Take me to・・・ 作:ENDLICHERI
ってことで、誕生日回でーす。
今日は3月20日。・・・・・・氷川姉妹の誕生日なんだと。双子だから、誕生日が同じなのは察するけど、またなんで年度末なんだよ?
「それより映司。」
「何?」
「もう出番なの?」
「作者の頭の中では、『燐子小説で出すか、Take me to・・・で出すか』で、結構格闘したらしいよ?」
「へぇ~。・・・・・・ちなみに、どれくらい?」
「ざっと3分以内。」
「うわ~、ウルトラマンぐらいで決めたんだ~!」
現在、作者のテンションを正常に戻してますので、
しばらくお待ちください。
「で、CiRCLEでまとめて祝うから来いと?」
「だ、そうだ。」
「へぇー。アタシ、プレゼントとか一切用意してないよ?」
バカに同じく──じゃない、姉に同じく。・・・・・・『姉』って言うのもおかしいか、今は。
「・・・・・・あ、リサさんからだ。」
「何々~?」
顔が近いな・・・。ドキドキはしないけど。
「えっと・・・・・・『誕生日会は18時からだよ~☆』だって。」
「・・・・・・このタイミングでメールを寄越すって、エスパー?」
「じゃなかったら、こんな事しないだろ?」
「ですよね~。・・・・・・買いに行く?」
「・・・・・・行くか。」
葛城姉弟からのプレゼントってことで、昼前からプレゼント探しをし始めることとなった。
「慌てないの。でも、なんでここに?」
あ!来たみたいだ。
誕生日パーティーするために決まってるじゃん!」
・・・・・・もうバレてるから、解散する?
あ、ドアが開いた。よし・・・!
「おっ邪魔しま~す♪」
『紗夜(さん)!日菜(さん・ちゃん)!お誕生日おめでとう!!』
僕たちはクラッカーを鳴らすと同時に、誕生日によく言うあの言葉でお祝いした。
「ありがとー!」
「ありがとうございます・・・!」
ちなみに、ここにはパスパレとRoselia、葛城姉弟だけだ。・・・・・・CiRCLEのスタジオを借りて。
「さぁさぁお2人さん、どうぞこちらへ~!」
「なんでしょう・・・・・・か?」
「おっきい~!」
「アタシがいつも頼むケーキ屋さんに頼んで、誕生日ケーキをご用意させていただきました~!」
「大きすぎませんか・・・?」
「あ、アタシもそう思ったんだよ?」
さらっとウィズはケーキを頼んでいたらしい。僕だけが知らなかったんだよ・・・・・・。
「それじゃあみんな、ロウソクに火を付けて~。」
「これ、何本あるのかしら?」
「えっとね、紗夜さんが18歳の日菜さんが18歳だから・・・・・・36本!」
「多すぎだよ~!」
「文句言わずに、火を付けるッスよ。」
なかなかシュールな状況。双子を置いて、他全員で蝋燭に火を付けるシーンは。
「ちょっと待って。これ、何?」
「え?何かしら?」
「えっと・・・・・・あっ、そういう事か!」ボスッ
「え!?ちょっと、ウィズさん!?」
普段あり得ない、ケーキから『ボスッ』って音がしたんだけど?
「ゴメンゴメン、このロウソクを含めて各18本だった。」
「凄い『双子』感漂う蝋燭だけど、凄い音したよ?」
「はい、じゃあ火を消して!」
そこそこ大きいケーキだから多分良いんだろうけど、36本も蝋燭立てると、煙が・・・。
「行くよ、おねーちゃん!」
「仕方ないわね・・・。」
「せーの!ふぅ~!」
「ふぅ~!」
「おめでと~!」
「おめでとう・・・・・・ございます・・・・・・。」
「おめでとうございます、ヒナさん!!」
煙が・・・!
「すごい、なんかお香みたいに・・・・・・。」
「36本って多いね~。」
この後、みんなでケーキを(頑張って)食べて、プレゼントも渡して、誕生日パーティーは終わった。・・・・・・まりなさんの顔が深刻そうだったのは、言うまでもないが、気にしない。
本編書いた時間は、30分くらいかな~?・・・・・・確か、30分だったはず。
ライブハウスのスタジオって、言ったことないけど飲食禁止だよね?