キングダム 〜俺は俺の為だけに生きるぉ!〜   作:丸の内 幹太郎

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1話 "誕生"

「"城主"様、魏国約三万八千の軍が南嘉(なんか)城を抜けこちらに侵攻中ッ! 」

 

「"将軍"! 」

 

貴皇(きこう)様! 」

 

「五千で出る……」

 

 周りにいた文官達は"五千"で出ることに焦っていたが、馬上した巨躯の武官達は鼻で笑った。

 

「行くぞ」

 

『オオ!!! 』

 

 

 

 中華春秋・戦国時代……──

 

 数多くあった国は滅び、中華は7つの大国が残り日々大地を血で染まっていた。

 この動乱の時代、一つの城で新しい命が生まれた。

 

『オギャャャャャ!! 』

 

「城主様!」

 

「産まれたか! 」

 

「はい! 元気な男子でございます! 」

 

 母と思われる女性の胸で抱かれているのは確実に私だ。それと私の顔を覗き込んできているこの筋肉ムキムキの暑苦しい男はニタニタしてきもいのぉ〜

 そんなに20後半の男がお母様のオツパイをチュパチュパしているのを見て楽しいのか? えぇ?! 

 

 ぬぉぉ! なんでこんな辱めを…………なぜ……どうしてこうなった!? 

 

 

「オンギャャャャャ!! (ぬぉぉおおおおおおお! ) 」

 

 

 考えなくても分かる──私は最近話題の転生者。いやいやいやまず死んだ記憶ねーし、まぁ転生したのは仕方ないッ。

 なぜ死んだから不明だが今を生きるしかない。まずは"状況"を見なくてはッ! 

 

 

「(母は東洋人の顔つきだな……まず西洋系転生はなくなった」

 

 

 しかも着物を着て、部屋の内装的に中国系? か……父親はいかにも武人って感じだけど……ムキムキすぎんか? 

 胸で抱かれた時コンクリートの上で寝てるかと思ったわ。うんマジで……

 

 

「(まぁ、見る感じいい両親だな……)」

 

「失礼致します」

 

 

 部屋に女侍従が焦ったまま入ってきた。

 

 

「何用だ! 」

 

貴皇(きこう)様誕生のお祝いに"王騎(おうき)"様がお越しになられています」

 

 

 あ、"貴皇(きこう)"は名前ね

 

 

「なんと! "王騎(おうき)"殿が来られたか!? はよ迎えねばッ」

 

 

 父が表情が俺以外見て変わるの初めて見たな、"王騎"って────ん? 

 

 待て

 

 まさか、あの"王騎"か──ー!?!? 中華最強の"六大将軍"の! 

 

 

 いやまだその可能性は────

 

 

「ンフフッ、失礼しますよ(はな)殿」

 

「お久しぶりです王騎様」

 

 

 !?!!??!? 

 

 

 ちょっと待てなんで俺の()()()()()()()()()がいるんだよ! 

 

 

 

「あらっき貴皇(きこう)たら顔が真っ青に! 」

 

「ハッハハ、王騎殿の顔が恐ろしゅうて仕方ないらしいな! 」

 

「ンフフ、そこまで笑わなくても……」

 

 

『び── (な──)』

 

 

「「「び? 」」」

 

 

『びぇええええええ!! (なんじゃこりゃ──ー!!) 』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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