言いたいことは五つ。
・突然、転生したらスライムだった件の二次創作を書こうと思い立って初投稿しました。
・時系列は天魔大戦後を考えてもらえるといいです。
・基本はWeb版の設定を基本に書いていきますが、もしかしたら所々違うところもあるかもしれないので、そのようなことに関してはコメント欄に書き込みをお願いいたします。
・主はカレラ推しです。
・オリキャラ、オリ設定を取り入れていますので、そのようなものがNGな方はご注意ください。
以上の注意点を踏まえた上で、「読んでやるよ、仕方ねえなあ」という方は、温かい目で見てください。
それでは、どうぞ。
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遥かな昔。リムル達の世界が生まれるよりも、さらに昔の出来事。
ここは、リムル達の世界から、とてつもなく遠く、近い場所。
何もない空間に、ただ、『白い』という概念だけが存在している。
『なあ』
ただ白いだけだった空間に、一筋の光が差した。赤く、荒々しいその光は、瞬く間に空間を侵食していく。
『なんだい?』
空間に新たに光が差し、赤い光は侵食を止めた。
赤い光の侵食を遮ったその光は、蒼く、冷酷な輝きを増し、自らの領域を瞬時に塗りつぶした。
『あの竜、どう思うよ?あの、ヴェルダナーヴァとか言う』
赤い光から、思念が響く。それに共鳴するように、蒼い光からも思念が発せられた。
『そうだね……珍しいケース、としか』
赤い光が微かに揺れる。
『盗る気か?』
その思念は、明らかに威圧の意を含んでいた。
赤い光がゆらゆらと揺れ幅を大きくしていき、空間に他の介在を許さない、なんとも言えない圧迫感が膨れ上がっていく。
『どうだろうね。気が向いたら、かな』
赤い光の威圧に対して蒼い光は、少しも物怖じする様子を見せず、悠々と言い放った。
『……まあ、お前が気分屋なのは今に始まったことじゃねえしな。別段、強く問い詰める気はねえよ。こっちが気に病むだけ損ってやつだ』
空間の大部分を支配していた赤い光が明滅を始めた。それに伴って、蒼い光もその濃さを薄め始める。
『ただ、一個だけ言っとくぜ。俺に楯突くのは、どんな状況だろうとよした方が良い。肝に命じとけ』
『了解』
偶然か必然か、二つの光が空間から消えたのは同時だった。
赤と蒼。
このとき、二つの光が拮抗していたのは、リムル達にとっては幸いだったのかもしれない。
でなければ、蒼い光はすぐにでもリムル達の世界の創造主、ヴェルダナーヴァを仕留めていただろうから。
そして、遥かな時を経て──
──リムル達の世界に、一人の来訪者が舞い降りた。