Take me to・・・   作:ENDLICHERI

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第56話 Pure Soul

 学校もバイトも休みなこの日、僕は紗夜さんの付き添いとして外出してるけど、

 

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

 

待ち合わせ場所に来ない提案者(紗夜さん)

 

 

「お待たせしました・・・!」

「それほど待ってないけど、・・・・・・そんなに急いだの?」

「ま、まぁ・・・・・・待ち合わせしたので・・・。」(言えない、映司君と早く会って色んな所に行きたいだなんて・・・!)

 

 

何を考えているかは知らないけど、まぁいいや。

 

 

「とりあえず行こうか?」

「はい。」

 

 

なんとなく、紗夜さんが楽しそうに見えるのは僕だけだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いや~、紗夜に言われてそれらしいコーディネートをしたけど、

 

 

「紗夜さん、嬉しそうですね~!」

「嬉しそうだけど、ちょ~っと心配なんだよね~。」

「だからって私たちまで呼ぶなんて・・・。こういうのは、リサだけで行きなさいよ。」

「友希那さん・・・・・・その割には、服装が・・・・・・。」

「何かしら?」

 

 

なんか可愛げに言ったけど、そこそこの変装してるのはなんでかな~?

 

 

「なるほど~!あれが葛城映司君か~。・・・・・・確か、蒼空が通っていた孤児院にいたって言う・・・。」

 

 

これ言っていい?・・・・・・良いの?・・・・・・オッケー。今喋ったのは、『ENDRECHERI』のキーボード担当の『鳥羽紫音』。もうすぐRoseliaとENDRECHERIの合同ライブがあるってだけじゃないけど、アタシたち仲良いんだよね~!

 

 

「あれ?この前会ってなかったんですか?」

「・・・・・・会ってたね。でも、アタシはそのままスタジオ入っちゃったから、あんまり覚えてないんだ。」

「そんな紫音様、お2人の関係はどう感じますか?」

 

 

あこ~、そんなに質問しちゃって・・・。

 

 

「う~ん、映司君の方は友達だろうけど、紗夜ちゃんの方は・・・・・・アレね!」

「やっぱり~?アタシも思ってたんだ。紗夜がね、『映司さんと少し買い物に行くのですが、どのような服が良いのか分からなくて・・・・・・。』って顔を赤らめて言ってきたから・・・・・・アレだね!」

 

「・・・・・・燐子、私、2人の言っている『アレ』が分からないのだけど。」

「りんりーん、あこも分からないんだけど。」

「失礼ですが・・・・・・友希那さんたちは、()()()()()を見ているのに・・・・・・分からないのですか・・・・・・?」

「「・・・?」」

 

 

・・・・・・あれ?友希那とあこ、分からないの?散々燐子と蒼空を見てきたのに?

 

 

「それにしても、映司君って・・・・・・中々イイ感じの人だね?」

「それじゃ、みんなで尾行だー!」

「おー!」

「仕方ないわね・・・。」

(氷川さん・・・・・・こんな気持ちで、見ていたのでしょうか・・・・・・?皆さんを見ていると・・・・・・凄く、色々不安になります・・・・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まずは、どこに行くんですか?」

「そうですね・・・・・・、まずはショッピングモールに行きませんか?そこに行ってから、詳しく決めましょうか?」

「・・・・・・ほぼ、ノープランだったんですね。」

「し、仕方ないじゃないですか!?」

 

 

開き直らないの。

 

 

「その・・・、異性と出かけるのは初めてですし・・・・・・。」

「・・・・・・分かりました。僕もこういうのは初めてなので、その時その時で行きましょうか?」

「・・・・・・はい。」

 

 

てっきり、音楽系の店ばっかりかと思ってたけど・・・・・・思ったよりラフな感じなのかな?

 

 

「・・・・・・あの!」

「はい?」

「その・・・・・・敬語を止めていただけませんか?」

「え?」

「私たち、友達ですし・・・・・・今は()()()()()()()()ではありません。だから、敬語と、『さん』呼びも止めていただけませんか?」

 

 

あれ?さらっと1つ要求を増やしてるんだけど?

 

 

「・・・・・・分かった。」

「・・・!」

「それじゃあ行こっか?()()。」

「・・・・・・・・・・・・。」///

「・・・・・・ん?紗夜?」

「な、なんでもありません!行きましょう!」

(なんでしょう、顔が熱い・・・。)

 

 

・・・・・・紗夜さんの方は、敬語は消えそうにないね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お~!思いきって行ったね~!」

「それにしても、映司君もなかなかの策士かもしれないね~!お姉さんの中でも、ポイントが上がったよ~!」

 

「・・・・・・燐子、しばらく通訳をお願いできるかしら?」

 

 

わたし、この中にいて大丈夫なのでしょうか?・・・・・・蒼空君、助けてー!

 

 

 

 

 




いかがでしたか?
今回のタイトルの意味は分かるでしょ?紗夜さんの心の事と思ってください。


では、また次回!
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