Take me to・・・ 作:ENDLICHERI
副店長の差し金で『硝子の少年』歌わされるし。
そんなことは置いといて、本編どうぞー。
夏休み終了まであと数日。そんな中、僕たちのバイト先のCiRCLEは何故か大忙し・・・・・・っぽい雰囲気を醸し出してた。
「あ!映司君、ウィズちゃん、手伝って!」
「・・・・・・一応聞きます。何を手伝えばいいのですか?」
前回、凄く行きたくなかったPoppin'Partyのライブの準備を無理やり手伝わされ、気分は下がっていた。
「元から高くないくせに。」
「うるさい。」
僕の心の声を読まないでほしいよ・・・。
「えっとね、Roseliaのセットの準備だよ!」
「Roseliaの?」
あのクールの感じのバンドか。・・・・・・メンバーの一部を除いて。
「・・・・・・分かりました。で、何を手伝えばいいんですか?」
「助かるよ~!それじゃあ、ドラムセット持ってきて!」
とりあえず作業に取り掛かる。
「ねぇ映司。」
「うん?」
「大丈夫だと思う?」
「何が?」
「いくらRoseliaでも、さっき巨大な黒布持っていってる人がいたんだけど・・・?」
「・・・・・・ま、一応ここで働いてるんだ。愚痴なら後でまりなさんに言ってやろう。」
「・・・・・・そだねー。」
給料を貰っている以上、働かなければいけない。だから、嫌な予感がしつつもRoseliaのセットを作る。
そして・・・・・・、
「2人共ありがとー!」
「「・・・・・・・・・・・・。」」
「ん?どうしたの?」
僕たちは絶句してしまった。手伝ったセットがなんかおかしいほどに大きかったことに。
「なぁまりなさん。今日ここに小林○子でも来るの?」
「こらこら。映司、小林幸○なんて言っても字幕だと隠されるから無駄だよ。」
「2人共、答えが出てるよ~。」
・・・・・・とにかく!
「こんなセット、誰が使うんですか?」
「Roseliaだよ。」
「・・・は?」
「Roseliaって、クール系じゃなかったの・・・・・・?」
全くだよ・・・・・・。この前のあの銀髪がこんなセットを考えた、とか言わないだろうな・・・?
「このセットの提案書を持ってきたのは友希那ちゃんだよ~。」
「ん?友希那って?」
「あ、そっか。名前知らないんだ。友希那ちゃんは、銀髪の子だよ。」
あいつか・・・。
「こんにちは。」
「うん?・・・・・・あ、映司。噂をすれば、だね。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「おお~!結構イケてんじゃん~!」
「ライブが楽しみだね!りんりん?」
「うん・・・・・・。(蒼空君も、ビックリするかな・・・・・・?)」
こんなセットで演奏してたら、きっとファン減るだろうな・・・・・・。
「映司、どうする?」
「どうする?って決まってるでしょ。適当な理由付けて早退する。」
こうして、僕たちは片付けをせずに今日のバイトを終えた。
いかがでしたか?今回のタイトルの意味は『躊躇った』ですが、まぁ、躊躇いがね・・・・・・酷そうよね。それはそうと、夏休み内のネタはこれでお終いです。
そして、タグ欄にはバンド名は書かずに深く関わらせるメンバー名書きますね。色々事情があるのよ~。
それと、薫とはぐみの票の数www。なんか、凄いなぁ~。ある意味。
では、また次回。
姉弟と深く関わってほしいのは誰?(第27話投稿日の23時59分まで)
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弦巻こころ
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瀬田薫
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北沢はぐみ
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松原花音
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奥沢美咲