Take me to・・・ 作:ENDLICHERI
・・・・・・なんだろう。アタシ、確か・・・・・・そうだ。あの女に蹴られて・・・・・・で、どうなったんだろう?
目が開かない。・・・・・・映司、どうなったんだろう?そうだ!映司を早く手当てしないと!
「んっ・・・・・・。」
「あ、起きましたね。大丈夫ですか?ウィズさん。」
・・・・・・なんで目を開けたら映司じゃなくて氷川紗夜がいる訳?
「・・・・・・なんでいんの?」
「あなたが病院に運ばれたと聞いてきたんですよ。3日も寝てたんですから。」
3日も病院で寝てたんだ。・・・・・・ん?病院?3日寝てた?・・・・・・病院は、なんとなく分かった。
「・・・・・・え!?アタシ3日も寝てたの!?」
「え!?・・・・・・は、はい・・・、そうですけど・・・。」
マジか~!?・・・・・・なんで3日も寝てたの?
「気絶してたところを運ばれてきたんですよ。」
「気絶。・・・・・・そうだ!映司は!?」
「え、映司さん・・・ですが・・・・・・。」
全部思い出したけど、映司に何かあったの?
「・・・・・・映司さんの事、あまり驚かないで聞いて・・・・・・見ていただけますか?」
「ん?・・・・・・はい。」
紗夜さんがアタシのベッド横の椅子から立ち、アタシの奥のベッドのカーテンを開ける。
「・・・・・・え、映司・・・?」
「はい・・・、あなたの弟の、葛城映司さんです。」
そこには映司が呼吸器を付けて、点滴をされている状態で眠っていた。
「ど、どういう事・・・?」
「落ち着いて、聞いてくださいね。・・・・・・私も聞いた話ですが。」
紗夜さんが、アタシが気絶した後の話をしてきた。
「この話は、花咲川女子学園の校長の話ですが・・・・・・あなたが気絶した後、校長先生が今回の件の首謀者を捕らえ、警察に差し出しました。」
「え!?校長が助けてくれたの!?」
確かに、アタシが気絶する時に何か言っていたけど・・・・・・、
「・・・・・・なんで校長が?」
「それは私にも分かりません。・・・・・・話の続きをしますね。校長先生が首謀者を警察に差し出した後、あなたたちを救急車でこの病院に搬送しました。ウィズさんは左腕の骨折、他の怪我の場所は打撲という結果でした。」
・・・・・・だから左腕が固定されている訳だ。『他の怪我の場所』って言うと・・・・・・右腕と腹部、左足でしょうね・・・。
「・・・・・・じゃあ、映司は?」
「・・・・・・彼はかなり出血をしていて、他の部分のダメージもあったので手術をしました。」
え!?手術したの!?・・・・・・刺されたからそりゃそうか・・・。
「それで、映司は大丈夫なの?」
「はい、一命は取り留めました。ですが、まだ意識が回復しない状態ですので、あまり油断は出来ない状態だそうです。」
「・・・・・・そう・・・。」
とりあえず、命は取り留めたんだ。そこは良しとしよう。
\コンコンコン/
「どうぞ。」
なんでアナタが言うの?
「紗夜~、起きた~?あ、ウィズさん起きたんだ。」
「・・・・・・あ、Roseliaのギャル。」
「アハハ・・・、ちょっと失礼な覚え方じゃない?」
「今井さん、あなた朝倉さんにもそう思われてたでしょ?」
朝倉って・・・・・・蒼空さんのことか。あの人にも『ギャル』って思われてたんだ。
「あ、お客さん来てるから入れていい?」
「構いませんが。」
だから、なんでアナタが答えるのさ?
「こんにちは、葛城さん。」
「校長先生!?」
「・・・・・・・・・・・・。」
「2人共、ちょっと彼女と2人で話させてくれる?」
「?・・・・・・構いませんが。」
あの・・・、『2人で』って言ったけど奥に映司がいるよ?
「・・・・・・さて、ちょっとお話をしましょうか?」
「・・・・・・そうですね。なんでアタシたちの場所が分かったんですか?それと、なんでアタシたちを助けたんですか?」
「う~ん、桐生錘さんに頼んで場所を見つけた。でも、助けた理由は・・・・・・、」
・・・・・・ん?なんで映司の方を見るの?
「彼が起きてからでも良いかしら?」
「・・・・・・まぁ、いいですけど。」
それと、看護師さんからアタシたちの状態の説明を受けて、しばらくの間映司と同じ病室で過ごすことを知った。
いかがでしたか?
今回のタイトルは知っての通り、映司がその状態だからです。
それと、ちょっと花咲川の校長と絡ませていきますよ!
では、また次回!