『6月19日に急浮上した新大陸について』――?
………『6月19日に急浮上した新大陸について』。
『6月19日に急浮上した新大陸について』?
は?
………は?
☆―――は?
「さて、諸君らはテレビ等のメディアに触れる機会が少ないから知らぬものが殆どだろうが……昨日、拠点のあるアメリカ合衆国時間の夕方から深夜……およそ6時間を掛けて太平洋に謎の陸地が浮上した。これは既存の大陸と遜色ない規模を持つと見られている」
ザワザワザワ――。
周囲がどよめきの声を上げる。
かく言う俺も困惑している。
陸地?しかも大陸と同じサイズの?アトランティスやムー、レムリアのように?しかしあれらは偽り、虚構の存在であるという説が有力であり……そもそも在るとしても遥かな過去に沈んだものだ。
そして――それが一夜にして浮上した?
そんな事あり得る筈が――
「そして、その大陸は海底から浮上したにもかかわらず豊かな植生を保持し、現存の動物達とは全く異なる特徴を有した生命体が多数確認された。加えて言えば、その情報を齎した
――今度こそ、会議室から音が消えた。
皆、あまりにも非現実的な情報を知らされて呆然としている。
パッ、と正面の壁に掛けられたスクリーンに映像が投影された。
悠々と空を飛ぶ視界には豊か極まる
背に生えた鰭から雷を放出する狼、口から針を飛ばすことで狩りをするうさぎ……そして空を我が物顔で飛行し、ヘリへ襲いかかる巨大な赤龍。
……頭がショートしそうだ。むしろそうなった方が気が楽なんだが。
「そして、これらの生命体は我々に対して非常に敵対的である」
「ちょ、ちょっと待ってください。なんでそんな事がわかったんですか?」
右前方でガタリ、と巨体を揺らして男が立ち上がる。
……確か、以前レーションの中身を全て甘味に変えた事がある。名前はアルバートだったか。
「オーストラリア、アジア、北アメリカ……世界中の国々が攻め込まれているからだ」
ふぁっ(心停止)
ふぁっ?(蘇生)
いくら何でもフットワークが軽すぎじゃない?軽いのは俺の頭だけで十分だぞ!
君等さぁ!急に浮上して急に襲いかかるとか何考えてんねん!野蛮人か!?非文明人か!?
……そういや動物だったわ……。
「オーストラリアなんかは特に酷いらしくてね……かなり劣勢らしい。何処も彼処も大騒ぎで、世界中の軍隊が動く事態になっている。我々や他のPMCもだが、手あたり次第に戦力提供の依頼が来ているよ。まったく……胃が痛い」
「あのっ……つまりこの会議は……?」
「……君達にはまず、オーストラリアで
「えっ」
「わぁお」
「オイオイオイ、死んだわ俺」
「盛り上がって参りました!」
☆死んだわ俺――!
シーナくんちゃんはお仕置きされることではなく、『叱られる』『悪いことをしたら正してくれる』『邪険にされない』『愛されている』とい実感を得るためにイタズラをしています。
前世、家族からの愛情を受けることができなかったシーナくんちゃんは盛大に歪みました。SAN値フルバーストです。役満吹っ飛びマンです。
辛すぎる現実に耐えきれなくなったので、意図的に精神を造り変えて耐えられるように自分自身を改造したという過去があります。
本編で出なさそうなので此処に書きました。忘れてもいいです!それはそうとTS美少女のおパンツ被りたいのぅ!