Take me to・・・ 作:ENDLICHERI
前回、ウィズが『体が弱いのに・・・・・・』って部分、本編には出す予定のないキャラの仕業で治っています。ヒントは『蒼空』です。分かる人には分かります。
最後にどうでもいい事。
コラボの燐子、ゲットーーー!!
僕が目を覚まして2日後、ウィズが病室に来た。・・・・・・色々検査があって、ウィズは必然的に来れない状況となっていたからだ。
「ギプス、取れたんだな。」
「うん、まだ過度な運動は出来ないけど。」
「傷痕は無いか?」
「うん、綺麗に無くなってるよ。・・・・・・見たい?」
「消えてるならいいよ。それに、若干色っぽく言うな、気持ち悪い。」
「ヒドイ!?」
・・・・・・正直に言うと、傷痕が無いか確かめたいが、犯罪に発展するかもしれないから止めた。・・・・・・僕がやられると思って。
「映司は立てるの?」
「歩けるけど、思ったより足の傷が痛んでなかなか・・・・・・。部屋の中ならなんとかなるけど、部屋の外には松葉杖か車イスを使ってる。」
「そう・・・なんだ・・・・・・。」
ウィズのことだから、一緒に外に出たかったのだろう。
「・・・・・・映司、ちょっと外に出ない?」
「・・・・・・聞いてた?僕は部屋の外に出る時は松葉杖か車イスでって「だから!」・・・・・・ん?」
「アタシが車イスを押すから。」
「・・・・・・でも、腕は・・・?」
「そこは大丈夫!先生にも相談してOK貰ってるから!」
用意周到だな・・・。
こうして、僕はウィズに車イスを押してもらいながら病院の中庭に来ていた。
「綺麗だね~。」
「あぁ。・・・・・・ウィズ、大丈夫か?」
「もう、映司は自分の心配をしてなさいって!」
しばらく歩いて、屋根にベンチがあるちょっとした休憩スペースに着いた。
「ちょっとここでのんびりしよ?」
「うん。」
でも、珍しくウィズが静かだった。
「・・・・・・ねぇ、映司。歌わない?」
「それが目的でここに来たのか?」
「うん・・・。なんか、『生きる』をテーマに書いた歌詞が何個かあって、そのうちの1つを完成手前まで作ったの。」
「・・・・・・『完成手前』ってことは?」
「アタシたちが歌って完成。」
「・・・・・・分かった。本調子じゃないけど我慢してくれ。」
「ありがと。」
まるでこうなる事を想定してたかのように、楽譜を渡してきた。
「映司は◆、アタシは●ね。「「」」は2人、それと、マークが無くて『』だけならコーラスね。」
「分かった。」
「それじゃ、流すよ。」
スマホを操作し、メロディーが流れる。タイトルは『WELCOME』。
Welcome to the wonderful world』
つないでくれたすべての人へと
感謝しているんだ」
歌詞を書いてる時は普通だったけど、こうして歌となると1人では歌えないなと思える曲だと思う。1つ言い終わる寸前に次が入るからね。
ここからはサビだ。気合を引き締めないと。
君にはどう見えるだろう?
愛しきれないくらい
あふれてる 夢に 気づいて」」
胸を張って「ようこそ」と言えるように
さあ、ぼくらは今日を生きるよ」
思った以上にサビからCメロの間が早かったよ。・・・・・・なんとか歌い続けてるけど。
ここからはしばらくウィズのパートだ。今のうちに息を整えておこう。
美しいだけじゃない
だけど君が望めば
なんでも起こる世界だ」
相変わらず、綺麗な歌声だこと。
君にはどう見えるだろう?
隠しきれない 笑顔
こぼれる未来へ つながれ」」
最後はCメロの途中を唄うだけだ。
「・・・・・・ふぅ、イイ感じじゃない?」
「さぁ、どうだろうね?・・・・・・サビからCメロまでの間無かったよね?」
「あぁ~。なんか書いてたら、そうなっちゃった。」テヘッ
世間でいう『てへぺろ』をするな、気持ち悪い。
「とにかく!後はこっちで編集するよ。」
「うん、よろしくね。」
「・・・・・・そろそろ戻ろっか?」
僕はウィズの言葉で、病室に戻ることにした。
前みたいに歌ったせいか、少し傷口が痛んだのは、言うまでもない。
いかがでしたか?今回は作中の曲のタイトルをタイトルにしました。
初挑戦の歌詞の書き方でした。◆とか●なら、カラオケ感覚で読んでくれるかな~?って思いまして・・・・・・。
では、また次回!