荒野からやってきました ~死の支配者と荒野の旅人~   作:マガミ

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サブタイトルはネタ切れ(殴


竜王国戦役の終了

 竜王国からビーストマンの影は綺麗さっぱり無くなった。国内のありとあらゆる場所が兵士と傭兵といった戦力により箒でホコリをまとめるようにはかれ、ビーストマン側の国境向こうへ追い出したのだ。

 そしてその国境には長大で高い城壁が設けられ、魔導皇国から提供された防衛設備が稼働している。逃げ帰る前につまみ食いと考えたビーストマンの死骸がいくつも骨にされて転がっていた。

 

 人間種を中心とした冒険者や傭兵部隊は「俺ら要らなくね?」のムードが中盤で漂っていたが、魔導皇国に縁があると噂される始まりの九連星とその傘下の戦力が積極的に同行を促し、指導や鼓舞を受けて一緒になってビーストマンを追い立てて屠った。一部、食事に釣られた連中も居るがそこは仕方ない。だってカワサキさんの料理や監修受けた保存食だもの。

 

 竜王国の兵士も同様に、ビーストマン相手では一体に複数人が当たらねばならなかった所、コキュートスの人化したヒョウガ率いるリザードマン部隊と寝食を共にした者達は、新兵でもペア、あるいは一対一であれば相対する事ができるようになったという。

 

「こういうのチートって言うんだよね」

「EXP薬の事か」

「限度はあるけど、この世界で10レベルを量産とかヤバいんじゃね?」

「何を今更感」

 

 ここ数年、優勢ではあったが最終攻勢で結構な損害も考えられた対ビーストマン戦役であったが、終わってみれば想定を遥かに下回る被害で終わった。

 

 

「以上を持って、竜王国の勝利を宣言する! 我らの勝ちじゃ!」

 

 国土回復の勝利宣言と共に祝勝パレード、祝勝会、電撃的な魔導皇国の保護国となった事が伝えられたが、竜女王とペロロンチーノの婚約(通い王配という妙な立場)が続いて発表され、国内はもうお祭り騒ぎ。

 

 その影でセラブレイトが涙を流して崩折れつつも、祝福を述べたのはチラシの裏。本人は新しい恋を探しに行くと仲間に伝えたが、勝利をきっかけに大人モードを国民に公開したせいで、興味がすっ飛んだ可能性も無きにしもあらず。

 

「…宰相、魔導皇国ってすごいな」

「ええ、すごいです、そうと表現するしかないです」

 

 意図はしたし、多少なり援助を得られれば御の字かなーとペロンことペロロンチーノに求婚したドラウディロンであったが、見返りが竜王国の保護国化というのは最大の成果だとして、

 

「では援助として生活再建について、便宜を図るとしよう。トール、頼めるか?」

 

 目の前で映像を使っての再建計画のプレゼンをする元営業マンと、その補佐をするように説明するトール。

 

「一部、奪還した都市とかはひどい事になってるから、手間かかるがまるごとになる」

 

 トールのまるごとは、更地にしてから作り直すの意。竜女王と宰相は長期援助と誤解しているが、後に画を付けて報告された国内状況に二人共ひっくり返るが今はまだ知らないお話である。

 

「他の都市も、路や上下水道、城壁や防衛設備などを端から整備していきたいが、構わないか?」

「あの、費用については…」

「我が友が王配となり、国も魔導皇国の保護下に入るのだ。色々と竜王国独自の産業があったと聞くからな、再建後に徐々に返して貰えばいい」

「この程度は誤差だ」

「ごっ!?」

 

 横でイチャイチャしはじめているドラウディロンとペロロンチーノに学士モガの格好のアインズさんとトールはチベスナ顔になったが、視線を引き剥がして話は進む。

 

「…この規模となりますと、お寒い懐事情をお伝えするようで申し訳無いのですが、文官が丸っきり足りません」

「ふむ、忌避感が無いのであれば…我が支配下のエルダーリッチを用意するが?」

「え、あの優秀なアンデッドをですか?」

 

 AOGは竜王国側に事前に申し入れと紹介をし、主に兵站の采配についてエルダーリッチを従事させていた。最初は心配があったものの、元法国のニグンが何ら問題ないと保証した事、後の不眠不休の働きで受け入れられている。

 また意外に気さくに応対してくる点からして、怖さ軽減に仮面を被らされている事も含め、一週間も経つ頃には竜王国の人々は慣れてしまった。

 

「人材を育てるのも時間がかかる。期限付きとはなるが、教育が一段落するまでは労働力として派遣しよう。農作業用のアンデッドもな」

「なんと…」

 

 帝国ではレベルの上がったフールーダと、その弟子達によりアンデッドを農作業に投入する実験が最終段階に入っていた。戦闘向きのスケルトンを以前は転用しようと四苦八苦していたが、高位の位階魔法公開のついでで帝国魔法省の見学に行ったアインズさんが、

 

「スケルトンファーマーは使わないのか?」

 

 と言った為、騒然となった。農夫経験のあるスケルトンを想定して召喚、支配して実験を行った所、農作業においては格段に動作や行動が洗練され、なおかつ戦闘用スケルトンよりも低コストで召喚支配ができる事が確認された。おまけに死霊術師のクラスを得ていれば低レベルでも召喚支配ができた事で、アインズさんが超位魔法で緑地化した土地の開発にすぐに投入と相成った模様。神殿勢力はジルクニフが黙らせた。

 閑話休題。

 

「死の魔力による影響は、所謂ところの忌み地になっていなければ野良アンデッドの発生は無い事を確認している。事前にニグン達のような神聖魔法詠唱者で土地の浄化を済ませれば、より安全に運用できるだろう」

 

 これについては、アインズさん主導で野良アンデッドの発生条件調査をした際、余程死の気配が濃い場所でなければ、10レベル台の神聖魔法詠唱者が<死者退散>を土地にかける程度で抑制できる事を確認している。

 エ・ランテルについては再整備計画が持ち上がっているが、墓地の扱いがネックになっていた。そこで、都市長は新米神官の鍛錬に墓地内を定期浄化を依頼する算段をしているそうな。影響力の落ちかけた神殿勢力への配慮もある様子。

 

「何から何まで…」

「我が友が娶った相手が心健やかに居て欲しいという、細やかな贈り物だ、遠慮せず受け取って欲しい」

「ありがとう、ございます…!」

 

 アインズさんの渋めボイスはこういう時に有効。まあ継続してイチャついてるのは意識の外に置いているが。

 

(トールさん、魔法ぶっこんでいいですかね?)

(あー、ペロさんは兎も角、竜女王が死んじゃうからやめたげて?)

 

 トールはルシファー商会の目録を手渡し、

 

「帰国までにやれること、やれる準備は終わらせておく。物資については遠慮しなくていい」

 

 街道の整備、各都市の再建、農地の再開発、防衛設備の拡充、エトセトラエトセトラ、長期援助…と宰相は考えている…により、豊かな土地の広さでは王国に負けているものの実現すれば聖王国より余程、マシな国力がつく計算である。

 魔導皇国の要求は戦力の駐屯、王城近くの猫の額程度の土地の長期租借とルシファー商会の本格進出の許諾程度と、騙されてるのだろうかと考えそうなほど、要求は極小だ。

 

「しばらくは国力の回復に努めるべきだ。まあ国力の回復が進むにつれ、良からぬ事を考える奴も出てくるだろうから、その抑えに奔走してもらうだろうが」

「…それは無論」

 

 以前のビーストマンの狩場状態では、可変型のじゃロリババアこと竜女王の伴侶に立候補する剛の者なぞ居なかった。若干名を除く。

 だが戦役が終わり、国力が回復していくとどうしても妙な考えを持つ者も出てくるだろう。そのカウンターとしての王配の紹介と保護国化の発表であるが、未知の国である魔導皇国を侮る者が絶対出ないとは言い切れない。

 尚、宰相は気を揉んでいるが、目を離したすきに街道が整備されたり砦が新品になったり、上下水道が用意されて都市の改修工事が終わったりと、インフラ整備その他をトールが一気にやっている為、隔絶した魔導皇国の力に竜王国の数少ない有力者は恐れおののき、そういう意思は既に折られている。

 

「我々は明日には帰国する。これからが大変だろうが、貴国の繁栄を願っているよ」

 

 

 

 さて、竜王国の遠征は1つのトラブルを除いて予定通り終わった。トラブルはそう、AOGが実態を把握できていない敵対勢力の攻撃だ。ターゲットがトールだったことも、彼らの怒りに火を注いだ形である。だがトラブルと引き換えに、相手は馬脚を現した。

 

 今にも一斉攻撃と殲滅を、みたいな考えをしていた殆どのギルメン達であったが、全体会議でのぷにっと萌えの言葉に一瞬、思考が停止する。

 

「現時点での方針提案ですが、これまで同様、準備しつつの様子見で」

「「「え?」」」

 

 ぷにっと萌え曰く、今まで丁寧に痕跡を隠していた連中が馬脚を現した訳で、かの常闇の竜王を運用するプレイヤー「ヨイヤミ」の暴発が確実になってきた事、他の敵対プレイヤーの炙り出しをついでに行い、根こそぎにする準備を整えたいとの事だった。

 

 実際問題、企業連合の異世界調査隊は浸透計画が順調だった所で強力なギルドの出現と、他国の機関や部隊という情報が齎され、半ば強引にミサイルを使っての攻撃に踏み切った訳だが、失敗に終わり、痕跡を残す事となった。

 現時点では責任の押し付け合いと、現場の優秀な指揮官を引きずり下ろして、命令に従うだけのイエスマンばかりの増援を準備している頃でしょうとも、ぷにっと萌えは付け加えた。

 ほぼ正解。ナザリックの守護者達も十分ヤバいが、十年弱を経て思考が冴え渡るこの男もやはりヤバい。

 

「かの竜王以外にプレイヤー戦力を抱えている可能性と、あれだけポカをやらかしてくれてるので、どうせなら自爆して貰って、それを愉悦に浸りながら飲物片手に眺めたいのが本音です」

「あー、確かにアレならどこかで盛大にやらかしそうだよな」

「不確定情報ですが、どうにもおかしいんですよね。竜王を抱えたあの性格持ちをどう御して隠蔽しているのかという点です」

 

 私としては、後顧の憂いなくぶっ飛ばせる状況に持ち込みたいので、現在の八割はまだ足りないのですと付け加えた。

 

「純粋なプレイヤーではない、と?」

「ええ。SF的には結構パターンがありますが、プレイヤーの性格データを保存しておき、此方に転移はしたが活動停止中の遺体を素材に、とかね?」

 

 その際に、企業側は命令遵守あるいは停止権限などをデータに付与して首輪を付けるのだと。

 

「…成程。ユグドラシル運営は確か、北米系との合弁会社だったか?」

「資本というか大株主ではあったかな。直接的には経営に関与してない筈。ただ、サービス終了後にデータを売っ払ったり、事故で死亡したプレイヤーの情報を集めてたとかいう話はあった」

「まじか、ルシ?」

「踏み入れるとヤバそうだったから噂程度だよ。ただ、一応は法律で制限されてたから、流出は最小限だと思われ」

「それでも、奴らの傀儡プレイヤーが出てくる可能性はあるって事か。そうなると…ふむ、ヨイヤミの取り巻きモブとか依代にして、劣化とはいえ数百単位の元プレイヤーが襲いかかってくる可能性も?」

 

 主に教授とタブラ、あとはトールがSF的な「データの再利用」を挙げ、実現性が高いものを列挙する。かの「リアル」の世界では表向き実現していないとされる技術も可能性の候補だ。

 

「用意はするだろうが、此方に考えなしに襲撃してくる可能性は低いだろう。ユグドラシルではレベル差はでかい。ましてや弱点てんこもりのアンデッドで装備も無いってんなら尚更だ」

「…でもそれ、ヨイヤミが何かのきっかけで暴発したら、聖王国がアンデッドの国に?」

「「「うわぁ」」」

「でもさ、装備無しでビルド崩壊したアバターのアンデッドだと、モモちゃんの支配でどうにでもなりそうね?」

 

 沈黙を守っていたモモンガさんが口を開く。

 

「元のビルドが何にせよ、対策無しなら俺の支配は逃れられないでしょう。俺としては…ヨイヤミが好き勝手絶頂した直後、全部掻っ攫って絶望を味わわせてやりたい」

「「イイネ!」」

「ふむん? なれば、企業側の展開部隊、来るだろう増援もまとめて一蹴するのは俺らなら造作も無いが…ここは一つ、優秀な元指揮官や部隊など、此方に引き込むのは?」

「え、タケさん本気?」

「トールを含むあの襲撃以前、テラーシーカーを周辺国に派遣しても、制限があったとはいえ尻尾は掴めなかった。その手腕を買うと?」

「そうだ。傀儡にすると指示が面倒だ、ならまだ現実と折り合いが付きそうな奴を引き込んだ方が早い」

 

 ウルベルトは思案顔。企業連合相手なら殲滅と言い出してもおかしくないのだが、不思議に思ったたっち・みーが首を傾げる。それに気づいた幾人かが、同じように首を傾げる。

 

「何です皆さん?」

「うっわ口調元に戻してらwww」

「まあ、カワサキさん来てると被るもんな…」

 

 因みに今のこの会議、トール、やまいこ、カワサキは不参加である。リアル世界への逆侵攻という戦略目標は既に立っているので、戦力分析と戦術をどうするかという点にフォーカスがある為である。

 

「現場の兵士もそうだが、指揮をする奴らもいわば、かつての私達です。ただ滅ぼすならとても容易ですし、トールに任せれば事後報告で終わってしまうでしょう。だけどそれは…とてもつまらない」

「つまらない、ええ、そうですね」

 

 ギルメン達は人間種の姿でとてもいい笑顔である。殺気ダダ漏れなので、低レベル帯の人間が居たら心停止するかもしれない。

 

 尚、トールがもし当初の反撃準備からの攻勢をしかけた場合、ロボットの損害を構わず数の暴力で各地にステルス化したアイボットとドローンを派遣し、手当り次第追いかけて情報収集の後、次元転移周波数を調査の上で、大軍勢で押し掛ける予定だった。その際の備蓄消費は、今は大した量でもないが、次元転移実験前なら目も当てられない多大な消費になる。

 

「待ちの姿勢は確かに消化不良な感じで奥歯にものが挟まった感じなのが嫌ね。でもそこは提案があるんでしょ?」

「ええ。まあ提案というより、暴発や混乱が起きるまで我々が手を下すまでもないのが本当の所なんですよ、初期の遭遇からして。今見えている手札もそうですが、追加で相手の種が割れれば、あとは<山河社稷図>なりで隔離したり、イキってる戦力を綺麗にこそぎ落としたり何でもできますので」

 

 ただ、不確定要素が未だ残っているので手を出さないで観察なんですよと、ナザリックの軍師は付け加えた。特にトールを殺しかけたあの攻撃は危険だ。

 

「相手の世界級アイテムの気配は?」

「ほぼ無いでしょうね。どれもこれも強烈ですから、リアル世界の連中は兎も角、プレイヤーがそれを手にしていればもっと厄介な戦略で来ます」

 

 AOGの現在所有を除く、かつて確認されていた世界級アイテムの効果から取りうるあらゆる可能性を精査し、そう結論付けた。

 これも正解。ヨイヤミ以外のプレイヤーが向こうに居てこの会議の内容を聞いていたなら泣いていい。

 

「隠蔽の可能性は?」

「相手の世界間の橋頭堡となる隠された拠点にはもしかしたらあるかもしれんけど、それこそ攻めるよりはまず探るべきか」

「あー、だから混乱と暴発待ちか。アイテムの価値を考えると、プレイヤーの方が実感あるだろうし」

 

 世界級アイテムの中でも危険な2つをAOGは既に追加入手している訳で、聖王国と王国の国境と、人間種の非支配地域を強固に監視し、追加で目立つ動きが無いか監視させている。

 ただカルネ村とエ・ランテルを監視していた一団も、遠征を確認後に来た命令で撤収しているので、詳細調査で痕跡が見つかっただけであった。痕跡から王国内に紛れ込み、追跡調査で聖王国へ向かった事が判明している。

 企業連合の現地派遣指揮官は余程優秀だったのだろう。魔法等の手段にも低位とはいえスクロールなどを使ってかなり巧みに痕跡の除去を行っていた。装備も整いよく訓練されているとはトールの弁。

 

「追い詰め方については、ぷにっと萌えさん、ウルベルトさん、プランを纏めて貰えますか?」

「ええ、承知しました」「ギルド長の命とあらば」

「聖王国への、調査派遣も厚くする必要がありますね。新型テラーシーカーの準備状態は?」

 

 テラーシーカー。テラーユニットとも呼称していた、アイボットに恐怖公の眷属を纏わせ、影にシャドウデーモンを潜ませた調査用グループである。

 新型はトールの手を借りずに監視網を拡大する目的で、アイボットをアイボールに置換したものである。

 

「今までの5倍かな? ただ、連絡ハブと分析に専門の傭兵モンスターを雇用しよう。詳細調査でニグレドに愚痴られるかもしれんが、そこはタブラさんにお願い」

「…子供達と離すとか怖いから、仕事部屋、カルネの方に作って貰っていいですか?」

「ほいほい」

「そだ、アイボールに同行する…眷属、何か保護できるのを追加で組ませられんかな?」

「? …ああ、山岳地帯の調査か」

「ジルジルがドワーフとの交流が途絶えてるって話をしてたってモモちゃんゆうてたでしょ、もしかしたら企業連が絡んでるかもしれんですしおすし」

「成程。ゼンちゃんが来たらついでに、湖畔の集落経由で送れるように何か算段つけますか」

 

 あれやこれやと、段取りが決まる。ふと思い出したかのように、モモンガさんがペロロンチーノに視線を向ける。

 

「あとペロさん」

「なんでしょモモンガさん?」

「…その、竜王国の女王の王配になるんで、式典の内容、考えて下さいよ? 半年か一年以内には」

「あ」

 

 ドラウディロンをただ娶るという訳にも行かないので、竜王国はアインズ・ウール・ゴウンの保護国となり、戦役の開始前にあーでもないこーでもないと相談し、ペロロンチーノは竜王国を守護する立場と王配の立場に押し込めた。

 

 まあ既にトールが城壁やら街道やら防衛設備やらインフラやらを整備しまくっているので、竜王国に愛着のある国民は、盛大に支援する魔導皇国を非難する者は居ない。

 

「なあ、シャルティアには伝えたん?」

「超喜んでた。お姉様と呼ばせたいとか言ってた」

「「「わぁ…」」」

 

 取り敢えず、ドラウも強制レベリングだなぁとペロロンチーノ。下手したら夜のお勤めで物理的に昇天とか洒落にならない。

 

 

「うあー、やっと着いた…けど湖?」

「船は無いから迂回だな…」

「え、これ水陸両用には?」

「ならん。水中生物とかにパクっとやられたいか?」

「…嫌ですね」

「確か、部族生活を行う蜥蜴型の亜人種が居た筈だ、接触して情報を得よう」

「…食われたりしませんかね?」

 




情報収集と事前準備は丁寧に行うAOGの面々(震え声
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