愛和創造シンフォギア・ビルド   作:幻在

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ウォ「この本によれb」
翼「ついに帰ってくるんだな!」
ウォ「え」
切「待ちくたびれたデスよ」
ウォ「ちょ」
調「慧くん慧くん慧くんけ~いく~ん♡」
ウォ「あの」
マ「あひっ、ちょっ、まってっ!このっ、おかえしっ!」
ウォ「がっ!?」
響「マリアさぁん、一体なんの機械をいじってるんですかぁ?クリスちゃんも何かいって・・・ってウォズさぁぁあん!?」
ク「りゅーがぁぁぁぁああああぁああ!!!」
ゲ「だぁぁああ!!!どいつもこいつも暴れ過ぎだッ!!たかだが男と一緒にいられなかったってだけだろォ!?」
未「すみません。そんな単純な話しじゃないんです・・・しばらくの本編の翼さんへの扱いへの罪悪感も加わって、その反動がいつもよりかなり大きくなってるんです・・・早く避難しないと調ちゃんの一撃が飛んできますよ?」
ゲ「はあ?一体何を言って―――」
調「け・い・く~ん♡」
ゲ「ぐあぁぁあぁああ!?なんだぁ!?頭の中に知らない記憶の数々がぁぁあ!?」
未「いけない!調ちゃん限定聖遺物!『慧くんLIFE 恋のどきどきお料理でそのハートを射貫け』が発動しちゃった!」
ソ「え?何そのどっかのシミュレーターゲームのタイトルみたいな名前・・・」
ツク「こわっ・・・ああ、もうウォズ、さっさと起きなさい」
ウォ「ぐ・・・ぅぅ・・・こ、この本によれば、天才アーティスト風鳴翼は、シンフォギア天羽々斬の装者となり、仮面ライダービルドこと桐生戦兎と共に戦う運命にあった・・・がくっ」
ツ「あ、力尽きた・・・」
破壊者「それで、歴史を変えられた世界でその犯人であるカインとの最終決戦にもつれ込んだのであった・・・ほら、これで満足だろ?」
ソ「なんでアンタがここに!?」
破壊者「もうこそこそしてる必要もなくなったんでな。というわけで、シンフォギア・ビルド オリジン・ザ・天羽々斬第八話を、どうぞ」


復活の交響曲

「―――ギャラルホルンを破壊、ですか・・・!?」

走りながら、緒川は驚いたような声を挙げる。

「ええ、そうすれば、多少なりとも奴の計画を阻害できます。少なくとも、ノイズの発生は抑えられる筈です」

「まさか、遠隔でギャラルホルンを操作できるなんて・・・・」

「ノイズを召喚できる、『ソロモンの杖』、その名を冠する者であれば・・・!」

翼は、曇りなき眼で前を見据える。

 

 

そして、敵がいるであろうドームへの扉を開いた時、翼は見た。

 

『風鳴翼』が、赤い液体を巻き散らしながら、ドームの端へと落ちていく様を―――

 

「な―――」

どしゃっと地面に落ち、『風鳴翼』は、沈黙する。

そして、一拍置いて―――

「先輩――――ッ!!?」

「翼さぁぁぁあんっ!!?」

悲鳴が、上がる。

「フハ、フハハ、フハハハハハハハハ!!!」

同時に、カインの高笑いが響く。

「ついに、ついについに!全てのシンフォギアの力が手に入ったぞぉ!」

狂気に叫び散らすカイン。しかし翼は、それを他所に『風鳴翼』の元へ走る。

「お前っ・・・!!」

「あ、ああ、翼さぁん・・・!」

目の前で親しい者が殺され、狼狽する装者たち。

「くっ・・・」

「なんてことだ・・・」

ライダーたちは、守れなかった事に、拳を握り締める。

その間にも、翼は『風鳴翼』の元に駆け寄り、血で汚れる事を厭わず、その体を抱き抱えた。

「しっかりしろ!おい!」

「あ・・・う・・・」

うっすらと、風鳴翼が目を開ける。

「心臓には届いていない!大丈夫、まだ助かるっ、だから・・・!」

「あ・・・」

泣きそうな声で、翼はすぐに応急処置をしようとする。

そんな中で、『風鳴翼』は、呻くように言葉を紡ぐ。

「あい・・・された・・かった・・・ほかの・・・だれでもない・・・おかあさんから・・・あいされたかった・・・・あいされ・・・たかった・・・」

「っ・・・」

翼は、『翼』の言葉に、息を呑む。

「ねえ・・・どうして・・・どうして・・・あなたは・・・あいされるの・・・?どうして・・・わたしと・・・ちがうの・・・?」

だんだんと、蒼白になっていく顔色なっていく『翼』に、翼は悲鳴のように答える。

「わたしはっ、愛してるっ・・・お前を愛してるっ・・・愛してやるっ、だって、お前は、私の、たった一人の――――」

 

きっと、何かが違えば、こうして、戦う事なんてなかったのに。

 

「だから、お前は一人じゃない。私がいる。私が、愛してる。だから、もう、泣くな。―――」

そっと、目尻に浮かんだ涙を拭ってやる。

それに、『風鳴翼』は―――『―――』は、目を見開いて、何か、言葉を紡ごうとして、それでも、涙が溢れて止まらなくて、

呼んでもらえたことが嬉しくて、

愛してくれることが不思議で、

あんなことをした自分に、どうしてと思って、

ああ、だけど、それでも――――

 

「あり・・・が、とう・・・――――」

 

体から、力が抜ける。

溢れ出た生命が、彼女の体から全て消えてしまった。

光を失った目を、翼はそっと閉じる。

「・・・おやすみ」

そして、そっと、その額を撫でてやった。

「フフ、ハハ、ハハハハ、ハーハハハハハハハハハハハハハハッ!!!」

カインの笑い声が、ドーム状に響き渡る。

「滑稽滑稽、実に滑稽!母娘ともども、実に愚かで滑稽!しかし実に面白い喜劇(コメディ)を見させてもらったよ!フハハハハハハ―――」

瞬間、カインに向かって光弾が叩きつけられる。それは、カインの目の前で四散し、僅かな衝撃のみがカインの顔を撫でる。

カインは、その光弾を放った本人の方を見た。

 

そこにいるのは、ジカンギレードを銃モードでカインに向けるジオウの姿があった。

 

「・・・・なにを」

その声は、確かに怒りで震えていた。

「何笑ってんだよッ!!!」

 

KEN(ケン)!』

 

すぐさまジカンギレードを剣モードにしてカインに斬りかかろうとする。

「失せたまえ」

 

イチイバァル!』

 

次の瞬間、カインの周囲に無数の赤い銃が出現する。

「ッ!?」

それを見たジオウが、すぐさま飛び退く。

そして、先ほどまでジオウのいた場所を、無数の銃弾が降り注いだ。

「せっかく愉快な気分でいた所に水を差さないでくれ」

「愉快だとっ!?」

「ああ、その通りだとも。全て、実に思い通りに事が進んで、くくっ、実に愉快な気分なのだよ」

「どういう、ことなんですか・・・」

響が、カインに尋ねる。

「どうして、翼さんを・・・どうして・・・」

「何を言っている?」

「え?」

「風鳴翼なら生きているではないか?」

「なにを・・・いって・・・」

「違うッ!!」

即座に、クリスが否定する。

「違うッ!そんな筈がない!アイツが、先輩だなんてっ・・・そんなこと、ある筈がないっ!!」

「そうだとも」

はっ? とその場にいる者たちが茫然とする。

「もはや私にとって誰が偽物か本物かなどどうでもいい。偽物だと思っていてもいい。本物だと思ってくれてもいい。どうせ私にはもはや関係のないことだ」

カインが、手を掲げる。

「もはや、仮面ライダーの力とシンフォギアの力を手に入れた今、もはやお前たちシンフォギア装者は用済みだ。だから勝手に殺し合うのもいいし、自殺するのももはやどうでもいい。私は私の時代に帰させてもらう―――私が生きた、イスラエルが栄えた時代へと」

七つのウォッチが輝き出す。

 

ガングニール

 

イチイバァル

 

天羽々斬(アメノハバキリ)

 

シュルシャガナァ

 

イガリマァ

 

アガートラァーム

 

神獣鏡(シェンショウジン)

 

そのウォッチが、カインの掲げた八つ目のウォッチに集まり、収束、融合する。

そして、その完成を示唆するかのように、凄まじく禍々しいエネルギーがあたり一面に放出される。

「うわっ!?」

「これはっ・・・」

その余波に、カインの近くにいた者たちがこぞってバランスを崩して倒れる。

「フハ、フハハハハハアアハアハハアハハハハアア!!!!ついに、ついに完成したぞォ!これこそ、これこそが―――真の『仮面ライダーシンフォギア』だぁぁああ!!!」

「仮面ライダー・・・シンフォギア・・・!?」

ジオウの疑問に答えず、カインはふてぶてしくお辞儀をする。

「これの完成に協力してくれてどうもありがとう、シンフォギア装者諸君」

「ふ、ざけんな・・・!」

「私たちを、騙してたの・・・!?」

「ああ、そうだとも。だが、そうだな。新たな『王』復活の余興を、特等席に見させてやろう」

カインが、視線を装者たちからジオウたちへと向ける。

「紛い物の王を、我が供物にする様をなぁ!!」

 

そして、起動する――――最悪の力を。

 

 

シンフォギアァ!!!』

 

 

 

起動する『アナザーシンフォギアライドウォッチ』。それを体内へと埋め込んだカインは、その姿を瞬く間に変化させる。

「・・・え、ちょっ、ちょちょちょ・・・!?」

「これは・・・!?」

瞬く間に肥大化していく体。

「うそ・・・でしょ・・・」

「なんデスか・・・あれ・・・」

その躯体は女性。しかし肌は白、右は日色、左は銀色。背中には半透明の翼が左右に三つ、中心真上に一つ飛び出し、限りなく人に近い顔は蒼白であり、目を通るかのように六色異なる色のラインが引かれ、額に日色のひし形の痣が刻まれる。

そして、その背中からは九つの首の竜が現れ、その姿はまさしく―――怪物であった。

『これこそが、これこそが―――全てのライダーの歴史を持ち、全てのシンフォギアの力を内包する究極の仮面ライダー・・・『仮面ライダーシンフォギア』の誕生だァ!!!さあ、王の復活を―――』

仮面ライダーシンフォギア―――アナザーシンフォギアが、その体を大きく丸め込む。

「ッ!?まずいっ!ウォズッ!!」

「心得ました我が魔王ッ!!」

竜の閉じられた口が淡く光り、さらにその背中がまるでミサイルポッドの蓋のように開く。

 

『―――祝うがいいッ!!!』

 

次の瞬間、無数のミサイルと火炎が吐き出され、ドーム内を瞬く間に蹂躙する。

すさまじい破壊の嵐が、ドーム内を蹂躙する。

その最中を―――フューチャーリングシノビであるウォズが分身して駆け抜け、次々に装者たちを確保し、退避する。

だが―――

「ッ!?クリスちゃんが・・・!!」

まるで弄ぶかのように、クリスだけの周囲を集中砲火していた。

数人のウォズの分身体が近づこうとするが、その前にその砲火に撃ち抜かれ煙となって消えていく。

「くっ、これじゃあ近づけないっ!」

ジオウも突破を試みようとするが、あまりの密度と威力に、自らが耐える事ができないと悟ってかうかつに近づけない。

『ハハハ!!ハハハ!!ハハハハハ!!!』

高笑いするカイン。

そんな中で、取り残されたクリスは、その場にへたり込んで、破壊の嵐をぼんやりと見つめていた。

(アタシは・・・何をやってたんだ・・・)

 

あの時、確かに自分の勘を信じて、あちらの翼に銃口を向けた。

鎖骨あたりにあった傷を、クリスは見たことがないから。だからそちらの翼を偽物と断定して、もう一人の『翼』の方を本物としてしまった。

その結果が、これか?

自分が偽物だと思った方は本物で、自分が本物だと言った方は偽物で。

その結果、沢山の罵倒を浴びせて、睨みつけて、傷つけて、それで、それで―――

「アタシは・・・」

あの時、翼が『翼』の目の前で、自分の夢を語った。それは、まさに本物の風鳴翼にしか語れない事で、何故か、ステージに立っていた方は、何も言い返さなくて。

「アタシはっ・・・!」

だから、思ってしまった。でも、認めたくなかった。

だって、認めてしまったら、それは――――

『そう、お前が裏切ったのだ』

突如として、俯いた視線の先にいた蛇が、そう言った。

『お前が裏切った。お前が風鳴翼を裏切った。お前が皆を騙した。お前が傷つけた。お前が混乱させた。お前が、風鳴翼の全てを奪った』

「やめっ・・・やめろ・・・!」

『なぁにも変わらない。お前を苦しめたあの大人となぁんにも変わらない。お前はろくでなしだ。本物と偽物の区別のつかない大馬鹿だ』

「やめって、やめてくれぇ・・・」

『お前は言われてやめてくれたか?お前は言われて止めたか?やめなかったとめなかった。だからやめないやめてやらない!ギャハハハハ』

心が、砕かれていくようだ。頭の中が、ぐちゃぐちゃになって、ぐずぐずに崩れていって、今までの自分の行動がフラッシュバックしていって、またこんがらがって、くずおれて。

「あ、ああ・・・!」

もう、立ち上がれない。

大切な先輩を傷つけた、自分なんて・・・

「アタシは、アタシはぁあ・・・!!」

見上げた先には、破壊の限りを尽くす化け物が、こちらを、嘲笑うかのように笑っている。

(このまま、死んじまうのかなぁ・・・)

柄にもなく、そう思ってしまった。

(でも、仕方ない、よな・・・)

もう、立ち上がる勇気も、騙されたことを恨む力も残っていない。

あるのはただ、絶望と後悔の、この二つだけ。

(先輩・・・アタシは・・・)

そろそろ、とアナザーシンフォギアが、クリスに狙いを定める。

向けられた竜の頭が、項垂れるクリスに向けられる。

「クリスッ!」

「クリスちゃんっ!!!」

仲間が叫ぶ。

「くっ!!」

ジオウが、無理矢理の突撃を試みる。

『まずは、一人―――絶望の中で死にたまえ』

そして、アナザーシンフォギアの一撃が、クリスに迫り―――

 

「雪音ェ―――――ッ!!!」

 

砲撃を掻い潜ってきた翼が、クリスを抱き抱えて、その砲撃から間一髪で救う。

『なにっ!?』

しかし、背後で炸裂した爆発が翼を吹き飛ばし、そのまま二人もつれるように転がる。

そして、倒れた所へ追撃の砲撃が迫る。

「ッ!?」

それに翼は目を見開く。

「させるかっ!」

そこへジオウが割り込み、ジカンギレードで防ぐ。

「逃げて!」

「っ!!」

ジオウの言葉に、翼は頷いて、クリスを抱えて走り出す。

そのまま、爆撃地から離脱。だがアナザーシンフォギアはそれでは面白くないと言わんばかりに、翼たちが避難地とした場所へ砲撃しようとする。

だが、そこへジオウが割り込み、再びサイキョージカンギレードを構え―――

 

KING(キング) GIRIGIRI(ギリギリ) SLASH(スラッシュ)!!!』

 

「とぉりゃぁぁぁぁああ!!!」

振り抜いた黄金の奔流が、襲い掛かる破壊の数々を一刀の元両断する。

舞い散る爆炎―――その光景を前に、翼は、そっと息を吐く。

「・・・・なんで」

ふと、胸の中で、クリスが何かを呟いた。

「なんでっ!」

次に顔を上げたクリスの顔は、涙で濡れていた。

「なんでっ、どうして助けた!?アタシは、アンタを裏切ったのにっ、アンタの事を、沢山傷つけたのに、なのにっ、どうして助けた!?助けたんだよぉ・・・!!」

泣いていて、涙がその眼から零れていて、クリスは、何かを懇願するかのように泣いていた。

かつて、自分の相棒になってやるって言ってくれた少女は、今やとても脆く、少しでもつついてしまえば崩れてしまいそうなほどになっていた。

だけど―――

「・・・確かに、私がこの拳を握り締めて、お前を殴るのは簡単だ」

翼は、そう呟いて、クリスを真っ直ぐに見つめた。

「だが、それで私の気は晴れはしない。例え、裏切られたのだとしても、私はお前を、私怨などで傷つけたくない」

「どうして・・・そんな・・・」

「何故なら私は、自意識過剰で、世界的トップアーティストで―――一番最初のシンフォギア装者だからだ」

自分より、一つ下の少女に、翼は微笑む。

「もし、私を裏切った自分を信じられないというのなら、私を信じて欲しい。雪音を信じる私を信じて欲しい。今は、それだけでいい」

立ち上がって、翼はアナザーシンフォギアと向き合う。

「見ていてくれ。私の戦いを」

『戦うぅ?シンフォギアを纏えないオマエがぁ?フハハハハ!!笑わせてくれる!』

アナザーシンフォギアが、嘲笑う。しかし、そんなアナザーシンフォギアに、翼は怯むことなく言い返す。

「一度はもがれたこの『翼』、されど今一度、私が愛する者たちの為に舞い上がらんッ!!」

掲げたのは―――母から託されたシンフォギアのペンダント。

「戻って来い―――アメっ!」

 

その途端、ペンダントが光り出し、瞬く間にその姿を一匹の兎へと変えた。

 

『何っ!?』

「おかえり―――いこう」

そして、その兎―――リンク・アニマル『天羽々斬ラビット』のスタンバイスターターを押した。

 

『STANDBY!』

 

アメを宙へと放り投げれば、その姿はすぐさま炎を纏う一匹の獣へと変わり、翼の周りを飛び回る。

その最中で、翼は胸の中の歌と共に、両手を広げ、右手を真上に、左手を背中へと回し、そして、右手で作った手刀を、顔の前で、合掌するかのように構え―――変身する。

 

「―――Imyuteus amenohabakiri tron(羽撃きは鋭く、風切る如く)――」

 

舞い上がる炎と風が、服が飛び散り一糸まとわぬ姿となった翼に纏われる。

ギアインナーには兎の影、ヘッドギアには兎の意匠、各装甲は兎を象る。

その姿は、まさしく正史から離れた姿。だが、それこそが、今の風鳴翼にとっての、真実の姿。

愛と平和を愛する男と、同じ形のシンフォギア―――。

 

桐生戦兎(ビルド)()()()()()()()のシンフォギア・天羽々斬がここに復活した。

 

その刃を携え、翼は言い放つ。

「いざ、推して参るッ!!!」

その言葉と共に、翼は駆け出す。

『ふぅざけるなぁぁあぁああああ!!!』

叫ぶアナザーシンフォギア。放たれた無数のレーザーと火炎が一斉に翼を襲う。

「リンクスアームズ!」

 

『Links Armes 〔Sky Spring〕!』

 

不可視のバネ『スカイスプリング』をギアに展開し、翼は飛ぶ。

その気になれば遥か彼方まで飛ぶことの出来る程の弾性力を持つそのバネのリミッターを解除すれば、空中を蹴って移動することなど容易い。

それを利用し、空中にいても翼はその凄まじい攻撃の嵐を掻い潜ることが出来た。

そして、懐に飛び込み、その胸に一閃、刃を入れる。

『ぐぅっ!?』

(浅いッ!)

すぐさま蹴って反撃をかわし、翼は襲い掛かる攻撃の数々を躱してく。

(やはり今の私では決定打に欠ける。せめてエクスドライブになれれば・・・ッ!)

「翼ッ!」

空中を駆ける翼を、ジオウが呼ぶ。

そして、翼と入れ違いになるように、ジオウがその砲撃の嵐の中を掻い潜って敵の懐に潜り込む。

「とりゃぁ!!」

『ぐおっ!?』

相当な一撃を肩に食らい、一瞬、肩がノックバックする。

どうやら、攻撃が効いていないわけじゃないらしい。

『おのれぇぇえ・・・・!!』

アナザーシンフォギアが顔を歪め、一歩前に出ようとする。

 

だが、その踏み出そうとした脚が、凄まじい衝撃と共に止められ、アナザーシンフォギアがよろける。

 

『なっ・・・!?』

その脚元には、ウォズがいた。その姿は、先ほどのシノビとは異なるものであった。

 

BIG(デカイ)DESTROY(ハカイ)EXCITING(ゴウカイ)FUTURE(ヒューチャ) LING(リング) KIKAI(キカイ)KIKAI(キカイ)!!』

 

圧倒的硬度とパワーをもって戦う『仮面ライダーキカイ』の力をもった『仮面ライダーウォズ フューチャーリングキカイ』である。

 

「今だよ。ゲイツ君」

「―――言われなくてもやってやるッ!!!」

そこへ、ゲイツの超高速の攻撃が炸裂する。

 

CLAW RUSH(つめ連斬)!』

 

無数の青い光弾がアナザーシンフォギアの全身に降り注ぐ。その光弾が展開されていた銃器を、火を吹いていた竜を、そしてアナザーシンフォギア自身を撃ち抜く。

「ハァァアッ!!!」

そして、最後の一撃が、アナザーシンフォギアの額を撃つ。

『ぐあぁぁあ!?』

大きく仰け反るアナザーシンフォギア。

「どうだッ・・・!?」

「ちょっ!?ゲイツ、それフラグ――――」

 

次の瞬間、ゲイツが地面に叩き落とされた。

 

「なっ!?」

「ぐあぁぁああ!?」

地面に叩き落とされたゲイツは、その身を地面に埋め、沈黙していた。

「ゲイツッ!?」

「明光院!?」

「うわぁああ!?」

続けて、ウォズが蹴っ飛ばされ、宙を舞って壁に叩きつけられる。

「ウォズ!?」

『次はオマエだ』

「ッ!?」

ジオウが、未来を先読みして、アナザーシンフォギアの攻撃を間一髪で回避する。

「くぅっ!?」

『フハハハ!いくら魔王と言えど、我がシンフォギアの前には太刀打ちできないようだなぁ!』

アナザーシンフォギアが上空へ手を上げる。

すると、時空の穴がアナザーシンフォギアの真上に展開され、そこからカインが使っていた時空跳躍艇が飛び出してくる。

「あれは・・・!?」

そして、それに手を突っ込むと、瞬く間に自らと融合する。

 

『レメゲトン―――テウルギア』

 

次の瞬間、アナザーシンフォギアの周囲に何故か天使のような何かが現れると、それらが光の沈分を巻き散らし、瞬く間にジオウたちにつけられた傷を修復してしまう。

「「なっ―――!?」」

その光景に、ジオウと翼は絶句する。

「うそでしょ・・・」

装者たちを守るように動いていたツクヨミも、こればかりは想定外だった。

「レメゲトン・・・ああ、なるほど、確かに彼はソロモンだね・・・あれは、ソロモンが使っていた魔導書の原本か・・・」

再びアナザーシンフォギアが、今度はジオウ達に向かって手を掲げる。

 

『ゲーティア』

 

「ッ!?まずいっ!」

ジオウが未来予知を、翼は自らの勘に従って逃げる。

次の瞬間、地面が砕け散り、そこからマグマが蛇のように飛び出しては翼とジオウに襲い掛かる。

圧倒的高機動で翼はそれから逃げおおせる。だが、未来予知と高い身体能力を持つジオウⅡは、それでも逃げられず、マグマの蛇に掴まう。

「ッ!?しま―――」

そして、突然出現した大岩を叩きつけられ、全身を水の弾丸で滅多打ちにされたのち、火にあぶられ、そのまま振り回されてドームの壁をひきずられ続け、やがて地面に叩きつけられる。

「ソウゴッ!!」

「常磐ぁ!!」

そこには、ボロボロのジオウが倒れていた。

「っ、くそっ!!」

翼は、とうとう集中砲火を受けると悟って全力で逃げる。

だが、あまりにも激しい攻撃の嵐に逃げきれず、直撃を喰らう。

「ぐあぁぁあぁああ!?」

「ッ!先輩!」

直撃を喰らって、地面に落ちる翼。

「ぐ・・・ぅぅ・・・」

全身が、焼けるように痛い。痛みで動けない。

(くそっ、動けっ・・・動けッ!!!)

動かなければやられる。動かなければ、今度は―――

『随分と手こずらせてくれたね・・・』

アナザーシンフォギアがにやける。

『ジオウを倒せればそれでいいと思っていた。だが、どうやら君たちシンフォギア装者も脅威であるということらしい・・・であるならば』

「やめ・・・ろ・・・!!」

アナザーシンフォギアが、その視線を、装者たちへと向ける。

シンフォギアの力を纏えない、ただの少女たちへと。

「やめろぉ・・・!!」

既に行動は始まっていた。

「えっ・・・!?うわああぁあ!?」

「調!?調ぇぇええ!!」

突如として調の足元の地面が盛り上がり、そのまま床の欠片が浮遊し、調を連れ去る。

「くっ!?うわぁああ!?」

すぐさまツクヨミが助けに入ろうとするが、突如としてその体の表面が爆発、吹き飛ばされる。

「き、きりちゃ―――ああ!?」

高く高く持ち上げられた調。その調を、同じように浮かんでいた瓦礫が取り囲んでいく。

「調ちゃん!」

「何をする気!?」

『汚い花火を見せるだけさ』

その言葉の意味を、一瞬理解できなかった。

だが、徐々に調を取り囲んでいた瓦礫が、その密度を狭め、調の体を押し潰していく様を見て、悟ってしまう。

「いや、いやぁ!調ぇえ!!」

切歌が悲鳴を上げる。

「くっ―――!!」

響がすぐさまペンダントを取り出して聖詠を歌おうとする。だが―――

「・・・浮かばない・・・シンフォギアを、纏えない・・・!?」

既に、シンフォギアを纏うための力を、響は持ち合わせていなかった。

それは、翼を除く、他の装者も同じだ。

「あ、ああ・・・!切ちゃん・・・!」

押し潰されていく、調。

更に、

「ッ!?なんだ!?」

突如として足元から生えてくる樹木のような蔦が、装者たちを捕まえ、締め上げる。

「雪音、マリアっ!皆!!」

『君も少しは大人しくしていたまえ!!』

どうにか回復した翼が、すぐさまアナザーシンフォギアに向かって突撃しようとする。

だが、その行動はいとも容易くアナザーシンフォギアの手によって捕まえられ、壁に叩きつけられる。

「がっ―――!?」

意識が一瞬、飛びかける。

『さあ、そこで見ているがいい』

アナザーシンフォギアの巨大で醜悪な顔が、翼の眼前に迫る。

『お前の愚かしい行動の果ての結果をねえ!!』

「やめっ・・・ろぉ・・・!!!」

空いた手を、空中にいる調にかざす。

「調ぇ!!」

「逃げてっ!!!」

圧迫する力が強くなる。このままでは、生身である調が押し潰れてしまう。

 

このままでは――――

 

(私は―――ッ!!!)

『フハ、フハハハハハハハハアハハア――――』

 

―――アナザーシンフォギアの頭上に、何かが激突する。

 

『がァ!!?』

一瞬、何が起きたのか分からなかった。突然、目の前にあったアナザーシンフォギアの顔面が、下に落ちたのかと思った。

だが、違う。

翼は見た。

 

アナザーシンフォギアの頭に突き刺さる―――一本のドリルのような剣を―――

 

「――――ドリル・・・クラッシャー・・・?」

そう、呟いた時、

 

スクラップクラッシュッ!!!』

 

「―――もぉういっぱぁぁぁぁあっつ!!!」

 

オレンジ色の閃光が、再びアナザーシンフォギアの頭上に直撃する。

『がぁぁぁああ!?』

今度こそ沈むアナザーシンフォギア。

「あ・・・あ、わぁぁあ!?」

そこで力が消失したのか、瓦礫から解放された調が一気に落下する。

「しら―――」

「調ッ!!」

切歌が呼ぶ前に、アナザーシンフォギアを沈めた張本人が、その名を呼んで飛び上がる。

そして落ちてきた調を抱きとめる。

「ん・・・え・・・」

落下していく最中で、調は、その人物を顔を見た。

 

正確には仮面だ。

質素な素体の上に、半透明の装甲を纏ったかのような仮面。

その体もオレンジ色の装甲に包まれ、全身を武装しているかのようだ。

だが、調は、その半透明の仮面―――虎を模したかのような仮面に、ふと、唐突に、突然に、その人物の名を思い出す。

 

「―――慧・・・くん・・・?」

 

『仮面ライダータスク』―――『涼月慧介』。

彼が、今、ここにいた。

「よっ、元気してたか?」

「あ、ああ・・・慧くん、慧くん!!」

調は、あまりの感情に彼に抱き着く。

「あっ、待って!?今抱き着かれるとバランスがっギャァァアァアァ!!?」

そのまま背中から勢いよく落下。

「あ・・・が・・・受け身取り損ねた・・・・ん?」

ふにゅり、と、覚えのある感触。それに彼は―――タスクは仮面の奥で一気に青ざめる。

「うわぁぁあ!?ごめん!ごめん調!再会してそうそうこういうのって―――」

すぐさま離れようとしたタスクだったが、調はその手を掴むと自ら自分の胸にあてがう。

「ちょっ!?調さ―――」

「もっと触って・・・!」

「ハイ!?」

とんでもない調の発言に、とうとう考える事ができなくなるタスク。

だが、その間にも―――

「一体何が・・・」

「まあ無理もない」

 

スパパパパン

 

なんて気持ちの良い音が聞こえたかと思えば、瞬く間にマリアたちを拘束していた樹木が輪切りにされる。

「俺もさっきまで忘れていた。まさかこんな形で帰ることになろうとはな」

背中の鞘に、その刃を仕舞いこみ、白色の装甲を纏う男の背をマリアは見た。

そして、その男が振り返って、マリアを見る。

「何を呆けている?マリア」

 

『仮面ライダークライム』―――『シン・トルスタヤ』

 

「シン・・・!?」

その姿に、マリアも唐突に思い出す。

自分が、最も愛した男の事を。

「うわぁあ!?」

一方の切歌は盛大にすっころぶ。

「あたた・・・あっ!そうだ!調は!」

『おのれぇ!!』

「げっ」

そこでアナザーシンフォギアが起き上がる。

『何故、お前たちがここに―――』

「知るかそんな事ォ!!」

 

ツゥインブゥレイクッ!!』

 

まさしく顔面にストレートパンチと言った如く、ロボットの一撃がアナザーシンフォギアの顔面を撃ち抜く。

『ギャァァァアア!?』

「突然呼び出されたと思ったら変な所に放り投げられて、いきなりこんなデカブツとやりあえだぁ・・・?」

その巨人を殴り飛ばした男が、切歌の目の前に降り立つ。

「最高じゃねえか、丁度色々と溜め込んでたんだ。お前で発散させろや」

 

『仮面ライダーグリス』―――『猿渡一海』

 

「かし・・・ら・・・」

「ん?おう、切歌じゃねえか。どうした?そんな変な顔して」

グリスが、茫然とした様子の切歌と目線を合わせるように腰を落とす。

「かしら・・・かしらぁ・・・」

「え?何泣いてんだお前?」

思わず泣き喚いてしまう。

「慧介君・・・シンさん・・・一海さん・・・」

その光景に、響は思わず、目の奥が熱くなる。

「まァ、そういうこったァ」

そんな響の隣に、()()()()()()()()()()()が立つ。

「え・・・・」

「よォ響ィ。元気してたかァ?」

その登場に、響は思わずその名を嬉しそうに呼んだ。

「エボルトさん・・・!」

 

『仮面ライダーエボル』―――『エボルト』

 

「どうしてここに?」

「なァんか面白そうなことになってんで来たってわけだ」

愉快そうにエボルが笑う。

 

次々と現れる、仮面ライダーたち。

 

「俺はバカだからさ。こういう時、なんて言えばいいのか分からねえ」

クリスの後ろから、わしゃわしゃと撫で回す手。

「だけど、たぶん一番最初に言わなきゃならねえのがこれなのは分かってる―――ただいま、クリス」

 

『仮面ライダークローズ』―――『万丈龍我』

 

「りゅう・・・が・・・りゅうがぁ・・・!」

「おいおい泣くなって!?いや、そりゃあ忘れてたから仕方ねえけどよぉ・・・難しいことは俺には分かんねえんだよ!?文句言うならここまで手こずった戦兎に言え戦兎に!!」

クローズが指さす先、そこに彼は立っていた。

 

「―――待たせたな、翼」

 

その声を聞くだけで、心がとても、満たされたような気になる。

 

「本当に、待ちくたびれたぞ」

「悪い。ちょっと、今の今まで忘れててさ」

「天才が、聞いて呆れるな」

 

その表情を見るだけで、自分は、間違ってなかったのだと思える。

 

「それはないだろ?ここまで来るには俺の力なくしてはありえなかったんだぞ?」

「本当か?お前は変な所でバカになるからな」

「バカは万丈のことだろ・・・」

「いいや、バカはお前だ。この、大馬鹿ものめ・・・」

見覚えのあるトレンチコート。兎の耳のように飛び出す癖毛、左右色の違う靴。

「どれだけ待ったと思っている・・・どれだけ、心配したと思っている―――」

 

その男の背後に、アナザーシンフォギアの魔の手が文字通り迫る。

 

クラックアップフィニッシュ…ッ!!!』

 

だが、それは突如として噛みついてきた(クロコダイル)によって阻止され、そのまま腕を捻られ倒される。

 

『ぐあぁぁあああ!?』

 

「せっかくの感動の再会だ。水を差すな」

「全ては民衆の為に・・・その命で贖えぇぇえええ!!!」

 

エボルテックアタァックッ!!!』

 

今度は破壊の乱打がアナザーシンフォギアを襲う。

『ぐおぁぁぁぁぁあああ!?な、何がぁぁああ!?』

 

さらに、どこからともなく飛んできた砲撃の前に大きく体を仰け反らされる。

 

「ハッハー!」

「三羽ガラス!」

「惨状!」

「・・・・って、文字が違う文字が違う!惨状じゃなくて参上だよ!?」

 

『ぐっ、おのれ―――ぐぉあ!?』

 

「撃て撃てありったけ撃っちゃえ!」

『少しテンションが高すぎるんじゃないのか?まあ、こういう状況だからこそ、この装備を持ち出せたわけだからな。そんなことより早く』

「あ、そうだった!すぐにマリア姉さんたちの所に行かないと・・・」

 

『こざかしいィ!!!なっ!?ぐああ!?』

 

「ったく、なんで私がマリアの手助けなんてしなくちゃいけないのよ・・・」

「そんなこと言いつつ、助けてあげちゃうんだよね」

「じゃ、ジャックが行くから仕方なくよ!」

『惚気はいい。こっちがサポートしにくい。おい!ゲインツ!そっちはどうなんだ!?』

『今衛星をハッキングしているところだ!全く私は悪の科学者なのであってハッカーじゃないんだぞ!?』

「いいからさっさとやりなさいクソジジイ!ジャックの為に働くのよ!」

 

『ば、バカな・・・何故、こんなにも―――』

 

「それはお前がやってきたことが返ってきた結果だ」

 

高台に、その男は立っていた。

 

『なんだと・・・!?』

「お前が支配するようでは破壊もやむなし・・・と思っていたが、どうやらその心配はなさそうだ。だが、お前の力を見るに、流石にこいつらだけでは手が余りそうだ」

『貴様、何者だァ!?』

「俺か?俺は―――」

 

 

「―――通りすがりの仮面ライダーだ」

 

 

 

 

 

「うん、まあ・・・悪かったよ」

「本当に、悪いと思っているのか?」

「思ってる。マジで思ってる」

「だったら、全部、ここで見せてくれ。お前の言う、最っ高で、天才的な結末を、私に」

「ああ、任せろ」

 

(天才)がコートを靡かせ振り返る。

 

『おのれぇ・・・おのれぇぇええ!!!』

喚き散らすアナザーシンフォギア。そんな怪物を後目に、男は、大胆不敵な笑みを崩さない。

 

「さあ、実験を始めようか」

 

『仮面ライダービルド』――――『桐生戦兎』

 

 

 

今、全ての歯車がここに集結した。




次回!愛和創造シンフォギア・ビルドは!?

ついに集結する、ビルドたち。

「皆、行こう!!」

激突する怪物と戦士たち。

「特別出血大サービスだ!!」

荒ぶる巨人の力を前に、それでも彼らは止まらない。

「決めろっ!」

世界を取り戻す。その為に、

「これで最後だ・・・ッ!!!」


次回『それは一番初めの物語』


「―――好きだ、戦兎」




戦「あ~、やぁっと戻ってこれたぁ・・・」
龍「いや~、休んでる間、結構満喫できたぜ。クリスの料理食えなかったことだけが心残りだけどな」
慧「ゼエ・・・ゼエ・・・あ、危うく調に喰われる所だった・・・」
シ「そんなこと言って。夜の獣と書いて『夜獣』なのはお前の方だろう」
一「みーたーん!待っててー!俺今すぐ帰るから~!!」
内「さて、我々はセレナ嬢依頼の品をすぐにでも作らなければならないのでこれdガッ」
戦「その話詳しく聞かせろ」
幻「やれやれ・・・というわけで、次回を楽しみにしてくれ。では」
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