Take me to・・・ 作:ENDLICHERI
学校もバイトも休みなこの日、僕は紗夜さんの付き添いとして外出してるけど、
「・・・・・・・・・・・・。」
待ち合わせ場所に来ない
「お待たせしました・・・!」
「それほど待ってないけど、・・・・・・そんなに急いだの?」
「ま、まぁ・・・・・・待ち合わせしたので・・・。」(言えない、映司君と早く会って色んな所に行きたいだなんて・・・!)
何を考えているかは知らないけど、まぁいいや。
「とりあえず行こうか?」
「はい。」
なんとなく、紗夜さんが楽しそうに見えるのは僕だけだろうか?
いや~、紗夜に言われてそれらしいコーディネートをしたけど、
「紗夜さん、嬉しそうですね~!」
「嬉しそうだけど、ちょ~っと心配なんだよね~。」
「だからって私たちまで呼ぶなんて・・・。こういうのは、リサだけで行きなさいよ。」
「友希那さん・・・・・・その割には、服装が・・・・・・。」
「何かしら?」
なんか可愛げに言ったけど、そこそこの変装してるのはなんでかな~?
「なるほど~!あれが葛城映司君か~。・・・・・・確か、蒼空が通っていた孤児院にいたって言う・・・。」
これ言っていい?・・・・・・良いの?・・・・・・オッケー。今喋ったのは、『ENDRECHERI』のキーボード担当の『鳥羽紫音』。もうすぐRoseliaとENDRECHERIの合同ライブがあるってだけじゃないけど、アタシたち仲良いんだよね~!
「あれ?この前会ってなかったんですか?」
「・・・・・・会ってたね。でも、アタシはそのままスタジオ入っちゃったから、あんまり覚えてないんだ。」
「そんな紫音様、お2人の関係はどう感じますか?」
あこ~、そんなに質問しちゃって・・・。
「う~ん、映司君の方は友達だろうけど、紗夜ちゃんの方は・・・・・・アレね!」
「やっぱり~?アタシも思ってたんだ。紗夜がね、『映司さんと少し買い物に行くのですが、どのような服が良いのか分からなくて・・・・・・。』って顔を赤らめて言ってきたから・・・・・・アレだね!」
「・・・・・・燐子、私、2人の言っている『アレ』が分からないのだけど。」
「りんりーん、あこも分からないんだけど。」
「失礼ですが・・・・・・友希那さんたちは、
「「・・・?」」
・・・・・・あれ?友希那とあこ、分からないの?散々燐子と蒼空を見てきたのに?
「それにしても、映司君って・・・・・・中々イイ感じの人だね?」
「それじゃ、みんなで尾行だー!」
「おー!」
「仕方ないわね・・・。」
(氷川さん・・・・・・こんな気持ちで、見ていたのでしょうか・・・・・・?皆さんを見ていると・・・・・・凄く、色々不安になります・・・・・・。)
「まずは、どこに行くんですか?」
「そうですね・・・・・・、まずはショッピングモールに行きませんか?そこに行ってから、詳しく決めましょうか?」
「・・・・・・ほぼ、ノープランだったんですね。」
「し、仕方ないじゃないですか!?」
開き直らないの。
「その・・・、異性と出かけるのは初めてですし・・・・・・。」
「・・・・・・分かりました。僕もこういうのは初めてなので、その時その時で行きましょうか?」
「・・・・・・はい。」
てっきり、音楽系の店ばっかりかと思ってたけど・・・・・・思ったよりラフな感じなのかな?
「・・・・・・あの!」
「はい?」
「その・・・・・・敬語を止めていただけませんか?」
「え?」
「私たち、友達ですし・・・・・・今は
あれ?さらっと1つ要求を増やしてるんだけど?
「・・・・・・分かった。」
「・・・!」
「それじゃあ行こっか?
「・・・・・・・・・・・・。」///
「・・・・・・ん?紗夜?」
「な、なんでもありません!行きましょう!」
(なんでしょう、顔が熱い・・・。)
・・・・・・紗夜さんの方は、敬語は消えそうにないね。
「お~!思いきって行ったね~!」
「それにしても、映司君もなかなかの策士かもしれないね~!お姉さんの中でも、ポイントが上がったよ~!」
「・・・・・・燐子、しばらく通訳をお願いできるかしら?」
わたし、この中にいて大丈夫なのでしょうか?・・・・・・蒼空君、助けてー!
いかがでしたか?
今回のタイトルの意味は分かるでしょ?紗夜さんの心の事と思ってください。
では、また次回!