Take me to・・・ 作:ENDLICHERI
あれから数年が経ち、
「こら~、そろそろ起きなよ~?」
「・・・ん、朝か・・・・・・。」
僕は今年から高校2年生となった。
「
「今着替えてるから入ってくんなよ。」
「もう~、釣れないな~。」
僕は着替え終えて、リビングに向かう。
「おはよ!映司、良く寝れた?」
「ウィズは俺の母親かよ?・・・・・・良く寝れたけど。」
「そっか~!お姉ちゃんが添い寝してても無視するほどに眠れていたのか~!」
「さらっと言うんだな。ウィズの部屋あるだろ。」
「そりゃもちろんあるけど、大好きな弟と寝るのはダメなの?」
「うん、姉弟でそれはダメだよ。」
「でも、アタシたち姉弟でも「分かった分かった。はいもう飯食うよ。」・・・・・・お姉ちゃん複雑。」
あんたの心境なんか知らん。それと、添い寝してて、時間になっても起きないから朝支度を始めたワケか。
僕は朝食を食べ終え、身支度をする。今日から新学期が始まる。・・・・・・だからといって学年が1つ上がるだけだから特に気を引き締めることはない。
「映司、ちゃんと髪型決めなよ。
「っ!?・・・・・・それは言わないでくれよ。しかも、急に言われるとさ・・・。」
「あ!ごめん・・・・・・。でも、映司が心配だから・・・。」
「ハァ・・・、まぁいいよ。」
「っ!それじゃあ・・・!!」
「ただし!自分で出来るから。」
「ブーブー!」
文句言いつつ出てくんだな。・・・・・・よし、髪型も上手く出来た。流石に10年くらいこの髪型にしてたら慣れるよな。
「お待たせ。」
「ううん、大丈夫だよ。おかげで弁当も作り終えたから。」
「どうも。」
「それじゃあ、アタシも準備してくるから、先に出掛けないでよ!!」
「はいはい・・・。」
・・・・・・10年くらい前からウィズの態度は変わらないけど、僕以外の人への対応は変わってるだろう。
僕に至っては性格すら変わっている。自分でも随分大人しくなったと思う。
「おっ待たせ~!!どお~、似合ってる?」
「うん、いつも通り似合ってる。」
「わー、相変わらずの棒読み嬉しいわー。」
「じゃ、行くぞ。」
僕たちは家を出て、それぞれの学校に行く・・・・・・予定。
「あ、映司!鍵持った?」
「うん、持ったよ。先に下に行くね。」
「は~い!」
僕たちは今、マンションの3階の部屋で生活している。・・・・・・なんとなく察すると思うけど、姉のウィズと一緒に。
「お待たせ~。それじゃ、花咲川までよろしく~!」
「はいね。」
僕は自転車に乗り、ウィズを後ろに乗せて登校する。
「・・・・・・そろそろ交通費を請求「ダメ。」・・・・・・ハァ・・・。」
いかがでしたか?タイトルの意味は『百万の姉弟の秘密』です。・・・・・・アタシとしては、『いくつもの秘密を抱えた姉弟』にしたかったんですけど、今回のタイトルの設定上、出来なかったです・・・。
気を取り直して、この作品は今まで書いた作品とは別の書き方で書いております。アタシの今まで書いた作品を見ていただいた方は分かると思いますが、セリフの最初にキャラの名前の1文字目が無いんです。・・・・・・これが好評ならこれから書く新しい作品にも影響します。
次回からはちゃんとバンドリキャラを出す・・・・・・はずです!
あ、それと。今回の姉弟も仮面ライダーの名前を参考にしました。・・・・・・弟の方だけ。見ての通り、『オーズ』からです。『ウィズ』はアタシがハマっている『黒ウィズ』のキャラから取りました。・・・・・・どうせ『ウィズ』ってキャラいっぱいいるから良いんちゃうん?
では、また次回!