愛和創造シンフォギア・ビルド   作:幻在

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戦「これを見る前に、一度目次の方を見る事をお勧めします」
翼「この前に三話ほど創造しないがあるので、それらを先に見て頂けると幸いです」
響「というわけで、ちょっとした私たちの設定を見ていってください!」


設定集(G編終了時

桐生戦兎=仮面ライダービルド

 

自称天才物理学者だが、その頭脳は本物。

現在、リディアン物理教師にして二課(次章にてS.O.N.G)の技術主任を務める。

日々、櫻井理論の解析に勤しんでいる。

現在、櫻井理論は作成したシンフォギアの数、修復、メンテナンス法まで解析済み。

ただし、新たなシンフォギアの開発は現状不可能。

現在、ジーニアスが使えない状態であり、現状の最強フォームはラビラビタンタンとなる。

助手にセレナを持つ。

実質、二課及びS.O.N.Gのライダーシステムとシンフォギアシステムに関する権限は全て戦兎にある。

その技術力は櫻井了子に匹敵する。

必要に応じて戦力の拡張はするが、特に大きな事案が起きない限りは、新しい戦闘アイテムを作る気はない。

神経衰弱など頭を使うゲームに当然の如く強い

 

戦闘スタイルは豊富な武器やフォームによる手数。

 

 

 

 

風鳴翼

 

シンフォギア『絶刀・天羽々斬』の装者。

トップアーティストとして海外進出を果たす。

戦兎に恋心を抱いているが無自覚。本人、自分の行動になんの疑問も抱いていないので尚質が悪い。その為、その事に関しては戦兎と何かとすれ違いが起きやすいものの、信頼関係は良好。

片付けが出来ない、家事出来ない。その為、戦兎からがみがみ言われたりして縮こまる。

家の事情で自らを『剣』と律する。

剣術に秀でており、また、一部忍術など扱えたりする。

将棋などのゲームの強さは平凡

 

戦闘スタイルは剣による斬撃を主とする。

 

彼女の歌によって『ラビットフルボトル』が『天羽々斬兎ソングボトル』に変化する特性がある。

 

ボトルとの組み合わせは日本神話繋がり(古事記繋がり

 

 

 

万丈龍我=仮面ライダークローズ

 

筋肉馬鹿。知能はそれほど高くはない。しかし戦闘センスはある。

三度の飯よりプロテイン。基本的にS.O.N.Gにて主力戦闘員として毎日筋トレや弦十郎と響との特訓の日々。

クリスと恋仲になってから、クリスが通い妻まがいの行動をするようになったが、龍我本人は気にしていない。

難しい話は大抵聞き流し、暇つぶしに筋トレをするのが基本。

戦兎との信頼関係は絶対。またクリスとの連携もそれなりにである。

体を張ったアスレチックで弦十郎、緒川の次に得意。

 

クリスの歌によって体内のエボルトの遺伝子が活性化し、一時的に戦闘力が上昇する体質。

 

戦闘スタイルは近接格闘戦特化。

 

 

 

雪音クリス

 

シンフォギア『魔弓・イチイバル』の装者。

リディアンにて三回生として、龍我の家に朝食やら洗濯やらをしながら過ごすようになる。

エボルトの遺伝子を体内に取り込んだ為に、身体能力が上昇したが体力だけはどうにもならなかった。

エボルトに体を乗っ取られない特異体質。遺伝子を取り込んだことで若干ハザードレベルが上がっているようだが、現状で数値は不明。

褒め慣れていないため、褒められると顔を赤くする。

射的系ゲーム、無双。

 

戦闘スタイルは銃火器など、遠距離武器での戦闘を主とする。

 

彼女の歌によって『ドラゴンフルボトル』が『イチイバルドラゴンソングボトル』に変化する特性を持つ。

また、龍我の戦闘力及びハザードレベル一時的に引き上げる事も可能な特性を持つ。

 

ボトルの組み合わせはイチイの木→森→森に住む竜的なこじつけ。

 

 

 

立花響

 

シンフォギア『撃槍・ガングニール』の装者。

初対面の相手に誰であろうと真っ先に自己紹介をぶちかます。知能的に龍我程ではないが馬鹿。だけど常識人から見れば完全な馬鹿。

誰とでも仲良くなろうとしたり和解しようとする性格が目立つ。

エボルト相手でも友好的な程馬鹿。

根性と鋼メンタルの塊だが未来の場合は話が別。

余計な所でせこかったりする。

炭水化物が大好き。

イカサマを使う時があるが大抵バレて締め出される。

 

戦闘スタイルは龍我と同じく近接格闘戦。

 

彼女の歌によって『フェニックスフルボトル』が『ガングニールフェニックスソングボトル』に変化する特性を持つ。

 

ボトルの組み合わせはガングニールが何度も失われても復活するから。

(奏の死によって紛失→響の体内にある欠片が覚醒→マリアのものを使用して再び纏う的な感じで)

 

 

猿渡一海=仮面ライダーグリス

 

猿渡ファームの若頭。S.O.N.Gの非公式協力者兼戦闘員。

かなりのバトルジャンキーだが仲間の事を誰よりも思いやれる当主の鏡。

仲間を守る事を優先するが、同時に他の誰かを守る『仮面ライダー』の矜持も持ち合わせている。

現在、ブリザードナックルは修復されているが使用不可。理由は戦兎が前の世界での事を根に持っている為、返してもらえてない。

旧世界でも新世界でも美空ラブは変わらない。

変な所でポンコツな為にゲーム関連はわりとぽんこつ。

 

戦闘スタイルはツインブレイカーとフルボトル多用によるバリエーション豊富な攻撃。

 

 

氷室幻徳=仮面ライダーローグ

 

政府長官。仮面ライダーの中で唯一弦十郎より身分の高い男。またS.O.N.Gの非公式協力者兼戦闘員。

しかし服のダサさは変わらず。

結構凄い立場なのに色々と残念な人。しかし政治家としての手腕は中々のもの。

政治方面でS.O.N.Gをサポートする。

弦十郎は部下、その兄である八紘は友人という関係だったりする。

残念だけどかなり悪運が強い為に賭け事は若干強かったりする。

 

戦闘スタイルは自らの防御力にもの言わせてのごり押し

 

 

 

小日向未来

 

シンフォギア『歪鏡・神獣鏡(シェンショウジン)』を纏う事が出来る体質を有するも、響との戦闘の際に失われた上に、本来であればシンフォギアを纏う事ができない適合係数な為、変わらず響の帰る場所となる。

龍我の変身アイテム『クローズドラゴン』ことクロに非常に懐かれており、戦闘以外では龍我より未来の方についている。

学校でその存在は既にバレているため、いろんな意味で恰好の的である。

響がイカサマしてもそれを上回る技術で叩き潰す為にイカサマがバレた事はない(ただしイカサマしても負ける時はある)

 

 

セレナ・リトルネッロ・ヘルカート

 

本名『セレナ・カデンツァヴナ・イヴ』。

シンフォギア『銀腕・アガートラーム』の元装者。現在、その所有権をマリアへと譲渡している為、戦兎の助手として科学方面で装者や仮面ライダーをサポートする。また、マリアが戦えない時の為の非常用戦闘員として待機していたりする。

技術レベルはライダーシステムの多少の修理が可能なレベル。

戦兎の事はかなり恩師として尊敬している。

翼、クリスと同じく第一種適合者な為、適合係数安定剤『LiNKER』を必要としない。

マリアレベルで将棋が得意だったりする。

現在、名前を元に戻し、戦兎から名付けられた名前は偽名として活用する事にしている。

 

一応の戦闘スタイルは短剣をファンネルように飛ばし、全距離(オールレンジ)にて敵を斬り刻む。

 

彼女の歌によって『ウルフフルボトル』が『アガートラームウルフソングボトル』に変化する特性を持つ。

 

ボトルの組み合わせとしてはカデンツァ=独奏→一匹狼的な感じ

 

 

シン・トルスタヤ=仮面ライダークライム

 

本名は『ジャック』であり、父親はシンが生まれてすぐに他界、母親は戦地にて亡くし、そこから『幼き殺人者たち(マーダー・オブ・チャイルド)』の一員として戦場で多くの兵士を斬殺してきた過去を持つ。

その為、刃物に関する扱いは戦闘問わず、料理ですら完璧にこなす。

が、焼く煮る蒸すなどの斬る以外の過程は平凡より下。レシピを見ないとまともに作れない。

ナスターシャの養子でもある。

非常に少食。大抵をレーションで済ませてしまう悪癖を持つ。

好物はココア。

チェスとトランプ関係の勝負ごとが異常に強い。

 

戦闘スタイルは刀による高速斬撃

 

ライダーキックは右足裏で刀をもってでの強烈な斬撃を繰り出す。

 

モデルは『メタルギアライジングリベンジェンス』の『雷電』

 

 

マリア・カデンツァヴナ・イヴ

 

現『銀腕・アガートラーム』の装者にして『烈槍・ガングニール』の元装者。セレナの姉でもある。

ただのやさしいマリアと呼ばれるだけあって非情になり切れない優しさを持つ。

基本なんでもできるが、ポンコツな面があり、特にシンの事になるとそれが非常に顕著になる事がある。というかタガが外れると変態化が起きるという異常。

貧乏生活が長かったため割と貧乏舌。金銭感覚は正常。

将棋が得意という一面を持つ。

 

戦闘スタイルは短剣による近接戦闘、刃を鞭のように伸ばして相手に叩きつける。

 

彼女の歌によって『ウルフフルボトル』が『アガートラームウルフソングボトル』、『フェニックスフルボトル』が『ガングニールフェニックスソングボトル』に変化する特性を持つ。

 

ボトルの組み合わせとしては、カデンツァ=独奏→一匹狼的な?

 

 

 

涼月慧介=仮面ライダータスク

科学者を親に持つ孤児。研究の事故などで両親を失い調らと同じくF.I.Sに引き取られる。

金髪碧眼であり、それなりにイケメン。体が柔らかい。すんごく柔らかい。

事実上F.I.Sの中で一番の常識人であり、気遣いがもはや完璧超人レベルであり、それが原因で彼の通う学校でファンクラブが出来ていたりする。

調に対してのみもはや呪いと言っても過言ではない頻度でラッキースケベが発動しまくる体質。

F.I.S組の中で最も常識的ではあるが、天然ボケが強い為、かなり曖昧。

あと異常な数の趣味を持っている為、割となんでも出来たりする。

口癖は『~の達人』

勝負(賭け)事については平凡。

 

戦闘スタイルは龍我、響と同じく近接格闘。

 

ライダーキックはカイザばりの両足蹴り。あるいは片足のみでの連続蹴り。

 

モデルは『武装錬金』の『武藤カズキ』(やっと元ネタが決まった)(それと作者はるろうに剣心が好きだったりする)

 

 

月読調

シンフォギア『鏖鋸・シュルシャガナ』の装者。

慧介の事が好きではあるのだが、『付き合ってない』というのが現状であり、さらにはファンクラブの存在にも気づきかけて気が気じゃない状況が続いている。挙句の果てにはストーカー行為に手を出してきている上にヤンデレ属性まで覚醒し始めている。

ただ元をただせば慧介は男性として、切歌は親友として大好きというどこにでもいる少女。

慧介の多趣味さには圧巻している。

金銭感覚がおかしい。

ヨーヨーにハマり始めている。

 

戦闘スタイルは無限軌道の刃による鏖殺

 

彼女の歌によって『トラフルボトル』が『シュルシャガナタイガーソングボトル』に変化する特性をもつ。

 

ボトルの組み合わせは、月と虎、あるいは月下獣的な感じのもの。

 

 

暁切歌

シンフォギア『獄鎌・イガリマ』の装者。

今のところ恋心を知らない純粋無垢な少女。語尾が『デス』あるいは『Death』、悲鳴も『デス』。

調を誰よりも大事に思っており、慧介は実は双子の兄という感覚で接している。

最近の悩みはその調が慧介に対して色々とこじらせているという事。

何かずれている。金銭感覚が絶望的に貧乏過ぎる。

駆け引きはそれなりなのだが何故か運だけは絶望的でそれで負ける事が多々ある。

 

戦闘スタイルは鎌による中距離蹂躙。

 

彼女の歌によって『シャークフルボトル』が『イガリマシャークソングボトル』に変化する特性を有する。

 

ボトルの組み合わせとしては『暁の水平線』→『海』→『サメ』なんていうこじつけも良い所な発想。

あるいは調と同じく西都の牙に関するボトルだから。

 

 

エボルト=仮面ライダーエボル

旧世界にて地球を滅ぼそうとした地球外生命体。しかし、戦兎たちとの戦いに敗れ、一時は消滅したかに思えたが、龍我の中に遺伝子の一部を忍び込ませ、それを戦兎が活性化させた事で完全復活を果たす(ただし完全体にはなれない模様)

 

戦闘スタイルは性能にものを言わせた蹂躙

 

現在宇宙散歩中

 

 

 

風鳴弦十郎

二課(次章よりS.O.N.G)の司令官。生身でシンフォギア装者や仮面ライダーを圧倒する力を持つ。OTONA代表。

それなりに人望も厚い為、司令官としての地位は盤石。

 

緒川慎次

現代NINJA。翼のアーティストとしてのマネージャーを務めている。また二課(S.O.N.G)のエージェントも務めてもいる。

NINJAであるため、隠密行動、戦闘技術は常人のそれを超え、様々な忍術を使いこなす。

分身の術も出来る。

 

藤尭朔也

S.O.N.Gの情報処理担当。高性能コンピューター並みの情報処理能力を持つ。

割と一人で一日で終わらせるのに百人は必要な情報処理を一時間で済ませる事ができる。

 

友里あおい

S.O.N.Gのオペレーターでありお姉さん的な存在。最近のストレス解消は拳銃を射撃場で撃ちまくること。

割と荒っぽい面もある。

 

 

三羽ガラス

一海を頭と慕う三人組。それぞれが自我をもつスマッシュ『ハザードスマッシュ』に変身する事が可能。

 

クロ

本来の名前は『クローズドラゴン』。元々龍我のお目付け役兼変身アイテムとして作られた。

名前は未来が名付けたが、それ抜きにしても未来に懐き過ぎている。龍我がスクラッシュドライバーを使うようになった為にその頻度が倍増している。

いたずらっ子な子供のような性格。

この間、機能停止した時に戦兎が修理する際、一部のパーツが謎の物質と融合していた。

 

 

 

用語解説

 

『シンフォギア』

聖遺物の欠片を用いて構成される鎧型武装、またはそのシステムの呼称。別名『FG式回天特機装束』。

特定波形の音波、即ち特定の個人の歌によって機動し、装着者の身体能力の上昇、ノイズの炭化侵食から防護するバリアコーティング、あるいは別次元に半ば踏み入れる事で触れる事の敵わないノイズを現実世界に調律する(引きずり出す)、位相差障壁の無効をうながす。

歌によってバトルポテンシャルを高める事が可能。故に歌いながら戦う必要があるのがある意味の欠点だったりする。

翼、クリス、セレナのようなただ唄うだけでシンフォギアを纏える装者を『第一種適合者』

マリア、調、切歌のような特定の薬品『LiNKER』を使用しなければ反動で体にダメージを与えてしまう装者を『第二種適合者』。

そして、響のように融合症例から装者になった者を『第三種適合者』と呼称する。

 

 

『ライダーシステム』

葛城忍が設計、立案し、その息子である葛城巧が完成させた、対地球外生命体用の戦闘兵器にして、仮面ライダーに変身するための装置の総称。

戦兎や龍我、シンが使う『ビルドドライバー』、一海や幻徳、慧介が使う『スクラッシュドライバー』がそれに該当する。

特定数値のハザードレベルとエボルトによる、あるいはそれと同じレベルの遺伝子操作を受けなければ使用不可という特性を持つ。

『フルボトル』あるいは『スクラッシュゼリー』に内包された『トランジェルソリッド』を装甲として形成、加工し、装着する事によって身体能力の強化、外傷からの保護、ノイズからの侵食を防いだりとした効果をうながす。

シンフォギアシステム同様、ノイズに対して攻撃可能なのは、『火星の聖遺物だから』と戦兎は推測している。

 

 

『仮面ライダー』

戦兎が呼称するいわゆる『正義のヒーロー』的な存在。あるいはライダーシステムを使って変身した姿の事を差し、その変身者の事を『ライダー』と呼ぶ事もある。

シンフォギア装者とは別の形でノイズへの対抗手段となる。

 

 

『パンドラボックス』

火星で発見されたキューブ状のアイテム。強大な力が内包されており、それを開くには六つのパネルと六十本のフルボトルが必要。

開かれた場合、星を滅ぼす『パンドラタワー』が形成され、星を破壊する事が可能。ビルド世界における火星の状態は、かつて地球人類を超える超文明をもっていた火星を根こそぎ破壊したからである(と、推測される。あくまで作者の推測です)

旧世界における『スカイウォール』は、そのパンドラタワーの一部である。

新世界創造の際、そのパンドラボックスは龍我が作り出した白いパンドラパネルとエボルトが作り出した黒いパネルが融合したパンドラパネル一枚を残し世界から完全に消滅してしまっている。

現在、そのパンドラパネルは戦兎個人が所持している。

 

 

『フルボトル』

パンドラボックスを開くため、そして仮面ライダーへの変身に必要不可欠なアイテム。

変身に使わずとも、振って中の成分を活性化させればそのボトルに合わせた効果を発揮できる。

全部で六十本存在し、さらには有機物と無機物で三十本ずつに分かれている。さらにはより相性の良い組み合わせが存在し、それを戦兎曰く『ベストマッチ』と呼んでいる。

この成分をゼリー状にしたものを『スクラッシュゼリー』、人工的に作ったものを『ロストボトル』と、このようなボトルも存在する。

また、聖遺物と同じく、装者の歌に反応してより強力なボトル『ソングボトル』に変化する特性をもつ。

また、聖遺物そのものの力を内包した『レリックフルボトル』も存在する。

 

 

『ソングボトル』

装者の歌によって変化したフルボトルより強力な力を発揮するボトル。

未だ、その謎は解明されていないが、戦兎の推測によると、フルボトルは火星の聖遺物、という説が濃いらしい。

パンドラボックスもまた似たようなものであるため、もしかしたら同じような現象が起こるかもしれない。

 

『レリックフルボトル』

聖遺物そのものの力を内包したフルボトル。

効果や使用方法は他のフルボトルと同じだが、違いは、歌によってその能力の効果が強くなる特性があり、レリックフルボトルを使用した変身では、そのボトルに呼応する歌の持ち主の歌で戦闘能力が大幅に向上する。

 

 

『聖遺物』

古代において使用された武器や装置の事。

いわゆる神話上に存在する武器や道具が主であり、響のガングニールや翼の天羽々斬など、そのようなものが多い。

ただし、そのほとんどが経年劣化によって損傷が激しく、歌による起動をもってしなければ、その出力を全く発揮できない。

もっとも、歌で発動しても一時的なものであり、本来の性能からは程遠いが、中には経年劣化の影響を受けず、そのままの状態で残っている『完全聖遺物』なるものが存在し、その場合は、一度発動すれば本来の性能を100%維持したまま使用可能という特性をもつ。

また、自立型というものも存在し、自ら動くことが可能な完全聖遺物も存在する。

 

 

『エボルトの遺伝子』

龍我とクリスの体内にある、エボルトの分身とも言うべき遺伝子。

龍我の場合は、この遺伝子があるからこそ仮面ライダーへの変身が可能であり、クリスの場合はハザードレベルの概念が付与、身体能力的がある程度向上するという結果が得られている。

また、龍我の体内にある遺伝子だけがクリスの歌に反応して龍我の身体能力を向上させるという効果が見られており、現在解明中の事柄である。

 

 

 

 

新フォーム

 

ビルド・ザババフォーム

 

シュルシャガナタイガーとイガリマシャークのシンフォニックマッチでなされるフォーム。

能力は全身の刃による斬撃。

イガリマシャークハーフボディからはイガリマの刃、シュルシャガナタイガーハーフボディからは無限軌道の刃が飛び出すようになっている。

武装は無限軌道の刃を繰り出せるヨーヨー。

ツヴァイウィングと同じく飛翔可能。

必殺技は魂を斬り裂く一撃必殺の刃。

 

 

仮面ライダークライム

 

ここではビルドドライバーによる変身を。

本来集団戦特化の能力をもつウルフの能力を、単独戦闘機能を追加するバイザー『オーグメントレイヤー』を装備している。

さらに、全身に電流が走りやすいようにしており、頭部にある『ライトニングシグナル』から発せられる電気信号を倍にして送り、身体能力の向上させている。さらに雷切からの電流による身体強化能力も倍増させる。

また、反応速度と思考速度を加速させることで、超高速で動くことができ、その状態で敵を自由に斬り裂く『自由斬撃』という機能が追加されている。

基本的に走り回ってすれ違いざまに斬る事に特化している。

必殺技は足裏に剣を持ってでの薙ぎ払い『ウルフティックフィニッシュ』(劇中未使用)

 

 

アトーンメントクライム

 

アガートラームウルフを使う事で発動するクライムの限定強化フォーム。

鉛に近い銀から白銀の装甲へと変化する。飛行方法は地面を蹴るかの如き空中散歩。

本来の電撃能力に加え、白い残光による防御、及び斬撃の飛翔などが可能。

空中でも走れる能力に加え、走力も跳ね上がっているため、まさしく電光石火の如く空中を駆けまわる。

必殺技は敵を空中に蹴り上げ、超高速で空中を動きまわし四方八方から滅多切りにする『アトーンメントフィニッシュ』。

 

 

仮面ライダータスク

 

スクラッシュドライバーで変身するライダーであり、他のスクラッシュライダーと同じく、戦えば戦うほど成長する。

基本的に性能や機能などはクローズチャージ、グリスと同じ。ただし、慧介の肉体特性である『体が異常に柔らかい』ことを反映しており、他の二人に比べてスーツの伸縮性は非常に高い。さらに最適化もされるために、戦うたび、その特性が強化されていく。

必殺技はカイザばりの両足蹴り『スクラップクラッシュ』

 





次章『愛和創造シンフォギア・ビルド』は!?


「始まる歌」「始まる鼓動」「響鳴り渡れ希望の音―――」


国連所属のロケットが帰還時のエンジントラブルで落下中の最中、仮面ライダー及び装者たちが救援に駆け付ける―――


それから三か月後


「お前ら、こんな暑いって時に相変わらずだな」

調、切歌も交えた学園生活を満喫する一同。

「誰かが噂でもしてるんだろうか」

別の学校にて、慧介もまた、今の生活を満喫する。

「あー、暇だ」

それぞれが、それぞれの日常を謳歌していた。

そしてロンドンでも、翼とマリアのライブが開かれる。



だが、そんな彼らの日常に、奴らの間の手が迫る――――




「終末の夜明けに栄光あれ・・・!」

「オレが奇跡を殺すと言っている」



強大な敵、二つの勢力――――それらが今、装者と仮面ライダーたちに襲い掛かる。



次回『GX・奇跡の殺戮者編』


『奇跡の殺戮者とワールドブレイカー』



世界を壊す、歌がある―――それに抗う、科学(ちから)がある。



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