Take me to・・・   作:ENDLICHERI

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来週のバンドリ3期、温泉だよ!あのさ友希那が──だったり、リサとレイヤが──してたり、おたえが──してるんだよ!・・・・・・まだなんも内容は言ってねぇぞ?







第97話 ふわふわ時間

 

 

 今日も今日とて、1日フリーな日。だけど、今日は事務所に来ている。理由は・・・・・・、

 

「・・・・・・この部分、ウィズってどういう感じで歌ってる?」

 

曲のレコーディングに来ている。本来は今日じゃなかったけど、一昨日ウィズが『歌詞出来たー!』って言ったのがきっかけだった。

 そして、昨日からレコーディングに入っている。

 

「──って感じで歌ってるよ。」

「ふ~ん。・・・・・・もう一回いい?」

 

なかなか思い通りにいかずに、何度か取り直している。

 

「映司君、そろそろお昼だけどどうする?」

「・・・・・・もう一回歌ってからで。」

「はいね。行くよ?」

「お願いします。」

 

これが、普段のレコーディング。・・・・・・でも、普段と違うのが1つある。

 

「こうやってレコーディングしてるんだ~!」

「わたしたちは・・・・・・レコーディング、しないからね・・・・・・。」

「それにしても、映司って意外とストイックだよね~?」

「それだけ、音楽にかける想いが強いのよ。」

「確かに、()()()()()()に負けてないかも?」

「なぜこっちを見るんですか?」

 

そう、何故かRoseliaがいる・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、休憩にしよっか?」

「そうですね。」

「・・・・・・あ、Roseliaのみんなはお昼ご飯持ってきてる?」

「え?・・・・・・あぁ!忘れました・・・。」

「実は、アタシも・・・。」

 

どうやら、皆午後からここに来る予定だったらしく、昼食を持ってきてないんだと。

 

「じゃあ仕方ない。映司君!」

 

なんで勢いよく言うのさ。

 

「Roseliaを食堂に連れていって。」ニヤニヤ

 

何を企んでるんだ?

 

「・・・・・・はぁ・・・。じゃ、行くよー。」

「はーい!」

 

ってな訳で、向かったのは事務所の食堂。

 

「私たち、ここに来ても大丈夫なんでしょうか?」

「まぁいいんじゃない?ここ、ちゃんとする時はちゃんとするけど、緩い時は酷いくらい緩いから。」

 

社長がそんなんだから、そうなったんだけどね。

 

「じゃあ、あこはこの定食にしよーっと!」

「じゃあ、アタシはこれ♪」

 

それぞれ食べたいものを頼んで、空いてる席に座った。

 

「そういえば、日菜から聞きましたけど・・・・・・RAISE A SUILENと対バンライブをしたんですか?」

「そうですよ。」

「そうなのね。・・・・・・何か言われたの?」

「うん?・・・・・・いや、特に何も。」

「え、そうなの?」

「うん。でも、基本ボーカルのレイヤ?レイ?と話してたんだけどね。」

「そうなのね・・・・・・。」

 

何かあったのか?・・・・・・そういや、あっちから『Roselia』のワードが出てたな。

 

「とりあえず、僕に被害がなければ勝手にしてくれ。」

「ホント、映司って勝手だよね~?」

「そうね。ONとOFFの差が激しいわね。」

「OFFの時の緩さは異常ですけど。」

「異常で結構ー。」(棒)

「感情が・・・・・・込もってませんよ・・・・・・?」

 

元から感情はない方でーす。

 

「・・・・・・そういえば、ここに来た理由は?」

「ウィズから『あの時の曲が出来たよ!』って言われて──」

「レコーディング風景を見せてくれるかしらって言ったらこうなったの。」

 

ほんと、ここは緩いな・・・・・・。

 

「でも、映司って音楽のこととなるとストイックだよね~。誰かさんたちみたいに?」

「だから、なぜ私たちを見るんですか?」

 

あんたたちがストイックだからだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あれ?ウィズが名前しか出てない。・・・・・・まぁ、いいか。

タイトルは・・・・・・なんか、所々ふわふわしてるから。

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